JPS5836843Y2 - 車両用冷房装置 - Google Patents

車両用冷房装置

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Publication number
JPS5836843Y2
JPS5836843Y2 JP8776178U JP8776178U JPS5836843Y2 JP S5836843 Y2 JPS5836843 Y2 JP S5836843Y2 JP 8776178 U JP8776178 U JP 8776178U JP 8776178 U JP8776178 U JP 8776178U JP S5836843 Y2 JPS5836843 Y2 JP S5836843Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable iron
shaft
iron piece
cooling system
coil
Prior art date
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Expired
Application number
JP8776178U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS554970U (ja
Inventor
正俊 三井
泰生 飯田
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
Priority to JP8776178U priority Critical patent/JPS5836843Y2/ja
Publication of JPS554970U publication Critical patent/JPS554970U/ja
Application granted granted Critical
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Expired legal-status Critical Current

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両駆動用エンジンとは別に冷戻装置駆動用の
補助エンジンにより運転される車両用冷房装置の改良に
関するものである。
補助エンジン駆動式冷房装置では冷房能力の調節を補助
エンジンの出力(例えば回転数)の強弱により調節して
いる。
従来、この補助エンジンの出力の調節は例えば第1図及
び第2図に示すものが使用されている。
第1図においてコイル3′に通電されると電磁石作用に
よシ可動鉄片2は矢印aの方向に移動し、継鉄1′に吸
引される。
コイル3が無通電になると電磁石作用が解かれ、復帰ば
ね4′の力で可動鉄片2′は矢印すの方向に移動する。
可動鉄片2′は変速レバー14を介してエンジンの吸気
管16内のスロットルバルブ15に連結されている。
スイッチ12′を閉じるとバッテリ11からソレノイド
17′のコイル3′に通電され、可動鉄片2′が矢印a
の方向に移動し、変速レバー14を引張す、更にスロッ
トルバルブ15をC位置からC位置に回転させる。
これにより、吸気管16内では矢印fの方向に流れる空
気量が増加してエンジン回転が増速する。
次にスイッチ12′を開くとソレノイド17′のコイル
3′が無通電になり復帰ばね4′の力で可動鉄片2′は
矢印すの方向に移動し、変速レバー14を介してスロッ
トルバルブ15ばC位置からC位置に戻る。
従って吸気管16を流れる空気量が減少するのでエンジ
ン回転は減少する。
このように従来の補助エンジン7駆動式冷房装置では、
エンジン回転の2段切シ換えで、冷房能力を強弱の2段
に調節していた。
しかし、冷房能力の調節が強弱の2段階では、外気温度
、車室内温度等の冷房条件の変化に充分対応できず、強
冷では冷え過ぎであるが、弱冷では冷え不足という冷房
条件が存在し、冷房フィーリングの面で十分でなかった
本考案は冷房装置駆動用の補助エンジンにより運転され
る車両用冷房装置に釦いて、コイルと可動鉄片の組を2
組直列にそれぞれの可動鉄片の移動量に差をつけて配設
するとともに同2個の可動鉄片に係合するシャフトがそ
れぞれの可動鉄片の移動に伴ない移動する2段ソレノイ
ド及び同2段ソレノイドのシャフトに連結され同シャフ
トの移動により前記補助エンジンの出力を調節する出力
調節機構を具備することを特徴とし、その目的とする処
は前記従来の欠点を解消して外気温度、車室内温度等の
冷房条件の変化に対応して冷房能力が調節でき、冷房フ
ィーリングの向上した車両用冷房装置を提供しようとす
るものである。
本考案は前記のように構成され、2組のコイルへ別個に
通電及び無通電とすることにより、2段ソレノイドのシ
ャフトば3位置に動作し、それにより同シャフトに連結
されている出力調節機構は前記補助エンジンの出力を3
段階に調節する。
このように本考案によると補助エンジンの出力が3段階
に設定できるので、外気温度、車室内温度等の冷房条件
の変化に対応して冷房能力を細かく調節でき乗客の冷房
フィーリングが向上する。
以下、本考案を第3図及び第4図に示す最も好ましい図
示実施例について詳細に説明する。
図に釦いて、1は2段ソレノイド17の本体であり、中
空の円筒形をして、その中央部に継鉄1aを又右端部に
継鉄1bを有している。
2は前記中空部に摺動自在に配設された可動鉄片であり
、同可動鉄片2と継鉄1aの間に介装された復帰はね4
により常時左方に付勢され、かつ前記本体1の左端部の
突起により左方への移動が制限されている。
3は可動鉄片2及び継鉄1aを囲撓するように配設され
たコイルである。
5は継鉄1aと継鉄1bの間を摺動可能に配設された可
動鉄片であり、同可動鉄片5と継鉄1bの間に介装され
た復帰はね7により常時継鉄1aの方向に付勢されてい
る。
6は継鉄1bと可動鉄片5を囲撓しているコイルである
10は可動鉄片2,5、継鉄1 a rlbの中央部に
嵌挿されたシャフトであり、可動鉄片5とシャフト10
はピン9により一体となっており、可動鉄片2とシャフ
ト10は相互に摺動可能であるが可動鉄片2の左端に設
けられた内方への突起がシャフト10と係合してシャフ
ト10の左方への移動を制限している。
11は電源となるバッテリー、12はバッテリー11と
コイル3の間に配設されたスイッチ、13はバッテリー
11とコイル6の間に配設されたスイッチである。
16はエンジン吸入空気が流入する吸気管である。
15は吸気管16の空気流量を調節するスロットルバル
ブであす、同スロットルバルブ15とシャフト10は変
速レバー14で連結されている。
本実施例は前記のように構成されており、2段ソレノイ
ド17は次のように作用する。
コイル3に通電されると可動鉄片2が継鉄1aに眼孔さ
れ、継鉄1aの左端の突起によりシャフト10は矢印a
の方向に距離X1だけ移動する。
更に、コイル6が通電されると可動鉄片5が継鉄1bに
吸引され、それにより、シャフト10は合計距離X2だ
け矢印aの方向に移動する。
な釦、コイル6の通電後にコイル3を無通電にしてもさ
しつかえなく、これによりコイル温度上昇を抑え、ソレ
ノイド形状を小形化することができる。
その後、コイル6を無通電にすると可動鉄片5が復帰は
ね7により矢印すの方向に押され、可動鉄片5に固定さ
れたシャフト10はコイル3通電時の位置に戻る。
更に、コイル3を無通電にすると、可動鉄片2が復帰は
ね4により矢印すの方向に押され、それに伴ないシャフ
ト10は復帰ばね7により可動鉄片5とともに初めの位
置(第3図の状態)に戻る。
次いで補助エンジンの調整について第4図により説明す
る。
1ずスイッチ12を閉じ、バッテリー11から2段ソレ
ノイド17のコイル3に通電するとシャフト10が矢印
aの方向に距離X1だけ移動し、シャフト10は変速レ
バー14ヲ引張り、変速レバー14に連結されているス
ロットルバルブ15をC位置からd位置に回転させる。
これにより、吸気管16内では矢印fの方向に流れる空
気量が増加して、エンジン回転を低速から中速に増速す
る。
更に、スイッチ13を閉じると、バッテリー11から2
段ソレノイド17のコイル6に通電され、シャフト10
が更に矢印aの方向ニ移動し、変速レバー14を介して
スロットルバルブ15がd位置からC位置に回転し、吸
気管16内では矢印fの方向に流れる空気量が更に増加
して、エンジン回転を中速から高速に増速する。
次にスイッチ13を開放するとシャフト10は矢印すの
方向に移動し、変速レバー14を介して、スロットルバ
ルブ15がC位置からd位置に回転し、吸気管16内で
は矢位fの方向に流れる空気量が減少してエンジン回転
が高速から中速に減速する。
更にスイッチ12を開放するとシャフト10は更に矢印
すの方向に移動し、変速レバー14を介して、スロット
ルバルブ15がd位置からC位置に回転し、エンジン回
転が中速から低速に減速する。
なお、本実施例ではエンジン回転の調節をスロットルバ
ルブ15の開度により制御しているが、これに限定され
るものではなく、例えば燃料の量を2段ソレノイドで調
整するようにしてもよい。
このように本実施例によると前記したように2つのスイ
ッチの開閉を選択して行なうことにより補助エンジンの
エンジン回転を3段階に設定できるので補助エンジン駆
動式冷房装置の圧縮機の回転もエンジンの回転に伴ない
3段階に設定でき冷房装置の能力を3段階に調整できる
従って、外気温、車室内温度等の冷房条件の変化に対応
して細かく冷房能力が調整でき常時車室内温度を快適に
保つことができる。
又従来に比べて高速での運転時間が少なくなり、燃料費
の節減ができ、振動騒音もより少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車両用冷房装置に使用されていたソレノ
イドの縦断面図、第2図は従来の車両用冷房装置に使用
されていたエンジン調節装置の概略説明図、第3図及び
第4図は本考案の一実施例を示し、第3図は2段ソレノ
イドの縦断面図、第4図は第3図の2段ソレノイドとエ
ンジンの出力調節機構の関係を示す概略説明図である。 2.5・・・可動鉄片、3,6・・・コイル、10・・
・シャフト、15・・・スロットルバルブ(出力調節機
構)、17・・・2段ソレノイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷房装置駆動用の補助上/ジ/により運転される車両用
    冷房装置において、コイルと可動鉄片の組を2組直列に
    それぞれの可動鉄片の移動量に差なつけて配設するとと
    もに同2個の可動鉄片に係合するシャフトがそれぞれの
    可動鉄片の移動に伴ない移動する2段ソレノイド及び同
    2段ソレノイドのシャフトに連結され同シャフトの移動
    により前記補助エンジンの出力を調節する出力調節機構
    を具備したことを特徴とする車両用冷房装置。
JP8776178U 1978-06-26 1978-06-26 車両用冷房装置 Expired JPS5836843Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8776178U JPS5836843Y2 (ja) 1978-06-26 1978-06-26 車両用冷房装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8776178U JPS5836843Y2 (ja) 1978-06-26 1978-06-26 車両用冷房装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS554970U JPS554970U (ja) 1980-01-12
JPS5836843Y2 true JPS5836843Y2 (ja) 1983-08-19

Family

ID=29013596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8776178U Expired JPS5836843Y2 (ja) 1978-06-26 1978-06-26 車両用冷房装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6144564Y2 (ja) * 1981-01-16 1986-12-16
JPS5870031A (ja) * 1981-09-21 1983-04-26 Honda Motor Co Ltd 車両用自動変速機付きエンジンの吸気系における絞り弁の開度補正装置
JPS5870030A (ja) * 1981-09-21 1983-04-26 Honda Motor Co Ltd 車両用エンジンの吸気系における絞り弁の開度補正装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS554970U (ja) 1980-01-12

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