JPH02117944A - ゴム組成物 - Google Patents

ゴム組成物

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JPH02117944A
JPH02117944A JP27155988A JP27155988A JPH02117944A JP H02117944 A JPH02117944 A JP H02117944A JP 27155988 A JP27155988 A JP 27155988A JP 27155988 A JP27155988 A JP 27155988A JP H02117944 A JPH02117944 A JP H02117944A
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Shuji Nishihata
西端 修司
Fusayoshi Mitsumoto
光本 房美
Itsuki Umeda
梅田 逸樹
Seizo Katayama
片山 誠三
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Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、加硫成形性に優れたフッ素ゴム組成物に関す
る。更に詳しくは、加硫成形において金型離型性が優れ
、不良率の少ない良好な製品が得られることを可能とし
たフッ素ゴム組成物に関するものである。
[従来の技術と問題点] 近年、ゴム材料の性能に対する要求は年々厳しくなって
きており、使用されるゴム素材の種類にも変化が生じて
いる。ゴムのうちでも、フッ素ゴムは、耐溶剤性、耐熱
性、耐薬品性、耐候性において、他の特殊ゴムと比較し
て抜群の性能を有しており、苛酷な環境下でパ°ツキン
、ガスケット、ホース、0−リング、シャフトシール、
バルブ弁座、ダイヤフラム、ロール、ホース、チューブ
、ベルトなどに使用され、その需要は年々増加している
しかしながら、フッ素ゴム組成物は加硫成形時の金型離
型性が劣るため、金型より取り出すとき製品に割れや裂
けが生じ、そのため満足な製品が得られず、不良率アッ
プとなる欠点があった。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、フッ素ゴム組成物の金型離型性を改良
したゴム組成物を得ることにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明はフッ素ゴム100重量部に対して、(a)炭素
数16以上22未満の脂肪族カルボン酸金属塩0.5〜
3重量部、および(b)炭素数22以上の脂肪族カルボ
ン酸、そのエステルおよびその金属塩から選ばれた少な
くとも1種を0゜5〜4重量部含むゴム組成物を提供す
る。
本発明におけるフッ素ゴムは、有機過酸化物で加硫可能
なフッ素ゴムであれば何でもよく、含フツ素モノマーと
してはビニリデンフルオライド、ヘキサフルオロプロペ
ン、ペンタフルオロプロペン、トリフルオロエチレン、
トリフルオロクロロエチレン、テトラフルオロエチレン
、ビニルフルオライド、パーフルオロ(メチルビニルエ
ーテル)、パーフルオロ(プロピルビニリデン)などを
用い、更に、これらと共重合可能なモノマーとしてアク
リル酸エステルなどのビニル化合物、プロピレンなどの
オレフィン化合物あるいはジエン化合物、塩素、臭素、
ヨウ素を含有する含ノ\ロゲンビニル化合物などを共重
合したゴムを挙げることができる。具体的なものとして
、フッ化ビニリデン−六フッ化プロピレン共重合体、フ
ッ化ビニリデン−六フッ化プロピレンー四フッ化エチレ
ン三元共重合体、四フッ化エチレン・プロピレン共重合
体、四フッ化エチレンーフッ化ビニリデン−プロピレン
三元共重合体などが挙げられ、これらのうち、テトラフ
ルオロエチレン−プロピレン二元共重合体およびテトラ
フルオロエチレン−ビニリデンフルオロライド−プロピ
レン三元共重合体が好ましい。
本発明に用いられる(a)炭素数16以上22未満の脂
肪族カルボン酸金属塩は、パルミチン酸、ステアリン酸
、オレイン酸、リノール酸、リルン酸およびアラキシン
酸の周期律表第1〜■族の金属塩、たとえばリチウム、
ナトリウム、カリウム、バリウム、マグネシウム、カル
シウムおよびアルミニウム等の少なくとも1種の塩が挙
げられ、これらのうち、ステアリン酸ナトリウム、オレ
イン酸ナトリウムが好ましい。この脂肪族カルボン酸金
属塩の添加量は、フッ素ゴム100重量部に対して0.
5〜3重量部、好ましくは1〜2重量部程度である。
次に、(b)炭素数22以上の脂肪族カルボン酸はへペ
ン酸、リグノセリン酸、セロチン酸、モンタン酸及びメ
リシン酸などが挙げられ、モンタン酸が好ましい。炭素
数22以上の脂肪族カルボン酸の金属塩は、上記カルボ
ン酸の周期律表第1〜■族の金属塩、例えばリチウム、
ナトリウム、カリウム、バリウム、マグネシウム、カル
シウム、アルミニウム等の少なくとも1種の塩が挙げら
れ、これらのうち、モンタン酸ナトリウム塩が好ましい
。炭素数22以上の脂肪族カルボン酸のエステルは、エ
チルエステル、メチルエステルが挙げられる。また(b
)成分には、一般にモンタンワックス塩と呼ばれる26
〜32の炭素原子の鎖長からなる脂肪族モノカルボン酸
の酸混合物を原料として製造される金属塩が好適に用い
られる。添加される脂肪族カルボン酸、その金属塩、又
はそのエステルの添加量は、フッ素ゴム100重量部に
対して0.5〜4重量部、好ましくは1〜3重量部であ
り、少なすぎると金型離型効果が不十分となり、一方、
多すぎると得られる組成物の機械的強度の低下および圧
縮永久歪が大きくなる。(a)成分と(b)成分を上記
の口で併用することによりはじめて著しい効果が得られ
る。
本発明において、フッ素ゴムの架橋用に混合される有機
過酸化物としては、例えば、ジベンゾイルパーオキシド
のごときジアシルパーオキシド、ジクミルパーオキシド
、ジ−t−ブチルパーオキシド、t−ブチルパーオキサ
イドアセテート、を−ブチルパーオキシイソプロピルカ
ーボネート、t−ブチルパーオキシベンゾエートのごと
きパーオキシエステル類などのモノパーオキシ化合物お
よび2,5−ジメチル−2,5−ジー(t−ブチルパー
オキシ)−ヘキシン−3,2,5−ジメチル−2,5−
ジー(t−ブチルパーオキシ)−ヘキサン、α、α′−
ビス−(t−ブチルパーオキシ)−p−ジイソプロピル
ベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−ジー(ベンゾイ
ルパーオキシ)−ヘキサンなどのシバ−オキシ化合物な
どが挙げられる。これらは、一種類単独あるいは二種以
上混合して使用され得る。
有機過酸化物の配合量は、フっ素ゴム100重量部に対
して0.1〜10重量部、好ましくは0゜5〜5重量部
である。
本発明のゴム組成物の架橋に際して、2官能性のビニル
モノマーなどを架橋助剤として使用することができる。
かかる架橋助剤としては、以下の化合物が挙げられる。
すなわち、エチレングリコールジメタアクリレート、1
,3−ブタンジオールジメタアクリレ−)’、1.4−
ブタンジオールジメタアクリレート、1,6−ヘキサン
シオールジメタアクリレート、ポリエチレングリコール
ジメタアクリレート、1.4−ブタンジオールジアクリ
レート、1.6−ヘキサンジオールジアクリレート、2
゜2′−ビス(4−メタクリロイルジェトキシフェニル
)プロパン、トリメチロールプロパントリメタアクリレ
ート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペン
タエリスリトールトリアクリレート、ジビニルベンゼン
、N、N’ −メチレンビスアクリルアミド、p−キノ
ンジオキシム、p。
p′−ジベンゾイルキノンジオキシム、トリアジンジチ
オール、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシア
ヌレート、ビスマレイミド、ビニル含有量の多いシリコ
ーンオイルなどである。
この架橋助剤の添加量は、ゴム成分100重■部に対し
て、0.1〜10重量部、好ましくは0゜5〜7重量部
程度である。
本発明のゴム組成物には、通常フッ素ゴムの配合に使用
される各種の配合剤を添加することができる。
すなわち、補強充填剤および増量剤としては、例えばカ
ーボンブラック、ヒユームドシリカ、湿式シリカ、石英
微粉末、ケイソウ土、亜鉛華、塩基性炭酸マグネシウム
、活性炭酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ア
ルミニウム、二酸化チタン、タルク、雲母粉末、硫酸ア
ルミニウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、アスベス
ト、グラファイト、ワラストナイト、二硫化モリブデン
、ガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維、各種ウィスカ
ー、有機補強剤、有機充填剤を挙げることができる。そ
の他管色剤、難燃剤、耐油向上剤、スコーチ防止剤、可
塑剤などを任意に配合できる。
また本発明のゴム成分であるフッ素ゴムには、エチレン
・プロピレン系ゴム、アクリルゴム、二)・リルゴムな
ど、他のゴムを少量混合して用いることができる。
これらのフッ素ゴム組成物は、ロール・バンバリーミキ
サ−、ニーダ−などの混練り機によって均一に混練する
ことができる。
混練りし、得られたゴム組成物を架橋するには、通常8
0〜200℃で数分間〜3時間、20〜200kg/c
J以上の加圧下で一次架橋、更に必要に応じて80〜2
50°Cで1〜48時間、二次架橋として架橋ゴム製品
とする。
[実 施 例〕 次の実施例により、本発明を更に具体的に説明する。
ゴム組成物は表1の配合処方に従って、40°Cオープ
ンロールで混練りした。金型離型性の試験方法は、混練
りした未加硫状態の2mm厚のシートを50X65X2
o+mの金型で、上板のみ外部離型剤を塗布し、170
°C×10分間プレス架橋した。
試験回数は、10回繰返しで行なった。
また、常態物性:TB (引張強さ)、EB (伸び)
および圧縮永久歪は、JIS  K6301に従って測
定した。これらの結果を表2に示した。
実施例は金型離型にすぐれ、発泡もなく常態物性も損な
われない本発明の組成物が良好な効果を得ることは明ら
かである。
以下余白 [発明の効果コ 本発明のゴム組成物は、加硫成形時の金型離型性が優れ
、パツキン、O−リング、ガスケット、ダイヤフラム、
バルブ、ロール、オイルシール、フレキシブジヨイント
、ベルト、ゴム板、PPC複写機のロールブレードなど
への用途に好適である。
特許出願人  日本合成ゴム株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フッ素ゴム100重量部に対して、(a)炭素数
    16以上22未満の脂肪族カルボン酸金属塩0.5〜3
    重量部、および(b)炭素数22以上の脂肪族カルボン
    酸、そのエステルおよびその金属塩から選ばれた少なく
    とも1種を0.5〜4重量部含むことを特徴とするゴム
    組成物。
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