JPS583715A

JPS583715A - 高温鋳片の分離移載装置

Info

Publication number: JPS583715A
Application number: JP9842081A
Authority: JP
Inventors: Tsuneo Seto; 瀬戸　恒雄; Katsumi Shibata; 柴田　克巳; Kiyohiro Ueno; 上野　清博
Original assignee: Kawasaki Steel Corp
Current assignee: JFE Steel Corp
Priority date: 1981-06-26
Filing date: 1981-06-26
Publication date: 1983-01-10
Also published as: JPS6329609B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は高温鋳片の分離移載装置に関するものである。

近年、鋼材製造工程の合理化の観点から、造塊→分塊→
圧延工程から連鋳→圧延工程へ移行され、歩出り向上、
省エネルギー、省力化により大巾なコストダウンに寄与
している。この工程合理化をより高度に推進するには、
連鋳〜圧延間の連続化が必要である。

即ち、連鋳工場から圧延工場に運ばれてくる高温鋳片を
圧延工場側では、連続的に且つ自動的に取込まねばなら
ない。

しかしながら、高温鋳片搬送に際しては、高温鋳片の熱
損を最少にすることと、一度に運ぶ高温鋳片の量（本数
・重量）を多くシ、搬送効率を良くするために、複列積
み又は多段積みの状態で圧延工場に運ばれてくる。具体
的な例としては、スラブ材は多段積みとし、ビームブラ
ンクやブル−ムは複列の状態で運ぶ。

従来は連鋳工場より運ばれてきた高温鋳片を、表面手入
れ、工程上の段取りの関係から、かなり低温（常温に近
い時もある）の状態で台車やトレラートランクで運ばれ
てきた。圧延工場側では加熱炉に１本ずつ分離して装入
する必要上から加、熱炉前面テーブルへの取込みは１本
ずつでなければならない　したがって、従来は連鋳工場
より送られてきた材料は、前述した理由により、かなり
低温化しており、テーブルへの取込み作業はＶツマ。

グを用いた目視作業により容易に行えた。

しかしながら、前述したように省エネルギー。

省力化の点と連鋳工場での鋳片表面性状の改善。

工程管理技術の向上により、圧延工場へは７００°Ｃ以
上の高温で複列又は多段積みの状態で搬入されることか
多く、リフマグを使った目視作業は不可能となった。こ
のため、一部ではＣフックを用い、一旦地上に仮置きし
、リフマグの使用可能となる温度まで待った上、１本ず
つリフマグ−により加熱炉入側テーブルに移載していた
。

前記のような従来の作業では多大な熱損とノ・ンドリン
クのための作業者を必要とするという欠点がある。

本発明は前記従来の問題的を解決するために、複列又は
多段積みの状態で台車等より搬送されてきた高温鋳片を
、加熱炉入側テーブル−１本ずつ自動的に取込むことが
できる高温鋳片の分離移載装置を提供するのが目的であ
る。

第１番目の本発明の構成を第１図及至第３図に示す実施
例に基き詳細に説明すると、搬送装置Ａと、ストック装
置Ｂと、ローラーテーブルＣと、エキストラクタＤとで
構成されている。

搬送装置Ａは床面１上にレール２を敷設し、その上に圧
延用高温鋳片３を複数列載置する台車４を乗架している
。同台車４は圧延用高温鋳片３を移載するため、種４？
Ｊするエキストラクタビτム４ｈ進入可能な複数の溝（
図示省略）を有している。

ストック装置Ｂは床面１よりも低い位置に設けた低床面
５上に設置する。台車４とはソ同−巾に形成したエキス
トラクタビームが挿入できる複数個の溝（図示省略）を
有するストック台６の下面両側に支持板７　、７’を固
定し、両支持板７，７′の夫々外側上下に案内ローラー
８，９．８’、９’を水平方向に設置する。又、両支持
板７，７′の内側には垂直方向にランク１０．１０’を
固定し、図示を省略した駆動手段で駆動されるピニオン
１１．１１’と噛合い、このピニオン１１，１１’の駆
動によりストック台６を昇降させるようになっている。

ローラーテーブルＣは前記レール２と交差する方向に設
置し、図示を省略した炉前搬入テーブルと接続されてい
る。

エキストラクターＤは下記のように構成されている。即
ち、第２．３図に示すように、複数個の支持枠１２．・
・・をローラテーブルＣと平行に設置し、各支持枠１２
内にエキストラクタビーム１３を挿通する。このエキス
トラクタビーム１３は夫々ローラーテーブルＣのローラ
ー間に位置し、下面にラック１４を固定している。そし
て、一本の駆動軸１５によって回転されるピニオン１６
とラック１４とが噛合い、エキストラクタビーム１３の
上面は支持枠１２に装着した案内ローラー１７によって
押圧されている。一方、ローラーテープに軸１９を回転
自在に枢着し、この軸１９に支持ローラー２０を回転自
在に装着した支持レバー２１と作動レバー２２の一端と
を夫々固定し、作動レバー２２の他端に昇降用ロッド２
３を水平方向に枢着している。

第１番目の発明は前記のように構成したもので、圧延用
高温鋳片３を複数列載置した台車４が所定位置まで移動
して停止した後、エキストラクタビーム１３．・・・を
夫々高温鋳片３の金山Ｍ、に応じた余裕代Δ形を加えた
ストロークＬ１だけ前進させる。

伺エキストラクタビーム１３は第２図において実線で示
すようにローラーテーブルＣ側を下方にした傾斜状態に
なるように支持ローラー２０で支持されている。したが
って、駆動軸１５の駆動により第２図において（ａ）で
示す状態で前進する。その後、昇降用ロッド２３を支持
枠１２側に後退させることにより支持レバー２１を反時
計方向に回動させエキストラクタビーム１３を上昇させ
る。

このエキストラクタビーム１３の上昇によシ全高温鋳片
３を保持し、駆動軸１５を逆方向に回動させることによ
りＬ２だけ後退させた後、昇降用ロッド２３を逆に前進
させ支持レバー２１を時計方向へ回動させてエキストラ
クタビーム１３を下降させ全高温鋳片３をストック台６
上に載置し、更に下降を続け、第２図において（ａ）に
示す状態にする。この状態のま＼エキストラクタビーム
１３を更に後退させ、実線で示す（ｄ）位置に戻す。

次いで、ローラーテーブルＣに近い高温鋳片３−１から
順次１本ずつローラーテーブルＣに移載させるため、複
数本のエキストラクタビーム１３゜・・・を（ａ）の状
態で前進させるが、その必要ストロークは高温鋳片列数
をＮ、高温鋳片中をＭ、鋳片間隔を６Ｍとすれば第１回目は　Ｓ、＝Ｌ３＋Ｍ第２回目は　５２＝Ｌ、＋２Ｍ＋ΔＭ第Ｎ回目は　５ｎ＝Ｌ３＋ＮＭ＋（Ｎ−ｉ　）６Ｍとな
る。

エキストラクタビーム１３を必要ストロークだけ前進さ
せた後、上昇させて手前側の１本の高温鋳片３を支持し
、第４図の（Ｃ）状態で後退限まで後退させ、その後下
降させてローラーテーブルＣ上高温鋳片３を移載し、炉
前テーブル（図示省略）に送る。

第１番目の発明は前記のような構成１作用を有するので
、温度に無関係に複数列同時に搬送されてきたものを、
１本ずつ分離して次工程へ自動的に移載することができ
る。

その結果、高温鋳片を従来のように低温まで低下させる
必要がないので、黒損がなく省エネルギー効果が大きい
。

又、自動化により省力化を図ることができる。

同、前記実施例においては、ストック台６を昇降させる
ように説明したが、固定式でもよいものである。

次に第２番目の発明を第４図、第５図に示す実施例に基
いて詳細に説明すると、搬送装置Ａと、ローラーテーブ
ルＣと、エキストラクタＤは第１番目の発明と同一なの
で、同一符号を付し説明を省略する。

ストック装置Ｂは両支持板７，７′の外側に支持枠２５
を設は基台２６を介して低床面５上に固定する。そして
支持枠１２の外側に台車４の上面及びローラーテーブル
Ｃの上面と同一レベルの案内テーブル２７．２８を固定
している。他は第１図と同様なので同一符号を付し、説
明を省略する。

又、床面ｌとローラーテーブルＣの上方に跨がってオー
バーへラドプッシャーＥを設置している。

このオーバーへラドプッシャーＥは台車４の停止位置の
外側とローラーテーブルＣの外側とに鎖車２９．３０を
設置し、両鎖車２９，３０に掛けた鎖帯３１の両端を夫
々プッシャ一台３２の両端に連結する。このプッンヤ一
台３２は両側に夫々２個の車輪３３．３３’を装着し、
案内レール３４゜３４上を往復動できるようになってい
る。そして、プッシャ一台３２の下面に押動片３５を固
定している。

第２番目の発明は前記のように構成したもので、第５図
に示すように、台車４が高温鋳片３′を多段積みして所
定位置に停止した後、エキストラクタＤの複数本のエキ
ストラクタビーム１３．・・・を高温鋳片３′の幅に応
じたストロークＬ１だけ前進させる。

Ｌ、　＝　−１３−１’＋Ｍｓ＋　△ｐ但し、　−ｅ：
後退限から台車端までの距離１′二台車端から鋳片端ま
での距離Ｍ８：鋳片の巾 △！二全余裕代ある。

エキストラクタビーム１３．・・・は前進後、上昇させ
て全高温鋳片３′ケ持上げＬ４だけ後退し、下降させて
最高位置まで上昇させたストック台６よに全高温鋳片３
′を載置する。伺、詳細な説明は省略するが各設備の必
要ストローク量は上流のコンピュータから移載すべき鋳
片の仕様の情報が与えられ自動的に決まるようになって
いる。

尚、高温鋳片３′をストック台６上に移載する際には、
押動片３５は邪魔にならないように案内テーブル２８の
上方に待機している。そして、ストック台６に高温鋳片
３′が移載された後、両ビニオン１１．１１’を駆動し
てストック台６をＨだけ下降させる。

Ｈ＝、−を但し、ｎは鋳片数ｔは鋳片厚その後、一方の鎖車２９を駆動して第５図に示す位置へ
移動させて待機させる。同、エキストラクタビーム１３
．・・・は後退限まで後退して次の作業に備えている。

次にストック台６を高温鋳片３′の厚さｔだけ上昇させ
て、最上部の下面を案内テーブル１５の上＋Ｌ５′だけ
前進させ、高温鋳片３′をロー２−テーブルＣ上に移載
させる。その後、押動片３５を再び元位置へ戻し、スト
ック台６をｔだけ上昇させる。この操作を順次繰返すこ
とにより高温鋳片３′を１本ずつローラーテーブルＣ上
に移載する。

同、押動片３５を図示の状態から反時計方向には回動自
由にしておけば、ストック台の下降量はＨ＝（ｎ−ｒ）
ｔとなり、下降量が減少すると共にストック台の昇降タ
イミングの押動片による規制は緩和される。

第２番目の発明は前記のような構成１作用を有するから
、押動片の往復動と、ストック台の昇降とにより多段積
み鋳片を一本ずつ移載することができる。

他の効果は第１番目の発明と同様である。

【図面の簡単な説明】

図は本発明に係る高温鋳片の分離移載装置の実施例を示
すもので、第１図は第１番目の発明の側面図、第２図は
エキストラクタの一部を切欠いた側面図、第３図はエキ
ストラクタまわりの平面図、第４図は第２番目の発明の
一部を切欠いた側面図、第５図はその作用説明図である
。尚、図中Ａは搬送装置、Ｂはストン、り装置、Ｃはロー
ラーテーブル、Ｄはエキストラクタ、Ｅはオーバーへッ
トプッシャ、３．３′は高温鋳片、４は台車、６はスト
ック台１．１３はエキストラクタビーム、２８は案内テ
ーブル、３５は押動片である。特許出願人　　川崎製鉄株式会社弔１図馬２図

Claims

【特許請求の範囲】ｍ　　エキストラクタビームの進入が可能な複数の溝を
有し、高温鋳片を載置する台車を前工程から所定位置ま
で往復動させる搬送装置Ａと、搬送装置Ａの前方に設置
したローラーテーブルＣと、搬送装置Ａとローラーテー
ブルＣ間に設置したスト族る高温鋳片の分離移載装置。（２）　　エキストラクタビームの進入が可能な複数の
溝を有し高温鋳片を載置する台車を前工程から所定位置
まで往復動させる搬送装置Ａと、搬送装置Ａの前方に設
置したローラーテーブルＣと、搬送装置Ａとローラーテ
ーブルＣとの間に設置した昇降自在のストック台とスト
ック台とローラーテーブルＣ間に同一レベルで設置した
案内デープルと動及び昇降させるエキストラクタＤと、
ストック装置Ｂの上方で高温鋳片を１本ずつ押動させる
往復動片を設けたオーバーヘッドプッシャーＥとから成
る高温鋳片の分離移載装置。