JPS5836472B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
誘導加熱調理器Info
- Publication number
- JPS5836472B2 JPS5836472B2 JP54150389A JP15038979A JPS5836472B2 JP S5836472 B2 JPS5836472 B2 JP S5836472B2 JP 54150389 A JP54150389 A JP 54150389A JP 15038979 A JP15038979 A JP 15038979A JP S5836472 B2 JPS5836472 B2 JP S5836472B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating coil
- coil
- detection
- output
- induction heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は超可聴周波数で作動する高周波の誘導加熱調理
器に関するもので、目的とするところは加熱コイルの中
心からずれた位置に被加熱物である調理鍋を置いて使用
した場合を検出しようとするものである。
器に関するもので、目的とするところは加熱コイルの中
心からずれた位置に被加熱物である調理鍋を置いて使用
した場合を検出しようとするものである。
一般に、誘導加熱調理器の天板には耐熱性や機械強度が
あって、磁束による発熱がない等の特長からセラミック
材料が使用されるが、表面が平坦であるゆえに、鍋の位
置を示す模様等で加熱部を表示するが、鍋が加熱コイル
の中心からずれることが多い。
あって、磁束による発熱がない等の特長からセラミック
材料が使用されるが、表面が平坦であるゆえに、鍋の位
置を示す模様等で加熱部を表示するが、鍋が加熱コイル
の中心からずれることが多い。
その場合、加熱効率が低下すると同時に加熱コイルから
の放射磁界も増加し電波障害も多くなる。
の放射磁界も増加し電波障害も多くなる。
1た、鍋のずれた部分の加熱コイルの上面に、スプーン
、ナイフ等の小物負荷を置けば加熱され、やけど等の危
険が生じる。
、ナイフ等の小物負荷を置けば加熱され、やけど等の危
険が生じる。
本発明は上記の不都合を加熱コイルから放射される不平
衡磁束成分を加熱コイルの周辺に配置した複数個の検出
コイルの起電力により検出しようとするものである。
衡磁束成分を加熱コイルの周辺に配置した複数個の検出
コイルの起電力により検出しようとするものである。
以下、実施例にしたがい本発明を詳述する。
第1図むよび第3図は本発明の検知コイルの配置の一実
施例を示す構成図である。
施例を示す構成図である。
第1図において、商用電源1に接続された周波数変換装
置2の出力端子に加熱コイル3が接続されており、高周
波磁界を発生している。
置2の出力端子に加熱コイル3が接続されており、高周
波磁界を発生している。
同図にむける4a,4b,4cは上記加熱コイル30周
辺に配置された検知コイルである。
辺に配置された検知コイルである。
1た、第3図にむいてAは加熱コイルの裏から見た図で
、3ヶの検知コイルの配置例を示す。
、3ヶの検知コイルの配置例を示す。
Bは同加熱コイル3を横から見た図で加熱コイル3と検
知コイル4は加熱コイルの支持板5により対向している
。
知コイル4は加熱コイルの支持板5により対向している
。
第2図は本発明の一実施例を示しており、4a,4b,
4cの等価な3コの検知コイル4a ,4b,4cの出
力端子のうち対応する一端子をそれぞれ接続し、他の出
力端子はダイオード7〜12で構成される三相全波整流
回路の入力端子へ接続される。
4cの等価な3コの検知コイル4a ,4b,4cの出
力端子のうち対応する一端子をそれぞれ接続し、他の出
力端子はダイオード7〜12で構成される三相全波整流
回路の入力端子へ接続される。
ここで6a,6b,6cの抵抗は各検出コイルのインピ
ーダンスを下げて精度を確保するものである。
ーダンスを下げて精度を確保するものである。
三相全波整流器の整流出力電圧は抵抗13、コンデンサ
14で平滑された後、電圧比較器18の一測入力端子に
接続される。
14で平滑された後、電圧比較器18の一測入力端子に
接続される。
一方+測入力端子には直流電源15を抵抗16,17で
分圧した電圧が印加される。
分圧した電圧が印加される。
第2図および第3図の如く接続された各検知コイルの出
力電圧は鍋が中央にある場合、全〈同一電圧であるため
互いに打消し合って第4図のaの如く整流電圧は零とな
る。
力電圧は鍋が中央にある場合、全〈同一電圧であるため
互いに打消し合って第4図のaの如く整流電圧は零とな
る。
次に鍋が加熱コイル3の中心から外れた場合、例えば検
知コイル4aの方向にずれた場合を仮定すると、加熱コ
イル3の磁束は磁気抵抗の少ない方向、すなわち鍋の方
向に集中しようとする。
知コイル4aの方向にずれた場合を仮定すると、加熱コ
イル3の磁束は磁気抵抗の少ない方向、すなわち鍋の方
向に集中しようとする。
そうすると、4aの誘起電圧は大きくなり、逆に4b,
4cの検知コイルの誘起電圧は小さくなる。
4cの検知コイルの誘起電圧は小さくなる。
故に、第2図における端子a−b間、b−c間の電圧は
増大し、b−c間の電圧はさほど増加しない。
増大し、b−c間の電圧はさほど増加しない。
よって、三相全波整流回路の出力電圧は高い方のa−b
問およびb−c間の電圧が整流して表われる。
問およびb−c間の電圧が整流して表われる。
そして、さらに鍋をずらして、完全に鍋を取り去ると加
熱コイル3の磁束分布は均一になり、各検知コイルの出
力電圧は互いに同一となるので、整流された検知電圧は
鍋を中央においた場合と同様に零となる。
熱コイル3の磁束分布は均一になり、各検知コイルの出
力電圧は互いに同一となるので、整流された検知電圧は
鍋を中央においた場合と同様に零となる。
この様子を第4図aに示す。よって、第2図の抵抗16
,17による基準電圧を適当に設定することにより第4
図のbに示すように電圧比較器18の出力から、鍋の位
置ずれを検出することができる。
,17による基準電圧を適当に設定することにより第4
図のbに示すように電圧比較器18の出力から、鍋の位
置ずれを検出することができる。
この出力を用いることによって、加熱動作を停止するこ
ともできれば、使用者へ光や音による警告を発生するこ
とができるので、商品性によって選択すれば良い。
ともできれば、使用者へ光や音による警告を発生するこ
とができるので、商品性によって選択すれば良い。
1た、検出コイルをプリント基板で構成することが可能
である。
である。
これは本願が検出コイルの出力電圧の不平衡分を検出し
ているので各検知コイルの形状のバラツキや変動が精度
に大きく影響するが、プリント基板で構成することによ
って、それらのバラツキ要因を排除し、高精度を容易に
確保することができるのである。
ているので各検知コイルの形状のバラツキや変動が精度
に大きく影響するが、プリント基板で構成することによ
って、それらのバラツキ要因を排除し、高精度を容易に
確保することができるのである。
以上、述べたように本発明の鍋中央載置検知装置によれ
ば、加熱コイルの周辺に設けた検知コイルの誘起電圧の
不平衡成分により、鍋が適切な位置にあるか否かを検知
でき、加熱コイルからの放射磁束の低減による電波障害
の低減、鍋の横に同時に置かれた小物負荷に対する安全
性の向上に寄与することができる。
ば、加熱コイルの周辺に設けた検知コイルの誘起電圧の
不平衡成分により、鍋が適切な位置にあるか否かを検知
でき、加熱コイルからの放射磁束の低減による電波障害
の低減、鍋の横に同時に置かれた小物負荷に対する安全
性の向上に寄与することができる。
すなわち本発明は少なくとも3個以上の検知コイルの各
高電位1たは低電位の出力端子の一方の全てを接続し、
他方の出力端子を検知コイルの数と同じ数の相の全波整
流回路の入力端子に接続し、この整流回路の出力によっ
て鍋が加熱コイルの中心からずれたことを検知するもの
であって、鍋がずれると一つの加熱コイル出力は増大し
、他の加熱コイル出力は減少し、つ1り出力巾が大きく
なるので、検出感度が向上し、正確な位置ずれ検出が行
えるのである。
高電位1たは低電位の出力端子の一方の全てを接続し、
他方の出力端子を検知コイルの数と同じ数の相の全波整
流回路の入力端子に接続し、この整流回路の出力によっ
て鍋が加熱コイルの中心からずれたことを検知するもの
であって、鍋がずれると一つの加熱コイル出力は増大し
、他の加熱コイル出力は減少し、つ1り出力巾が大きく
なるので、検出感度が向上し、正確な位置ずれ検出が行
えるのである。
捷た、検知コイルの数も最少限で良い構成を達成するこ
とができると同時にプリント基板の検知コイルを採用す
ることにより、バラツキを無視できるため、高精度の検
知性能を達成することができる。
とができると同時にプリント基板の検知コイルを採用す
ることにより、バラツキを無視できるため、高精度の検
知性能を達成することができる。
第1図は本発明の一実施例における誘導加熱調理器の構
成図、第2図は同回路図、第3図A,Bは同平面図、測
面図、第4図a,bは同動作特性図である。 2・・・・・・周波数変換装置、3・・・・・・加熱コ
イル、4a.4b.4c・・・・・・検知コイル。
成図、第2図は同回路図、第3図A,Bは同平面図、測
面図、第4図a,bは同動作特性図である。 2・・・・・・周波数変換装置、3・・・・・・加熱コ
イル、4a.4b.4c・・・・・・検知コイル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 加熱コイルからの交番磁界を検出するための少なく
とも3個以上の検知コイルを、前記加熱コイルの近傍に
互いに等間隔に配置し、各検知コイルの出力のうち高電
位捷たは低電位の出力端子の一方の全てを接続すると同
時に、他方の出力端子を検知コイルの数と同じ数の相の
全波整流回路の入力端子に接続し、上記整流回路の出力
により、鍋が加熱コイルの中心からずれたことを検出す
る構成とした誘導加熱調理器。 2 らせん状にエッチングされたパターンを有するプリ
ント基板により検出コイルを構成した特許請求の範囲第
1項記載の誘導加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54150389A JPS5836472B2 (ja) | 1979-11-19 | 1979-11-19 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54150389A JPS5836472B2 (ja) | 1979-11-19 | 1979-11-19 | 誘導加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5673884A JPS5673884A (en) | 1981-06-18 |
JPS5836472B2 true JPS5836472B2 (ja) | 1983-08-09 |
Family
ID=15495916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54150389A Expired JPS5836472B2 (ja) | 1979-11-19 | 1979-11-19 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836472B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH044296Y2 (ja) * | 1986-09-29 | 1992-02-07 | ||
JP2016066417A (ja) * | 2014-09-22 | 2016-04-28 | ロンシール工業株式会社 | 建築土木用電磁誘導加熱装置および建築土木用シートの固定構造 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014175277A (ja) * | 2013-03-13 | 2014-09-22 | Hitachi Appliances Inc | 誘導加熱調理器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50111642A (ja) * | 1974-10-04 | 1975-09-02 |
-
1979
- 1979-11-19 JP JP54150389A patent/JPS5836472B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50111642A (ja) * | 1974-10-04 | 1975-09-02 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH044296Y2 (ja) * | 1986-09-29 | 1992-02-07 | ||
JP2016066417A (ja) * | 2014-09-22 | 2016-04-28 | ロンシール工業株式会社 | 建築土木用電磁誘導加熱装置および建築土木用シートの固定構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5673884A (en) | 1981-06-18 |
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