JPS5836467A - ワイヤドツトヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ワイヤドツトヘッドに関し、特にドツトワイ
ヤの先端部を摺動自由に支持するガイド部材に係る。

従来、バネチャージ形ワイヤドツトヘッドに於ては、よ
り高速化を実現させる為、ワイヤ質量を小さくすべくワ
イヤ長を可能な限り短くシ、先端のみにワイヤガイドを
配している。以下、図面を用いながら説明する。

第１図は、小形ドツトヘッドの正面図、第２図は第１図
のＡ　−Ａ’断面を示し、ドツトワイヤの動きを説明す
るための側断面図、第３図は第２図の一部詳細な拡大図
である。第１図、第２図、第３図において、１は印字ヘ
ッド、２はこの印字へットゝ１の前面カバー、３は図示
せぬ電磁石に吸引され、又は解放されることによって前
後に移動するアーマチュア、４は一端をこのアーマチュ
ア３の先端に支持されたドツトワイヤ、５はこのドツト
ワイヤ４の先端部を各々適正な位置に摺動自由にガイド
するがイド部材で、例えばセラミック等で作られている
。

通常（非印字状態のとき）では実線で示す位置にあるア
ーマチュア３が、印字時には点鎖線で示す位置に前進す
る。したがって、ドツトワイヤ４も一点鎖線で示すよう
に移動するが、この移動するとき、ドツトワイヤ４とガ
イド部材５のガイド孔との間には第３図１　、　ｌ’で
示すように僅かなガタがあるため、前後方向に移動する
だけでなく上下又は左右方向にも移動する。このため、
ガイド部材５のガイド孔内壁に激しくぶつかる。

その結果、ガイド部５には第４図に示すようにき裂６が
生じる欠点があった。そこで、本発明は、ドツトワイヤ
４と、 ガイド部材５のガイド孔との摺動摩擦が小さく、かつ衝
撃に対して寿命の長いガイド部材５を備えることによっ
て長寿命のワイヤドツトヘッドを提供しようとするもの
である。

表は、縦軸にドツトワイヤ、横軸にガイド部材の材質を
とって、各ドツトワイヤを各々のガイド部材でガイドし
て、１億回駆動したときのガイド部材の摩耗量をμｍ単
位で示したものである。

（表） すなわチ、ステンレスのドツトワイヤをルビーのガイド
部材でガイドしたときには、１億回駆動するとガイド部
材が５μｍ＝１０μｍ摩耗する。この摩耗量の差は、印
字条件（ストローク、イン・セクト力等）が影響してい
るものと考えられる。

又、ドツトワイヤは適宜取り替えての実験結果である。

表から明らかなように、各材質のドツトワイヤに対して
サーメットのガイド部材が一番摩耗が少ないことが解っ
た。摩耗が少ないと、ドツトワイヤとガイド部材間のが
夕も大きくならないので、ドツトワイヤがぶつかるとき
の衝撃も少なく、き裂が生ずる度合が少なくなることが
判明した。したがって、摩耗の少ないがイド部材を備え
ることによって長寿命化が可能となった。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ドツトワイヤを選択的に突出させてドツト印字を行うワ
   イヤドツトヘッドにおいて、 該へ、ドの先端部にサーメットからなり各ドツトワイヤ
   の先端部付近を摺動自由にガイドするガイード部材を備
   えだととを特徴とするワイヤドツトヘラ　ド。