JPS608908Y2 - 2速回転装置付加工ヘッド - Google Patents

2速回転装置付加工ヘッド

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Publication number
JPS608908Y2
JPS608908Y2 JP17414679U JP17414679U JPS608908Y2 JP S608908 Y2 JPS608908 Y2 JP S608908Y2 JP 17414679 U JP17414679 U JP 17414679U JP 17414679 U JP17414679 U JP 17414679U JP S608908 Y2 JPS608908 Y2 JP S608908Y2
Authority
JP
Japan
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motor
pair
rotation
machining
shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP17414679U
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English (en)
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JPS5694243U (ja
Inventor
金吾 沢田
武彦 林
Original Assignee
豊田工機株式会社
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Publication date
Application filed by 豊田工機株式会社 filed Critical 豊田工機株式会社
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Publication of JPS5694243U publication Critical patent/JPS5694243U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は加工速度を異にする2種類の加工工具を有する
回転主軸を備えた加工ヘッドに関するもので、その目的
は前記回転主軸を各加工工具に適した回転速度に速度変
換するのを極めて迅速に行わしめ加工サイクルタイムを
短縮することである。
従来回転主軸に2種類の加工工具を設けた場合の速度変
換は、駆動系に設けられたクラッチの切替えによって行
われていた。
このため速度変換に当って回転を停止させてからクラッ
チの切替えを行う必要があり、変換に要する時間が長く
、変速前の第1加工と変速後の第2加工との間のアイド
ルタイムが長くなり加工能率が低かった。
特に第1加工と第2加工の回転速度比が大きい程回転主
軸の加速減速に要する時間が長くなり時間のロスが大き
かった。
本考案はかかる従来の欠点をなくするため、2つの駆動
モータと遊星歯車装置を使用して、回転主軸を停止させ
ることなく第1速度から第2速度に極めて連速に速度変
換させるものである。
以下本考案の実施例を図面により説明する。
第1図、第2図において、10はベッド、11はベッド
10上に載置されたスライドベース、12はスライドベ
ース11の案内面に摺動可能に案内された摺動台、13
は摺動台12を進退動作せしめるシリンダ、14は摺動
台12上に設けられた主軸台で、回転主軸15を回転可
能に軸承している。
16は主軸台14の後方に設置された支持台で、回転主
軸15の一端と回転連結された中間軸17を回転主軸1
5と平行に回転軸承している。
18は中間軸17の一端に設けられた遊星歯車装置、1
9.20はこの遊星歯車装置18に同軸的に設けられた
第1プーリ、第2プーリ、21は支持台16上に設けら
れブレーキ装置21aを内蔵した第1モータ、22は第
2モータ、23は第1モータ21の出力軸に設けられた
第1駆動プーリで、前記第1プーリ19との間にベルト
24が張設されている。
25は第2モータ22の出力軸に設けられた第2駆動プ
ーリで、前記第2プーリ20との間にベルト26が張設
されている。
前記回転主軸15の先端部には中ぐりバイト30を保持
するフィール31が固着され、かっこのフィール31の
中心にはリーマ32を保持する保持軸33が進退可能に
案内され、保持軸33の他端は回転主軸15及び支持台
16を貫通し、回転継手34を介してシリンダ35のピ
ストンロッド36に連結されている。
中ぐりバイト30による加工時にはシリンダ35のピス
トンを後退させリーマ32がワークWに接触しないよう
にフィール31内に退没させ、中ぐリバイト30に適す
る高速回転を回転主軸15に与え摺動台12を前進させ
て加工する。
リーマ32による加工時には、摺動台12を前進端位置
より微少量後退させ中ぐりバイト30とワークWが接触
しないようにしてから、リーマ32に適した低速回転を
回転主軸15に与え、シリンダ35のピストンを前進さ
せり−マ32をフィール31から前進させて加工する。
回転主軸15の後端部は、支持台16に回転可能に軸承
された歯車軸40の内孔40aに挿入され、キー41に
より係止されている。
歯車軸40には歯車42が形成され、前記中間軸17の
他端に固着された歯車43と中間歯車44を介して噛合
している。
前記遊星歯車装置18は、第2図に示すように、同軸的
配置の一対の太陽歯車45.46と、各太陽歯車45.
46と噛合し相対回転を規制して同一の遊星軸47に固
着された一対の遊星歯車48.49と、この遊星軸47
を回転自在に軸承し遊星歯車48.49の自転を許容す
るとともに太陽歯車45.46の周囲を公転できるよう
に軸承された回転ドラム50とによって構成されている
大径側の太陽歯車46は中間軸17にキー止めされた段
付スリーブ51にスプライン止めされ、小径側の太陽歯
車45は段付スリーブ51の小径側外周面にて回転軸承
されたスリーブ52にスプライン止めされている。
このスリーブ52の一端は回転ドラム50の側面より突
出し、前記第1プーリ19が固着される。
回転ドラム50の外周面には■溝が刻設され第2プーリ
20をなしている。
前記第1モータ21のブレーキ装置21aを作動させる
と第1プーリ19、小径側の太陽歯車45は固定される
第2モータ22を起動して回転ドラム50を回転させる
と、固定された太陽歯車45に噛合う遊星歯車48は公
転しかつ自転が与えられ、同軸的配置の他の遊星歯車4
9と噛合する大径側の太陽歯車46は公転角に対する自
転角の差分回転ドラム50と同じ方向に回転され中間軸
17より減速された低速回転が取り出される。
第1モータ21のブレーキ装置21aを解除し、第1モ
ータ21を第3図に示すように第2モータ22の回転方
向と同じ方向に回転すると小径側の太陽歯車45が遊星
歯車48.49の公転方向と同じ方向に回転されるため
、遊星歯車48.49には公転方向と逆方向の自転が与
えられ、大径側の太陽歯車46は回転ドラム50の回転
に加えて第1プーリ19の回転が加算されて高速回転さ
れる。
上記構成において動作を次に説明する。
第1図に実線で示す主軸台14の位置が原位置状態であ
り、リーマ32はフィール31内に退没され、第1モー
タ21、第2モータ22が共に回転され、主軸15を高
速回転させた状態で加工サイクルが開始される。
摺動台12は原位置より早送りで前進され、ワークWの
加工面にバイト30が接触する直前で速度切替えされ、
前進端に達するまで切削送りされる。
前進端におけるドウェリングの後摺動台12は微小戻し
され、加工面からバイト30は離間される。
これより第1モータ21の通電を遮断し、ブレーキ装置
21aを作動させて回転を急停止させる。
第2モータ22は回転が継続されているので、第1モー
タ21の停止とともに回転主軸15は低速回転に切替え
られる。
かかる回転主軸15の回転速度切替えとともにシリンダ
35のピストンが前進され、保持軸33を介してリーマ
32が前進され、リーマ加工が行われる。
リーマ32がフィール31から所定量突出され加工が完
了すると摺動台12は急速後退され、シリンダ35のピ
ストン戻し、即ちリーマ32の退没が行われる。
このように中ぐリバイト32による第1加工は主軸15
に高速回転が与えられて行われ、この第1加工に続く第
2加工への移行に伴って第1モータ21を急停止させる
ことにより第2加工に適した低速回転を主軸15に与え
ることができる。
従って極めて短時間で速度切替をすることができ、第1
加工と第2加工との間の時間的ロスを大幅に減すること
ができ、加工能率を向上させることができる。
尚、上記実施例は速度切替時に第1モータ21にブレー
キをかけるようになっているが、この第1モータの回転
を継続させ第2モータ22にブレーキをかけても低速に
速度切替えすることができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は装置全体
の構成を示す正面図、第2図は主要部を部分的に断面し
た要部拡大図、第3図は第1図におけるA矢視方向より
見た回転伝達系の回転方向を示す図である。 11・・・・・・スライドベース、12・・・・・・摺
動台、14・・・・・・主軸台、15・・・・・・回転
主軸、16・・・・・・支持台、18・・・・・・遊星
歯車装置、19・・間第1プーリ、20・・・・・・第
2プーリ、21・・・・・・第1モータ、21a・・・
・・・ブレーキ装置、22・・・・・・第2モータ、3
0・・・・・・中ぐリバイト、32・・・・・・リーマ
、33・・・・・・保持軸、34・・・・・・回転継手
、45.46・・曲太陽歯車、47・・・・・・遊星軸
、48.49・・回遊星歯車、50・・・・・・回転ド
ラム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加工速度が大幅に異なる2種類の加工工具を同一の回転
    主軸に装備してなる加工ヘッドにおいて、前記回転主軸
    を駆動する駆動源として設けられた第1のモータ及び第
    2のモータと、前記回転主軸と平行に回転可能に軸承さ
    れかつ回転主軸と回転連結された中間軸と、この中間軸
    の一端に設けられ、一方は中間軸に固着され他方は相対
    回転が許容され互に同軸的配置の一対の太陽歯車及びこ
    の一対の太陽歯車のそれぞれと噛合し相対回転の阻止さ
    れた同軸的配置の一対の遊星歯車並びにこの一対の遊星
    歯車を自転可能に軸承しかつ前記太陽歯車と同心的に回
    転軸承された回転ドラムを有する遊星歯車装置と、前記
    一対の太陽歯車の他方と連結され前記第1モータとベル
    ト連結された第1プーリと、前記回転ドラムに設けられ
    前記第2モータとベルト連結された第2プーリと、前記
    第1モータ又は第2モータの回転軸を回り止めするブレ
    ーキ装置とを備えてなる2速回転装置付加工ヘッド。
JP17414679U 1979-12-14 1979-12-14 2速回転装置付加工ヘッド Expired JPS608908Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17414679U JPS608908Y2 (ja) 1979-12-14 1979-12-14 2速回転装置付加工ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17414679U JPS608908Y2 (ja) 1979-12-14 1979-12-14 2速回転装置付加工ヘッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5694243U JPS5694243U (ja) 1981-07-27
JPS608908Y2 true JPS608908Y2 (ja) 1985-03-30

Family

ID=29684901

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17414679U Expired JPS608908Y2 (ja) 1979-12-14 1979-12-14 2速回転装置付加工ヘッド

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Publication number Publication date
JPS5694243U (ja) 1981-07-27

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