JPS5837041A - フツ素ゴム組成物 - Google Patents
フツ素ゴム組成物Info
- Publication number
- JPS5837041A JPS5837041A JP56135908A JP13590881A JPS5837041A JP S5837041 A JPS5837041 A JP S5837041A JP 56135908 A JP56135908 A JP 56135908A JP 13590881 A JP13590881 A JP 13590881A JP S5837041 A JPS5837041 A JP S5837041A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluororubber
- vulcanizing agent
- vulcanization
- hydrofluoride
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/16—Nitrogen-containing compounds
- C08K5/17—Amines; Quaternary ammonium compounds
- C08K5/18—Amines; Quaternary ammonium compounds with aromatically bound amino groups
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発゛明はビニリデンフルオライド−へキサフルオpプ
田ペンニ元共重合体、ビエリデンフルオライドーヘキサ
フルオープ1ペンーテ)ラフルオロエチレン三元共重合
体などのごとき7ツ素ゴムの組成物に関する。とくにそ
の目的とするところは耐スプーチ性のある、したがって
作業性、貯蔵安定性に富み、しかも加硫反応性のすぐれ
た組成物を提供することにある〇前記のフッ素ゴムは、
たとえばポリアミンで加硫することができることが知ら
れている〔たとえば、インダストリアル、アンド、エン
ジニアリング、ケミストリー、第49巻、1687頁(
1957年)〕が、〆リアミンを使用したばあいは、フ
ッ素ゴムの混練時あるいは成形加工時におい二組成物は
スコーチを起こすという欠点がある。
田ペンニ元共重合体、ビエリデンフルオライドーヘキサ
フルオープ1ペンーテ)ラフルオロエチレン三元共重合
体などのごとき7ツ素ゴムの組成物に関する。とくにそ
の目的とするところは耐スプーチ性のある、したがって
作業性、貯蔵安定性に富み、しかも加硫反応性のすぐれ
た組成物を提供することにある〇前記のフッ素ゴムは、
たとえばポリアミンで加硫することができることが知ら
れている〔たとえば、インダストリアル、アンド、エン
ジニアリング、ケミストリー、第49巻、1687頁(
1957年)〕が、〆リアミンを使用したばあいは、フ
ッ素ゴムの混練時あるいは成形加工時におい二組成物は
スコーチを起こすという欠点がある。
そこで1このス】−チの問題を解決することができるよ
うな加硫剤の研究が行なわれ、ヘキサメチレンシア擢ン
カーパメート(ラバーワールド、第67春、250頁(
1957年))または4,4′−メチレン−ビス−(シ
クリヘキシルアミン)カーバメートなどのカーバメート
1m(ラバーケミストリーアンドテクノ四ジー、第46
巻、619頁)や舅、l/−ジシンナ叱すデン−1,6
−へキサメチレンジアミンなどのシッフ3J[基(英国
特許第868,281号明細書)が耐スコーチ性を有し
ていることが明らかにされてきている。しかしながら、
ヘキサメチレンジアミンカーバメートまたは4.4′−
メチレン−ビス(シクロヘキシルアミン)カーバメート
を使用したばあいは、いまだ充分な耐スコーチ性がある
とはいいがたく、成形加工時に加硫反応が起り、その結
果、金型内での源流れが早い時期に阻害されてしまうと
いう欠点がある。
うな加硫剤の研究が行なわれ、ヘキサメチレンシア擢ン
カーパメート(ラバーワールド、第67春、250頁(
1957年))または4,4′−メチレン−ビス−(シ
クリヘキシルアミン)カーバメートなどのカーバメート
1m(ラバーケミストリーアンドテクノ四ジー、第46
巻、619頁)や舅、l/−ジシンナ叱すデン−1,6
−へキサメチレンジアミンなどのシッフ3J[基(英国
特許第868,281号明細書)が耐スコーチ性を有し
ていることが明らかにされてきている。しかしながら、
ヘキサメチレンジアミンカーバメートまたは4.4′−
メチレン−ビス(シクロヘキシルアミン)カーバメート
を使用したばあいは、いまだ充分な耐スコーチ性がある
とはいいがたく、成形加工時に加硫反応が起り、その結
果、金型内での源流れが早い時期に阻害されてしまうと
いう欠点がある。
一方w、N′−ジシンナミリデンー1.6−へキサメチ
レンジアミンのようなシップ塩基型の加硫剤を使用した
ばあい、耐スコーチ性は充分であるが前記カーバメート
類の加硫剤に比較して、加硫反応性が小さく、実用的に
は高温での加硫が必要であり、しかもそのようにしてえ
られた加硫ゴ・ムは大きい圧縮永久ひずみを有している
。
レンジアミンのようなシップ塩基型の加硫剤を使用した
ばあい、耐スコーチ性は充分であるが前記カーバメート
類の加硫剤に比較して、加硫反応性が小さく、実用的に
は高温での加硫が必要であり、しかもそのようにしてえ
られた加硫ゴ・ムは大きい圧縮永久ひずみを有している
。
またN、M’−ジシンナミリデン−1,6−へキサメチ
レンジアミンは特有の臭気を有するため、ロール混線時
あるいは加硫反応時幅耐えがたい悪臭を発し、さらにこ
の加硫剤を使用したばあい、加硫ゴムがタール状の揮発
分を発生するため、金蓋への粘着が起り、金型を汚すと
共に加硫ゴムの肌の艶がわるくなる。
レンジアミンは特有の臭気を有するため、ロール混線時
あるいは加硫反応時幅耐えがたい悪臭を発し、さらにこ
の加硫剤を使用したばあい、加硫ゴムがタール状の揮発
分を発生するため、金蓋への粘着が起り、金型を汚すと
共に加硫ゴムの肌の艶がわるくなる。
値上の問題を克服′する方法、すなわち耐スコーチ性が
充分であり、かつ加硫反応性を向上する方法としてジア
ミン系化合物の7ツ11!塩を加硫剤として用いること
が特開昭52−78951号公報に示されている。しか
しながら前記公報に具体的に開示されている加硫剤を用
いたフッ素ゴム組成物は前記のジアミンカーバメート類
にくらべて耐スコーチ性がすぐれてはいるものの、夏場
等の高温多湿という苛酷な環境下に保存されたばあいの
耐スコーチ性は朱だ充分とはいいがたい。
充分であり、かつ加硫反応性を向上する方法としてジア
ミン系化合物の7ツ11!塩を加硫剤として用いること
が特開昭52−78951号公報に示されている。しか
しながら前記公報に具体的に開示されている加硫剤を用
いたフッ素ゴム組成物は前記のジアミンカーバメート類
にくらべて耐スコーチ性がすぐれてはいるものの、夏場
等の高温多湿という苛酷な環境下に保存されたばあいの
耐スコーチ性は朱だ充分とはいいがたい。
本発明者らは耐スコーチ性が充分であり、加硫反応性の
すぐれた加硫剤を見出すべく鋭意研究を重ねた結果、加
硫剤として前記特開昭52−78951号公報に具体的
開示のない特定の4 、4/ −アルキレン−ビス−(
シクロヘキシルアミン)の7ツ酸蝮を用いることにより
、苛酷な条件下にさらされたフッ素ゴム組成物に対して
も耐スコーチ性を充分に保持しうろことを見出し、本発
明を完成するにいたった。
すぐれた加硫剤を見出すべく鋭意研究を重ねた結果、加
硫剤として前記特開昭52−78951号公報に具体的
開示のない特定の4 、4/ −アルキレン−ビス−(
シクロヘキシルアミン)の7ツ酸蝮を用いることにより
、苛酷な条件下にさらされたフッ素ゴム組成物に対して
も耐スコーチ性を充分に保持しうろことを見出し、本発
明を完成するにいたった。
すなわち本発明は、
フッ素ゴムに、受酸剤と、加硫剤として一般式たは分校
状のアルキレン基を表わす)で表わされるジアミン化合
物の7ツ酸塩の少なくとも1種、必要に応じて充槙剤な
どを配色してなることを特徴とするフッ素ゴム組成物に
関する。
状のアルキレン基を表わす)で表わされるジアミン化合
物の7ツ酸塩の少なくとも1種、必要に応じて充槙剤な
どを配色してなることを特徴とするフッ素ゴム組成物に
関する。
本発明のフッ素ゴム組成物は前記のヘキサメチレンジア
ミンカーバメートや4.4′−メチレン−ビス−(シク
ロヘキシルアミン)カーバメートを加硫剤として用いた
フッ素ゴム組成物のごときスコーチ性はまったくみられ
ず、高温多湿下に保存されたばあいでも、ヘキサメチレ
ンジアミンの7ツ酸塩を加硫剤として用いたフッ素ゴム
組成物などとは異なり充分な耐スコーチ性を示す。さら
に本発明の加硫剤を用いて加硫反応を行なわせたばあい
、金型の粘着あるいは金蓋汚れがまったくなく、見られ
る加硫ゴムの性質は従来のものに比較してまったく遜色
がない。
ミンカーバメートや4.4′−メチレン−ビス−(シク
ロヘキシルアミン)カーバメートを加硫剤として用いた
フッ素ゴム組成物のごときスコーチ性はまったくみられ
ず、高温多湿下に保存されたばあいでも、ヘキサメチレ
ンジアミンの7ツ酸塩を加硫剤として用いたフッ素ゴム
組成物などとは異なり充分な耐スコーチ性を示す。さら
に本発明の加硫剤を用いて加硫反応を行なわせたばあい
、金型の粘着あるいは金蓋汚れがまったくなく、見られ
る加硫ゴムの性質は従来のものに比較してまったく遜色
がない。
本発明を実施するにあたり、用いうるフッ素ゴムの範囲
はきわめて広く、たとえばビニリデンフルオライドと、
ヘキ?フルオ四プロペン、ペンタフルオリプルペン、ト
リプルオルエチレン、トリプルオpりpロエチレン、テ
トラフルオルエチレン、ビニルフルオライド、パーフル
゛オレメチルビニルエーテル、パーフルオロブロビルビ
ニルエー チルなどの含フツ素オレフィンの1種または
2種以上との共重合体などが用いられる。
はきわめて広く、たとえばビニリデンフルオライドと、
ヘキ?フルオ四プロペン、ペンタフルオリプルペン、ト
リプルオルエチレン、トリプルオpりpロエチレン、テ
トラフルオルエチレン、ビニルフルオライド、パーフル
゛オレメチルビニルエーテル、パーフルオロブロビルビ
ニルエー チルなどの含フツ素オレフィンの1種または
2種以上との共重合体などが用いられる。
これらのうち好ましいものは、ビニリデンフルオライド
−へキサフルオロプ四ペン二元共重金体およびビニリデ
ンフルオライドーヘキサフルオpプロペンーテトラフル
オ田エチレン三元共重合体であり、とくに興味のあるも
のはビニリデンフルオライド表へ今サフルオ冑プpベン
との成分割合がモル比で92:8〜55 : 45であ
る二元共重合体およびビニリデンフルオライド、ヘキサ
フルオロプ豐ペン、テトラフルオロエチレンの成分割合
がモル比で86:9:5.60 : 35 :5.28
: 42 : 30.54 : 16 : 50の三
角グラフ上の4点を直線で結ぶ組成範囲内にある三元共
重合体である。またこれら共重合体の各成分に加えてさ
らに少量のビニル化合物、オレフィン化合物、ジエン化
合物あるいはその他のα、β−エチレン性不飽和カルボ
ン酸などを共重合したものも同様に有効に用いられる。
−へキサフルオロプ四ペン二元共重金体およびビニリデ
ンフルオライドーヘキサフルオpプロペンーテトラフル
オ田エチレン三元共重合体であり、とくに興味のあるも
のはビニリデンフルオライド表へ今サフルオ冑プpベン
との成分割合がモル比で92:8〜55 : 45であ
る二元共重合体およびビニリデンフルオライド、ヘキサ
フルオロプ豐ペン、テトラフルオロエチレンの成分割合
がモル比で86:9:5.60 : 35 :5.28
: 42 : 30.54 : 16 : 50の三
角グラフ上の4点を直線で結ぶ組成範囲内にある三元共
重合体である。またこれら共重合体の各成分に加えてさ
らに少量のビニル化合物、オレフィン化合物、ジエン化
合物あるいはその他のα、β−エチレン性不飽和カルボ
ン酸などを共重合したものも同様に有効に用いられる。
このようなフッ素ゴムに対する加硫剤、すなわち特定の
前記一般式(1)で表わされるジアミン化合物の7ツ酸
塩の添加量は、フッ素ゴム100部(重量部、以下同様
)に対して0.5〜10部、なかんづく1〜5部程度と
するのが適当である。
前記一般式(1)で表わされるジアミン化合物の7ツ酸
塩の添加量は、フッ素ゴム100部(重量部、以下同様
)に対して0.5〜10部、なかんづく1〜5部程度と
するのが適当である。
もし前記加硫剤の添加量が前記範囲より小なるときは加
硫が不充分となり、一方大なるときは加硫反応が進みす
ぎてゴム的性質が失なわれる傾向がある。
硫が不充分となり、一方大なるときは加硫反応が進みす
ぎてゴム的性質が失なわれる傾向がある。
前記一般式(1)で表わされるジアミン化合物のフッ酸
塩のなかでとくに好ましいものは、RがH3 畷 一〇HJ!−1−〇−であるものがあげられるが、なH
3 かんづく只が一〇H2−1すなわちメチレン基であるも
のが好ましい。
塩のなかでとくに好ましいものは、RがH3 畷 一〇HJ!−1−〇−であるものがあげられるが、なH
3 かんづく只が一〇H2−1すなわちメチレン基であるも
のが好ましい。
會た受酸剤としては、!グネシウム、カルシウム、鉛、
亜鉛、バリウムなどの塩基性の2価の金属酸化匍、水酸
化物、リン酸塩、炭酸塩やステアリン酸、亜すン讃など
の弱酸塩などが用いられる。
亜鉛、バリウムなどの塩基性の2価の金属酸化匍、水酸
化物、リン酸塩、炭酸塩やステアリン酸、亜すン讃など
の弱酸塩などが用いられる。
本発明においては、前記添加剤の使用のみで充分な効果
を達成せしめうるが、必要に応じてさらにカーメンプラ
ック、シリカ、クレー、珪藻土、タルクなどの充填剤や
補強剤を配合することができ、さらに要すれば本発明の
趣旨を逸脱しない範囲であれば、少量の従来公知の加硫
剤の1種または2種以上を配合してもよい。またさらに
可塑剤や着色剤を添加することもできる。
を達成せしめうるが、必要に応じてさらにカーメンプラ
ック、シリカ、クレー、珪藻土、タルクなどの充填剤や
補強剤を配合することができ、さらに要すれば本発明の
趣旨を逸脱しない範囲であれば、少量の従来公知の加硫
剤の1種または2種以上を配合してもよい。またさらに
可塑剤や着色剤を添加することもできる。
かくしてえられる組成物は常法によって加硫せられるが
、たとえば該組成物をロール混線後金をに入れ加圧して
1次加硫し、ついで2次加硫する方法があげられる。一
般に1次加硫の条件は、温度100〜200°a、時間
10〜180分、圧力20〜100kp/amj!G程
度の範囲から採用され、2次加硫の条件は、温度150
〜30oocI1時間0〜50時間程度の範囲から採用
される。
、たとえば該組成物をロール混線後金をに入れ加圧して
1次加硫し、ついで2次加硫する方法があげられる。一
般に1次加硫の条件は、温度100〜200°a、時間
10〜180分、圧力20〜100kp/amj!G程
度の範囲から採用され、2次加硫の条件は、温度150
〜30oocI1時間0〜50時間程度の範囲から採用
される。
本発明の組成物から見られた加硫ゴムは従来公知の加硫
剤を用いてえられたフッ素ゴム製品と同様に耐熱性、耐
寒性、耐薬品性などがすぐれており、しかも本発明の組
成物は前述のごとき従来公知の加硫剤によってはえられ
ない良好な耐スコーチ性などを奏するので、その工業的
、経済的価値はすこぶる大である。
剤を用いてえられたフッ素ゴム製品と同様に耐熱性、耐
寒性、耐薬品性などがすぐれており、しかも本発明の組
成物は前述のごとき従来公知の加硫剤によってはえられ
ない良好な耐スコーチ性などを奏するので、その工業的
、経済的価値はすこぶる大である。
つぎに実施例および比較例をあげて本発明をより詳細に
説明するが、本発明はそれらの実施例のみに限定される
ものではない。
説明するが、本発明はそれらの実施例のみに限定される
ものではない。
実施例1〜4および比較例1〜2
第1表に示されるごとく(実施例1〜4)、フッ素ゴム
100部に加硫剤、ミディアム・サーマル・カーボン、
二塩基性亜リン酸鉛の各所定量を順次加えながらゴムロ
ール上にて室温で混練し、そのまま−夜装置して熟成さ
せた。
100部に加硫剤、ミディアム・サーマル・カーボン、
二塩基性亜リン酸鉛の各所定量を順次加えながらゴムロ
ール上にて室温で混練し、そのまま−夜装置して熟成さ
せた。
その後再練を行なってから金型に入れ、温度170〜で
55kp10m2 Gの加圧下に10分間処理して加硫
を行ない、シート状に成形した。
55kp10m2 Gの加圧下に10分間処理して加硫
を行ない、シート状に成形した。
ついで金型から取出し、炉内において温度210°0で
22時間加硫して加硫のシートをえた。
22時間加硫して加硫のシートをえた。
かくして見られた加硫ゴムのシートについて1oosモ
ジエラス、引張強さ、伸びおよびかたさをJ工S [6
501の方法にしたがって測定した。
ジエラス、引張強さ、伸びおよびかたさをJ工S [6
501の方法にしたがって測定した。
また該加硫組成物についてJSR型キュラストメーター
1111(日本合成ゴム■製)により第1表に記載した
温度で加硫試験を行ない、加硫曲線より最低粘度、加硫
度、誘導時間、適正加硫時間および加硫速度を求めた。
1111(日本合成ゴム■製)により第1表に記載した
温度で加硫試験を行ない、加硫曲線より最低粘度、加硫
度、誘導時間、適正加硫時間および加硫速度を求めた。
さらにフッ素ゴム組成物の耐スコーチ性を評価するため
に、つぎの条件下で70−試験を行なった0すなわち、
1mmX直径1mmのノズルを付した長さ高化式7
W−テスター(#島津製作所製)を使用し、混練り熟成
直後のフッ素ゴム組成物(A)*たは飽和水蒸気圧下4
0°Oで6日間放置したフッ素ゴム組成物(B)につい
て、60秒間の一定余熱を行なったのち、圧カフQkg
10*”、温度170qOの条件で流出量(om3/e
)を測定し・えられた結果を耐スコーチ性の指標とした
。
に、つぎの条件下で70−試験を行なった0すなわち、
1mmX直径1mmのノズルを付した長さ高化式7
W−テスター(#島津製作所製)を使用し、混練り熟成
直後のフッ素ゴム組成物(A)*たは飽和水蒸気圧下4
0°Oで6日間放置したフッ素ゴム組成物(B)につい
て、60秒間の一定余熱を行なったのち、圧カフQkg
10*”、温度170qOの条件で流出量(om3/e
)を測定し・えられた結果を耐スコーチ性の指標とした
。
比較のために、−′−これら実施例1〜4と同様にして
比較例1〜2の試験を行なった。
比較例1〜2の試験を行なった。
以上の結果を第1表に示す。
なお、フッ素ゴムとしてはビニリデンフルオライド−へ
キサフルオロプロペン−テトラフルオロエチレンの各成
分割合がモル比で65.5 :17.5 : 17.0
の三元共重合体(テトラヒドロフラン溶媒中、温度35
°0における極限粘度〔η):O,aS)を使用した。
キサフルオロプロペン−テトラフルオロエチレンの各成
分割合がモル比で65.5 :17.5 : 17.0
の三元共重合体(テトラヒドロフラン溶媒中、温度35
°0における極限粘度〔η):O,aS)を使用した。
注目8導時間は、加硫度(最高粘度−最低粘度)の10
%に達するまでの時間(分)である。
%に達するまでの時間(分)である。
2 適正加硫時間は、加硫度の9051gに達するまで
の時間(分)で示す。
の時間(分)で示す。
3 加硫速度は、適正加硫時間(分)と誘導時間c分)
との差で示す。
との差で示す。
第1表に示されるごとく、本発明の加硫剤の1種である
4、4′−メチレン−ビス−(シタ田へ。
4、4′−メチレン−ビス−(シタ田へ。
キシルアミン)のフッ酸塩を用いたばあいは4.4′・
メチレン−ビス−(シタ田ヘキシルアミン)カーバメー
トを用いたばあいにくらべて、加硫反応性および見られ
た加硫ゴムの性質が殆んど遜色のなしζすぐれた−もの
であることがわかる0さらには、第1表から本発明の組
成物は飽和水蒸気圧下、40aaという過酷な条件下に
さらされたばあいでもフロー値の低下がなく耐スコーチ
性にすぐれたものであることがわかる。
メチレン−ビス−(シタ田ヘキシルアミン)カーバメー
トを用いたばあいにくらべて、加硫反応性および見られ
た加硫ゴムの性質が殆んど遜色のなしζすぐれた−もの
であることがわかる0さらには、第1表から本発明の組
成物は飽和水蒸気圧下、40aaという過酷な条件下に
さらされたばあいでもフロー値の低下がなく耐スコーチ
性にすぐれたものであることがわかる。
特許出願人 ダイキン工業株式金社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1フツ素ゴムに、受酸剤と、加硫剤点して一般式(l)
: (式中、Rは炭素数1〜5個を有する直鎖状または分校
状のアルキレン基を表わす)で表わされるジアミン化合
物の7ツ酸塩の少なくとも1種、必要に応じて充填剤な
どを配合してなることを特徴とするフッ素ゴム組成物。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56135908A JPS5837041A (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | フツ素ゴム組成物 |
US06/409,084 US4467074A (en) | 1981-08-28 | 1982-08-18 | Fluoroelastomer composition |
DE19823231111 DE3231111A1 (de) | 1981-08-28 | 1982-08-20 | Fluorelastomer-zusammensetzung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56135908A JPS5837041A (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | フツ素ゴム組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5837041A true JPS5837041A (ja) | 1983-03-04 |
JPS6361970B2 JPS6361970B2 (ja) | 1988-11-30 |
Family
ID=15162636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56135908A Granted JPS5837041A (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | フツ素ゴム組成物 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4467074A (ja) |
JP (1) | JPS5837041A (ja) |
DE (1) | DE3231111A1 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012026552A1 (ja) * | 2010-08-25 | 2012-03-01 | ダイキン工業株式会社 | フッ素ゴム組成物の製造方法 |
US8609774B2 (en) | 2010-08-25 | 2013-12-17 | Daikin Industries, Ltd. | Belt |
US8754161B2 (en) | 2010-08-25 | 2014-06-17 | Daikin Industries, Ltd. | Complex-shaped fluororubber formed product |
US9006328B2 (en) | 2010-08-25 | 2015-04-14 | Daikin Industries, Ltd. | Fluororubber composition |
US9045614B2 (en) | 2010-08-25 | 2015-06-02 | Daikin Industries, Ltd. | Fluororubber composition |
US9068653B2 (en) | 2010-08-25 | 2015-06-30 | Daikin Industries, Ltd. | Sealing material |
US11054066B2 (en) | 2010-08-25 | 2021-07-06 | Daikin Industries, Ltd. | Hose |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4529759A (en) * | 1984-12-07 | 1985-07-16 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Peroxide-curable brominated or iodinated fluoroelastomer composition containing an N,N,N',N'-tetrasubstituted 1,8-diaminonaphthalene |
US6239223B1 (en) | 1997-09-05 | 2001-05-29 | Chemfab Corporation | Fluoropolymeric composition |
Family Cites Families (5)
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