JPS5837526Y2 - ボ−ル盤における自動送り装置 - Google Patents

ボ−ル盤における自動送り装置

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JPS5837526Y2
JPS5837526Y2 JP1978083530U JP8353078U JPS5837526Y2 JP S5837526 Y2 JPS5837526 Y2 JP S5837526Y2 JP 1978083530 U JP1978083530 U JP 1978083530U JP 8353078 U JP8353078 U JP 8353078U JP S5837526 Y2 JPS5837526 Y2 JP S5837526Y2
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JP
Japan
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clutch
cylinder
pinion shaft
worm wheel
increasing gear
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978083530U
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English (en)
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JPS54183786U (ja
Inventor
政俊 渡辺
Original Assignee
株式会社吉良鉄工所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ボール盤における自動送り装置に関し、その
目的はボール盤における自動送り装置(実公昭51−第
30064号公報に係る考案装置)を改良するにある。
以下、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。
コラム1の前方に垂直に保持されるドリル軸2はピニオ
ン軸3のピニオン3aから駆動される。
はじめに、切削送り機構を第1図および第2図を参照し
て説明すると、ウオーム6はモータなどの駆動源より伝
達されるベベルギヤ5,5を介して回転され、このウオ
ーム6に噛合されるウオームホイール4が回転される。
なお、このウオームホイール4はピニオン軸3の中間部
位に対しブツシュ7を介して回転可能に遊嵌されている
クラッチ爪8はウオームホイール4の図示右側面に形成
されている(第4図参照) 次に、早送り機構を説明すると、往復型のシリンダ10
はソレノイドS1にて制御され、ピストン11とともに
ピストン軸12が往復動され、このピストン軸12一側
面にはラック13が形成されている。
次に、第1図の内域A内の構造を説明すると、ピニオン
14は前記ラック13に噛合い、かつ増速大ギヤ15と
一体回転可能に軸支されている。
増速小ギヤ9は前記増速大ギヤ9に噛合い、かつブツシ
ュ16を介してピニオン軸3の後端部3bに対し可転軸
支されている。
クラッチ溝17は増速小ギヤ9の図示右側面に形成され
ていて、クラッチ筒18のクラッチ爪22と2段状に噛
合される。
(第5図参照)ただし、第6図は1段状に噛合した場合
を示している。
なお、前記ウオームホイール4は図示左動が規制され、
前記増速小ギヤ9は図示右動が規制されている。
前記クラッチ筒18は、ウオームホイール4と増速小ギ
ヤ9の間にてピニオン軸3に対し軸方向の左右動可能に
スプラインを介して噛合されている。
クラッチ爪20はクラッチ筒18左端部のフランジ19
に形成されていて、ウオームホイール4のクラッチ爪8
と噛合されている。
(第4図参照)なお、このクラッチ筒18はばね21に
て常に右方へ附勢されている。
以上、説明したようにクラッチ筒18が左動すると、ク
ラッチ筒18のクラッチ爪20とウオームホイール4の
クラッチ爪8とが噛合し、クラッチ筒18のクラッチ爪
22と増速小ギヤ9のクラッチ溝17が第6図に示す1
段状に噛合する。
逆に、このクラッチ筒18が右動すると、左方のクラッ
チ爪8と20が解離される一方、右方のクラッチ爪22
とクラッチ溝17が第5図に示す2段状に噛合する。
筒状のピストン体23はクラッチ筒18の外周面にて可
転嵌合されていて、その左側面はクラッチ筒18のフラ
ンジ19に対しスラストベアリング24を介して可転当
接されるとともに、その外周面はシリンダを兼ねた保持
体25内に対し摺動可能に遊嵌されている。
ただし、この保持体25は機枠に固着されている。
このため、第1図に示すようにピストン体23は同体2
3と保持体25間に形成される空圧用の空隙(ピストン
室になる)26の空圧にて左動されることとなる。
そして、この空隙26内の空圧の上昇はソレノイドS2
の励磁によって供給されるエアにて行われる。
なお、ソレノイドの励磁作動、切削送りおよび早送りの
切換え調整は図示ドッグ27〜27の位置調整により作
動されるリミットスイッチ28〜28にて行われる。
引きつづいて、上記の実施例の作用および効果を具体的
に説明する。
まず、スタートボタン(図示しない)にてソレノイドS
1を励磁してエアをシリンダ10の図示上端側から供給
すると、ピストン11とともに下動されるピストン軸1
2のラック13からピニオン14を介して増速大ギヤ1
5が回転されるが、この場合、ソレノイドS2は励磁さ
れていないからピストン体23とともにクラッチ筒18
がばね21により右方へ附勢されて最右端に位置してい
て、クラッチ筒18のクラッチ爪22と増速小ギヤ9の
クラッチ溝17が第5図に示す2段状に噛合しているた
め、前記増速大ギヤ15に噛合する増速小ギヤ9ととも
にクラッチ筒18も回転される。
この結果、スプラインを介してピニオン軸3が高速回転
されるため、このピニオン軸3のピニオン3aからラッ
ク13を介してドリル軸2が早送りされることとなる。
続いて、ドリル軸2の所望の早送りがすむと同時にドッ
グ27およびリミットスイッチ28の感知手段にてソレ
ノイドS2が励磁されると、前記空隙26内に圧縮エア
が供給されるため、この空圧にてピストン体23ととも
にクラッチ筒18が左動される。
このため、クラッチ筒18のクラッチ爪20とウオーム
ホイール4のクラッチ爪8が噛合すると、それまで゛空
回転していたウオームホイール4の回転力にてクラッチ
筒18とともにピニオン軸3が低速回転されるため、ド
リル軸2が切削送りされる。
ただし、この場合、クラッチ筒18のクラッチ爪22と
増速ギヤ9のクラッチ溝17は第6図に示す1段状に噛
合されていても、切削送りのトルクが大きく、早送りの
トルクが小さいため、増速小ギヤ9がクラッチ筒18の
回転に追従して低速回転する。
そして、所望量の切削送りがすむと、ドッグ27および
リミットスイッチ28の感知手段にて、ソレノイドS1
およびS2の励磁が解除されるため、ピストン11が図
示上動される一方、クラッチ筒18がばね21の附勢力
により右動される。
続いて、ピニオン軸3の逆転にてドリル軸2が上昇され
て、上記した穿孔動作が完了され、その後は上記の動作
が繰り返し行われる。
以上説明したように本例では、早送り機構と切削送り機
構の各部材を可及的に集中しうる構造であるから、自動
送り装置としてのコンパクト化が可能であり、また早送
り機構の駆動源には往復型エアシリンダを使用している
ために回転型シリンダと異って送りストロークが1回転
に規制されることがない特長がある。
以上詳述したように、本考案はドリル軸2を上下動する
ためのピニオン3aを有するピニオン軸3には切削送り
可能なウオームホイールを可転軸支し、前記ピニオン軸
3の中間には前記ウオームホイール4に対し切離可能に
係合されるクラッチ爪20をもつクラッチ筒18を軸方
向の移動可能で前記ピニオン軸3と一体回転可能に嵌装
し、さらに前記ピニオン軸3の後端部3bにはエアシリ
ンダ10を駆動源とする早送り駆動系の増速大ギヤ15
と噛合される増速小ギヤ9を可転軸支するとともに、該
増速小ギヤ9にはクラッチ筒18の後端に形成された2
段のクラッチ爪22に対し同クラッチ筒18の軸方向へ
の移動に伴う前記クラッチ爪の保合時および離間時にお
ける2段の係合位置を有するクラッチ溝17を形成し、
しかも前記クラッチ筒18を可転軸支するように形成さ
れた筒状のピストン体23と、同体23を軸方向の移動
可能に密嵌するように機枠に固着された保持体25との
内部に空圧用の空隙部26を形成して前記クラッチの切
換え時には前記空隙部26内の空圧を制御せしめる構成
にしたことをその要旨とするものである。
本考案は、上記した構成により、切削送り機構と早送り
機構との各部材の集中化が図られるため、装置全体のコ
ンパクト化が図られる。
また、本考案では、特に切削送り時においても、クラッ
チ筒と増速小ギヤとが係合されるように両開のクラッチ
爪およびクラッチ溝に2段の係合位置を設定した。
このことにより、切削送り時において、空隙部へのエア
ー供給路にエアー漏れが発生しても、或はエアー圧の低
下が発生しても、クラッチ筒を、常にウオームホイール
と係合される位置に保持することができるため、切削送
りの状態を確実に保持することができる。
さらに上記の構成によって、クラッチ筒に対して増速小
ギヤを介し早送り系のトルクを付与することができる。
つまり、切削送りのトルクに早送り系のトルクを付加し
て、切削送りを助勢することができるのである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は自動送り装置の
横断面図、第2図は同装置のウオーム6軸心を通る横断
面図、第3図は第1図の右側面図、第4図はクラッチ爪
の噛合状態を示す説明図、第5図はカムが2段状にカム
溝に噛合った状態を示す説明図、第6図はカムが1段状
にカム溝に噛合った状態を示す説明図である。 2・・・・・・ドリル軸、3・・・・・・ピニオン軸、
4・・・・・・ウオームホイール、8.20.22・・
・・・・クラッチ爪、10・・・・・・シリンダ、11
・・・・・・ピストン、17・・・・・・クラッチ溝、
18・・・・・・クラッチ筒、21・・・・・・ばね、
23・・・・・・ピストン体、26・・・・・・空隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドリル軸2を上下動するためのピニオン3aを有するピ
    ニオン軸3には切削送り可能なウオームホイール4を可
    転軸支し、前記ピニオン軸3の中間には前記ウオームホ
    イール4に対し切離可能に係合されるクラッチ爪20を
    もつクラッチ筒18を軸方向の移動可能で前記ピニオン
    軸3と一体回転可能に嵌装し、さらに前記ピニオン軸3
    の後端部3bにはエアシリンダ10を駆動源とする早送
    り駆動系の増速大ギヤ15と噛合される増速小ギヤ9を
    可転軸支するとともに、該増速小ギヤ9にはクラッチ筒
    18の後端に形成された2段のクラッチ爪22に対し同
    クラッチ筒18の軸方向への移動に伴う前記クラッチ爪
    の保合時および離間時における2段の係合位置を有する
    クラッチ溝17を形成し、しかも前記クラッチ筒18を
    可転軸支するように形成された筒状のピストン体23と
    、同体23を軸方向の移動可能に密嵌するように機枠に
    固着された保持体25との内部に空圧用の空隙部26を
    形成して前記クラッチの切換え時には前記空隙部26内
    の空圧を制御せしめる構成にしたことを特徴とするボー
    ル盤における自動送り装置。
JP1978083530U 1978-06-16 1978-06-16 ボ−ル盤における自動送り装置 Expired JPS5837526Y2 (ja)

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JPS54183786U JPS54183786U (ja) 1979-12-26
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DE4232076A1 (de) * 1991-09-27 1993-04-22 Kwan Soon Jang Automatischer spindelantrieb fuer eine bohr- und/oder gewindeschneidemaschine

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JPS5130064U (ja) * 1974-08-24 1976-03-04

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JPS54183786U (ja) 1979-12-26

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