JPH0810506Y2 - 工作機械のターンテーブル固定装置 - Google Patents
工作機械のターンテーブル固定装置Info
- Publication number
- JPH0810506Y2 JPH0810506Y2 JP1990029012U JP2901290U JPH0810506Y2 JP H0810506 Y2 JPH0810506 Y2 JP H0810506Y2 JP 1990029012 U JP1990029012 U JP 1990029012U JP 2901290 U JP2901290 U JP 2901290U JP H0810506 Y2 JPH0810506 Y2 JP H0810506Y2
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- JP
- Japan
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- turntable
- shaft
- frame
- dog teeth
- lower frame
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- Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、工作機械におけるターンテーブルを機械本
体に固定する装置に関する。
体に固定する装置に関する。
第４図および第５図に示す工作機械Ａでは、ヘッドＢ
上に矢印Ｙ方向あるいはＸ方向へ摺動自在なスライドテ
ーブルＳを設置して機械本体とし、このスライドテーブ
ルＳ上にはターンテーブルＣが回転自在に配設されてい
る。このターンテーブルＣは第６図に示す如く、ギヤ
D1．D2．D3．D4から成るギヤ列Ｅを介してモータＦによ
り矢印Ｇ（第4,5図）で示すように駆動回転される。ま
た、上記ターンテーブルＣは、自身が連続して回動する
ことにより該ターンテーブルＣ上に載置固定された加工
材を回転させ、この加工材をヘッドＨに設けた工具Ｉに
よって旋削する旋削モードと、上記ターンテーブルＣを
所定角度だけ回動させた後静止させ上記工具Ｉを作動さ
せて加工材を加工する割出しモードとの２つの態様（モ
ード）において動作される。
上に矢印Ｙ方向あるいはＸ方向へ摺動自在なスライドテ
ーブルＳを設置して機械本体とし、このスライドテーブ
ルＳ上にはターンテーブルＣが回転自在に配設されてい
る。このターンテーブルＣは第６図に示す如く、ギヤ
D1．D2．D3．D4から成るギヤ列Ｅを介してモータＦによ
り矢印Ｇ（第4,5図）で示すように駆動回転される。ま
た、上記ターンテーブルＣは、自身が連続して回動する
ことにより該ターンテーブルＣ上に載置固定された加工
材を回転させ、この加工材をヘッドＨに設けた工具Ｉに
よって旋削する旋削モードと、上記ターンテーブルＣを
所定角度だけ回動させた後静止させ上記工具Ｉを作動さ
せて加工材を加工する割出しモードとの２つの態様（モ
ード）において動作される。
ところで、上記構成の工作機械Ａでは、割出しモード
すなわちターンテーブルＣを静止させ、該ターンテーブ
ルＣ上の加工材をヘッドＨに取付けた工具Ｉによって加
工する際、加工材に工具Ｉの負荷が加わると、上述した
ギヤ列Ｅのバックラッシュ等に起因して僅かではあるが
ターンテーブルＣがずれ動いてしまうことがあり、この
結果、加工材の工作精度を低下させてしまう不都合があ
る。
すなわちターンテーブルＣを静止させ、該ターンテーブ
ルＣ上の加工材をヘッドＨに取付けた工具Ｉによって加
工する際、加工材に工具Ｉの負荷が加わると、上述した
ギヤ列Ｅのバックラッシュ等に起因して僅かではあるが
ターンテーブルＣがずれ動いてしまうことがあり、この
結果、加工材の工作精度を低下させてしまう不都合があ
る。
そこで、特願昭62-272571号（特開平１−115547号）
に示すように、ターンテーブルに回動側ドク歯を形成
し、機械本体に固定側ドク歯を形成し、その機械本体に
連結ドク歯を有するブロックを移動自在に設け、このブ
ロックを移動して回転側ドク歯と固定側ドク歯とに亘っ
て連結ドク歯を噛合することでターンテーブルを機械本
体に結合する装置が提案されている。
に示すように、ターンテーブルに回動側ドク歯を形成
し、機械本体に固定側ドク歯を形成し、その機械本体に
連結ドク歯を有するブロックを移動自在に設け、このブ
ロックを移動して回転側ドク歯と固定側ドク歯とに亘っ
て連結ドク歯を噛合することでターンテーブルを機械本
体に結合する装置が提案されている。
かかる装置であるとラジアル荷重は１つのラジアル軸
受で受けることになり、ラジアル荷重に対して弱くなる
ばかりか、ドグ歯の外側にスラストベアリングを設けさ
らに、その外側に、ターンテーブルを駆動するためのギ
ヤを設けるので、その駆動ギヤが大径となり、高速回転
できない。
受で受けることになり、ラジアル荷重に対して弱くなる
ばかりか、ドグ歯の外側にスラストベアリングを設けさ
らに、その外側に、ターンテーブルを駆動するためのギ
ヤを設けるので、その駆動ギヤが大径となり、高速回転
できない。
そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした
工作機械のターンテーブル固定装置を提供することを目
的とする。
工作機械のターンテーブル固定装置を提供することを目
的とする。
本考案は、ターンテーブル２のシャフト３における上
部を、機械本体の上部フレーム1aにラジアル軸受3aとス
ラスト軸受3bとで回転自在に支承し、該シャフト３にお
ける下部を機械本体の下部フレーム1bにラジアル軸受3c
で回転自在に支承し、前記シャフト３における上部フレ
ーム1aと下部フレーム1bとの間の中間部に駆動ギヤ４を
設け、この駆動ギヤ４に回転駆動されるギヤ５を噛合し
てターンテーブル２を駆動するようにし、 前記シャフト３における下部フレーム1bより下方に突
出した下端部に回転側ドグ歯10aを設けると共に、該回
転側ドグ歯10aと隣接した位置に固定側ドグ歯9aを設
け、該固定側ドグ歯9aと前記回転側ドグ歯10aとに対向
する連結ドグ歯12aを備えたスライドロック11を、下部
フレーム1bの下方に、前記固定側ドグ歯9aと前記回転側
ドグ歯10aとが、連結ドグ歯12aに噛合する位置と離隔す
る位置との間で移動自在に設け、このスライドブロック
11を移動する手段を下部フレーム1bの下方に設けたこと
を特徴とする工作機械のターンテーブル固定装置であ
る。
部を、機械本体の上部フレーム1aにラジアル軸受3aとス
ラスト軸受3bとで回転自在に支承し、該シャフト３にお
ける下部を機械本体の下部フレーム1bにラジアル軸受3c
で回転自在に支承し、前記シャフト３における上部フレ
ーム1aと下部フレーム1bとの間の中間部に駆動ギヤ４を
設け、この駆動ギヤ４に回転駆動されるギヤ５を噛合し
てターンテーブル２を駆動するようにし、 前記シャフト３における下部フレーム1bより下方に突
出した下端部に回転側ドグ歯10aを設けると共に、該回
転側ドグ歯10aと隣接した位置に固定側ドグ歯9aを設
け、該固定側ドグ歯9aと前記回転側ドグ歯10aとに対向
する連結ドグ歯12aを備えたスライドロック11を、下部
フレーム1bの下方に、前記固定側ドグ歯9aと前記回転側
ドグ歯10aとが、連結ドグ歯12aに噛合する位置と離隔す
る位置との間で移動自在に設け、このスライドブロック
11を移動する手段を下部フレーム1bの下方に設けたこと
を特徴とする工作機械のターンテーブル固定装置であ
る。
これにより、シャフト３に作用するラジアル荷重を、
シャフト３の上部と下部の２つのラジアル軸受で受ける
ことができ、ターンテーブル２をラジアル荷重に対して
強く支承できる。しかもシャフト３の中間部に駆動ギヤ
４を設けたことから、駆動ギヤ４を小径としてターンテ
ーブル２を高速回転できる。
シャフト３の上部と下部の２つのラジアル軸受で受ける
ことができ、ターンテーブル２をラジアル荷重に対して
強く支承できる。しかもシャフト３の中間部に駆動ギヤ
４を設けたことから、駆動ギヤ４を小径としてターンテ
ーブル２を高速回転できる。
また、固定側ドク歯9a、回転側ドク歯9b、スライドブ
ロック11、移動手段により成るターンテーブル固定装置
を、シャフト３の下端部で、下部フレーム1bの下方に設
けたことから、それらをシャフト３の上部または中間部
に設けた場合に較べ、シャフト３の軸径を細くできるこ
とから、ターンテーブルを固定する装置を小型化でき、
この駆動装置全体もコンパクトにでき、コンパクトとし
たことによってターンテーブル上面高さを低く設定で
き、ワーク搬出入高さを低くできるので、作業性が良く
なる。その上、ワーク搬出入高さを低くできることか
ら、機械をシステム構成した場合、そのワーク搬出入シ
ステムの全体の高さを低くでき、これらのシステム全体
がコンパクトになり、ローコスト、省スペースの効果が
得られる。
ロック11、移動手段により成るターンテーブル固定装置
を、シャフト３の下端部で、下部フレーム1bの下方に設
けたことから、それらをシャフト３の上部または中間部
に設けた場合に較べ、シャフト３の軸径を細くできるこ
とから、ターンテーブルを固定する装置を小型化でき、
この駆動装置全体もコンパクトにでき、コンパクトとし
たことによってターンテーブル上面高さを低く設定で
き、ワーク搬出入高さを低くできるので、作業性が良く
なる。その上、ワーク搬出入高さを低くできることか
ら、機械をシステム構成した場合、そのワーク搬出入シ
ステムの全体の高さを低くでき、これらのシステム全体
がコンパクトになり、ローコスト、省スペースの効果が
得られる。
また、前述のターンテーブル固定装置をシャフト３の
下端部で、下部フレーム1bの下方に設けたことから、そ
れらをシャフト３の上部または中間部に設けた場合に較
べ、シャフト自体を太くでき、シャフトを機械本体のフ
レームに支承する軸受を大型化でき、高負荷対応のター
ンテーブルとなり、重切削が可能となり、生産性の高い
機械となる。
下端部で、下部フレーム1bの下方に設けたことから、そ
れらをシャフト３の上部または中間部に設けた場合に較
べ、シャフト自体を太くでき、シャフトを機械本体のフ
レームに支承する軸受を大型化でき、高負荷対応のター
ンテーブルとなり、重切削が可能となり、生産性の高い
機械となる。
第１図ないし第３図は本考案に関わる工作機械の要部
を示すものであり、図中符号１は機械本体としてのスラ
イドテーブルを構成するフレームであり、該フレーム１
は上部フレーム1aと下部フレーム1bとの間に空間部1cを
構成し、上部フレーム1aの上部孔1dにターンテーブル２
に設けたシャフト３の上部が円筒コロ軸受などのラジア
ル軸受3aと複式スラスト玉軸受などのスラスト軸受3bを
介して支承され、前記下部フレーム1bの下部孔1eに前記
シャフト３の下部がラジアル軸受3cを介して支承されて
ターンテーブル２はフレーム１に回転自在に支承してあ
る。
を示すものであり、図中符号１は機械本体としてのスラ
イドテーブルを構成するフレームであり、該フレーム１
は上部フレーム1aと下部フレーム1bとの間に空間部1cを
構成し、上部フレーム1aの上部孔1dにターンテーブル２
に設けたシャフト３の上部が円筒コロ軸受などのラジア
ル軸受3aと複式スラスト玉軸受などのスラスト軸受3bを
介して支承され、前記下部フレーム1bの下部孔1eに前記
シャフト３の下部がラジアル軸受3cを介して支承されて
ターンテーブル２はフレーム１に回転自在に支承してあ
る。
前記シャフト３には駆動ギヤ４がフレーム１の空間部
1cに臨むように設けてあり、この駆動ギヤ４には図示し
ないモータによって駆動回転されるギヤ５が噛合してい
る。
1cに臨むように設けてあり、この駆動ギヤ４には図示し
ないモータによって駆動回転されるギヤ５が噛合してい
る。
前記フレーム１の下面には筒状の第１・第２ブロック
6,7が順次重ね合うようにボルト８で取付けてあり、そ
の第１ブロック６の下面にターンテーブル２と同芯にリ
ング状の大ブロック９が固設されており、該大ブロック
９の下面には、全周に亘って固定側ドグ歯9aが形成され
ている。一方、前記シャフト３の下面には、前記リング
状の大ブロック９の内周域には嵌まるようにして、リン
グ状の小ブロック10が固設されている。この小ブロック
10の下面には全周に亘って上記固定側ドグ歯9aと同ピッ
チの回動側ドク歯10aが形成されており、この回転側ド
グ歯10aと前記固定側ドク歯9aとは、ターンテーブル２
の回転中心軸と直交する平面上に位置している。
6,7が順次重ね合うようにボルト８で取付けてあり、そ
の第１ブロック６の下面にターンテーブル２と同芯にリ
ング状の大ブロック９が固設されており、該大ブロック
９の下面には、全周に亘って固定側ドグ歯9aが形成され
ている。一方、前記シャフト３の下面には、前記リング
状の大ブロック９の内周域には嵌まるようにして、リン
グ状の小ブロック10が固設されている。この小ブロック
10の下面には全周に亘って上記固定側ドグ歯9aと同ピッ
チの回動側ドク歯10aが形成されており、この回転側ド
グ歯10aと前記固定側ドク歯9aとは、ターンテーブル２
の回転中心軸と直交する平面上に位置している。
前記第２ブロック７の内周面7aにはスライドブロック
11が、前記固定側ドグ歯9aおよび回動側ドグ歯10aの下
方領域と対向して上下方向に沿って移動自在に収容設置
されており、このスライドブロック11の上面に固設され
たスライドリングブロック12には、その上面全周に亘っ
て連結ドグ歯12aが形成されている。さらに前記スライ
ドブロック11の下方突起11aが第２ブロック７の下面に
ビス13で固設した蓋体14の孔14aに嵌合してスライドブ
ロック11を上下動する第１・第２油室15,16を構成し、
この第１・第２油室15,16は第１・第２オイル通路17,18
に連通してスライドブロック駆動手段19を構成してい
る。この駆動手段19によって前記スライドブロック11を
上下動させることにより、連結ドグ歯12aが、固定側ド
グ歯9aおよび回動側ドグ歯10aと噛合、離隔する。
11が、前記固定側ドグ歯9aおよび回動側ドグ歯10aの下
方領域と対向して上下方向に沿って移動自在に収容設置
されており、このスライドブロック11の上面に固設され
たスライドリングブロック12には、その上面全周に亘っ
て連結ドグ歯12aが形成されている。さらに前記スライ
ドブロック11の下方突起11aが第２ブロック７の下面に
ビス13で固設した蓋体14の孔14aに嵌合してスライドブ
ロック11を上下動する第１・第２油室15,16を構成し、
この第１・第２油室15,16は第１・第２オイル通路17,18
に連通してスライドブロック駆動手段19を構成してい
る。この駆動手段19によって前記スライドブロック11を
上下動させることにより、連結ドグ歯12aが、固定側ド
グ歯9aおよび回動側ドグ歯10aと噛合、離隔する。
次に作動を説明する。
第２図に示す如く、第１オイル通路17より第１油室15
に圧油を供給してスライドブロック11を下降位置とした
時には、連結ドク歯12aが固定側ドク歯9aおよび回動側
ドグ歯10aと離隔しており、ギヤ５から駆動ギヤ４にモ
ータ（図示せず）からの動力を伝達することにより、タ
ーンテーブル２は、フレーム１に対して自由に駆動回転
する。この状態において旋削モードにおけるターンテー
ブル２の旋回や、割出しモードにおけるターンテーブル
２の所定角度の回動が行われる。
に圧油を供給してスライドブロック11を下降位置とした
時には、連結ドク歯12aが固定側ドク歯9aおよび回動側
ドグ歯10aと離隔しており、ギヤ５から駆動ギヤ４にモ
ータ（図示せず）からの動力を伝達することにより、タ
ーンテーブル２は、フレーム１に対して自由に駆動回転
する。この状態において旋削モードにおけるターンテー
ブル２の旋回や、割出しモードにおけるターンテーブル
２の所定角度の回動が行われる。
第２オイル通路18より第２油室16に圧油を供給して第
２油室16の圧力を高めてスライドブロック11を上昇させ
ると、第３図のように連結ドグ歯12aが固定側ドグ歯9a
と回動側ドグ歯10aとに噛合する。この結果、上記固定
側ドグ歯9aと回動側ドグ歯10a、言い換えればフレーム
１とターンテーブル２とが、連結ドグ歯12aを介して一
体的かつ不動に結合される。この状態において、ターン
テーブル２上に載置固定された加工材を工具によって加
工しても、加工時の負荷によりターンテーブル２がずれ
動くことはない。
２油室16の圧力を高めてスライドブロック11を上昇させ
ると、第３図のように連結ドグ歯12aが固定側ドグ歯9a
と回動側ドグ歯10aとに噛合する。この結果、上記固定
側ドグ歯9aと回動側ドグ歯10a、言い換えればフレーム
１とターンテーブル２とが、連結ドグ歯12aを介して一
体的かつ不動に結合される。この状態において、ターン
テーブル２上に載置固定された加工材を工具によって加
工しても、加工時の負荷によりターンテーブル２がずれ
動くことはない。
なお、本例では、スライドブロック駆動手段を油圧機
構によって構成しているが、上記駆動手段としては空圧
機構でも、またモータ等によって直接動作させるように
してもよいことは言うまでもない。
構によって構成しているが、上記駆動手段としては空圧
機構でも、またモータ等によって直接動作させるように
してもよいことは言うまでもない。
シャフト３の上部、下部を上部フレーム1a、下部フレ
ーム1bにラジアル軸受でそれぞれ支承したことにより、
シャフト３に作用するラジアル荷重を２つの軸受で受け
ることができ、ターンテーブル２をラジアル荷重に対し
て強く支承できる。
ーム1bにラジアル軸受でそれぞれ支承したことにより、
シャフト３に作用するラジアル荷重を２つの軸受で受け
ることができ、ターンテーブル２をラジアル荷重に対し
て強く支承できる。
また、シャフト３における上部フレーム1aと下部フレ
ーム1bの間の中間部に駆動ギヤ４を設けたことにより、
駆動ギヤ４を小径としてターンテーブル２を高速回転で
きる。
ーム1bの間の中間部に駆動ギヤ４を設けたことにより、
駆動ギヤ４を小径としてターンテーブル２を高速回転で
きる。
また、固定側ドク歯9a、回転側ドク歯9b、スライドブ
ロック11、移動手段により成るターンテーブル固定装置
を、シャフト３の下端部で、下部フレーム1bの下方に設
けたことから、それらをシャフト３の上部または中間部
に設けた場合に較べ、シャフト３の軸径を細くできるこ
とから、ターンテーブルを固定する装置を小型化でき、
この駆動装置全体もコンパクトにでき、コンパクトとし
たことによってターンテーブル上面高さを低く設定で
き、ワーク搬出入高さを低くできるので、作業性が良く
なる。その上、ワーク搬出入高さを低くできることか
ら、機械をシステム構成した場合、そのワーク搬出入シ
ステムの全体の高さを低くでき、これらのシステム全体
がコンパクトになり、ローコスト、省スペースの効果が
得られる。
ロック11、移動手段により成るターンテーブル固定装置
を、シャフト３の下端部で、下部フレーム1bの下方に設
けたことから、それらをシャフト３の上部または中間部
に設けた場合に較べ、シャフト３の軸径を細くできるこ
とから、ターンテーブルを固定する装置を小型化でき、
この駆動装置全体もコンパクトにでき、コンパクトとし
たことによってターンテーブル上面高さを低く設定で
き、ワーク搬出入高さを低くできるので、作業性が良く
なる。その上、ワーク搬出入高さを低くできることか
ら、機械をシステム構成した場合、そのワーク搬出入シ
ステムの全体の高さを低くでき、これらのシステム全体
がコンパクトになり、ローコスト、省スペースの効果が
得られる。
また、前述のターンテーブル固定装置をシャフト３の
下端部で、下部フレーム1bの下方に設けたことから、そ
れらをシャフト３の上部または中間部に設けた場合に較
べ、シャフト自体を太くでき、シャフトを機械本体のフ
レームに支承する軸受を大型化でき、高負荷対応のター
ンテーブルとなり、重切削が可能となり、生産性の高い
機械となる。
下端部で、下部フレーム1bの下方に設けたことから、そ
れらをシャフト３の上部または中間部に設けた場合に較
べ、シャフト自体を太くでき、シャフトを機械本体のフ
レームに支承する軸受を大型化でき、高負荷対応のター
ンテーブルとなり、重切削が可能となり、生産性の高い
機械となる。
第１図〜第３図は本考案の実施例を示し、第１図はター
ンテーブル回転部の要部断面図、第２図、第３図は動作
説明図、第４図、第５図、第６図は従来例の説明図であ
る。 ２はターンテーブル、３はシャフト、４は駆動ギヤ、9a
は固定側ドク歯、10aは回転側ドグ歯、11はスライドブ
ロック、12aは連結ドク歯。
ンテーブル回転部の要部断面図、第２図、第３図は動作
説明図、第４図、第５図、第６図は従来例の説明図であ
る。 ２はターンテーブル、３はシャフト、４は駆動ギヤ、9a
は固定側ドク歯、10aは回転側ドグ歯、11はスライドブ
ロック、12aは連結ドク歯。
Claims (1)
- 【請求項１】ターンテーブル２のシャフト３における上
部を、機械本体の上部フレーム1aにラジアル軸受3aとス
ラスト軸受3bとで回転自在に支承し、該シャフト３にお
ける下部を機械本体の下部フレーム1bにラジアル軸受3c
で回転自在に支承し、前記シャフト３における上部フレ
ーム1aと下部フレーム1bとの間の中間部に駆動ギヤ４を
設け、この駆動ギヤ４に回転駆動されるギヤ５を噛合し
てターンテーブル２を駆動するようにし、 前記シャフト３における下部フレーム1bより下方に突出
した下端部に回転側ドグ歯10aを設けると共に、該回転
側ドグ歯10aと隣接した位置に固定側ドグ歯9aを設け、
該固定側ドグ歯9aと前記回転側ドグ歯10aとに対向する
連結ドグ歯12aを備えたスライドブロック11を、下部フ
レーム1bの下方に、前記固定側ドグ歯9aと前記回転側ド
グ歯10aとが、連結ドグ歯12aに噛合する位置と離隔する
位置との間で移動自在に設け、このスライドブロック11
を移動する手段を下部フレーム1bの下方に設けたことを
特徴とする工作機械のターンテーブル固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990029012U JPH0810506Y2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 工作機械のターンテーブル固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990029012U JPH0810506Y2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 工作機械のターンテーブル固定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03120355U JPH03120355U (ja) | 1991-12-11 |
| JPH0810506Y2 true JPH0810506Y2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=31531794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990029012U Expired - Lifetime JPH0810506Y2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 工作機械のターンテーブル固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0810506Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001062663A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-03-13 | Toshiba Mach Co Ltd | 割出し軸のクランプ装置 |
| JP4689814B2 (ja) * | 2000-11-27 | 2011-05-25 | 株式会社森精機製作所 | 工作機械の回転割り出し装置 |
| JP6029531B2 (ja) * | 2013-05-16 | 2016-11-24 | オークマ株式会社 | 立形旋盤 |
| JP2015075179A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-20 | 株式会社北川鉄工所 | 回転装置 |
| JP7212107B2 (ja) * | 2021-06-18 | 2023-01-24 | 株式会社牧野フライス製作所 | 回転テーブル及びこれを備えた工作機械 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0829478B2 (ja) * | 1987-10-28 | 1996-03-27 | 株式会社小松製作所 | 工作機械 |
| IT1217323B (it) * | 1987-12-22 | 1990-03-22 | Sgs Microelettronica Spa | Struttura integrata di transistor bipolare di potenza di alta tensione e di transistor mos di potenza di bassa tensione nella configurazione"emitter switching"e relativo processo di fabbricazione |
-
1990
- 1990-03-23 JP JP1990029012U patent/JPH0810506Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03120355U (ja) | 1991-12-11 |
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