JPS5837651A - 静電荷像現像用トナ− - Google Patents

静電荷像現像用トナ−

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JPS5837651A
JPS5837651A JP56124779A JP12477981A JPS5837651A JP S5837651 A JPS5837651 A JP S5837651A JP 56124779 A JP56124779 A JP 56124779A JP 12477981 A JP12477981 A JP 12477981A JP S5837651 A JPS5837651 A JP S5837651A
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JP
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toner
polymerization
life
vinyl
resin
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JP56124779A
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Hidenori Murata
秀紀 村田
Kiyoshi Tamaki
玉城 喜代志
Sadaji Terada
寺田 定次
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真、静電記録、静電印刷などにおける静
電荷像を現像するだめのトナーに関する。
静電荷像を現像する方法には、大別して絶縁性有機液体
中に各種の顔料や染料等の着色剤を微細に分散させ71
ic湿式yl像剤を用いる液体現像方法と、カスケード
法、毛ブラシ法、磁気ブラシ法、インプレッション法、
パウダークラウド法などの現像方式を使用し、乾式トナ
ーと呼ばれる微粉末、粉体粒子の現像剤を用いる所謂乾
式現像方法とがあシ、更に、乾式トナー粉体現像剤は、
大別して環元鉄粉等磁性体粒子と染料・ピグメントを天
然あるいは合成樹脂に分散させたトナー粒子とを混合摩
擦さぜ、トナー粒子に摩擦帯電電荷を附付させる2成分
系トナーと、トナー粒子中に染料・ピグメントとともに
四三酸化鉄等磁性体粒子を含有する1成分系トナーとが
ある。
本発明は後者の乾式現像方法において使用する′pfP
電荷像電荷像現代用乾式トナーる。
−・般に、乾式トナーの定着方式には、静電荷像を保櫓
せしめた光導電性感光体もしくは静電記録体上に現像に
よって得られたトナー像を直接融着させ、定着させるか
、あるいは現像によって得られたトナー像を光導電性感
光体もしくは静電記録体上から一旦紙などの転写シート
上に転写した後、これを転写シート上に融着させること
によって行なわれるものとがある。その際、トナー像の
融着はトナー用樹脂の溶媒蒸気との接触またはトナー像
への直接的または間接的加熱のいずれかによって行なわ
れ、加熱方式としてはニクロノ、ヒーター、セラミック
ヒータ−等電気炉による無接触加熱方式および加熱ロー
ラを用いる接触加熱方式がある。
一般に、上記加熱ローラを用いる定着方法は、ニクロム
ヒーター、セラミックヒータ−等の熱源を内蔵し、かつ
非粘着性又は離型性を有する材料で表面を形成した、も
しくは被覆した加熱ローラの表面を紙等の被定着シート
」二の粉体粒子トナー像面に圧接触させながら通過せし
めることにより加熱融着させ、被定着シートに定着を行
なうものである。
前記の方法は加熱ローラの表面と被定着シートのトナー
像面とが圧接触するため、トナー像を被定着シート上に
融着する際の熱効率が極めて良好であシ、迅速に定着を
行なうことができるので、特に高速度複写を目的とする
転写方式の電子写真複写装置には極めて好適である。し
かしながら、定着加熱方式においては定着ローラ表面と
トナーイ3!とが加熱溶融状態で圧接触するためトナー
像の一部が定着ローラ表面に粘着付着して移転し、次の
被定着シート上にこれを再移転して、所謂オフセット現
象を生じ、被定着シートに汚れを発生せしめることがあ
った。
従来、定着ローラ表面にトナーを粘着付着させないため
に、たとえばローラ表面を弗素系樹脂などのトナーに対
して非粘着性又は離型性の優れた材料で形成するか又は
被覆すると共に、その表面に、さらにシリコンオイルな
どのオフセット防止用液体をローラー内部より表面へ、
またはローラー外部よシ表面へ供給して液体の薄膜でロ
ーラ表面を被覆する方法が行なわれていた。この方法は
トナーのオフセットを防止する点では有効なものではあ
るが、オフセット防止用液体が加熱されることにより臭
気を発生し、またオフセット防止用液体を定着ローラー
表面上へ供給するだめの装置を必要とするため、複写装
置の機構が複雑になるとともに安定性の良い結果を得る
ために高い精度が要求されるので複写装置が高価なもの
になるという欠点があった。
しかしながら、オフセット防止用液体を供給りない場合
には、定着ローラ表面にトナーが粘着付着して、オフセ
ット現象や定着ローラに付属する下ローラー汚れが発生
するので、これらの2魚を有するにも拘わらず、オフセ
ット防止用液体の供給を行なわざるを得ないという不都
合があった。
これに対し、オフセット防止用液体を供給しない定着ロ
ーラを使用する場合でも、トナーのオフセット現象を発
生させずに加熱ローラ定着を行うことができる方法とし
て、トナー自体にオフセット防止能を付与することが提
案されている。
例えば、特開昭50−133242号公報、特公昭55
−6895号公報に記載されているように、重合性モノ
マーと高重合度樹脂の混合溶液を重合せしめた分散度、
重量平均分子t (MW) /数平均分子t(Mn)の
大きい、いわゆる二段重合樹脂を乾式トナー樹脂成分の
主要成分として含有する静電荷像現像用トナーが挙げら
れる。前記の方法によれば、定着ローラー表面にオフセ
ット防止用液体を供給しない場合にもオフセット現象を
発生することなく、加熱ローラ一定着を行うことができ
るので、定着装置の機構を簡素化することができると共
に、たとえはこのような定着装置を組込んだ高速複写機
の精度、安定性を向上することができ、しかも価格の面
でも低減化することができる。
しかしながら、前記二段重合樹脂は、製造上、工程数が
増すと共に、高重合度樹脂を単郊:体に均一に混合し済
かした混合溶液の粘度が高くなるため、作業性が悪く重
合コントロールも雛しく々るといった樹脂製造上の欠点
があった。
更に、重合終了時にも樹脂中に未反応単量体が残留しや
すく、前記樹脂で乾式トナーを調整しても、トナー自体
の![!a性であるブロッキング性や、ロングラン時の
定着ローラに付属する下ローラの汚れが起き易いという
悪影響が出るといったトナ−使用上の欠点があった。
また、特公昭51−23354号公報にあるように、架
橋樹脂を主要成分として含有する静電荷像現像用トナー
が季げられる。
この方法でも、トナーにオフセット性が賦力され、定着
装置を簡素化できると共に、二1々重合樹脂の欠点であ
るところの製造時の作業性の問題とか、ブロッキング性
ロングラン時の下ローラー汚れ等が改善される。
しかしながら、架m樹脂を主要成分と1−て含有する静
電荷像現像用トナーは、軟化点が高くなり、定着性が悪
化するという欠点を有していた。
本発明者等は鋭意研究の結宋、前記の欠点を克服した新
規なる静電荷像用トナーを発明するに至った・・ 即ち、本発明の第1の目的は、定着ローラの表面にオフ
セット防止用液体を供給しない定着ローラを使用した場
合にも、トナーのオフセット現象を発生させずに、加熱
ローラ定着を行なうことができる静電荷像現像用乾式ト
ナーをIIA供することにある。
本発明の第2の目的は、定着性の良好な静電荷像現像用
乾式トナーを提供することにある。
さらに本発明の第3の目的は、ブロッキングを起こさな
い、流動性を有し、貯蔵安定性のある静電荷現像用乾式
トナーを提供することにある。
さらに本発明の第4の目的は、ロングラン時にも、定着
ローラに付属する下ローラの汚れがない静電荷f劉現像
用乾式トナーを提供することにある。
上記諸口的は、半減期の異なる二種以上の重合開始剤及
び架橋剤の存在下にビニル系単量体を重合12て得られ
るビニル系樹脂を主要版ケとして含有することを特徴と
する静電荷像現像用トナーに」:りて−達成される。
本発明の好丑しい実施態様に従えば、半減期の異なる2
種1ムム」二の重合開始剤の最も半減期の長い重合開始
剤Aと焔も半減期の短かい重合開始剤Bの70℃におけ
る半減期τい、τ□の比τA/τ6が10〜106であ
る重合開始剤を重合の初JtJI段階から存在させて、
ビニル系単量体を一段操作の重合工程で重合して得られ
るトナー用ビニル系樹脂を乾式トナーの主要成分とする
ことである。
本発明において、半減期の異なる重合開始剤に対して適
当な重合温度を設定してやると、半減期の短かい重合開
始剤に対しては迅速開始系となり、半減期の長い重合開
始剤に対[7ては緩慢開始系となる。
ここで、迅速開始系における活性41に濃度〔P″′〕
は下記式で表わされる。
CP”) = f [IoJ −/9jtdtf;触媒
の重合開始効率 〔■o〕;初期開始剤濃度 fjRldt :失活した活性種濃度 つ一!、、!lll、迅速開始系では、重合開始剤の熱
分1’l’rが初期段階で飽和17、重合速度は重合時
間と共に減少し、モノマーが全部反応しつくす前に活性
種が全部失活することから、重合収率の飽第11現象が
早期に観測されると共に生成l−た樹脂の重合度も小さ
くなる。これに対し、緩慢開始系における活性種濃度[
P1〕は下記式で表わされる。
〔1)勺=fj損旧−/9Ltat 4几!dt :生成した開始種の濃度 つまり、緩慢開始系では反応の初期に定常ラジカル濃度
〔1゛〕Sに到達し、その後はR+ =Rtとなる。従
って、迅速開始系及び緩慢開始系を適当に、Iil’l
み合せることによって、重合過程において反応開始剤の
活性種濃度をコントロールすることが可能とな呻、結果
的に分子量分布をコントロールすることが可能となる。
ここで、良好なトナー特性を有する樹脂を製造するうえ
で、最も半減期の長い重合開始剤Aと、最も半減期の短
かい重合開始剤13の70℃における半減期τえ、τ8
の比τA/τ□は10〜106が好捷しく、10よすも
小さい場合には、得られる樹脂の分散度、重4平均分子
i(MW)/数平均分子量(Mn)が5以下となり、ト
ナー特性の良好なものが得られないという欠点を有し、
一方、106よシも大きい場合には、迅l屯開始系が!
会、激におこり、重合コントロールが困難になるとか、
緩慢開始系を完結させるのに時間がかかり過ぎるといっ
た欠点を有す。
本発明における緩慢開始系開始剤の半減期は3時間〜3
0時間が好ましく、3時間よシも短かいと、オフセット
性の良好なトナー用樹脂が得られず、30時間よりも長
いと、重合を完結させるのに時間がかかりすぎるといっ
た欠点を有す。
本発明において通常用いられる重合温度は40〜100
℃、奸才しくけ60℃〜90℃であり、最も半減期の長
い重合開始剤Aと最も半減期の短かい重合開始剤Bの7
0℃での半減期τ。、τ8の比τA/τ、が10〜10
6の範囲であれば重合過程で重合温度を変化させても良
い。また、得られるビニル系樹脂の分子量分布のコント
ロールには、これらの他に、重合開始剤の種類や添加量
も関与するので、これを含めて総合的にコントロールす
べきである。
本発明に用いられる重合開始剤としては通常の油溶性開
始剤が用いられる。代表的具体例としてld、例、tば
、アセチルシクロへキシルスルホニルパーオキサイド、
イソブチリルパーオキサイド、ジイソプロピルパーオキ
シジカーボネート、ジー2−エチルエキシルパーオキシ
ジカーボネート、2.4−ジクロロベンゾイルパーオキ
サイド、1−ブチルパーオキシピバレート、aa5−)
リメチルヘキサノニルバーオキサイド、オクタノイルバ
ーオキザイド、デカノニルパーオキサイド、ラウロイル
バーオキザイド、ステアロイルバーオキサイ1゛、プロ
ピオニルバーオキづイド、スクニックアシッドバーオキ
ザイド、アセチルパーオキサイド、t−ブチルパーオキ
シ−2−エチルヘキサノ:に−ト、ヘンソ゛イルバーオ
キザイト、バラクロロペンゾイルバーオギサイド、t−
ブチルパーオキシイソブチレート、t−ブチルパーオキ
シマレイックアシッド、t−ブチルパーオキシラウレー
ト、シクロヘキサノンパーオキサイド、t−ブチルパー
オキシイソプロピルカーボネート、45−ジメチル−2
,5−ジベンゾイルパーオキシヘキサン、t−ブチルパ
ーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシベンゾエー
ト、ジイソブチルシバ−オキシフタレート、メチルエチ
ルケトンパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、4
5−ジメチル−2,5−ジt−ブチルパーオキシヘキサ
ン、t−ブチルクミルパーオキサイド、t−ブチルヒド
ロパーオキサイド、ジt−ブチルバーオへ゛す゛イド、
2.5−ジメチル−45−ジt−ブチルパーオキシヘキ
サン、ジイソプロピルベンゼンヒビ1コバーオキザイド
、パラメンタンヒドロバーオキザイド、ビナンヒドロバ
ーオキザイド、45−ジメチルヘキサン−35−ジヒド
ロパーオキザイド、クメンヒドロパーオサイド等のパー
オキサイド系開始剤、2.2′−アゾビスイソブチロニ
トリル、1,1.’−“アゾビスシクロヘキサン1−カ
ーボニトリル Z 2/−アゾビス4−メトキシ−44
−ジメチルバレロニトリル、2.2′−アゾビス−2,
4−ジメチルバレロニ) IJル等のアゾ系開始剤が挙
げられる。
迅速開始系開始剤として、好址しく用いられるものは、
2.2′−アゾビス−4−メトキシ−44−ジメチルバ
レロニトリル、42′−アゾビス−2,4−ジメチルバ
レロニトリル等があり、一方、緩慢開始系開始剤として
はペンゾイルバーオキザイド等が挙げられる。
本発明において用いられる架橋剤としては、主に重合性
の二重結合を二個以上もつ化合物であり、例えばジビニ
ルベンゼン、ジビニルナフタレンおよびそれらの誘導体
のような芳香族ジビニル化合物、例えばエチレングリコ
ールジアクリレート、エチレングリコールジアクリレー
ト、トリメチロールプロパントリアクリレート、アリル
メタクリレート、テトラエチレングリコールジメタクリ
1/−1・、L3−ブタンジオールジメタクリレートな
どのθ11きジエチレン性カルボン酸エステル N。
N、−ジビニルアニリン、ビジニルエーテル、ジビニル
スルフィド、ジビニルスルホンなどの全てのジビニル化
合物および3つ以上のビニル基をもつ化合物が単独まだ
は混合物として選ばれ、全単量体重置を基礎にして0.
001〜5%の範囲で添加される。この添加量が多すき
ると軟化点が高くなり、定着性が悪化するため、好まし
くは0.001〜0.5%程度に17つのが良い。
本発明にb・いて用いられる重合法としては、懸濁重合
、溶液重合、塊状重合等が挙げられるが、懸濁重合が最
も適する。
本発明で言うビニル系樹脂とは、ビニル系単址体の単独
重合体のみならず、ビニル単量体と共重合可能な他の単
量体との共重合体樹脂を含む。
本発明において用いられるビニル系牟■体としては、ス
チレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p
−1crt−7’チルスチレン、p−メトキシスチレン
、p−ンエニルスチレン、3.4−ジクロルスチレン、
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−
ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸プロピル、
アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリ
ル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、アク
リル酸2−クロロエチル、アクリル酸フェニル、α−ク
ロロアクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−
ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸n−オ
クチル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸2−エチ
ルヘキシル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸フ
ェニル等が挙げられる。
ビニル系重合体を形成するために使用される他のQi債
体としては、エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブ
チレン等エチレン系不飽和モノオレフィン類、塩化ビニ
ル、臭化ビニル、弗化ビニル、酢酸ビニル、プロピオン
酸ビニル、ベンジェ酸ビニル、酪酸ビニル、安息香酸ビ
ニル、ギ酸ビニル、カプロン酸ビニル等ビニルエステル
類、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビ
ニルイソブチルエーテル等ビニルエーテル類、ビニルメ
チルケトン、ビニルへキシルケトン等のビニルケトン類
などが挙げられる。
本発明に係る静′11を荷像現像用トナーにおいては、
任意の適当な順相または染料が着色剤として使用される
ことができる。たとえば、カーボンブラック(プレ重合
゛またはグラフト化カーボンブラックヲ含む)、ニグロ
シン染料、アニリンブルー、カルコオイルブルー、゛ク
ロームイエロー、ウルトラマリンブルー、デュポンオイ
ルレッド、キノリンイエロー、メチlノンプル−クロラ
イド、フタロシアニンブルー、マラカイトグリーンオク
ザl/−)、ランプブラック、ローズベンガルおよびそ
れらの混合物が使用され、これらは現像によシ可視像を
形成することができるようにトナーを着色するのに充分
な量をトナー中に含有させる。
本発明に係る静電荷像現像用トナーは、さらにトナーの
オフセット現象の発生を抑制するために、必要に応じて
トナーに離型性を付与する種々の化合物をトナー中に含
有せしめることができる。
なお、本発明に係る静電荷像現像用トナーには、必要に
応じて電荷制御剤、可塑剤などその他の種々のトナー添
加剤を含有せしめることができる。
また本発明においては一成分系現像剤用トナーのために
有用な磁性着色剤も用いられる。かかる磁性着色剤とし
ては磁場によってその方向に強く磁化する物質であシ、
好ましくは黒色であり樹脂中に良く分散して化学的に安
定であり、更に粒径としては1μ以下の微粒子状のもの
が容易に得られることが望ましく、特にマグネタイト(
四三酸化鉄)が最も好ましい。代表的な磁性または磁化
可能な材料としては、コバルト、鉄、ニッケルのような
金属;アルミニウム、コバルト、鋼鉄、鉛、マグネシウ
ム、ニッケル、スズ、亜鉛、アンチモン、ベリリウム、
ビスマス、カドミウム、カルシウム、マンガン、セレン
、チタン、タングステン、バナジウムのような金属の合
金およびその混合物;酸比アルミニウム、酸化鉄、酸化
銅、酸化ニッケル、酸化亜鉛、酸化チタンおよび酸化マ
グネシウムのような金属酸化物を含む金属化合物;チッ
化バナジウム、チッ化クロムのようガ耐火性チッ化物;
炭化タングステンおよび炭化シリカのような炭化物;フ
ェライトおよびそれらの混合物等が使用し得られる。こ
れらの強磁性体をトナー中に含有させる叶は樹脂成分1
00重量部に対し約50〜300重−Ml“部である事
が望ましい。特に好゛ましくけ樹脂成分100重量部に
対し70〜200重量部である。
次に実施例によって本発明を例証するが本発明の集流の
態様がこれによって限定されるものではない。尚、実施
例において「部」数は特にことわらない限シ「重量部」
によって表わす。
実施例−1 ベンゾイルパーオキサイド0.1部、2.2’−アゾビ
ス−(2,4−ジメチルバレロニトリル)1.5部をス
チレン85部及びn−ブチルアクリレート15部及ヒエ
チレングリコールジメタクリレ−1・0.3部からなる
混合溶液に溶解17、重合組成物を作った。一方、窒素
導入管、冷却管、滴下ロート、撹拌棒を装着した1を四
つ1−1フラスコに分散安定剤としてリン酸三カルシウ
ム1部及びドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.
01部を採っ−C蒸留水を加え、これに滴下ロートよシ
攪拌しながら前記重合組成物を滴下した。滴下終了後8
0℃に昇温し、20時間連続して攪拌を行ない、一段操
作の重合工程で重合をおこAった。重合完了後、塩酸処
理を行々い、濾別水洗乾燥してトナー用ビニル系樹Wi
((スチレン−アクリル共重合体樹脂)を得た。これを
樹脂サンプル囚とする。
次に、この発明の樹脂サンプル(Al1100部に対し
、カーボンブラック〔三菱カーボンブラックナ30、三
菱化成工業■製〕10部、オイルブラックBWI電荷制
御剤、オリエント化学■製〕1部を添加混合した後、ロ
ールミルで溶カフ1、練肉、ジェットミルで粉砕、分級
してトナーを製造した。
これをトナーザ:/ブルー1とする。
実施例−2 ベンゾイルパーオキサイド0.1部、2.2’−アゾビ
ス−(λ4−ジメチルバレロニトリル)1部、42′−
アゾビス4−メトキシース4−ジメチルバし・ロニトリ
ル0.3 部ヲスチレン85部、n−ブチルアクリレー
ト15部及びジビニルベンゼン0.3部からなる混合溶
液に溶解し、重合温度80℃で重合組成物を作った。以
下、実施例−1と同様にスチレン−アクリル共重合体樹
脂を製造し、トナー化した。これをトナーサンプル−2
とする。
実施例−3 42′−アゾビスイソブチロニトリル1.0部、シクロ
ヘキサノンパーオキサイド0.1部をスチレン85部、
2−エチルへキシルアクリレート15部及びトリメチロ
ールプロパントリアクリレート0,1部からなる混合溶
液に溶解し、重合組成物を作った。以下、重合温度を9
0℃にした以外は実施例−1と同様に樹脂を製造し、ト
ナー化した9、これをトナーサンプル−3とする。
実施例−4 樹脂サンプル■100部に対して四三酸化鉄粉末[マビ
コブラックBL−500」しチタン工業■製)67L 
メチレンブルークロライド(電荷制御剤)0.3部を添
加混合した後、バンバリーオキサ−で溶渉へ、練肉、ジ
ェットミルで粉砕、分級して一成分系磁性トナーを製造
した。これをトナーサンプル−4とする。
比較例−1 ラウロイルパーオキサイド01部、オクタノイルパーオ
キサイド1.5部をスチレン85部、n−ブチルアクリ
レート15部及びエチレングリコールジメタクリレート
0.3部からなる混合溶液に溶解し、重合組成物を作っ
た。以下、重合温度を70℃にした以外は実施例−1と
同様に樹脂を製造し、トナー化した。これを比較トナー
サンプル−1とする。
比較例−2 ベンゾイルパーオキサイド2,0部ヲ、スチレン85部
、n−ブチルアクリレート15部及びエチレングリコー
ルジメタクリレート0.1部からなる混合溶液に俗解1
7重合組成物を作った。以下実施例−1と同様に樹脂を
製造し、トナー化した。これを比較トナーサンプル−2
とする。
比較例−3 ベンゾイルパーオキサイド2.0部ヲ、 x−y−v7
85部、n−ブチルアクリレート15部及びエチレング
リコールジメタクリレート1.0部からなる混合浴液に
俗解し重合組成物を作った。以下実施例−1と同様に樹
脂を製造し、トナー化した。これを比較トナーサンプル
−3とする。
これらのトナーサンプルの比較検査結果を第1表に甘と
めて示す。
以1・余白 第1表 a)重合開始剤Q、 l mol / Lのベンゼン溶
液を調整し、窒素置換をおこなったガラス管中に密封し
て、70℃にセットした恒温槽に浸し熱分解させ、半減
期を求めてA/τ8を算出した。なお、10分間以内の
半減期のものについては数点の実測値から外挿して求め
た。
b)U−BixV(小西六写真工業■製〕の定着装置を
用い、ローラ一温度240℃、送p速度60am/秒で
のオフセット発生の有無を調べた。
C)定着性のパラメーターとして、各トナーサンプルの
軟化点を示す。
(リ ロングラン3万枚後の下ローラー汚れの発生の有
無を示す。
e)60℃で2時間恒温槽に入れたときの塊状(トナー
粒子のブロッキング)化の有無で示す。
以上の結果よシ、本発明のトナーは、従来のものに比較
して、オフセット性、定着性、ブロッキング性が良好で
、ロングラン時の下ローラー汚れも少ないことがわかる
特許出願人 小西六写真工業株式会社 代理人弁理士 坂  口  信  昭 (ほか1名) 手続補正書(自発) uz ;l+  57年10月 7  ++特許庁長官
若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和56年特 許 願第124779  号3、 補正
をする者 事件との関係   特許出願人 4、 代  理  人   〒105 6、 補正により増加する発明の数 7、補正の対象 明細書(詳細な説明の欄) 8、補正の内容 補正の内容 1 明細告中第2貞第7行〜第8行に[環元鉄粉等磁性
体粒子」とあるを「還元鉄粉等」と補正する。
2 同第14面第11行に「ビジニルエーテル」とある
を「ジビニルエーテル」と補正する。
3 同第18頁第14行〜第15行に「約50〜300
」とあるを「約30〜300」と補正する。
4 同第18頁第16行に「70〜200」とあるを「
50〜200」と補正する。
以    −ト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半減期の異なる二種以」二の重合開始剤及び架橋
    剤の存在下にビニル系単量体を重合して得られるビニル
    系樹脂を主要h6として含有する仁とを特徴とする静電
    荷像現像用トナー。
  2. (2)最も半減期の長い重合開始剤Aと最も半減期の短
    かい重合開始剤Bの70℃における半減1υ1τ、、τ
    、の比τA/τBが、10〜106であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の静電向像現像用トナー
  3. (3)  τ、が3〜30時間であることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項記載の静電荷像現像用トナ0
JP56124779A 1981-08-05 1981-08-11 静電荷像現像用トナ− Pending JPS5837651A (ja)

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JP56124779A JPS5837651A (ja) 1981-08-11 1981-08-11 静電荷像現像用トナ−
EP19820304081 EP0072176B1 (en) 1981-08-05 1982-08-02 Toners for developing electrostatic image
DE8282304081T DE3270107D1 (en) 1981-08-05 1982-08-02 Toners for developing electrostatic image

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60225170A (ja) * 1984-04-23 1985-11-09 Hitachi Chem Co Ltd 電子写真用トナ−の製造法
JPS61114245A (ja) * 1984-11-09 1986-05-31 Sekisui Chem Co Ltd 電子写真トナ−用樹脂の製造方法
JPS62297855A (ja) * 1986-06-18 1987-12-25 Hitachi Chem Co Ltd 電子写真用トナ−の製造方法
JPH0338651A (ja) * 1989-07-06 1991-02-19 Canon Inc トナーの製造方法
WO1999023533A1 (fr) * 1997-10-31 1999-05-14 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Resine liante pour toner et procede de preparation de ladite resine

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