JPS5836630A - ヒドロゲルの製造法 - Google Patents

ヒドロゲルの製造法

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JPS5836630A
JPS5836630A JP56134291A JP13429181A JPS5836630A JP S5836630 A JPS5836630 A JP S5836630A JP 56134291 A JP56134291 A JP 56134291A JP 13429181 A JP13429181 A JP 13429181A JP S5836630 A JPS5836630 A JP S5836630A
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JP
Japan
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gel
water
polyvinyl alcohol
present
aqueous solution
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JP56134291A
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English (en)
Inventor
Masao Nanbu
南部 昌生
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Oil Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本IiW!Aは、合成系ヒトミゲルq)@法に係り、4
K、ポリビ墨ルアI&−プールから、従来の天然系1良
は合成系のEドロゲルには見られない優れ九諸特性を有
するヒドロゲルを製造すみ方法に関する。
ヒドロゲル(含水ゲル)は、生体組織への損傷が少ない
うえ、物質透過性に富ろ、しか1、含水率を高めるとと
もに、抗皇役性も向上することなどから、医用材料とし
てきわめて有望視されているが、機械的強度に劣るとい
う重大な欠点を有するため、用過はきセめで制限されて
いる(共文化学ライブラリー14.1医用高分子”(昭
64)p。
8・、81,28.24.98、L、 Syi%61 
 at aj、t/、Jj #s#d、 憫蟲gay、
Eta、e  γ、12B(1971)、田辺達ミ、人
工臓器、5,248(197g)、森、丹沢、高分子、
!2.@1!(1871)、丹沢宏、化学TJl意6・
(11174)、丹沢宏、工業材料、2668(197
?)、近騙紘−1高分子、1通、598(1975)、
森有−11人工臓器資料集成1.118(1976)ラ
イ7サイエンスセンター、山中学、化学総説21,16
9(197g)、丹沢宏、外科診療、ν、1(197g
)、S、D、Br5ake  J、B15shad、憫
6tgr、Ram 、e  @、178(1G?り、J
、D、Asdrada at ml、 e Tra*a
、Ax。
Soe、Artif、I*t、Orlgmael  9
、1(197g)、S、D、Br5ek  at  a
J、e Bie常蟲t0Mad、Dav、Art。
Org、 e 1.191(1973)、S、D、Br
5ek e J、Bio−s#d、’ll1ML##r
、R#a 、 e 7.887(197g)、桜田洋、
高分子、多」、5g?(1975)、H,Stsgh 
at al、eJ、Sai、Isd、Ega、 eJ1
、(mar:五)162(198G))@機械的強度の
劣るヒドロゲル(またはゲル素材)を、ホルムアルデヒ
ド、グルタルアルデヒド、テレ7タルアルデヒド、へ中
サメチレンジアミン等により処理する硬化手段(強度向
上策)が多数提案されてき九が、これらの化学処理は、
生体への有害試薬を使用するため、これらを医用材料に
用いえ場合、種々の障害をきたすことが周知である(f
f1辺違三&”人工臓器資料集成″、880(197g
)ライフサイエンス七ンター、同、8g(1976)、
J、R。
Lawia*Plastic & Reaonstrs
ctiva Ssrggrytlμ、51(19g5)
)。
また、これらの化学処理により、ヒドロゲルの優れた特
徴(高含水性)が大幅に減退するのが通例で、この化学
処理には多くを期待し離い、したがって、化学処理を行
うことな(、軟弱なしド四ゲルを硬化させる唯一の手法
として、放射線照射法が期待されている(N、A、Pe
ppas gt @l、eJ、Bi劇*ed、Mat−
デ、Eea、t4、42g(1977)、H,Stsg
h 11 ml、aJ、sai、Imd、Raa、pl
J9、(mrsh)、ill!!(1980))*しか
1これは特殊な設備を要するうえ、その効果が著しくな
いことから、一般的に実用するのは困離である。また放
射線照射により、ヒドロゲル本来の優れた特徴が消失(
ま九は減退)する例も多い。
また、ヒドロゲル内部に包埋され友高分子量化合物が徐
kにとド交ゲル外部へ放出されることから、医薬、農薬
、肥料、香料、釣餌等の放出制御(徐放)材としても、
とドaゲルが注目され、例えば、寒天、こんにゃく等へ
のジプカイン(dihwa@i%−1局所麻酔薬)、ス
ル7アメチゾール等の包II(中野真汎、化学と工業、
Jl!、5g9(1979)、膜、8 (6) 118
6(197g ))、カラゲ六欄への芳香成分の包埋(
化学工業時報54.7.15.。
p、8、CMCTgah*taal Report 4
6、p、184(19gG)CMC)ポリ(エチレン−
酢酸ビニル)iたはコラーゲンへのピロカルビン(pi
es aarp4%6緑内障治療薬)の包埋(U、8.
8618604(1971)、A、L、Rshis a
t aL、eJ、cLi*、Pkar翻■oL、e18
.809(197g))、ポリ(2−ヒドロ今りエチル
メタクリレート)へのフルオロウラシルCfl雪aro
sracil。
制がん剤)の包1f(J/、Arj*s at al、
eArek、s*rg、+165.10G(1972)
)など多くの試みが周知である。しかし、寒天、カラダ
ナンはもちろんのこと、その他多くのヒドロゲルについ
て、その軟弱さ、生体との反応などが指摘さワ、シばし
ば実用上の障害をきたしていることは言うまでもない。
ヒドロゲルは、含水性で、しかも低分子量物質の透過性
に富むと共に、巨大分子tfI−はその集合体をゲル内
に包括(捕捉)しうろことから、活性炭あるいは酵素、
微生物、生体組織等の生理活性物質の包埋(固定化)材
としても期待されて訃り、ゼラチン、ポリ(2−ヒドロ
中シエチルメタタリレート)等への活性炭の包Jll(
e、着盤人工腎臓)(J、D、Axdqpada  #
!  al、eTrana、Ash、Soa、Art。
1st、Orgasav  1 8、478(1972
)、 B、G、Ga−gsard  at  gl、+
Th* La*aate29.1801(1974)、
中林宣男、高分子論文集、84、(4) 817.1!
8(1977)、葛西洋−他、人工臓器、互、tnl(
1977))、コラーゲンへの酵素の包思(酵素膜、酵
素膜1K ) (l1部、鈴木、化学工学、す、IJH
I(197g)、化学増刊68,180(19Hり、発
酵ど工業、36.17(1977))、寒天、カラダナ
ン、アルギン酸塩等への簿母、細菌、葉緑体、らん藻等
の包’a(1,KarsbaeT、55g5kt  a
t aL、νBi*ta*に、Bioe*g、e 22
%1!65(1980)、化学工学、46、!119(
1981)表面、18.882(198G))も周知で
あるが、やはり、ゲルが軟弱、あるいはもろいことから
、例えば、ゲルに亀裂を生ニ包塩I#!J(微生物)が
洩出すること(@部他、化学工学、4G、1J19(1
976)、P、G、Krmswal at ml、eB
iataah、Bイog*g、e22、@81(198
0)、M、Kiaratan at aL、tBiot
−#ahJ%a#%f、# 19.88丁(1977)
)、特に、ゲル内外への物質移動によるゲルの破壊が重
大問題であること(P、G、Kroswel at t
nl、eBiataah、Bioavsg、eす、68
1(1980))が、既に、しばしば指摘されている。
これらの軟弱ゲルの機械的強度を高める手法として、グ
ルタルアルデヒド、テレ7タルアルデヒド、酸、アルカ
リ、放射線などを用いる処法が多数提案されてき九が、
これに貴県等への化学薬品による障害などを考慮するな
らば、上記のゲルの機械的強度向上法はいずれも好まし
くない。本発明は、これらの化学薬品または放射線のい
ずれをも用いることなく、機械的強度の優れ九ヒドロゲ
ルを得る方法を初めて提供する。
本発明は、ヒドロゲル合成原料として、ポリビニルアル
コールを用いる。もつとも、ポリビニルアルコールのゲ
ル化法(ヒドロゲル合成法)については、既に多くの処
法が提案されている。しかし、下記に要約するとおり、
いずれにも、操作上ま九は生成物の性状に難がある。
(1)  ポリビニルアルコール水溶液を風乾すること
により、湿潤皮膜または乾燥皮膜が得られるが、これら
は耐水性に劣り、水中における剛直性を全く有しない軟
弱なフィルムにすぎず、限られた用途に用いられるにす
ぎない(41公昭4O−9528)。
(2)ポリビニルアルコールとテトラエチルシリケート
を含む懸濁水溶液に酸を加え、風乾する方法によっても
、やはり、上載1)と同様の皮膜が得られるにすぎない
。この場合、懸濁水溶ilKに酸を加え、凍結・乾燥す
る提案もあるが、生成する皮膜の強度はかえって低下し
、はとんど成型不能でh為(轡公1866−80858
、特公昭65−1111)。
(萄 ポリビニルアルコール水溶液へ、プパルト60(
r線)を照射するグル化法が周知である。しかしこの場
合、特殊な施設(放射線照射施設)を不可欠とするうえ
、照射経費もかさみ、しかも得られるゲルが軟弱で、し
ばしば他の硬化手R(2次的硬化処理)を要する。し九
がって、この方法で得られるゲルは、人工硝子体([球
内光てん液)などの、高粘性111(1九は軟質ゲル)
が望まれる特殊用途以外には利用し離い<!、Maga
rial &#(、t1974t 1815゜轡−昭尋
@−55647)。
(4)ポリビニルアルコール水溶液へホウ酸(を良はホ
ウ酸水溶11E)6るいはホウt(tたはホウ砂水溶液
)(注ニホウ砂謬四ホウ酸ナトリウム十水和物)を加え
ると、即座にゲル化すること龜古くから著名である。し
かし、得られるゲルは、軟弱で、流動性を有し、しかも
単に指先でつまむことにより直ちに千切れるため、成型
後の形態は保持され難い(J、 A11. Cルーm、
8g4..60,1046(1988)、フランス特許
748942C19138))。
まえ、このホウ砂ゲルはアルカリ性雰囲気下で紘存在し
うるが、pH8以下では容易に崩壊する。したがって特
殊用途以外に紘利用し−く、バイオ・メディカルポリマ
ーとしての価値に乏しい。
(5)  フェノール、ナフトール、コンゴ−・レッド
等のフェノール類またはアミノ化合物、あるい社チタニ
ウム、クロム、ジルコニウム等の金属化合物によるポリ
ビニルアルコールのゲル化法も多数提案されているが、
いずれも上r!匂と同様の難点がめる(日本化学雑誌、
7g、1058(1961)、時分@40−9521g
%特公WIJ40−2s意64)。
(2)アルデにド、ジアルデヒド、不飽和ニトリル、ジ
イソクアナート、トリメチロールメラミン、エビクロロ
ヒドリン、ビス−(/−ヒトルキシエチル)スルホン、
ポリアクリル酸、ジメチ胃−ル尿素、無水マレイン酸等
の架橋剤ま&a共重會成分によるポリビニルアルコール
のゲル化も周知であるスいずれ電化学試薬を用いる操作
を要するほか、高含水性の強固なゲルは得難い(Tex
tile Ram、 J、v味1g1(196り、英a
特W74 L900(195g))。
■ ポリビニルアルコール水溶液を40℃以下、特に5
〜18℃以下の低温に放置することによりゲル化させる
手法も古くから著名である(小南他、高分子化学、12
.21B(1916)、曽田飯高分子化学、18.19
8(19518)、1似69.809(195g))。
しかし室温付近において生成するゲルは寒天、カラグナ
ンのようにもろく、しかも、これは単に激しくかきまぜ
るか、水を加えてかきまぜるか、あるいは若干温めるこ
とにより溶解する(小南他、高分子化学、12,218
(11155)、高橋、接圧、高分子化学、18,60
2(11156))。
この、lリビニルアルコール水溶液の放冷ゲルヲ得るの
に、低温が好ましいことも周知で、例えば18℃、更に
社0’Cあるいは0℃以下の低温で実施する例も知られ
ている(前田他、高分子化学、18.19g(1956
)、時分j@4?−11!864、高橋他、Po111
s4r J、e6.108(Heγ4))。
しかしいずれにしても、得られるゲル社、寒天、カラダ
ナン、ゼリ一様の軟弱品(または粘液)であり、激しい
ベトッキ(粘着性)を示すうえ、耐水性に乏しく、水中
では著しく廖潤し、更に軟化すると共に、−It祉水中
に溶出L−残部は巻状と化す。を九本中あるいは40〜
60℃の温水中では、更に迅速に形くずれし、水中に分
散・溶解するなどの難点を有し工業用、医用材料として
の用途はきわめて制約されざるを得ない。
(御 ポリビニルアルコールをホルマール化して得られ
るスポンジ状生成物も古(かも著名であるが、必ずしも
安定で社な(、分前(変質に伴い、有害作用を周囲に及
ぼすため、近年その用途はきわめて限定されるに到って
いる(田辺達三他、1人工臓器資料集成”、88G(1
976)ライフサイエンス竜ンター、同8g(1,97
6)、J、R,Ltwis。
Plaatie  & Eea轄xtrsativa 
 Sxrgaryg  85.61(1965)* 俤) ダル化能を有する水溶性高分子1例えばアガロー
ス(allaream)、寒天(sgtxr)、アルブ
ミy(aj6mm4s)、アルギン酸塩、カードラン(
csrdLa%)、カラゲナン(earrageavh
am)、力(イン(easeis)、CMC(Sod(
ss oarhog1p*etkyl  aallsl
oam)、ファー竜しラy(fsデg#jJaras)
、ゼラチy(ysj6t4s入メチルセsea−x(m
ethyl ttellmloaa)、ペクチン(po
et’s)、殿粉(star#h)、タマリンドガム(
tam−デミ惰d ywi)、ザンタンガム(ssst
4as gem)、トラガントガム(tragaeas
th gsm)、グアーガh(gsaryms)、等の
水溶液へ少量のポリビニルアルコールを添加後、これを
放冷するか、ゲル化剤含有浴(凝固浴)へ浸漬するか、
あるいはこれを凍結・乾燥する手法も知られているが(
7レグランスジヤーナル、1、(η68(1974)、
時分@56−26210,26211)。
このような手法によっても、中はり軟弱で耐水性の乏し
い粘液または非流動性ゲル、あるいはパサパサし九本溶
性の乾燥粉末(凍結・乾燥粉)が得られるにすぎない。
本発明者紘、ポリビニルアルコールを利用して、機械的
ポリビニルアルコールを6曽t%以上含有する水溶液を
、予め凍結・成層後、これに、部分的真空脱水を施すこ
とにより、弾性に富み、機械的強度にも優れた水不溶性
の高含水ゲルが得られるという知見を得、ここに効果O
Jl!I著な本発明を完成し大島 即ち本発明状、叶ん化度が97モルー以上、粘度平均重
合度が’x、s o o以上のポリビニルアルコールを
4B−一以上含有する水溶液を任意形状の容器まえ紘成
型用鋳型へ注入後、これを−16℃より低い温度で凍結
・成型ししかる後、Cの成蓋体を融解させゐことなく、
脱水率(凍結体の重量減少率)S菅t%以上に到達する
まで、部分的に脱水し必要に応じ水中に浸漬することに
より、含水率2G−92wt%(湿潤体基準)に到達さ
せることを特徴とする高含水性ゲルの製造法を提供する
ものである。
本発明によれば、ポリビニルアルコール水溶液を凍結・
成Wiしこれを部分的に真空脱水することにより、機械
的強度の優れた所望の形状の高含水性ゲルが得られる。
本発明はゲル化の過程ならびにその前処理工程において
、従来合成高分子のゲル化に常用されている酸、アルカ
リ、ラジカル源、放射線、有機溶媒、反応試薬および水
以外の無機溶媒などを全く用いず、更に、2次的硬化処
理(後処理)4要しない。しかも本発明で得られるゲル
紘、含水率が高く、ゴム状の弾性と、すぐれた機械的強
度をも兼備している。iた、本発明のゲルは、水または
温水に不溶で、粘着性を示さず、この点においても、前
記のポリビニルアルコール水溶液の放冷ゲルとは全(異
なる。すなわち、本発明状、従来のポリビニルアルコー
ル水溶液の放冷グル化、あるいは従来知られたポリビニ
ルアルコール水溶液の化学的処理によるゲル化などに関
する知見と唸全く異なる新規ゲルを提供するものである
ことを意味する。
本発明に用いるポリビニルアルコールのけん化度は、1
174ル一以上、好ましく拡98モル囁以上を要する。
けん化度10〜88モル−5特に85モル−以下のポリ
ビニルアルコールを用いても、軟弱なゲルが得られるに
すぎず、本発W140目的は達成されない。
本発明に用いるポリビニルアルコールの重合度は、1.
800以上を要する0重合1800〜IJOO未満、特
に1,400以下で社粘稠液または軟弱ゲルが生成する
にすぎない6本発IjI#cおいては1例えば重合度1
.800〜UOO@変のポリビニルアルコールが使用で
きるが、通常市販されている高重合度品(重合度1,8
00〜2.600)をそのまま用いるのが良い。
本発明で社、まずポリビニルアルコールの濃度6wt−
以上の水溶液を調合する。し九がって、ポリビニルアル
コールの濃度として杜、例えば6〜251tltうとす
ることができる。この濃度を更にたとえば90’ji1
1度まで高めることもで館るが、常温における水溶液の
粘度が10,000 cF以上に4達し、また貯麓中に
粘度上昇あるいはゲル化をきたすこと411Toす、若
干、取扱い難い。この濃度を例えばb蓄t%より低(す
ることもできる力ζ後述の脱水所要時間が長びき、経費
(脱水動力費)−tIXかさむ。
本発明においては、上記ポリビニルアルゴール水溶液を
、任意形状の容器または所望の成型用鋳型へ注入し、凍
結・成型する。この場合、冷却剤としては例えば、食塩
−氷(!17?)(−21’C)、塩化*jll’/)
A−氷(80:1)(−56℃)などの寒剤、らるい社
、ドライアイス−メチルアルコール(−72℃)、11
1E体11JE(−196℃)などを用い、−15℃よ
り低い温度−こ冷却し、凍結させる。冷却が不十分であ
ると、後述する乾燥工1を経て得られるゲルの形状が、
当初予期した形態、すなわち、ポリビニルアル;−ル水
溶液注入容器または成型用鋳型の形状と合致し難いはか
、ゲルの機械的強度に劣るため、本発明に好ましくない
、また、液体ヘリウムを用いれば一269℃まで冷却で
きるが、不経済であるうえ、ゲルの品位に利点線なく、
実用上線、7レオン冷凍機を用い、例えば−1G〜−8
0℃に冷却するのが良い。この冷却温度は、後述の乾燥
工程を経て得られるゲルの強度に影響する。特に強いゴ
ム弾性のゲルを望む場合は、−20’C以下、例えば−
!O〜−66℃が好ましく、−6〜−20”Cで紘、ゲ
ルの強度が若干低下する。凍結・成型を省略するときは
、水中において剛直性を全く欠く、単なるポリビニルア
ルコール水溶液ム・ゲルが生成するにすぎず、本発明の
弾性に富む高含水性の、耐水性ゴム状ヒドロゲルは得ら
れない。
本発明における凍結・成型時の冷却速度としては、0.
l〜7℃/−襲の緩慢冷却、あるいは7〜bの急速冷却
のいずれでも差支えない。
本発明による凍結・成型においては、ポリビニルアルコ
ール水溶液は任意の形状の鋳型内で固化(氷結)・−型
される。この容器または鋳型へ注入されたポリビニルア
ルコール水溶液が凍結されたことを確認後、これを融解
させることな(、必l!lこ応じ、鋳型の上面カバーま
たは下面カバー(あるいはその双方)を破り社ず1成型
体の形状を保持しつつ、これに真空脱水を施す。この場
合、冷凍室から凍結・成型体を散り出し、これを真空乾
燥室へ移し直ちに吸引・脱水するならば、水分の除去(
昇華)に伴ない試料が冷却されるので、特に外部冷却を
施さなくとも、凍結・成型体が融解することはない、t
た、凍結・成型体が融解しない1変に加熱することは差
支え力(、これにより脱水を促進することかできる。つ
まり脱水工程の温度としては、凍結・成型体を融解させ
ないかぎり、4?に制限はなく、これがゲルの品位に特
に影響することはない、この脱水工程において紘、脱水
率を6菅饅以上とする。すなわち、本発WRcsP41
1ては、ポリビニルアルコール水溶液の濃度のいかんに
かかわらず、凍結・成型体に脱水処理を施す。脱水率と
しては、6wt%以上、更には10wt−以上が採用さ
れる。脱水が進行するとともに、ゲル強度が着しく高ま
り、しかも非粘着性、耐水性などの諸性状が着しく改善
されることから、この部分脱水処理は本発明にとり不可
欠である。
もつとも、本発明において杜、注射薬液の凍結乾燥みる
いはコーヒー、ンルク、果汁、めん類等の含水食品の凍
結乾燥に見られる十分なる脱水(乾燥)処理を行う必要
はなく、上述のとおりの部分脱水地理により、十分本発
明の目的が達成されるが上記のとおり、脱水が進行する
に伴いゲル強度が著しく高まることから、所望のゲル強
度に応じ、脱水量を選定することができる。
いずれにしても、この凍結・部分的脱水処理は本発明に
不可欠で、きわめて重大な意義を有するため、これを省
略するとき、本発明に述べる非流動性、非粘着性、かつ
高含水性で、しかも機械的強度に優れるヒドロゲルは決
して得られない。
本発明において社、次に、凍結・成型・部分脱水体を、
例えば常温放置し融解(解凍)させることにより、弾性
に富むゲルが得られる。融解速度としてdi〜8℃/−
の緩慢融解、または8〜1,000℃/愼−の急速融解
のいずれによることも差支えない。ポリビニルアルコー
ル水溶液を、O〜80″CS度で放置(貯蔵)する場合
疹こ得られるグルの融点が16〜29℃前後でめるのに
反し本発明のダルの融点は101℃以上に及ぶため、温
水または温風ζこよる急速融解も差支えないが、本発明
のゲルも熱湯中では溶解すること、60℃以上では表面
に硬質皮膜が急速に発生することなどから、高温融解は
避けなければならず、40〜50℃以下で融解させるの
が望ましい。
この融郷操作後、容器または鋳型の支持部から、ゲルを
容重に取り紘ずすことができる。これは水中奢こおいて
吸水し含水率I60〜96wt%(湿潤体基準)に達す
るが、なシ強園な弾性体である。このゲルの含水率は、
例えば、仁んに中((含水本釣117 wt%、多糖類
湿潤ゲル)には及ばないが、豆腐、−に’9−%生体細
胞、人間・動物等の生体組織などの含水率(TO〜90
 well )に類似ししかも、強度と弾性の点で、こ
んにゃく、寒天、アルギン酸、カラゲナン、グアール・
ゴム、ローカストビーン・ガ^、アガロース等の多糖類
のゲル、豆腐、ゼリー等の蛋白質ゲルを、社るかにしの
ぎ、むしろ人間、動物等の筋肉質に類似する。
本発明のゲルはこのように多量の水分を含むにかかわら
ず、強固な弾性を示し堅く握りしめても、一時的に変形
するが、直ちに元の形状lこ後し、形くずれしない、ま
た、本発明の、含水率8896の板状ゲル上へ成人が片
足または両足により直立しても、やはり一時的変形をき
たす4のの、直ちに元の形状−こ後1形くずれしない。
高含水性と機械的強度とは、従来から医用高分子および
選択的透過膜等を開発するうえで、両立し難い難題とさ
れているが、本発明のゲルは、上述の高含水性と強度と
を有a従来のポリビニルアルコール水溶液を風乾して得
られる皮膜あるいは前述の、ポリビニルアルコール水溶
液を単に0〜80℃lこ貯蔵する場合に生成する水溶性
ゲルとは全く異なる新規ゲルである。
本発明のゲルに圧力を加えても、含有水分の浸出は#l
とんど見られず、例えば、含水率9Qwt−のゲルに4
噸々lの圧縮応力を課しても浸出(流出)水量社、含有
水の1〜29kにす「ない。このように、多量の水分を
強固に保持することからも明らかなとシリ、このゲルの
見かけ比重は、はぽ水と同震度であり、水中で辛うじて
沈降するにすぎなし1゜ 本発明のゲルに社、粘着性がない、板状(811Ix8
11IIx2■)1円筒状(内径8 W%外径fsns
長さ6w1)、球状(直径4■)等に成型し九ゲル約1
01iを、5oil/の水中で40日間かきまぜても、
相互付着、形くずれ等の現象社全く認められたい、なお
、水道水中に1年間浸漬したが、溶解せず、弾性および
強度も変らない(これは、例えばこんにゃくを数日間水
道水に浸漬した場合、激しい形くずれが起るのと、きわ
めて対照的て6る。tた、ポリビニルアルコール水溶液
O単なる放冷ゲル(凍結ゲル)が著しい粘着性を示し、
しばしば流動性粘液状あるいは、喪かだかゼリー、プリ
ン、寒天状で、しかも耐水性に乏しく、水中で分散・溶
解しやすいのときわめて対照的である)。
本発明fcおいては、ポリビニルアルコール単一成分が
ゲル素材(ゲル化成分)として用いられる。しか−ポリ
ビニルアルプールのゲル化を阻害しない無機物または有
機物が共存すること線、本発明に差支えなく、その共存
量としては、例えばポリビニルアルコールの棒量以下と
することができる。これに反しポリビニルアルプール(
ま九は変性ポリビニルアルコールとしてのポリビニルア
セタール、ポリビニルブチラール等)に作用して複合ゲ
ルを生成する物質ならびにポリビニルアルコールと反応
してこれを変性させる物質紘、九とえ少量共存すること
によっても、しばしば、本発明のゲル形成(ポリビニル
アルコール単一成分ゲルの形成)に好ましくない影響を
及ぼし機械的強度の優れ良高含水性ゲルの生成を困難と
する。このよう表物質としては、既に、ポリビニルアル
コール類との相互作用が知られているコロイド状アルカ
リ・シリケート(米国特許2.888,6 !1 (1
1) 58 ) )、コロイド状シリカ(米国特許L8
8 g、661 < 11158 ) )、アルカリ性
コpイド状シリカ(q#開昭54−1587711)、
有機ケイ素化合物(酢酸ビニル樹脂、ν、98、日刊工
業新聞社(1962))、テトラアル中ルシリケート(
特公昭55−80858.時分1@55−11811)
、ホウ酸、ホウ砂(フランス特許?481142(19
88))、フェノール、ナフトール、メタ・クレゾール
、ビロガI−ル、サリチルアニリド、ジサリチルベンジ
ジド、レゾルシノール、ボリアンン類(高分子化学、1
1.(105)28(1954))、カオリンChaa
14%)CNagsre、1 ? 0.461 (19
55) )などが挙げられる。これら紘、いずれもその
共存量に対応してポリビニルアルコールとの複合ゲルを
形成して不都合な軟弱ゲルを生ずるので回避される。
前述の、ポリビニルアルコールのゲル化を阻害しない無
機物または有機物としては、例えば活性炭、ゼオライト
、後述する血液凝固阻止剤(heparis (ナトリ
ウム塩ま九はカルシウム塩) )、エチレングリコール
、フロピレンゲリコール、メチルアルコール、グリセリ
ン、酵素、微生物、蔗糖、サナギ粉、えびのすり身のほ
か各種の医薬、農薬、肥料が挙げられる。また、寒天、
アガロース、アルブミン、アルギン酸およびその鍔導体
、カードラン、カラゲナン、カゼイン、CMC(sod
イ$% eallslozm glyaolata入7
アーセレラン、ゼラチン、メチルセルロース、ペクチン
、澱粉、タマリンドガム、トラガントガム、ザンタンガ
ム、グアールガムなどの多糖類または蛋白質4挙げられ
る。エチレングリコール、フロピレンゲリコール、グリ
セリン、メチルアルコール、蔗糖、グルコース、殊天、
カゼイスアガ冒−ス、アルギン酸、カラゲナン、CMC
,ゼラチン、メチルセルロース、ペクチン、澱粉、トラ
ガントガム、ザンタンガム、グアールガム表どを併用す
る場合は、ポリビニルアルコール水溶液中のポリビニル
アルコール濃度1−6w1未横に減少させることもでき
、例えば4〜6 wt56とすることができる。活性炭
、ゼオライト、ヘパリン、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、グリセリン、酵素、微生物、サナギ粉
、えびのすり身、その他医薬、a薬、肥料などを共存さ
せることは、後述するとおり、吸着型人工腎臓、抗皇栓
性医用材、非凝固性保冷材、固定化酵素、固定化微生物
、集魚剤、釣餌、薬物徐放剤等の用途にきわめて有意義
でめる。
本発明のゲルの外見(色相)は、イカの刺身、餅、うい
ろ(白色)、かまぼこ、鮮魚(白Jl)に近い。九だし
本発明を実施するにあたり、あらかじめ、ポリビニルア
ルコール水溶液へ、例えば、フタロニトリル(通常市販
品、淡赤褐色)、フタシシアニン青、フタロシアニン録
、インダンスo y (imdasthros)C青)
、フラパンスロン(flawa悴−tAr錦)(黄)、
オイルオレンジ(S雪ム算・1.α−フェニルアゾ−!
−ナフトール)、アスベスト粉(灰色)、活性災粉末(
黒)、シリカ・アルζす(白)、ゼオライト(白)、ケ
イ酸アルミニウム(白)、澱粉(白)、セルロース粉末
(白)、アルブミン(白)等を、水溶液または微粉末の
状態で溶解また社懸濁させておくことにより、所望の色
調のゲルが得られる。
本発明のゲルの感触として杜、人間、動物等の肉、イカ
の刺身、魚肉、餅(もち)、ちくわ、はんぺん、シェラ
マイ、ンーセージに類似する。本発明においては、ポリ
ビニルアルコール水溶液の注入容器または鋳型の形状を
任意に選定−必要に応じ、前記着色物質を併用すること
すこより、任意の色相の、しかも所望の形状(粒状、膜
状、塊状、板状1円筒状その他任意形状)の湿潤ゲルと
することができる。最終目的物の形状に合わせて成型し
てもよいし、一旦得た成型体を切削等により別の形に成
型してもよい。
本発明のゲルは、強く圧縮されても、含有水分をほとん
ど浸出しないにもかかわらず、風乾処理により、徐々に
水分を失い、収縮するとともに、著しく硬直する。しか
も、そO後、再び冷水に浸しても若干の吸水、膨潤が認
められるものの、元の高含水状mに状状して復しない(
これらの現象紘、中はり動物の筋肉、魚肉、イカ、柿の
実等の場合に類似する)、シ九がって当初のみずみずし
い外見と感触を維持するに紘、湿潤空気雰囲気で貯蔵す
るか、生理食塩水また紘水中に浸漬するなどの注意を要
する。もつとも、上記の乾燥は緩慢であるので、例えば
2〜8日毎にゲルを水に浸すか、あるいは注射器を用い
てゲル内へ水分を補給しても、当初の外観(生気)を保
つことができる。
本発明のゲル内へサナギ粉また拡えびのすり身などを包
麿することができる。すなわち、本発明のポリビニルア
ルコール水溶液にサナギ粉またはえびのすり身を混合・
懸濁させた後、本発明のゲル化処理を施して得られるヒ
ドロゲルは、大気中および水中ζこおいて激しい臭気を
長期間Iこわたり放出する。したがって、このヒドロゲ
ルを水中につり下げることにより、集魚剤として用いう
るほか、細断片を釣針に付けることにより、臭気の強い
、しかも魚肉状を呈しかつ形くずれし難い、反復使用性
の高い釣餌として用いることができる。
水蒸気、水、さらに社アンモニア、食塩、尿酸、尿素、
クレアチニン、グルコース、乳酸、抗生物質等の水溶性
低分子化合物は、いずれも本発明の膜状ゲルを透過(浸
透)するが、病原菌はこの膜を透過しない。したがって
、この膜状ゲルを人体の創傷、火傷、擦傷部の被覆膜(
人工皮膚)として用いることができる。これにより患部
およdその周辺は、常に適度の湿潤状態に保たべしかも
病原菌の侵入から保譲さtL、ま大、外部から塗布され
る治療用医薬は患部まで浸透する。な訃、本発明の膜状
ゲルは弾力性に富むことから、−節W(伸縮部分)にも
使用できる。本発明の膜状ゲル(厚さOjm)の1例に
ついては、水中伸度87−1水中湿潤強度1001/w
”、水蒸気透過性580I/集雪、!4h(正常な人間
の皮膚では800〜60()17k冨、24k)である
本発明のゲル紘多量の水を包埋することから、水(また
紘氷)とほぼ同様の機能を有し非流動性、ゴム状の保冷
材として冷水また紘氷の代替に用いることができる。す
なわち直方体mに成型して氷枕(水枕)4こ、また、シ
ート状成型品を縫製して、保冷用衣服に、ま九円板状成
型品あるいは円錐状の成型品(また社縫製品)を乳腺棗
症部等の冷却に、それぞれ用いることができる。
また、本発明のゲルをエチレングリコール、プロピレン
グリコール、グリセリン等に浸すか、あるいは、ゲルの
合成に先立ち、本発明のポリビニルアルコール水溶液へ
これらの多価アルコールをあらかじめ溶解させることに
より、水および多価アルコールの双方を包埋したゲルを
得ることができるが、この場合、このヒドロゲル紘不凍
液包埋ゲルとして、非凝固性(非硬直性)保冷材として
、頭部または額、顔面の冷却に用いることができる。既
にポリビニルアルコール・ホウ砂ゲルが保冷材として広
く用いられているが、これは流動性の軟弱ゲルであるう
え、アルカリ性を示し、しかも不凍液成分(多価アルコ
ール、1価アルコールンにより、更に形くずれし易いな
どの難点があるのに反し本発明のゲル線これらの難点の
全てを克服する、優れた保冷ゲルとして有用である。
本発明のゲルは、従来医用材料として最も注目されてい
るヒト−グルすなわちポリ〔2−ヒトqキシエチル〕メ
タクリレート(通常水分88〜40wt%)(S、D、
Br5ekeEi□d0Mat−デ、Rea、eT、8
87(197g))に比しはるかに含水率を高めること
ができ、しかも機械的強度において勝るから、抗血栓性
の高い医用材料としての用途がある。すなわち、ガラス
、ナイロン、ポリスチレン、ポリエステル(ダクロン、
珈6デas)、+F9エチレン、ポリウレタンフォーム
等においては血液はきわめて容易に凝固しく@人工臓器
資料集成”、115(1976)、ライフサイエンスセ
ンター)テフロン、シリコーン、ポリビニルビI8Iリ
ドン等においても、なお激しい血液凝固が起るのに反1
7本発明の高含水ゲルは、ポリビニルピロリドンより更
に優れた抗血栓性が認められ、例えば、本発明ゲルに。
ヒト血液を滴下しても、少なくとも8時間は凝固しない
ことから、従来公知のいかなる医用材料にも勝る抗血栓
性を認めることができる。
本発明のゲルには、また、抗血粉剤(血液凝固阻止剤)
として著名なナトリウムヘパリンまたはカルシウムヘパ
リンを包埋することができる。この場合、ヘパリンは、
ゲル内部から徐々に放出されるが、例えば、ヘパリン包
埋量を4.800単位(801151)/P−ゲルとす
ることにより、少な(とも4週間Eこわたり徐々にヘパ
リンが放出されることから、本発明のゲルと血液との接
触面における急激な血粉形成が阻止される。
ポリビニルアルコールのアルデヒド架橋ゲル等に包埋さ
れ光ヘパリンは通常8h〜6日程度で全量放出されるこ
と<K、W、Marr411−at al、、  J、
Appl、phyatoL、、21k、丁!II(11
170)、N、A、Peppaa at aj、e J
、Bio−ud、Mat−デ、Rma、+4.428(
1977))から、本発明に訃ける包埋ヘパリンの長期
徐放効果はきわめて特異であり、医用材料としてきわめ
て好ましいことが明らかである0本発明のゲルは、任意
形状の成型品として容易に得ら九例えば直径8〜6鰭の
パイプを製作し、人工血管と、することができる。現用
のポリエステルまた嫁テフロン製の人工血管ではいずれ
も血粉形成が激しく、直径6m111以下の細動脈代替
に嬬難があるほか、血液流速の小さな静脈部#c線遍用
し難いが、本発明のゲル、更にはヘパリンを包埋した本
発明ゲルは、直径4gの動脈代替血管においても、少な
くとも1力月にわ九り車輪を生じず、この間尋こ本発明
ゲル周辺に生体組織が密着し、生体適合性の達成される
ことが、イヌによる動物実験において確認された。
上記ヘパリンに限らず、各種医薬(例えば緑内障治療薬
(ピロカルビン)、避姶薬黄体ホルモン(プpゲステロ
ンprogesterone)、制がん剤(5−Fss
 &−flicar−osraciす)、農薬(例えば
ピレトリン、性フェロモン、2.2−ジクロqビニルジ
メチルホス7アート)、肥料(例えば西メチレン五尿素
、インブチリデンジウレア、オキサミド、2−オキシ−
4−メチル−6−ウレイドへキサヒドロピリミジン)を
本発明ゲルに包埋し徐放効果を達成することができる。
本発明のゲルは生体適合性の優れる高含水ヒドロゲルで
あることから、代用皐丸、随身形成材、顔面創傷補てん
材等に用いることができる。従来、ポリビニルアルコー
ルのホルマリン架橋生成物が、これらの用途に用いられ
九が、生体内で変質し易く、現在では実用に耐えないと
されているCJ、E、Lmwise Plagtia 
4 RgaanatrsattvmSsrgeryv 
85.51(1965)、−、AJJI器IFl[!、
88(1976)、ライフサイエンスセンター)。これ
に反し本発明のゲルは、ホルマリン等の有害物を用いる
ことなく合成されるため、生体への障害がほとんど認め
られず、上記いずれの用途にも好適である。
本発明のゲルには、活性炭を包埋することができる。現
行のキ二プpファン(eリゾ@pha%)による透析に
替る吸着型人工腎臓として、活性炭をゼラチンま丸状ポ
リ(2−ヒドロキシエチルメタクリレート)などのヒド
ロゲルlこよりコーティングする試みが提案されている
が、本発明のゲルは、もちろん活性炭をコーティングす
ることができ、しかも、ゼラチン、ポリ(2−ヒドロキ
シエチルメタクリレ−))#C勝る機械的強度(耐摩耗
性)f有することがら、活性炭の洩れを阻止するうえで
、更に好ましい材料でるる。
従来、ポリビニルアルコール水溶液に放射線を照射する
か、グルタルアルデヒド等の架橋剤を用いるゲル化処理
を施し、ポルフィリン、ヘモグロビン、クロロプラスト
、−素、微生物等の生理活性を有する有機物をゲルに包
括する試みがあるが、本発明のゲルも、もちろんこれら
有機物を包括できる6本発明によれば、ゲル化過程にお
いてr!Iおよび反応試薬、酸・アルカリ等の触媒を全
く使用せず、熱処理4要しないため、生理活性物質を損
傷することがなく、q#番こタンパク質の高次構造をそ
のまま保持し、 あるいは微生物に損傷を与えることな
く、これ全捕捉できる利点がある。
酵素、微生物等の包埋材として従来提案されている寒天
、カラダナン、ポリアクリルアミド等のヒドロゲルは、
それぞれ重大な難点を有する。すなわち、寒天lこつい
ては、その水溶液のゲル化温度(10%寒天46℃、4
%寒天89℃)以上の高温において酵素または微生物と
混合する必要があり、耐熱性に劣る酵素および微生物へ
の損傷を伴う。
ポリアクリルアミドにおいては、合成原料としてのアク
リルアずドおよび架橋剤(ヘキサメチレンジアミン)、
触媒(ラジカル発生剤)が、酵素および微生物に有害で
ある。
また、寒天、カラゲナン、ポリアクリルアミド、アルギ
ン酸塩等の著名なヒドロゲルは、いずれも機械的強度に
乏しく、使用中に形くずね、摩耗をきたし、しばしばゲ
ルに電装を生じる力どの難点もあり、薄膜状に成型し難
いのは勿論のこと、パイプ(ラシとリング)状に成型す
ることも困難である。これら軟弱ゲルの機械的強度を高
める方法として、グルタルアルデヒドなどに浸漬するこ
とも提案されて訃り、これtこより、強度が若干向上す
るものの、やはり軟弱ゲルであることに変り社なく、ま
た、グルタルアルデヒドは病院手術室等において消毒剤
として実用されていること(化学総説、21,209(
1978)、坂田政泰、防薗防徽、1)s4s(197
7))からも明白なとおり、酵素、微生物等への損傷を
まぬがれないことから、このような手法線全く好ましく
ない。これに反し、本発明のヒドロゲルの合成において
は、有害化学試薬を全く用いず、しかも室温(以下の低
温)において酵素、微生物等を混合することができ、し
かも厚さ50声惰程度の薄膜状に成型しうるほか、内径
Imの酵素パイプなどに成型することも容易で、成型品
の耐水性、機械的強度のいずれにおいても優れる利点が
ある。
本発明において、ポリビニルアルコールの水溶液を凍結
・成型・乾燥することにより、従来公知のポリビニルア
ルコール系ゲルとは全く異なるゲルの得られる理由は明
らかでないが、凍結・成型 ならびに、これに続く部分
的脱水処理時に、ビニルアルコールの分子内および分子
間にきわめて多数の水素結合が形成され、特に、部分脱
水時に、ゲル組織の結晶化度が高まり、機械的強度と弾
性の向上をき九すことに因ると推察される。
いずれにしても、この種の凍結・乾燥ゲルおよびその製
法紘本発明者が初めて見いだしたものである。
実施例り 市販ポリビニルアルプール(けん化度99.4モル−1
粘度平均重合度?!、@00,4%水溶液の粘度(20
℃)66mF)0粉末@511(含水率8瞥I)を、水
985gに溶解1、.8wt51とした。この水溶液1
70gをポリエチレン製ビーカー(底面直径8cm)に
注ぎ、−60℃X O,? &の冷却(凍結・成II)
を施した後、6hの真空脱水を施した。
解凍後97I(含水率89wIt%、脱水率48wt%
)の白色不透明な弾性に富むゲルを得た。このゲル(厚
さ約に1を水道水100117に6に浸漬すること番こ
より、このゲルは吸水して148.9(含水率98vt
%)に達しへこれに4klA−の荷重を課したが、水分
浸出量はgll/(流失損失2%)にすぎなかつえ。
実施例2 市販ポリビニルアルコール(けん化度97モル一、粘度
平均重合度1,800.4%水溶液の粘度(20℃)2
8cP)の粉末86g(含水率7耐膚)を、水914g
$こ溶解し 80vt%とした。
この水溶液41gを、実施例1#こ準し凍結・成型後、
104の真空脱水を施した 解凍後8g(含水率68vt%、脱水率=80wpt%
)の白色不透明ゲルを得た。これを水道水101E/に
6に浸漬することにより、このゲルは吸水して、141
1(含水率76wt%)に達した。このゲル(厚さ0.
8 saw ) 1:4 K/lxi” (D荷重を課
したが、水分の浸出はほとんど見られなかった(保水率
99%)。
実施例& 実施例1のポリビニルアルコール粉末10.9 、? 
(含水率8.5 wt% )を水899に溶解して得た
10wt%水溶液90itラシヒリング(8mX8+o
+)成型用鋳型(2900個分)へ流し込み、−42℃
X1&の冷却(凍結・成型)を施した後、鋳型の上面カ
バーを取りはずし、4hの真空脱水を施し丸状に解凍後
、ラシとリング状成型ゲル管引き抜き、合計58g(含
水率88vt%、脱水率41 wt%)のゲルを得た このゲルに対して、長さ方向に、4klZc11”の圧
縮応力を課したが、応力を除くとともに、この弾性ゲル
の形状は、はとんど元に復した。
実施例表 実施例8のポリビニルアルコール粉末18g(含水率8
.6wt11)i水89ff、溶解して得た11.6w
t%水溶液90Iを、1clIX 1cs+X 6zの
板状体(18枚分)成型用鋳型へ注入し、−58℃XI
Aの冷却(凍結・成型)を施した後、鋳型を解体し成型
体を取りはずすとともに、直ちに6にの真空脱水を施し
た結果、48g(含水率78wt%、脱水率47wyt
%)のゲルを得た。このゲルの引張り試験において、6
kl//cyx”の応力まで切断しなかった。
実施例6 実施例8のポリビニルアルコール粉末からv411 L
、九6wt%水溶液170IIを5等分し、それぞれを
ポリエチレン製ヒー*−(5011/)[注ぎ、−50
”CX l k(D冷却(凍結・成Ml)を施し、続い
て、それぞれにl〜14&の真空脱水を施した。まえ脱
水ゲルを水中に6に浸漬後の重量を求め九 乾燥  脱水ゲル       浸漬ゲル時間    
 含水率   脱水率     含水率1   !? 
   92    21   29   982  2
6   92    24   29   984  
19   89    44   28   9111
   5   6!     86   11   8
214   2.5  20    98   10 
  80また、浸漬後のゲルにつき、引張り強度を測定
し九1             1 2 8 6 14            6 なお、当該ゲルはいずれも水道水に浸漬し常温で90日
間以上放置しても、相互付着、形くずれはおこらず、強
度賓化もほとんど起こらなかつ九 比較例り 実施例2のポリビニルアルコール水溶液419t、8c
m+X8cm+の底面の角形容器へ注ぎ、常温で2日間
放置した結果、無色透明の軟弱な湿潤膜を得た。この膜
を水道水に6五浸漬したが、水中番こ一部溶解するうえ
、膜自体粘着性を示す。実施例2の場合のようなゴム状
ゲルは全く生成しない。すなわち、ポリビニルアルコー
ル水溶液を単に乾燥させても、本発明のゴム状高倉水性
ゲルは得られない。
比較例2 実施例2のポリビニルアルコールのかわりlこ、けん化
度78.6モル囁、粘度平均重合度1,800.4%水
溶液の粘度(2G℃) 86 ePの市販ポリビニルア
ルコールを用い、同様に操作した。凍結・成型・脱水体
7.4g(含水率55wt% )が得られたが、解凍後
は5℃においても軟弱化し、少量のゲル層のほかに、多
量のポリビニルアルコール濃厚水溶液が層分離するのを
認めた。すなわち、けん化度の低い4リビニルアルコー
ルを用いても、本発明の耐水性ゲルは得られない。
比較例a 実施例1のポリビニルアルコールのかわりに、けん化度
119.2モル膚、粘度平均重合度500.4%水溶液
の粘度(20℃) 5.6 aFの市販ポリビニルアル
コールを用い、そ018wt9!水溶液20Fを、同様
に凍結・成型・脱水したが、寒天に似たもろいゲル18
g(含水率’12wt%)が得られたにすぎず、はとん
ど弾性は認められないことを知つ九すなわち、重合度の
低いポリビニルアルコールを用いても、本発明の機械的
強度の優れたゴム状の弾性ゲルは得られない。
比較例表 比較例8と同じ重合度600のポリビニルアルコール水
溶液の濃度を80s+t%まで高め、その水溶液120
gに−78℃Xlkの凍結・成型を施した後、64の真
空脱水を施した。凍結・成型・脱水体106.?(含水
率66wt%)を解凍後、水中に8に浸漬し九結果、1
20g(含水率70 tag9k )lctで吸水する
とともIこ著しく軟化−十の一部は形くずれ(水中への
溶解)1ft起こした。
比較例a 実施例6において、ポリビニルアルコール(叶ん化度9
9.4モル囁、粘度平均重合度2,600 )の6一−
水溶液84gを冷却(凍結・成型)後、常温で1h放置
し良。
粘着性の軟質ゲル(8i、脱水率0%、含水率94wt
%)を得意が、弾性を示さず、引張り強度としてはわず
か100y/♂で既に破断された。ま九、前記グル10
pを水80賄こ浸漬したtころ、約20時間で形がくず
れ出し水層は濁り、しかも大部分粘着性の水に変った。
このようlこ、たとえポリビニルアルコール水解液に凍
結・虞−を施し融解させて本、強度が低く耐水性の乏し
い粘着性のゲルが得られるにすぎず、凍結・成形後融解
をさせずに脱水を施さないかぎり本発明で言う強度の強
い耐水性のあるゲルは生成しない。
比較例6 実施例1のポリビニルアルコール粉末(含水率8.5 
wt%)とカルボキシメチルセルロースのそれぞれの0
.5 Pずつを水toyに加え%161K(%煮沸して
溶解させて後、室温まで放冷して激しくかき喰ぜ、しか
る後、これを−60”Cで10h放冷(凍轍し直ちに真
空乾燥することにより、乾燥体1を得もこれは、発泡ス
チロール状の、しかもこれより更にもろい白色スポンジ
であり、水中で容易に粘着液と化し友。
すなわち、ポリビニルアルコール0.5%8度の水溶液
憂こつき本発FRIc準する操作を実施して4、単なる
水溶性の凍結乾燥体が得られるにすぎない。
実施例6 実施例1のポリビニルアルコール粉末(含水率8.5w
t%)21Jit水140j1/に溶解して、18wt
−水溶液と1これに、高圧水蒸気滅菌処理(120℃X
20m1s)を施す。
内径5g、外径10m、長さ20mのパイプ成型用鋳型
を高圧水蒸気滅菌後、ここへ前記滅菌済水溶液12Wl
lを流し込み、−60℃で1h放冷(凍結)させる。し
かる後、鋳型の上面カバーを取りはずし凍結成型体を融
解させることなく、6hの真空脱水を施す。次に、無菌
フィルターを通過させた清浄な空気を用いて真空金波り
、成型体(パイプ)を取り出し、無菌室に放置して融解
させたところ、重量7i脱水率40%、含水率7811
)、内径5鵡、外径8111のパイプを得氾このパイプ
を、滅菌済の0.9wt%食塩水−こ6A浸漬し九とこ
ろ、10y(含水率84豐を嘩)、内径6■、外径9M
のヒドロゲル・パイプが得られ九このパイプを4cmご
とに切断しそれらにつき、セリシン(avr(a(%)
溶出処理済みの編み絹糸<JISAl、直径0.1 v
m、 it O’CX 80 ms滅菌済)、カットゲ
ート(C%9%t、腸線、直径0.18m、エチレンオ
キシドMl済)、デキンン糸(ポリグリコール酸系、直
径0.18mm。
12O”CX80m5滅菌済)ならびにtapar l
ct針を使用して、たがいに吻合し、2点支持法により
糸間隔1.5mとして縫合する(準拠:田辺違三他、°
人工血管’(1977)p、56.84、南江堂、田辺
達三、°縫合材料と縫合、吻合’(1979)、p、1
6.61.91、金属出版)。
いずれの種類の縫合糸の場合に奄、本発明のヒドロゲル
パイプは容易に縫合されへこの操作に十分耐えることが
でき大− 実施例τ 実施例1のポリビニルアルコール粉(を水率8.5 v
t%)28gを水100w!に溶解して11w1%水溶
液としこれに高圧水蒸気滅1(IH)CX80sssj
りを施し、40”Cまで放冷後、その2oiヘガス消毒
済みヘパリンナトリウム粉65000単位(40011
%りを溶解する。この混合水溶液1281を、実施例6
と同様−こ鋳型へ流し込み、同様−こ操作して、重量8
g(脱水率84鴨−1含水率T6wI玉内径6m、外径
8Rのパイプを得、これをあらかじめ滅菌p& o、 
9 wt%食塩水[5A浸漬し、10p(含水率80w
t%〕、内径5n+、外径9Mのヒドロゲルパイプ切断
片。
このパイプ′fto、5tymごとに切断し、その切断
片20個(ヘパリン含量19,500単位)(5Iゲル
〕につぎ、0.9 vyt−食塩水20jE/を注ぎ、
1日靜置後、水相をヒドロゲルパイプ切断片と分離し水
相につき、トルイジンブルーによるヘパリン呈色試験を
実施する。毎日浸漬液(2゜a/)を更新して、この操
作を反復した結果、28日間にわたり、明確なトルイジ
ンブルーの呈色(変色。青→紫)が観察されも 実施例a 実施例1のポリビニルアルコール粉(含水率11.6w
t’1k)201を水1’109に溶解して得た9−,
6wt−水溶液85gへ市販サナギ粉(小口油肥株式会
社製)9.1を混合・懸濁させ、底面16821cmの
容器に流し込み、−50℃×2五凍結後、直ちに真空脱
水した。
融解後、449(脱水車54wt%、含水率60tDt
%)の板状ヒドロゲルを狐これを水中に4に浸漬するこ
とにより61j’(含水率71替t96)のヒドロゲル
を得次。
実施flIm 実施例1のポリビニルアルコール粉末(含水率8.5 
wt%)11Uとエチレングリコール281とを、水4
2gIIに溶解後これ全底面21X16αの容器へ流し
込み、−60℃で6h凍結後、直ちに真空脱水り、%5
80g(脱水率17 wg% )のゲル(含液率94t
nt!I)を得た。このヒドロゲルを冷凍庫の氷室(−
20℃)fc1晩放置したが、硬直(氷結)しなかった
実施例1α 実施例1のポリビニルアルコール粉(を水率8.5wt
%)2.2g、リン酸水素二ナトリウム114岬、リン
酸二水素カリウム781v、グリセリン20ダを水20
11/fこ溶解し、pH1,0,ポリビニルアルコール
濃度10wt%の水溶液を得、これに高圧スチーム滅菌
(120℃×20mイ幻を施す。次に、これを5℃に冷
却後、尿素加水分解酵素(ウレアーゼsrgazg*s
rga atptidohydrolasetP−LB
iockmtsicaLa Inco、ナタ豆、5℃保
存品)20019を溶解させ、その6.5gを、あらか
じめ滅菌した内径l蘭、外径6■、長さ20tsのパイ
プ成型用鋳型へ流し込み、−60℃て8に凍結後、鋳型
上面カバーを除き、直ちlこ真空脱水を施すことにより
、8i脱水車46wt%、含水率SHwjll)の酵素
パイプを得たこのパイプを、リン酸二水素カリウム86
01v、リン酸水素二ナトリウム570〜、グ9セリン
l00111F、水10011/から成る滅菌済のpH
7,06緩衝液100il/に6に浸漬した結果、内径
1n+、外径6waO#素ノぞイブ4I(含水率86w
#%)を得た。医療診断用酵素パイプの使用条件を前置
しく北野博已、“ライフサイエンスの現状ど将来、 8
7(1981)創造)、上記ヒト四グルパイプの外径壁
面全体に、乾性接着材用シアノアクリレート系*1ir
l[を塗布した。
手続補正書 昭和56年11月17日 臀庁長官島田春樹殿 1、事件の表示 昭和56年特許願第134291号 2、発明の名称 ヒドロゲルの製造法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称 (444)  日本石油株式会社4、代理人 50 住所 東京都渋谷区桜ケ丘24番8号 テサンマンション新甫千台(電話476−2571)5
、補正の対象   明細書の発明の詳細な説明の欄6、
補正の内容 tlja書を次のとお夛補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. けん化度97モルラ以上、粘度平均重合度1,800以
    上のポリビニルアルプールを・讐を囁以上溶解した水溶
    液管、任詐状の容器または成腫用鋳臘へ注入後、これt
    −IS℃より低い温度で凍結・成1ltALかる後、こ
    の成型体を融解させ為ことなく、脱水率6一層板上に到
    達するまで部分的に脱水L−,flp!’に応じ水中に
    浸漬することにより含水率20〜@twg%に到達させ
    ること管特徴とするとドログルの製造法。
JP56134291A 1981-08-28 1981-08-28 ヒドロゲルの製造法 Pending JPS5836630A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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