JPH02168128A - 空気調和機用赤外線検出装置 - Google Patents

空気調和機用赤外線検出装置

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JPH02168128A
JPH02168128A JP63323925A JP32392588A JPH02168128A JP H02168128 A JPH02168128 A JP H02168128A JP 63323925 A JP63323925 A JP 63323925A JP 32392588 A JP32392588 A JP 32392588A JP H02168128 A JPH02168128 A JP H02168128A
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infrared rays
light
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Yuji Yoneda
米田 裕二
Yukio Hara
原 幸男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、空調室内の温度分布や人の位置の検出結果
に基づいて、空気調和機からの吹出風の風向制御を行っ
て空調快適性の向上を図る際等に、上記の温度分布や人
の位置の検出のために用いられる空気調和機用赤外線検
出装置に関するものである。
(従来の技術) 上記のような空気調和機用赤外線検出装置を備えた空気
調和機の従来例として、例えば特開昭61−19523
2号公報記載の装置を挙げることができる。
その空気調和機においては、壁面に据付られた室内機か
らの前後、また左右方向に室内を複数の領域に区画し、
各領域にそれぞれ対応させて複数の赤外線センサを上記
室内機内に設けている。そして各領域から到来する赤外
線によって、各領域毎の床面等の温度を測定し、この測
定結果を基に上記室内機からの吹出風の吹出方向を制御
して室内の温度分布を均一にするようになされている。
(発明が解決しようとする課題) ところで上記のような温度測定に用いる赤外線センサは
比較的高価な部品であり、上記従来装置では、室内の区
画領域にそれぞれ対応させて赤外線センサを複数設ける
構成であるために、製作費が高くなるという問題がある
。一方、人体より放射される体温相当の赤外線を赤外線
センサで検出することにより、室内の人の位置を検出し
、これによって、人を中心に吹出風の吹出方向を制御す
るように構成することで、さらに空調快適性の向上を図
ることができる。しかしながらこのために、上記と同様
に室内の区画領域にそれぞれ対応させて複数の大検出用
赤外線センサを別途設ける場合にはさらに製作費が高く
なる。
この発明は上記に鑑みなされたものであって、その目的
は、室内の温度分布の測定と人の位置の検出とをより安
価な構成でなし得ると共に、さらに室内全体に渡る温度
及び人の検出操作をより短時間でなし得る空気調和機用
赤外線検出装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) そこでこの発明の第1請求項記載の空気調和機用赤外線
検出装置は、空調室内における床面等の赤外線放射物の
温度を検出するための第1赤外線センサ4と、人体から
放射される体温相当の赤外線に感応する第2赤外線セン
サ5とを各1個設けると共に、複数の領域A−Fに区画
される空調室内の上記各領域A−Fに対応する複数の偏
光部7a〜7f、 8a〜8fをそれぞれ有する第11
第2集光手段7.8を設けて、空調室内からの赤外線が
上記各領域A−F毎に、上記第1集光手段7の対応する
偏光部78〜7fを介して上記第1赤外線センサ4に、
また上記第2集光手段8の対応する偏光部88〜8fを
介して上記第2赤外線センサ5にそれぞれ集光すべく構
成し、さらにト記第l.第2赤外線センサ4.5への上
記各領域A−Fからの赤外線の集光径路上を移動する切
換手段9を設けると共に、この切換手段9に、上記第1
赤外線センサ4への上記各領域A−F毎の各集光径路の
中の一つの径路上に位置させることによってこの径路内
の赤外線のみを透過する温度検出用透過窓1l12と、
上記第2赤外線センサ5への上記各領域A〜F毎の各集
光径路の中の一つの径路上に位置させることによってこ
の径路内の赤外線のみを透過する人検出用透過窓13.
14とを形成している。
また第2請求項記載の空気調和機用赤外線検出装置は、
上記第1請求項記叔の装置において、上記温度検出用透
過窓11.12を上記第1赤外線センサ4への上記各領
域A−F毎の各集光径路の中の一つの径路−トに位置さ
せたときに、この温度検出用透過窓II、12を透過す
る赤外線を発する領域と同一の領域からの上記第2赤外
線センサ5への集光赤外線が上記人検出用透過窓13.
14を透過すべく構成している。
なおこの明細書の中では、波長1〜15μmの赤外線を
対象とし、この赤外線に光に係る誘電を適宜用いて説明
する。
(作用) 上記第1請求項記載の空気調和機用赤外線検出装置にお
いては、温度検出用透過窓II、12が第1赤外線セン
サ4への各領域A−F毎の各集光径路上の位置に順次位
置していくように切換手段9を移動してい(ことによっ
て、上記第1赤外線センサ4への集光赤外線が上記領域
A−F毎の赤外線に順次切換ねり、したがって各領域A
−F毎の赤外線放射物、例えば床面の温度が求められて
室内の温度分布が検出される。さらに上記切換手段9の
移動によって、人検出用透過窓13.14も第2赤外線
センサ5への各領域A−F毎の各集光径路上を移動して
いくことから、この第2赤外線センサ5への集光赤外線
が上記領域A−F毎の赤外線に順次切換わり、この第2
赤外線センサ5の出力から各領域A〜ド毎の人の存在が
判別され、室内における人の位置が検出される。このよ
うに上記では、室内の温度分布の測定と人の位置の検出
とがそれぞれ各−個の赤外線センサ4.5を設ける構成
で可能であると共に、温度と人との各検出領域の切換え
も同一の切換手段9によって行われ、それぞれに独立し
た切換手段を設ける必要はないので、構成部品点数が少
なくなり、これにより構成が簡素になって製作費をより
安価なものとすることができる。
また上記第2請求項記載の空気調和機用赤外線検出装置
においては、切換手段9を移動して上記第1赤外線セン
サ4への集光赤外線を上記領域A〜F毎の赤外線に順次
切換えて各領域A−F毎の温度の検出操作を行うときに
、同時に第2赤外線センサ5への集光赤外線が上記領域
A−F毎の赤外線に順次切換ねり、この第2赤外線セン
サ5の出力から各領域A−F毎の人の存在を判別するこ
とができる。したがって温度の検出とは別にト記切換手
段9を移動して人の検出を行うための操作時間は不要で
あり、この結果、より短時間で温度と人との検出を行う
ことができる。
(実施例) 次にこの発明の空気調和機用赤外線検出装置の具体的な
実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
第1図には、空気調和機の壁掛は形室内機に内装される
この発明の一実施例における空気調和機用赤外線検出装
置Mの離断面図を示している。同図において、lは、略
箱形のケーシングであって、このケーシングlの内部に
は、その上面2から回路基板3が垂設されており、この
回路基板3に、室内における床面等の温度分布を検出す
るための熱電形の第1の赤外線センサ(以下、第1セン
サと言う)4と、室内における人の位置を検出するため
の焦電形の第2の赤外線センサ(以下、第2センサと言
う)5とが各受光面をケーシングlの前面(第1図にお
いて左側の面)6に臨ませて上下に並設されている。そ
してこの前面6に、第1集光板(第1集光手段)7と第
2集光板(第2集光手段)8とが装着されているが、そ
れらの機能については後で説明する。さらに上記ケーシ
ングl内には、上記回路基板3を囲う円筒状のドラム(
切換手段)9が立設されており、このドラム9の下端軸
部には、このドラム9を回転駆動するためのステップモ
ータlOが連結されている。
第4図には、上記赤外線検出装置〜1を内装する空気調
和機の室内機20が一壁面に取付けられた室内において
、室内機20の直下近傍を除く床面を、上記室内機20
の据付壁面から前後方向に二分割、左右方向に三分割の
計6領域A−Fに区画して各領域A−F毎の温度の検出
と人の検出とを上記赤外線検出装置Mによって行う場合
の模式図を示している。上記室内機20には、その前面
、<ネルに吸込口21が形成されており、この吸込口2
1の側部に赤外線検出装置Mが配設されている。
なお上記吸込口21の下側には吹出口22が形成され、
この吹出口22に吹出方向を制1111するための水平
フラップ23、垂直フラ・ノブ24が設けられている。
前記各集光板7.8は、上記室内を6分割した区画領域
A−Fに対応させて、第2図に示すように、それぞれ1
下二段、左右三列の計6個の小レンズ部(偏光部)7a
〜7f、 8a〜8fを有するフレネルレンズにより構
成されている。まず第1集光板7の小レンズ部7aは、
室内における床面や壁面、家具等からそれらの温度に応
じて放射される赤外線の中で領域Aから放射され、この
小レンズ部7aを透過する赤外線のみを第1センサ4に
集光させる機能を有している。また第1集光板7のその
他の小レンズ部7b、7cは、・・はそれぞれ領域B、
C1・・から放射され各小レンズ部7h、7c、・・を
透過する赤外線を第1センサ4にそれぞれ集光させる機
能を有している。つまり各小レンズ部7a〜7fによっ
て、それぞれ室内の各領域A−F毎に集光領域が規定さ
れ、各集光領域から対応する小レンズ部7a〜7fを透
過する赤外線のみが第1センサ4にそれぞれ集光する集
光径路が構成されている。そして上記上略同様に、第2
集光Fi8の小レンズ部88〜8「によって、室内の各
領域A−Fがら第2センサ5に至る集光径路が形成され
、この第2センサ5には、各領域A、B、・・からそれ
ぞれ対応する小レンズ部8a、8b、・・を透過する赤
外線のみが集光するように構成されている。
一方、ト記センサ4.5と集光板7.8との間に円筒面
の一部が位置する前記ドラム9の円筒面には、第3図に
示すように、第1〜第4開口11〜14が上下方向の位
置をずらせてそれぞれ穿設されている。上部側の第l.
第2開口11.12は温度検出用透過窓として形成され
ているものであって、最上部位置の第1開口11は、こ
のドラム9を回転させていくときに、上記第1集光板7
における上段側の各小レンズ部7a、7b、7cから第
1センサ4への各集光径路を横切る位置に形成され、ま
たこの第1開口11より下側で周方向に1雅れた位置の
第2開口12は、第1集光板7の下段側の各小レンズ部
7d、7e、7「から第1センサ4への各集光径路を横
切る位置に形成されている。
そして上記第2開口12よりも下側に形成されている第
3、第4開口13.14は人検出用透過窓として形成さ
れているものであって、第3開口13は上記第1開口1
1と、また第4開口は上記第2開口12とそれぞれ路間
−の周方向位置に形成されると共に、まず第3開口13
は、第2集光板8の上段側の各小レンズ部8a、8b、
8cから第2センサ5への各集光径路を横切る位置に、
そして最下部位置の第4開口14は、第2集光板8の下
段側の各小レンズ部8d、 8e、 8fから第2セン
サ5への各集光径路を横切る位置にそれぞれ形成されて
いる。
上記各開口11〜I4の形成されたL′ラム9を回転さ
せて、例えば第1開口11を、第1集光板7の小レンズ
部7aから第1センナ4への集光径路上に位■させた場
合、第1センサ4には上記小レンズ部7aを通して集光
する赤外線、すなわち領域Aからの赤外線のみが上記第
1開口11を透過して入射する。そしてこのとき同時に
、第3開口13は第2集光板8の小レンズ部8aから第
2センサ5への集光径路上に位置し、したがって領域A
からの赤外線のみが第2センサ5に入射する。この結果
、ドラム9のこの回転位置において、領域Aからの赤外
線が第1センサ4と第2センサ5とにそれぞれ入射し、
したがって双方のセンサ4.5において領域Aからの入
射赤外線に応した信号が出力され、後述するように、第
1センサ4からの出力によって領域Aでの床面等の温度
が、また第2温度センサ5からの出力によって、この領
域Aに人が存在するか否かが判別される。
そしてドラム9を上記の位置から第3図において左回り
に回転させていき、第1開口11を第1集光板7の小レ
ンズ部7bから第1センサ4への集光径路上に位置させ
たときに、同時に第3開口13が第2集光板8の小レン
ズ部8bから第2センサ5への集光径路上に位置し、ま
た第1開口11を第1集光板7の小レンズ部7cから第
1センサ4への集光径路上に位置させたときに、同時に
第3開口13が第2集光板8の小レンズ部8cから第2
センサ5への集光径路上に位置することとなって、それ
ぞれの位置で、第1センサ4及び第2センサ5への入射
が領域B、Cからの赤外線に順次切換えられる。
さらに上記ドラム9を回転させて第1開口11及び第3
開口13が領域Cからの集光径路上を超える位置に達す
ると、これらの第l.第3開口11.13とは周方向に
離れた位置に形成されている第2開口12と第4開口1
4とがそれぞれ第1集光板7及び第2集光板8の各下段
側の小レンズ部7d、8dから第1センサ4、第2セン
サ5にそれぞれ集光する径路上に同時に位置し、したが
ってさらに回転させていくことによって、上記と同様に
、第1センサ4、第2センサ5への入射が領域り、E、
Fからの赤外線に順次切換わるようになされている。
次に上記構成の赤外線検出装置Mを有する空気調和機で
の風向制御について説明する。第5図にはその制御ブロ
ック図を示しており、図のように、上記赤外線検出装置
Mの前記回路基板3上に、上記のようなドラム9の回転
制御と、各センサ4.5に入射する赤外線から各領域A
−F毎の床面等の温度及び人の検出を行う制御回路部3
0が構成されている。この制御回路部30において、第
1センサ4からの出力は、増幅回路3l.補正演算部3
2で信号増幅と補正とが行われた後、温度変換部33に
おいて入射赤外線量に応じた温度信号に変換され、マイ
クロコンピュータの機能を有する制御ICから成るシー
ケンス処理部34に入力される。上記補正演算部32に
は、放射率補正回路35、センサ4の周囲温度による温
度補正回路36の他に、センサ4の受光面への入射赤外
線の入射角が各領域A−F毎に異なることを補正する赤
外線入射エネルギ補正回路37、また床面までの距離や
小レンズ部で規定される集光面積が各領域A−F毎に異
なることを補正する距離・面積補正回路38が設けられ
ている。これらの赤外線入射エネルギ補正回路37と距
離・面積補正回路38とには、各領域A−F毎の検出操
作開始時に、シーケンス処理部34から検出しようとす
る領域に対応する補正定数が人力される。
一方、第2センサ5からの出力は増幅回路39によって
信号増幅が行われた後、上記シーケンス処理部34に入
力される。この第2センサ5は人体からの体温相当の赤
外線に感応すると共に、入射赤外線量に変化が生じた時
にパルス状の電圧信号を出力するように構成されており
、したがって検出領域内に人が存在する場合に、その人
の動きに伴う上記第2センサ5への入射赤外線量の変化
に応じて上記電圧信号が出力され、これが大検出信号と
してシーケンス処理部34に入力される。
上記シーケンス処理部34は、モータ駆動部41に逐次
作動信号を出力し、これによってドラム9の回転角度位
置を制御する機能と、各センサ4.5の出力信号から各
領域A−F毎の温度と人との検出操作を行い、その結果
を記憶部42に格納する機能とを有しており、以下、上
記シーケンス処理部34での制御について第6図の制御
フローチャートを参照して説明する。
第6図のステップS1は検出領域の切換を行うステップ
であって、モータ駆動部41に作動信号を出力し、これ
によりステップモータ10が作動されて、ドラム9は、
まず前記した第l.第3開口IL13が領域Aからの集
光径路上に位置するまで回転される。次いでステップS
2において上記した補正演算部32に領域Aに対応する
補正定数を出力した後、ステ・ンプS3においてタイマ
tmlの計時を開始する。このタイマtmlにはl領域
当たりの検出操作時間tl (例えば3秒)が設定され
ている。次いでステップS4は第2センサ5で大検出信
号が発生されたか否かを判別するステップであり、この
判別を、上記タイマtmlでの計時が設定時間t1に達
するまで(ステップS5)継続する。この間に、大検出
信号が発生されたことが判別された場合には、上記ステ
ップS4からステップS6に乎多行し、このステップに
おいて、記憶部42における領域Aに対応する人検出メ
モリに人の存在ありの確定信号を格納し、後述するステ
ップS8に移行する。
一方、ステップS4において大検出信号が判別されるこ
となくタイマtmlの計時が設定時間Llに達した場合
には、続いてステップS7において人不在の確定信号を
上記人検出メモリに格納した後、続いてステップS8の
処理を行う。
このステップS8は第1センサ4から温度変換部33を
介して入力される温度信号の読込みを行うステップであ
って、この温度を記憶部42における領域Aに対応する
温度メモリに格納して領域Aに対する検出操作を終了す
る。次のステップS9は、領域Fに対する検出操作を完
了したか否かを判別するステップであり、領域Fに対す
る検出操作を完了するまではステップSlに戻る処理が
行われる。
したがってステップS1において検出領域を次の領Jj
JBとする切換操作、すなわち領域Bからの赤外線が第
l.第2センナ4.5に入射するようにドラム9の回転
が行われ、以降ステップS9に至る処理が繰返されるこ
とによって、上記と同様に、領域Bにおける人の有無と
温度の検出とが行われる。
続いて領域C,D、E、Fの順で順次同様の操作が繰返
され、領域Fに対する検出操作を完了した段階で、ステ
ップS9からステップS10に移行して、空気調和機全
体の運転を制御する空調運転制御装置45に、上記記憶
部42に格納された各領域毎の温度と人の判別結果を送
信する。その後、再びステップS1に戻る処理を行い、
したがって以降、領域AからFに至る検出操作が繰返さ
れ、領域Fまでの操作が完了する毎に、そのときの検出
結果が上記空調運転制御装置45に順次送信される。
上記のような人の検出位躍及び各領域毎の温度から空調
運転制御装置45では、室内!!9.20の吹出口22
に設けている水平、垂直フラップ23.24を作動して
、吹出方向を制御する。例えば暖房運転開始後、吹出温
度が40゛Cになるまでの起動時には吹出風が人に当た
らないようにしてコールドドラフトを防止し、吹出温度
が40’C以上となった七きには水平フラップ13を真
下方向にして床面を暖め、その後、室温が15°C以上
となった段階で、人に温風を直接当てるような方向に吹
出角を変更し、人の周囲を急速に暖める。そしてこの場
合、室内に低温領域が残っているような場合には、この
領域からの冷輻射によって充分な温暖感が得られないの
で、適宜低温領域にも温風を吹出し、室内全体の温度分
布を改善しながら、より速暖感、温暖感を与え得る風向
制御を行う。このような制御によって、より快適な空調
状態とすることができる。
以−ヒ、この発明の具体的な実施例について説明したが
、上記実施例はこの発明を限定するものではなくこの発
明の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば上記実施
例においては、円筒状のドラム9で切換手段を構成した
が、各センサ4.5への集光径路上を往復動する板状体
や帯状部材で切換手段を構成すること等が可IHである
。また各集光手段7.8を分割形の複数の小レンズや凹
面鏡を組付けて構成すること等も可能であり、また上記
では室内を6区画した例を挙げて説明したが任童の区画
数に対応し得るようにこの発明を適用して構成すること
が可能である。
(発明の効果) 上記のようにこの発明の第1請求項記載の空気調和機用
赤外線検出装置においては、複数の領域に区画される室
内での温度分布と人の位置の検出とがそれぞれ各−個の
赤外線センサを設ける構成で可能であると共に、温度と
人との各検出領域の切換えも同一の切換手段によって行
われ、それぞれに独立した切換手段を設ける必要はない
ので、構成部品点数が少なく、これにより構成が簡素に
なって製作費をより安価なものとすることができる。
また第2請求項記載の空気調和農用赤外線検出装置にお
いては、室内の各領域毎の温度の検出と人の検出とが同
時に行われ、温度の検出とは別に切換手段を移動して人
の検出を行うような操作時間は不要であるので、より短
時間で温度と人との検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は空気調和機の壁掛は形室内機に内装されるこの
発明の一実施例における空気調和機用赤外線検出装置の
離断面図、第2図は第1図の■−H緑矢視図、第3図は
上記装置におけるドラムの斜視図、第4図は上記装置を
内装する空気調和機の室内機が据付けられた室内の模式
図、第5図は上記空気調和機の制御ブロック図、第6図
は上記赤外線検出装置におけるシーケンス処理部でなさ
れる制御のフローチャートである。 4・・・第1赤外線センサ、5・・・第2赤外線センサ
、7・・・第1集光板(第1集光手段)、8・・・第2
集光板(第2集光手段)、9・・・ドラム(切換手段)
、11・・・第1開口(温度検出用透過窓)、12・・
・第2開口(温度検出用透過窓)、13・・・第3開口
(人検出用透過窓)、14・・・第4開口(人検出用透
過窓)、7a〜7f18.ll〜8f・・・小レンズ部
(偏光部)、A〜F ・領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  l.空調室内における床面等の赤外線放射物の温度を
    検出するための第1赤外線センサ(4)と、人体から放
    射される体温相当の赤外線に感応する第2赤外線センサ
    (5)とを各1個設けると共に、複数の領域(A〜F)
    に区画される空調室内の上記各領域(A〜F)に対応す
    る複数の偏光部(7a〜7f)(8a〜8f)をそれぞ
    れ有する第1、第2集光手段(7)(8)を設けて、空
    調室内からの赤外線が上記各領域(A〜F)毎に、上記
    第1集光手段(7)の対応する偏光部(7a〜7f)を
    介して上記第1赤外線センサ(4)に、また上記第2集
    光手段(8)の対応する偏光部(8a〜8f)を介して
    上記第2赤外線センサ(5)にそれぞれ集光すべく構成
    し、さらに上記第1、第2赤外線センサ(4)(5)へ
    の上記各領域(A〜F)からの赤外線の集光径路上を移
    動する切換手段(9)を設けると共に、この切換手段(
    9)に、上記第1赤外線センサ(4)への上記各領域(
    A〜F)毎の各集光径路の中の一つの径路上に位置させ
    ることによってこの径路内の赤外線のみを透過する温度
    検出用透過窓(11)(12)と、上記第2赤外線セン
    サ(5)への上記各領域(A〜F)毎の各集光径路の中
    の一つの径路上に位置させることによってこの径路内の
    赤外線のみを透過する人検出用透過窓(13)(14)
    とを形成していることを特徴とする空気調和機用赤外線
    検出装置。 2.上記温度検出用透過窓(11)(12)を上記第1
    赤外線センサ(4)への上記各領域(A〜F)毎の各集
    光径路の中の一つの径路上に位置させたときに、この温
    度検出用透過窓(11)(12)を透過する赤外線を発
    する領域と同一の領域からの上記第2赤外線センサ(5
    )への集光赤外線が上記人検出用透過窓(13)(14
    )を透過すべく構成していることを特徴とする第1請求
    項記載の空気調和機用赤外線検出装置。
JP63323925A 1988-12-22 1988-12-22 空気調和機用赤外線検出装置 Expired - Lifetime JPH0629786B2 (ja)

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