JP2007133218A - トナー用樹脂、トナー及び二成分現像剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】特定のスルホン酸エステル基及びスルホン酸基を有するユニットを規定の含有量/比率で含有することを特徴とするトナー用樹脂及びそれを含有するトナー。
【選択図】なし
Description
(1)少なくとも
1)下記一般式(1)で表される構造を有するユニットA、
2)下記一般式(2)で表される構造を有するユニットB、および
3)芳香族ビニルモノマー由来のユニットC
を含む共重合体であって、
該共重合体におけるユニットAとユニットBのユニット数基準の含有量が
ユニットAとユニットBの合計=0.2〜1.5mmol/g
であって、
ユニットA:ユニットB=50:50〜95:5
であることを特徴とするトナー用樹脂。
ユニットA:ユニットB=50:50〜95:5
であることが必要である。ユニットAの割合が50:50より少ない場合には、初期の帯電特性が不十分となり、逆に95:5より多い場合には、耐久後半や低温低湿下でのチャージアップが起きることが分かった。上記の理由により、ユニットAとユニットBの比が特定の割合で共存していることが必要であるが、より好ましい範囲としては、60:40〜85:15である。
(A)芳香族ビニルモノマー及び下記式(7)で示されるモノマーとを共重合させ、その後に共重合体中のスルホン酸をエステル化する方法
(B)芳香族ビニルモノマー及び(メタ)アクリル酸等のカルボン酸含有モノマーとを共重合させ、さらに共重合体中のカルボン酸と下記一般式(6)のアミンを縮合させ、その後に共重合体中のスルホン酸をエステル化する方法
を挙げることができる。他にも、ウレタン結合やウレア結合を利用した高分子架橋反応を利用した合成方法も利用できる。
装置 :高速GPC HLC8120 GPC(東ソー社製)
カラム:Shodex KF−801、802、803、804、
805、806、807の7連(昭和電工社製)
溶離液:テトラヒドロフラン
流速 :1.0ml/min
オーブン温度:40.0℃
試料注入量 :0.10ml
1)試料の粉砕品0.5〜2.0gを精秤する。このときの重量をW(g)とする。
2)300mlのビーカーに試料を入れ、トルエン/エタノール(4/1)の混合液150mlを加え溶解する。
3)0.1mol/lのKOHのエタノール溶液を用い、電位差滴定測定装置を用いて滴定を行う(たとえば、京都電子株式会社の電位差滴定測定装置AT−400(winworkstation)とABP−410電動ビュレットを用いての自動滴定が利用できる。)。
4)この時のKOH溶液の使用量をS(ml)とする。同時にブランクを測定して、この時のKOHの使用量をB(ml)とする。
5)次式により酸価を計算する。fはKOHのファクターである。
酸価(mgKOH/g)={(S−B)×f×5.61}/W
FT−IRスペクトル
Nicolet社製 AVATAR360FT−IR
1 H−NMR、 13 C−NMR
日本電子製FT−NMR JNM−EX400(使用溶媒 重クロロホルム)
元素分析
カルロエルバ社製元素分析装置EA−1108(C量、O量、S量及びN量を算出)
以下に示す方法によりトナー用樹脂J1〜J6の合成を行った。
<原料共重合体の製造>
冷却管、撹拌機、温度計および窒素導入管の付いた反応槽中に、メタノール50部、テトラヒドロフラン200部を仕込み、窒素気流下で還流した。
・スチレン 90.0部
・アクリル酸 10.0部
このモノマー混合液に、さらに重合開始剤として2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)を3.0部混合し、前記反応容器に撹拌しながら滴下し、10時間保持した。その後、蒸留を行って溶剤を留去し、減圧下、50℃で乾燥した。得られた固形物を粉砕し、スチレンアクリル酸共重合体を得た。
冷却管、撹拌機、温度計および窒素導入管の付いた反応槽中に、得られたスチレンアクリル酸共重合体 100部、2−アミノベンゼンスルホン酸114部を入れ、ピリジン380部を加えて撹拌した後、亜リン酸トリフェニル410部を加え、120℃で6時間加熱した。反応終了後、エタノール500部に再沈殿して回収した。得られたポリマーを1N塩酸200部を用いて2回洗浄を行った後、水200部で2回洗浄を行い、減圧乾燥させた。IR測定を行った結果、カルボン酸に由来する1695cm-1のピークが減少し、新たに、1658cm-1にアミド結合に由来するピークが確認された。加えて、1H−NMRの結果より、2−アミノベンゼンスルホン酸のフェニル基に由来するピークがシフトしていることが確認された。
さらに、冷却管、撹拌機、温度計および窒素導入管の付いた反応槽中に、トリメチルオルトホルメート400部を仕込み80℃に加熱した。これに、得られたポリマー100部を5分間で添加し、その後15時間撹拌した。その後、反応混合物をヘキサン9000部に撹拌しながら滴下した。しばらく放置し、樹脂を析出、沈殿させた。デカンテーションにて上澄みを除き、残渣にクロロホルム500部を加えて溶かした。これをヘキサン7500部に撹拌下で滴下し、析出、沈殿させ、デカンテーションにて上澄みを除き、残渣を減圧乾燥した。これをメタノール300部で洗浄し、さらに水300部で洗浄した。これを減圧乾燥し、トナー用樹脂J1を得た。
<原料共重合体の製造>
冷却管、撹拌機、温度計および窒素導入管の付いた反応槽中に、メタノール67部、トルエン50部、メチルエチルケトン83部を仕込み、窒素気流下で還流した。
・スチレン 72.0部
・n−ブチルアクリレート 20.0部
・アクリル酸 8.0部
このモノマー混合液に、さらに重合開始剤として2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)を1.5部混合し、前記反応容器に撹拌しながら滴下し、10時間保持した。その後、蒸留を行って溶剤を留去し、減圧下、50℃で乾燥した。得られた固形物を粉砕し、スチレンアクリル酸共重合体を得た。
冷却管、撹拌機、温度計および窒素導入管の付いた反応槽中に、得られたスチレンアクリル酸共重合体 100部、4−メトキシアニリン−2−スルホン酸114部を入れ、ピリジン380部を加えて撹拌した後、亜リン酸トリフェニル350部を加え、120℃で6時間加熱した。反応終了後、エタノール500部に再沈殿して回収した。得られたポリマーを1N塩酸200部を用いて2回洗浄を行った後、水200部で2回洗浄を行い、減圧乾燥させた。IR測定を行った結果、カルボン酸に由来する1695cm-1のピークが減少し、新たに、1658cm-1にアミド結合に由来するピークが確認された。加えて、1H−NMRの結果より、4−メトキシアニリン−2−スルホン酸のメトキシ基に由来するピークがシフトしていることが確認された。
さらに、冷却管、撹拌機、温度計および窒素導入管の付いた反応槽中に、トリメチルオルトホルメート800部を仕込み80℃に加熱した。これに、得られたポリマー100部を5分間で添加し、その後15時間撹拌した。その後、反応混合物をヘキサン9000部に撹拌しながら滴下した。しばらく放置し、樹脂を析出、沈殿させた。デカンテーションにて上澄みを除き、残渣にクロロホルム500部を加えて溶かした。これをヘキサン7500部に撹拌下で滴下し、析出、沈殿させ、デカンテーションにて上澄みを除き、残渣を減圧乾燥した。これをメタノール300部で洗浄し、さらに水300部で洗浄した。これを減圧乾燥し、トナー用樹脂J2を得た。
<原料共重合体の製造>
冷却管、撹拌機、温度計および窒素導入管の付いた反応槽中に、メタノール50部、テトラヒドロフラン200部を仕込み、窒素気流下で還流した。
・スチレン 84.0部
・2−エチルヘキシルアクリレート 10.0部
・アクリル酸 6.0部
このモノマー混合液に、さらに重合開始剤として2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)を1.0部混合し、前記反応容器に撹拌しながら滴下し、10時間保持した。その後、蒸留を行って溶剤を留去し、減圧下、50℃で乾燥した。得られた固形物を粉砕し、スチレンアクリル酸共重合体を得た。
冷却管、撹拌機、温度計および窒素導入管の付いた反応槽中に、得られたスチレンアクリル酸共重合体 100部、2−アミノ−1−ナフタレンスルホン酸94部を入れ、ピリジン380部を加えて撹拌した後、亜リン酸トリフェニル265部を加え、120℃で6時間加熱した。反応終了後、エタノール500部に再沈殿して回収した。得られたポリマーを1N塩酸200部を用いて2回洗浄を行った後、水200部で2回洗浄を行い、減圧乾燥させた。IR測定を行った結果、カルボン酸に由来する1695cm-1のピークが減少し、新たに、1658cm-1にアミド結合に由来するピークが確認された。加えて、1H−NMRの結果より、2−アミノ−1−ナフタレンスルホン酸のフェニル基に由来するピークがシフトしていることが確認された。
さらに、冷却管、撹拌機、温度計および窒素導入管の付いた反応槽中に、トリエチルオルトホルメート800部を仕込み80℃に加熱した。これに、得られたポリマー100部を5分間で添加し、その後15時間撹拌した。その後、反応混合物をヘキサン9000部に撹拌しながら滴下した。しばらく放置し、樹脂を析出、沈殿させた。デカンテーションにて上澄みを除き、残渣にクロロホルム500部を加えて溶かした。これをヘキサン7500部に撹拌下で滴下し、析出、沈殿させ、デカンテーションにて上澄みを除き、残渣を減圧乾燥した。これをメタノール300部で洗浄し、さらに水300部で洗浄した。これを減圧乾燥し、トナー用樹脂J3を得た。
冷却管、撹拌機、温度計および窒素導入管の付いた反応槽中に、メタノール20部、テトラヒドロフラン100部を仕込み、窒素気流下で還流した。
・スチレン 72.3部
・n−ブチルアクリレート 20.0部
・2−アクリルアミド−ベンゼンスルホン酸メチルエステル 4.5部
・2−アクリルアミド−ベンゼンスルホン酸ナトリウム 3.2部
このモノマー混合液に、メタノール20部、テトラヒドロフラン60部を混合し、さらに重合開始剤としてパーブチルPV(日本油脂株式会社製)を3.0部混合し、前記反応容器に撹拌しながら滴下し、10時間保持した。その後、蒸留を行って溶剤を留去し、減圧下、50℃で乾燥した。得られた固形物を粉砕し、トナー用樹脂J4を得た。
<原料共重合体の製造>
冷却管、撹拌機、温度計および窒素導入管の付いた反応槽中に、メタノール50部、テトラヒドロフラン200部を仕込み、窒素気流下で還流した。
・スチレン 85.0部
・アクリル酸 15.0部
このモノマー混合液に、さらに重合開始剤として2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)を3.0部混合し、前記反応容器に撹拌しながら滴下し、10時間保持した。その後、蒸留を行って溶剤を留去し、減圧下、50℃で乾燥した。得られた固形物を粉砕し、スチレンアクリル酸共重合体を得た。
冷却管、撹拌機、温度計および窒素導入管の付いた反応槽中に、得られたスチレンアクリル酸共重合体 100部、4−アミノベンゼンスルホン酸182部を入れ、ピリジン380部を加えて撹拌した後、亜リン酸トリフェニル600部を加え、120℃で6時間加熱した。反応終了後、エタノール500部に再沈殿して回収した。得られたポリマーを1N塩酸200部を用いて2回洗浄を行った後、水200部で2回洗浄を行い、減圧乾燥させた。IR測定を行った結果、カルボン酸に由来する1695cm-1のピークが減少し、新たに、1658cm-1にアミド結合に由来するピークが確認された。加えて、1H−NMRの結果より、4−アミノベンゼンスルホン酸のフェニル基に由来するピークがシフトしていることが確認された。
さらに、冷却管、撹拌機、温度計および窒素導入管の付いた反応槽中に、トリ(イソプロピル)オルトホルメート1200部を仕込み80℃に加熱した。これに、得られたポリマー100部を5分間で添加し、その後15時間撹拌した。その後、反応混合物をヘキサン9000部に撹拌しながら滴下した。しばらく放置し、樹脂を析出、沈殿させた。デカンテーションにて上澄みを除き、残渣にクロロホルム500部を加えて溶かした。これをヘキサン7500部に撹拌下で滴下し、析出、沈殿させ、デカンテーションにて上澄みを除き、残渣を減圧乾燥した。これをメタノール300部で洗浄し、さらに水300部で洗浄した。これを減圧乾燥し、トナー用樹脂J5を得た。
冷却管、撹拌機、温度計および窒素導入管の付いた反応槽中に、メタノール20部、テトラヒドロフラン100部を仕込み、窒素気流下で還流した。
次に、以下のモノマーを混合し、モノマー混合液を調製した。
・スチレン 65.0部
・n−ブチルアクリレート 10.0部
・下記一般式のモノマー 25.0部
さらに、冷却管、撹拌機、温度計および窒素導入管の付いた反応槽中に、トリメチルオルトホルメート800部を仕込み40℃に加熱した。これに、得られたポリマー100部を5分間で添加し、その後2時間撹拌した。その後、反応混合物をヘキサン9000部に撹拌しながら滴下した。しばらく放置し、樹脂を析出、沈殿させた。デカンテーションにて上澄みを除き、残渣にクロロホルム500部を加えて溶かした。これをヘキサン7500部に撹拌下で滴下し、析出、沈殿させ、デカンテーションにて上澄みを除き、残渣を減圧乾燥した。これをメタノール300部で洗浄し、さらに水300部で洗浄した。これを減圧乾燥し、トナー用樹脂J6を得た。
冷却管、撹拌機、温度計および窒素導入管の付いた反応槽中に、トリメチルオルトホルメート400部を仕込み40℃に加熱した。これに、スチレンアクリル酸共重合体100部を5分間で添加し、その後30分間撹拌した。その後、反応混合物をヘキサン9000部に撹拌しながら滴下した。しばらく放置し、樹脂を析出、沈殿させた。デカンテーションにて上澄みを除き、残渣にクロロホルム500部を加えて溶かした。これをヘキサン7500部に撹拌下で滴下し、析出、沈殿させ、デカンテーションにて上澄みを除き、残渣を減圧乾燥した。これをメタノール300部で洗浄し、さらに水300部で洗浄した。これを減圧乾燥し、比較例用樹脂H1を得た。
冷却管、撹拌機、温度計および窒素導入管の付いた反応槽中に、スチレンアクリル酸共重合体100部、クロロホルム3500部、メタノール800部を加えて溶解し、0℃まで冷却した。これに2mol/リットルのトリメチルシリルジアゾメタン−ヘキサン溶液(Aldrich社製)75部を加えて、4時間撹拌した。その後、蒸留を行って溶剤を留去した。
・スチレン 77.6部
・n−ブチルアクリレート 20.0部
・2−アクリルアミド−ベンゼンスルホン酸メチルエステル 1.4部
・2−アクリルアミド−ベンゼンスルホン酸ナトリウム 1.0部
トナー用樹脂J4の作製例において、モノマー組成(混合比)を以下のように変更することにより比較例用樹脂H4を得た。
・スチレン 40.0部
・n−ブチルアクリレート 20.0部
・2−アクリルアミド−ベンゼンスルホン酸メチルエステル 23.5部
・2−アクリルアミド−ベンゼンスルホン酸ナトリウム 16.5部
トナー用樹脂J4の作製例において、モノマー組成(混合比)を以下のように変更することにより比較例用樹脂H5を得た。
・メチルメタクリレート 72.3部
・n−ブチルアクリレート 20.0部
・2−アクリルアミド−ベンゼンスルホン酸メチルエステル 4.5部
・2−アクリルアミド−ベンゼンスルホン酸ナトリウム 3.2部
以上作製した樹脂S1〜S6及び比較例用樹脂H1〜H5につき、1H−NMR及び13C−NMR及び元素分析の結果より計算されたユニットA及びユニットBの構造と含有量(mmol/g)及びユニットCの含有量(mol%)を表1に示し、前記した方法により酸価、分子量、Tgを測定した結果を表2に示す。
以下に示す方法により本発明のトナー1〜6を製造した。
顔料分散ペーストの作製:
・スチレンモノマー 80部
・Cuフタロシアニン(Pigment Blue 15:3) 13部
上記材料を容器中でよくプレミックスした後に、それを20℃以下に保ったままビーズミルで約4時間分散し、顔料分散ペーストを作製した。
イオン交換水1150部に0.1モル/リットル−Na3PO4水溶液390部を投入し、60℃に加温した後、クレアミックス(エム・テクニック社製)を用いて11,000rpmにて撹拌した。これに1.0モル/リットル−CaCl2水溶液58部を添加し、Ca3(PO4)2を含む分散媒体を得た。
・上記顔料分散ペースト 46.5部
・スチレンモノマー 42.0部
・n−ブチルアクリレート 18.0部
・エステルワックス 13.0部
(主成分C19H39COOC20H41、融点68.6℃)
・飽和ポリエステル樹脂 5.0部
(テレフタル酸−プロピレンオキサイド変性ビスフェノールA共重合体、酸価10mgKOH/g、Mw16000)
・トナー用樹脂J1 1.5部
得られたトナー粒子の100部に対して、ヘキサメチルジシラザンで表面を処理した後、シリコーンオイルで処理した個数平均1次粒径9nm、BET比表面積180m2/gの疎水性シリカ微粉体1部をヘンシェルミキサー(三井三池化工機(株))で混合・外添してトナー1を得た。
顔料分散ペーストの作製:
・スチレンモノマー 80部
・カーボンブラック 13部
上記材料を容器中でよくプレミックスした後に、それを20℃以下に保ったままビーズミルで約4時間分散し、顔料分散ペーストを作製した。
イオン交換水1200部に0.1モル/リットル−Na3PO4水溶液350部を投入し、60℃に加温した後、クレアミックス(エム・テクニック社製)を用いて11,000rpmにて撹拌した。これに1.0モル/リットル−CaCl2水溶液52部を添加し、Ca3(PO4)2を含む分散媒体を得た。
・上記顔料分散ペースト 46.5部
・スチレンモノマー 38.0部
・n−ブチルアクリレート 22.0部
・脂肪族ワックス 10.0部
(Mw1850、Mw/Mn1.27、融点78.6℃)
・飽和ポリエステル樹脂 5.0部
(テレフタル酸−プロピレンオキサイド変性ビスフェノールA共重合体、酸価10mgKOH/g、Mw16000)
・トナー用樹脂J2 1.5部
トナー1の製造例において、トナー用樹脂J1を1.5部用いるかわりにトナー用樹脂J3を3.0部用いた以外は同様にしてトナー3を得た。
トナー組成物混合液の作製:
・ビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物/ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物/テレフタル酸誘導体の共重合ポリエステル樹脂
(Tg62℃、軟化点102℃、Mw21000) 100.0部
・Cuフタロシアニン(Pigment Blue 15:3) 5.0部
・脂肪族ワックス 8.0部
(Mw1850、Mw/Mn1.27、融点78.6℃)
・トナー用樹脂J1 5.0部
・酢酸エチル 100.0部
上記材料を容器中でよくプレミックスした後に、それを20℃以下に保ったままビーズミルで約4時間分散し、トナー組成物混合液を作製した。
イオン交換水240部に0.1モル/リットル−Na3PO4水溶液78部を投入し、60℃に加温した後、クレアミックス(エム・テクニック社製)を用いて11,000rpmにて撹拌した。これに1.0モル/リットル−CaCl2水溶液12部を添加し、Ca3(PO4)2を含む分散媒体を得た。さらに、カルボキシメチルセルロース(商品名:セロゲンBS−H、第一工業製薬(株)製)1.0部を添加し10分間撹拌した。
トナー4の製造例において、トナー用樹脂J1を5.0部用いるかわりにトナー用樹脂J4を10.0部用いた以外は同様にしてトナー5を得た。
樹脂分散液の製造:
スチレン 370部
n−ブチルアクリレート 30部
アクリル酸 6部
ドデカンチオール 24部
4臭化炭素 4部
以上を混合溶解したものを非イオン性界面活性剤ノニポール400 6部、アニオン性界面活性剤ネオゲンSC10部をイオン交換水550部に溶解したものにフラスコ中で分散、乳化し10分ゆっくりと混合しながら、過硫酸アンモニウム4部を溶解したイオン交換水50部を投入し、窒素置換をおこなった。そののちフラスコを撹拌しながらオイルバスで内容物が70℃になるまで加熱し、5時間そのまま乳化重合を継続した。これにより、中心径155nm、ガラス転移点59℃、Mw12000の樹脂分散液を得た。
トナー用樹脂J5 40部をイオン交換水360部に加え、90℃に加熱後、5%のアンモニア水でpH=7に調整し、10%ドデシルベンゼンスルホン酸水溶液0.8部を加えながら、Ultra Turrax T−50(IKA製)を用いて、8000rpmで撹拌し、中心径200nmのトナー用樹脂J5の分散液を作製した。
下記組成を混合溶解し、ホモジナイザー(IKAウルトラタラックス)と超音波照射により分散し、中心粒径150nmの青顔料分散液を得た。
・シアン顔料 C.I.Pigment Blue 15:3 50部
(銅フタロシアニン 大日本インク製)
・アニオン性界面活性剤ネオゲンSC 5部
・イオン交換水 200部
下記組成を混合し、97℃に加熱した後、IKA製ウルトラタラックスT50にて分散した。その後、ゴーリンホモジナイザー(盟和商事製)で分散処理し、105℃、550kg/cm2の条件で20回処理することで、中心径190nmの離型剤分散液を得た。
・脂肪族ワックス 100部
(Mw1850、Mw/Mn1.27、融点78.6℃)
・アニオン性界面活性剤ネオゲンSC 5部
・イオン交換水 300部
樹脂分散液 200部
着色剤分散液 30部
離型剤分散液 30部
サニゾールB50 1.5部
以上を丸型ステンレス製フラスコ中でウルトラタラックスT50で混合分散した後、加熱用オイルバスでフラスコを撹拌しながら48℃まで加熱した。48℃で30分保持した後、光学顕微鏡にて観察すると、約5μmの凝集粒子が生成していることが確認された。ここにトナー用樹脂S3分散液を緩やかに60部添加し、さらに加熱用オイルバスの温度を上げて50℃で1時間保持した。光学顕微鏡にて観察すると約5.6μmの凝集粒子が生成していることが確認された。その後、ここにネオゲンSC3部を追加した後、ステンレス製フラスコを密閉し、磁力シールを用いて撹拌を継続しながら105℃まで加熱し、3時間保持した。冷却後、ろ過し、イオン交換水で充分洗浄後、乾燥させトナー粒子とした。さらに得られたトナー粒子を分級して、2〜10μmを選択し、トナー粒子を調製した。さらに、トナーの製造例1と同様にして、トナー粒子に疎水性シリカ微粉体を外添し、トナー6を得た。
トナー1の製造方法において、トナー用樹脂J1のかわりに比較例用樹脂H1を用いた以外は同様にして、トナー7を得た。
トナー1の製造方法において、トナー用樹脂J1のかわりに比較例用樹脂H2を用いた以外は同様にして、トナー8を得た。
トナー5の製造方法において、トナー用樹脂J4のかわりに比較例用樹脂H3を用いた以外は同様にして、トナー9を得た。
トナー5の製造方法において、トナー用樹脂J4のかわりに比較例用樹脂H4を用いた以外は同様にして、トナー10を得た。
トナー1の製造方法において、トナー用樹脂J1のかわりに比較例用樹脂H5を用いた以外は同様にして、トナー11を得た。
市販のフルカラーレーザービームプリンター(LBP−5500,キヤノン製)を用いて、市販のカートリッジから製品トナーを抜き取り、エアーブローにて内部を清掃したカートリッジに各トナー200gを充填して画だし試験を行った。試験内容は、常温常湿環境(23.5℃、60%RH)下、8000枚連続プリント試験を行い、さらに、低温低湿環境(15℃,10%RH)下、2000枚連続プリント試験を行った。プリント試験中、1枚〜5枚目を初期、7996枚〜8000枚目を耐久後、低温低湿環境下1996〜2000枚目を過酷耐久後とし、それぞれのトナー担持体上のトナー帯電量、画像濃度を測定し、平均値を求めた。この試験においてプリント速度をA4横17枚/分(75g/m2のA4普通紙)とし、紙面積に対するプリント比率2%のオリジナルチャートを使用した。加えて、8000枚耐久後と低温低湿環境下2000枚耐久後において、それぞれ画像濃度0.7程度になるハーフトーン画像を出力し、そのきめ細かさ、均一性を目視評価した。
A:非常に良好 非常に均一できめ細かい
B:実用上問題なし 僅かな斑が感じられる
C:実用上問題となる可能性あり 画像にもやがかかっている
D:難あり 濃淡の目立ったがさつき不良画像が発生
上記で得られたトナー1〜6と、シリコーン樹脂で表面被覆した磁性微粒子分散型樹脂キャリア(平均粒径35μm)とを、それぞれトナー濃度が7.0質量%になるように混合し二成分現像剤を作製した。作製した二成分現像剤各450gを高温高湿下(30℃/80%)で7日間放置した後、常温常湿下(23℃/60%)でさらに3日間放置し初期混合による帯電をリセットした。それらをカラー複写機CLC−5100(キヤノン製)の現像器ユニットに仕込み、予備回転なしに画像面積比率25%のA4画像出力を行った。帯電立ち上がり特性の低いトナーでは初期(1〜10枚)の出力画像において白地部にかぶりが生じ、トナーの飛び散りによるライン画像の乱れが観察されるが、本発明のトナー1〜6を用いた場合にはかぶりもなく細線再現性に優れた画像が得られた。また、画像面積比率7%のA4画像を8千枚連続したのちに前記と同様のA4画像を観察したところ、画像濃度も初期と同様に安定しており、かぶりや細線の再現性は初期と同レベルを維持していた。さらに、低温低湿環境(15℃,10%RH)下で前記と同様に2千枚の耐久後、同様のA4画像を観察したところ、画像濃度も初期と同様に安定しており、かぶりや細線の再現性も実用上問題のないレベルであった。
下記の材料の混合物をヘンシェルミキサー(FM−75型、三井三池化工機(株)製)でよく混合した後、温度130℃に設定した2軸混練機(PCM−30型、池貝鉄工(株)製)にて混練した。
・スチレン−アクリル酸ブチル−ジビニルベンゼン共重合体 85.0部
(Tg58℃、Mn8000、Mw120000)
・トナー用樹脂J1 15.0部
・磁性酸化鉄(平均粒径0.18μm) 100.0部
・ポリメチンワックス 5.0部
(Mw:1850、Mw/Mn:1.27、融点:78.6℃)
市販のフルカラーレーザービームプリンター(LBP−930,キヤノン製)を用いて、必要に応じて逐次トナーを補給しながら、常温常湿(23.5℃、60%RH)下、8000枚の画出しを行い、画像濃度と同時にトナー担持体上のトナー帯電量を測定した。
Claims (16)
- 少なくとも
1)下記一般式(1)で表される構造を有するユニットA、
2)下記一般式(2)で表される構造を有するユニットB、および
3)芳香族ビニルモノマー由来のユニットC
を含む共重合体であって、
該共重合体におけるユニットAとユニットBのユニット数基準の含有量が
ユニットAとユニットBの合計=0.2〜1.5mmol/g
であって、
ユニットA:ユニットB=50:50〜95:5
であることを特徴とするトナー用樹脂。
- 前記ユニットAが下記一般式(3)で表され、前記ユニットBが下記一般式(4)で表されることを特徴とする請求項1に記載のトナー用樹脂。
- 前記トナー用樹脂が、少なくともスチレンとカルボキシル基を有するビニルモノマーとを共重合して得られる共重合体のカルボキシル基の一部と、前記式(6)で表されるアミンとを縮合させて得られた共重合体のスルホン酸基又はスルホン酸塩基の一部を、オルトギ酸エステル類を用いてエステル化することにより得られた共重合体であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のトナー用樹脂。
- 前記共重合体のゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより算出した重量平均分子量が2000〜200000の範囲にあることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のトナー用樹脂。
- 前記共重合体のゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより算出した重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)において、Mw/Mnが1.0〜6.0の範囲にあることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のトナー用樹脂。
- 前記共重合体が、示差走査熱量計により測定されるDSC曲線において、45〜110℃の範囲にガラス転移点を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のトナー用樹脂。
- 前記共重合体の酸価が、0.1〜40.0mgKOH/gであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のトナー用樹脂。
- 少なくとも結着樹脂、着色剤、及び、請求項1乃至9のいずれかに記載のトナー用樹脂を含有するトナー粒子を有することを特徴とするトナー。
- 前記トナー用樹脂の含有量が、前記結着樹脂100.0質量部に対して0.1〜20.0質量部であることを特徴とする請求項10に記載のトナー。
- 前記トナーは、ワックスを含有しており、示差走査熱量計により測定されるトナーのDSC曲線において、昇温時に45〜130℃の範囲に吸熱ピークを有することを特徴とする請求項10又は11に記載のトナー。
- 前記トナーは、示差走査熱量計により測定されるトナーのDSC曲線において、45〜70℃の範囲にガラス転移点を有することを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載のトナー。
- 前記トナーは、重量平均粒子径D4が3.0〜9.0μmであることを特徴とする請求項10乃至13のいずれかに記載のトナー。
- 前記トナーは、請求項1乃至9のいずれかに記載のトナー用樹脂を有する組成物を水系媒体中で分散する工程を有する製造方法により形成させたトナー粒子を有することを特徴とする請求項10乃至14のいずれかに記載のトナー。
- 少なくともトナーとキャリアとを有する二成分現像剤であって、該トナーが請求項10乃至15のいずれかに記載のトナーであることを特徴とする二成分現像剤。
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