JPS5837033A - ポリオレフィン系樹脂予備発泡粒子 - Google Patents

ポリオレフィン系樹脂予備発泡粒子

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JPS5837033A
JPS5837033A JP56135388A JP13538881A JPS5837033A JP S5837033 A JPS5837033 A JP S5837033A JP 56135388 A JP56135388 A JP 56135388A JP 13538881 A JP13538881 A JP 13538881A JP S5837033 A JPS5837033 A JP S5837033A
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particles
longitudinal direction
molecular orientation
resin
foamed
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JP56135388A
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Shohei Yoshimura
吉村 正平
Kuninori Hirozawa
広沢 邦則
Hideki Kuwabara
英樹 桑原
Sumio Shimada
島田 寿美雄
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JSP Corp
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JSP Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は層内成形により発泡成形体を製造するための、
いわゆる予備発泡された発泡熱可朧性舎成樹脂粒子の改
jLK関するものである。
発泡した熱可履性合成樹脂からなる成形体を、予備発泡
させた発泡樹脂粒子の部内再発泡により製造する方法は
既に広く実施されている。そしてこの方法で得られる発
泡成形体の物性の改JLK関しても、従来、原料樹脂の
改質、予備発泡技術の改良、予備発泡粒子における複数
樹脂の複合など、種々の面から多くの方法が提案されて
いる。しかしながら、本発明者らはこれら従来の方法と
はまったく具なる観点から成形材料である予備発泡粒子
を改質して発泡成形体の物性を改善するととに着想して
これに成功し、本発明を完成するに至りたのである。
すなわち本発明は、高度の物性を有する発泡成形体製造
用の予備発泡熱可塑性合成樹脂粒子として、その形状が
だ同体又は短い棒状であってその長手方向の寸法が長手
方向と直交する方向における最大寸法の1.2倍〜5倍
であり、且つ長手方向の分子配向αと長手方向に直交す
る方向の分子配向βとの比α/βが1.2〜4であるも
のを提供するものである。
本発明による予備発泡粒子の特徴の第一は、従来の予備
発泡粒子のほとんどが夾質上球状のものであるのに対し
、上述のような、やや細長い、非球状のものであること
である。但し幾何学的に完全なだ同体やまっすぐな棒状
体に限られるわけではなく、近似的にこれらの形状のも
のになりていればよい、籐1図〜第4図はそれぞれ形状
を異にする本発明の発泡粒子の例とそれらの粒子におけ
る@長手方向の寸法′L及び1長手方向と直交する方向
における最大寸法”dの測定個所を示す図である。上記
寸法比L/dが1.2未満では分子配向を与えても成形
体の物性は向上せず、またL/dが5をこえると、成形
する際、部内に密に充填するのが困難になって成形体の
物性向上は望めず、また表面性状も悪化する。
本発明による予備発泡粒子の第二の1fII徴は、上記
配向比α/βが1.2〜4の、分子配向を有することで
ある。α/βの値があまり大きすぎても(つまり長手方
向の配向が強すぎても)、成形時に発泡粒子間の融着不
良を起こし易く、嵐好な物性と表面性状を有する発泡成
形体を得ることが困−になるから、α//は4以下でな
ければならない。
一方α/βが1.3未満の場合は、L/dが1.2〜S
であっても、成形体の物性は従来の球形且つ無配向の予
備発泡粒子からの成形体のそれと大差のないものとなる
なお本発WAKおける上記配向比α/βとは次のような
方法で測定される値である。
α/β測定法二発泡粒子をテフロンシート上に静置し、
発泡粒子を構成する合成樹脂の融点+5℃の温度で24
時間加熱する。この加熱処31により前記寸法りがHに
変化し、前記寸法dがd′に変化したとき、(L/I/
 )/(d/d’)をもってα/βとする。 II定は
無作為に抽出した20個以上の発泡粒子について行い、
その平均値をとる。
本発明の予備発泡粒子の発泡倍率及び素材樹脂の種IM
Eは411KIilJ@かない、すなわち発泡倍率は、
従来の予備発泡粒子と同様、5〜60倍あればよく、素
材はポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピ
レン共重合体(又はこれらの架橋物)、ボリア2ド、ポ
リスチレン、ポリエステルエラストマーなどから適宜選
択すればよい。しかしながら、本発明の予備発泡粒子と
するととKよる効果が特KIIIl著にあられれるのは
、無架橋のポリオレフィン例えばエチレン含有率がO,
S〜lG重量−のエチレン・プロピレンランダム共重合
体の場合である。
本発明の予備発泡粒子は、例えば次のような方法で製造
することができる。
まず原料樹脂な押出機中で加熱溶融した後、ノズルから
押出して直径0.5〜5m程度の繊条に成形する。得ら
れた繊条をO,S〜6倍に延伸して長さ方向に分子配向
を生じさせた後、延伸された繊条の直径* 1.3〜1
0倍の長さを持つ粒子に細断する。得られた細長い樹脂
粒子に、予備発泡樹脂粒子製造の常法に従って発泡剤を
含浸させ、次いで予備発泡させる。発泡粒子の配向比の
大小は上記繊条の延伸倍率の大小により決まるが、延伸
倍率が過大であると予備発泡が均一に行われず、予備発
泡粒子に割れが生じるので、必要以上の延伸は避けるこ
とが望ましい。
本発明による発泡粒子は従来の予備発泡粒子を型内で2
次発泡させて成形する場合とまったく同様にして発泡成
形体とすることができる。そして得られる発泡成形体は
、予備発泡粒子の形態及び分子配向をはぼ承継している
2次発泡吻が絡合し融着したものとなるため、同一樹脂
素材による同一発泡倍率の球形且つ無配向の予備発泡粒
子を用いたものよりも、強度や弾性回復率が大である。
このように本発明(よれば容易に機械的性質のすぐれた
発泡成形体を製造することかでするから、4IK大きな
応力を受ける構造材、例えば自動車のシートに内装する
クッシ嘗ン材のように従来低発泡成形体でなければ使用
し得なかった分野にも高倍率の尭泡体として用いること
ができ、軽量化が可能になるはか、従来成形体の物性が
劣るために用途が制限されていた樹脂素材も多くの用途
に使用することができるようになる。
以下実施例及び比較例を示して本発明を説明する。
実施例・比較例 エチレン含有率3−5重量−のエチレン・プロピレン2
ンダム共重合体を押出機を用い”C240℃で溶融押出
し、直径2.5mの繊条に成形した。得られた繊条を1
20″’Cにおいて種々の延伸倍率で延伸した後、種々
の長さの粒子に細断した。
上述のようにして得られた延伸倍率及び長さの異なる樹
脂粒子を種々の発泡倍率で予備発泡させた(樹脂粒子1
00重量部、ジクロロジフルオロメタ75〜30重量部
及び水250重量部を密閉容器内に収容し、攪拌しなが
ら130〜145℃に昇温して容器内圧力を3okIi
/aIi(G)Kシたのち樹脂粒子を大気中に放出し、
乾燥した。)。
得られた球形ないしだ同体状の予備発泡粒子は2 kl
/aj (G )の加圧空気中に保存したのち成形用屋
内に充填し、140℃の水蒸気を吹込んで厚さ50■の
板状発泡体に成形した。
上記各予備発泡粒子及びそれらから得られた成形体の特
性値をまとめて#I1表に示した。なお表に示したα/
β以外の各特性値の測定法並びに成形体の「成形状態」
及び「外観」の判定基準は次のとおりである。
発泡倍率 w度(JI8 K6767 ) からの計j
E値。
発泡蝕子寸法り及びd:無作為に取出した20個につき
ノギスで媚定した値の平均値。
引張強度:JI8 K6767  A法による。
圧縮歪:JI8 xgtsyscよる。
圧縮弾性回復率:厚さが25mで50m四方の板状試験
片を、インストロンテスターを用い圧縮速度10Iol
I/−で厚さ方向に全面圧縮し、応力が4ψ−に達した
時点で圧力を除く。10分経過後の厚さxtt測定し、
(X/2B ) X 100 を圧縮弾性回復率(チ)
とする。
成形状態 0:充填が円滑に行われ、蓋どおりK111着成形され
る。
Δニ一応温どおりに近い成形が行われるが収縮が認めら
れる。
×:充填不良、収縮又は(及び)融着不要が発生。
外観 O:表面凹凸が少なく、形態もすぐれている。
Δ *面凹凸は認められるが使用に耐える程度。
x:51面凹凸が著しく、且つ荒れている。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はそれぞれ本発明の発泡熱回層性合成樹
脂粒子の例を示すもので、第1図及び第2図は側面図、
第3図及び第1図は斜視図である。 代理人 弁理士  板 井 −1 才1図      才2図 j3同     υ1

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  発泡成形体製造用の発泡熱回層性合成樹脂粒
    子において、鋏粒子がだ8体状又は棒状であり【その長
    手方向の寸法が長手方向と直交する方向における最大寸
    法の1.2倍〜5倍であり、且つ長手方向の分子配向α
    と長手方向に直交する方向の分子配向βとの比α/βが
    1.2〜4であることを特徴とする発泡熱回層性合成樹
    脂粒子。
  2. (2)  熱可履性合成樹脂がポリオレフィン系樹脂で
    ある特許請求の範囲第1項記載の粒子。
JP56135388A 1981-08-31 1981-08-31 ポリオレフィン系樹脂予備発泡粒子 Expired JPS5920690B2 (ja)

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JPS5837033A true JPS5837033A (ja) 1983-03-04
JPS5920690B2 JPS5920690B2 (ja) 1984-05-15

Family

ID=15150534

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6013825A (ja) * 1983-07-05 1985-01-24 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 重合体予備発泡粒子およびその製法
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JP2006213877A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Kaneka Corp ポリプロピレン系樹脂予備発泡粒子と該予備発泡粒子から得られる発泡成形体
JP2006240284A (ja) * 2005-02-01 2006-09-14 Kaneka Corp 熱可塑性樹脂型内発泡成形体
JP2013010355A (ja) * 2005-02-01 2013-01-17 Kaneka Corp 熱可塑性樹脂型内発泡成形体およびその製造方法

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