JPS583686Y2 - ドアトリムの取付構造 - Google Patents

ドアトリムの取付構造

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Publication number
JPS583686Y2
JPS583686Y2 JP13991578U JP13991578U JPS583686Y2 JP S583686 Y2 JPS583686 Y2 JP S583686Y2 JP 13991578 U JP13991578 U JP 13991578U JP 13991578 U JP13991578 U JP 13991578U JP S583686 Y2 JPS583686 Y2 JP S583686Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door trim
door
lower body
belt line
upper body
Prior art date
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Expired
Application number
JP13991578U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5555409U (ja
Inventor
白木昭夫
片山満
Original Assignee
マツダ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by マツダ株式会社 filed Critical マツダ株式会社
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Publication of JPS5555409U publication Critical patent/JPS5555409U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のドアインナーパネルに取り付けられ
るドアトリムにかいて、上部のベルトライン部が車室内
側に突出している形状のドアトリムの突出部と平坦部と
の取付構造に関するものである。
従来のドアトリムにおいては、一般に実開昭53−73
623号公報等で知られているようトリム芯材内面(車
室内側表面)にパッドを貼り、その表面を連続した1枚
のレザー等の表装材で覆つて形成されている。
しかるに、ドアトリム上部のベルトライン部が突出して
いる形状のドアトリムでは、美感上およびインストルメ
ントパネルとの統一感を得るため、ベルトライン部の突
出形状を保持し、突出部とその下方平坦部との段差を明
確にする必要性から、突出部を形成するパッド部材に硬
質ウレタン等の成型品を使用すると、製造コストが上昇
するとともに段差部の表装材に筋目ができたり、段差の
境が際立って明確とならず作業性にも劣るものである。
この不具合は、パッドを設けないものでも成形された芯
材に対し連続した一枚の表装材でドアトリム表面を覆う
ようにした場合には同じである。
又、表装材を突出部用と平坦部用とに分割し、その境目
でつなぎ合わせるような構造も考えられるが、突出部の
形状保持が難しいとともに、つなぎ部にモールが必要に
なり、作業性の面およびコスト崩で不利がある。
本考案はかかる点に鑑み、ドアトリム上部のベルトライ
ン部の突出を大きく、かつその境を明確にし、かつ形良
く保持でき、作業性にも優れたドアトリムの取付構造を
提供せんとするものである。
以下、本考案の実施例を図面に沿って説明する。
第1図ないし第4図において、1はドアトリム、2はド
ア本体であって、ドアトリム1はドア本体2のインナー
パネル3に取っ付けられるものであり、ドア本体2上部
のベルトライン部2aにかけるインナーパネル3には突
出部3aが設けられ、さらに、上記本体2の上端にはイ
ンナーパネル3上端とアウターパネル4上端との間にス
リット状の開口2bが設けられている。
上記ドアトリ゛ム1は、ドア本体2のベルトライン部2
aに相対するベルトライン部1aが内方(車室内側)に
突出し、下部が平坦に設けられた形状であって、上記突
出した部分の直下を境に、ベルトライン部1aを有する
上部体5とこれよシ下方の下部体6とに分割されている
上部体5は、金属板が断面略コ字状に成形された芯材7
に、その上面および車室側表面にパッド8を介して表装
材9が貼着されて中央の突出部5a上端部の下方に延び
る引掛部5bおよび平板状の下縁5cがそれぞれ形成さ
れ、下縁5cには下部体6との取付用の取付孔5dが長
手方向に数箇所穿設されている。
一方、下部体6は、平板状の樹脂板を芯材10とし、そ
の車室側表面にパッド11を介して表装材12が貼着さ
れ、上縁6aの芯材10および裏面側の表装材12には
上部体5との取付用の取付孔6bが長手方向に上部体6
の取付孔5dと合致して数箇所穿設されている。
上記上部体5と下部体6とはそれぞれの下縁5cと上縁
6bとが重ね合わせられて長手方向の数箇所で係止具1
3によう係止されて取ジ付けられてドアトリム1が形成
される。
この係止具13は第4図に示すように、帯状の金属板に
複数の爪片13aが切ジ起こされてなり、この爪片13
aを下部体6の芯材10の取付孔6bに予め挿入して上
記係止具13が装着されている。
すなわち、下部体6は、予め係止具13を芯材10に装
着し、その上からパッド11.表装材12を貼着して形
成し、その上縁6a裏面側に係止具13の爪片13a先
端が突出しているように設けられる。
ドア) IJム1の組立ては、第3図に示すように、そ
れぞれ上記のように形成された上部体5の下縁5cおよ
び下部体6の上縁6aを重ね合わせ、下部体6の上縁裏
面に突出している係止具13の爪片13aを上部体5の
取付孔5dに差し込み、爪片13aの先端部を上部体5
下縁5cの裏面で折シ曲げて両者を一体に結合係止する
ことにより組付けてドアトリム1を構成する。
尚、組付は時に係止具13はパッド11によジ押されて
おり、内側に落ち込むことはない。
上記ドアトリム1を上部体5の引掛部5bをドア本体2
のインナーパネル3上端から開口2bに向って係合せし
め、上部体5の突出部5aとインナーパネル3の突出部
3aとを合致せしめて引っ掛ける。
一方、下部体6の芯材10裏面に設けた複数のクリップ
(図示せず)をインナーパネル3に嵌挿し、ドアトリム
1をドア本体2に組付けるものである。
第5図によび第6図はそれぞれ上記実施例の変形例を示
すものであシ、第5図におけるドアトリム14は、上部
体5の表装材9と下部体6の表装材12とは硬質樹脂に
よる当て板15と共に縫合16によってつなぎ合わされ
ており、上部体5の芯材7と表装材9、下部体6の表装
材12訃よび当て板15が下部体6の芯材10表崩に係
止具17(タッカ−止め)により結合され、上部体5の
芯材7には表装材9が直接貼着され、下部体6の芯材1
0にはパッド11を介して表装材12が貼着されている
上記構造により上部体50下縁5cと下部体6の上縁6
aとが取り付けられてドアトリム14が構成されている
一方、第6図におけるドアトリム18は、上部体5の表
装材9と下部体6の表装材12とが縫合16によってつ
なぎ合わされ、上部体5の芯材7が下部体6の芯材10
の裏面にて係止具17(タッカ−止め)により結合され
、上部体5の芯材7には直接表装材9が貼着され、下部
体6の芯材10にはパッド11を介して芯材12が貼着
され、上記構造により上部体5の下縁5cと下部体6の
上縁6aとが取り付けられてドアトリム18が構成され
ている。
従って以上の如き本考案によれば、ドア) リム上部に
釦けるベルトライン部の突出を大きく、形良く形成する
ことができ、また、この突出部下方の段差(境目)かは
つきジと明確に形成できるため、上記突出部が車室前方
のインストルメントパネルと連続性を持ったドアトリム
を形成することができる。
又、上部体(突出部)と下部体とを分割したため、この
突出部と下部体との表装材の色を変えることができ、例
えば、突出部の色とインストルメントパネルの色とを同
一色にして両者の連続性をさらに強調できる。
さらに、ベルトライン部が突出していない形式のドアト
リムの場合であっても、下部体は本考案のものと共通部
品にすることができ、しかも、上部体と下部体との組付
は作業が簡単に容易に行うことができるなど種々の優れ
た利点を有している。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示し、第1図はドア本体と
ドア) IJムとの分解斜視図、第2図は第1図の■−
■線に沿う断面側面図、第3図は組付は状態を示す同断
面側面図、第4図は係止具と下部体の芯材とを示す斜視
図、第5図は変形例を示すドアトリムの要部断面図、第
6図はさらに他の変形例を示す同要部断面図である。 1・・・・・・ドアトリム、1a・・・・・・ベルトラ
イン部、2・・・・・・ドア本体、2a・・・・・・ベ
ルトライン部、2b・・・・・・開口、3・・・・・・
インナーパネル、3a・・・・・・突出部、4・・・・
・・アウターパネル、5・・・・・・上部体、5a・・
・・・・突出部、5b・・・・・・引掛部、5c・・・
・・・下縁、5d・・・・・・取付孔、6・・・・・・
下部体、6a・・・・・・上縁、6b・・・・・・取付
孔、7,10・・・・・・芯材、8,11・・・・・・
パッド、9,12・・・・・・表装材、13・・・・・
・係止具、13a・・・・・・爪片、14・・・・・・
ドアトリム、15・・・・・・当て板、16・・・・・
・縫合、17・・・・・・係止具、18・・・・・・ド
アトリム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアインナーパネルに摩り付けられるドアトリムにおい
    て、該ドアトリムは、ベルトライン部分が内方に突出し
    た形状を有するとともに、上記突出部直下を境にベルト
    ライン部を有する上部体と下部体とに分割され、この上
    部体および下部体はそれぞれの芯材に各々の表装材が貼
    着され、上記上部体の芯材と下部体の芯材とはそれぞれ
    の下縁と上縁とが重ね合わせられて長手方向の数箇所で
    係止具によシ係止されることを特徴とするドアトリムの
    取付構造。
JP13991578U 1978-10-11 1978-10-11 ドアトリムの取付構造 Expired JPS583686Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13991578U JPS583686Y2 (ja) 1978-10-11 1978-10-11 ドアトリムの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13991578U JPS583686Y2 (ja) 1978-10-11 1978-10-11 ドアトリムの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5555409U JPS5555409U (ja) 1980-04-15
JPS583686Y2 true JPS583686Y2 (ja) 1983-01-22

Family

ID=29114404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13991578U Expired JPS583686Y2 (ja) 1978-10-11 1978-10-11 ドアトリムの取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854352U (ja) * 1981-10-08 1983-04-13 高島屋日発工業株式会社 自動車用内装材

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Publication number Publication date
JPS5555409U (ja) 1980-04-15

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