JPS5836270B2 - 断熱壁の内板製造方法 - Google Patents
断熱壁の内板製造方法Info
- Publication number
- JPS5836270B2 JPS5836270B2 JP51042172A JP4217276A JPS5836270B2 JP S5836270 B2 JPS5836270 B2 JP S5836270B2 JP 51042172 A JP51042172 A JP 51042172A JP 4217276 A JP4217276 A JP 4217276A JP S5836270 B2 JPS5836270 B2 JP S5836270B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- box
- inner box
- manufacturing
- inner plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Refrigerator Housings (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は周囲温度から内部を断熱する必要のある冷蔵庫
等の断熱壁体の内板製造方法に関するものである。
等の断熱壁体の内板製造方法に関するものである。
更に詳述すれば冷蔵庫の箱体は内板即ち内箱を真空成形
にて所定の形状に戒形し、この内相と外箱の空間に例え
ばポリウレタンフォーム等の発泡性断熱材を充填して断
熱箱を構或している。
にて所定の形状に戒形し、この内相と外箱の空間に例え
ばポリウレタンフォーム等の発泡性断熱材を充填して断
熱箱を構或している。
この場合内箱は真空或形することによりコーナ部分の屈
曲部分は肉薄となり強度的には弱くなる欠点がある。
曲部分は肉薄となり強度的には弱くなる欠点がある。
従来この欠点をカバーするために肉薄部分には断熱材側
に粘着テープ等を内箱の成形後に貼着して補強している
ため作業工程が多くなり大量生産する場合の支障となっ
ている。
に粘着テープ等を内箱の成形後に貼着して補強している
ため作業工程が多くなり大量生産する場合の支障となっ
ている。
本発明は内箱成形後に粘着テープを貼る工程を省略する
ために内箱な真空或形する加熱工程で、平板状の内箱素
材の屈曲される部分に重ね合わせれた内箱素材よりも軟
化温度の低い合成樹脂フイルムを融着せしめて、実質的
に内箱の厚さをその部分で厚くすることにより、作業を
簡単にして量産性に適した強度の犬なる内箱の製造方法
を提供するものである。
ために内箱な真空或形する加熱工程で、平板状の内箱素
材の屈曲される部分に重ね合わせれた内箱素材よりも軟
化温度の低い合成樹脂フイルムを融着せしめて、実質的
に内箱の厚さをその部分で厚くすることにより、作業を
簡単にして量産性に適した強度の犬なる内箱の製造方法
を提供するものである。
次に本発明の実施列を詳述する。
図は冷凍室1と冷蔵室2とを有する二温度式冷蔵庫体3
の内板即ち内箱4の戒形万法を示したものである。
の内板即ち内箱4の戒形万法を示したものである。
この内箱4は冷凍室部分と冷蔵室部分及びその両方の室
を仕切る仕切壁部分4Aを一体に真空成形したものであ
る。
を仕切る仕切壁部分4Aを一体に真空成形したものであ
る。
ます内箱4の平板状の素材4Bが成形によって屈曲し肉
薄となる部分5には予め素材4Bよりも軟化温度(融点
)の低いフィルム6が重ね合わされる。
薄となる部分5には予め素材4Bよりも軟化温度(融点
)の低いフィルム6が重ね合わされる。
このフイルム6の枚数は成形によって素材4Bが薄くな
る状態に応じて増加させる。
る状態に応じて増加させる。
この素材4Bは例えばスチレン樹脂であり、フイルム6
はナイロン−12−フイルムである。
はナイロン−12−フイルムである。
このように重ね合わせた素材4Bは周囲端部をクランプ
装置7によって保持し真空或形用の雌型8の土面開口を
閉塞するように装置する。
装置7によって保持し真空或形用の雌型8の土面開口を
閉塞するように装置する。
この状態で素材4Bを列えば上面からヒータによって全
面的に120℃乃至160℃程度に加熱して軟化させる
。
面的に120℃乃至160℃程度に加熱して軟化させる
。
この場合フイルム6は素材4Bよりも融点が低いため溶
融して素材4Bの上面に濡れ状態で融着する。
融して素材4Bの上面に濡れ状態で融着する。
このように軟化した状態でバルブ9を開いて圧縮空気を
空気管10を通して雌型8の内面に開口した多数の小孔
11から送出して素材4Bを第2図の実線の如く膨張せ
しめる。
空気管10を通して雌型8の内面に開口した多数の小孔
11から送出して素材4Bを第2図の実線の如く膨張せ
しめる。
この膨張工程は肉厚の不均一を出来るだけ少なくするた
めである。
めである。
次に雌型8の内部を排気するためにバルブ9を閉じてバ
ルブ12を開いて真空装置にて空気管10を通して吸引
して素材4Bを下方へ引伸ばすと共に雄型13を下降さ
せて素材4Bを雌型8の内壁に沿わせて成形する。
ルブ12を開いて真空装置にて空気管10を通して吸引
して素材4Bを下方へ引伸ばすと共に雄型13を下降さ
せて素材4Bを雌型8の内壁に沿わせて成形する。
この雌型8の内壁には予め所定の内箱形状が形成されて
おり、従ってこの成形によって内箱が或形される。
おり、従ってこの成形によって内箱が或形される。
素材4Bに融着したフイルム6は内箱4の仕切壁部分4
Aの前端屈曲部分に位置してそのコーナ一部分の肉厚を
実質上厚くする。
Aの前端屈曲部分に位置してそのコーナ一部分の肉厚を
実質上厚くする。
このためフイルム6がない場合にとの前端屈曲部が極端
に肉薄となるが、本発明ではそれがなく強度的にも十分
となる。
に肉薄となるが、本発明ではそれがなく強度的にも十分
となる。
このように成形された内箱4は外箱14に組合わせ、内
箱4と外箱14との間の空間に断熱材15を充填して断
熱箱体を構成する。
箱4と外箱14との間の空間に断熱材15を充填して断
熱箱体を構成する。
この結果冷蔵室と冷凍室を区分した冷凍冷蔵庫が達成で
きる。
きる。
本発明の製造方法は、冷蔵庫等の断熱箱体の開口を開閉
する断熱扉体の内パネル(内板)としても有効であり、
その製造方法は上記実施列と同様であるためその説明は
省略する。
する断熱扉体の内パネル(内板)としても有効であり、
その製造方法は上記実施列と同様であるためその説明は
省略する。
従って、本発明は断熱箱体、断熱扉等の所謂断熱壁を構
成する内板の製造方法として極めて有効である。
成する内板の製造方法として極めて有効である。
即ち、本発明の製造方法においては、平板状の内板素材
よりも軟化温度(融点)の低い熱可塑性フィルムを前記
素材の戒形時に屈曲する部分に重ね合わせて前記素材と
前記フィルムを同時加熱して前記フイルムを軟化融着せ
しめ、所定の表面形状を有する型に前記素材を対応せし
めて真空成形する断熱壁の円板製造方法である。
よりも軟化温度(融点)の低い熱可塑性フィルムを前記
素材の戒形時に屈曲する部分に重ね合わせて前記素材と
前記フィルムを同時加熱して前記フイルムを軟化融着せ
しめ、所定の表面形状を有する型に前記素材を対応せし
めて真空成形する断熱壁の円板製造方法である。
このため実施例の如く雌型成形でなく雄型戒形でも同様
の内板成形が可能となる。
の内板成形が可能となる。
即ち、本発明によれば、真空成形時に内板素材が屈曲さ
れる部分を増強するために重ね合わせた前記フイルムが
内板素材と同時加熱されて素材上に融着し合体するため
に、フィルムと素材が分離することなくして屈曲部分の
肉厚を補う。
れる部分を増強するために重ね合わせた前記フイルムが
内板素材と同時加熱されて素材上に融着し合体するため
に、フィルムと素材が分離することなくして屈曲部分の
肉厚を補う。
このため従来補強用にテープ等を貼着していたものに比
して真空成形時の加熱工程で前記融着が得られるため作
業上簡単になる。
して真空成形時の加熱工程で前記融着が得られるため作
業上簡単になる。
真空或形時に実施列の如く素材の上面にフイルムを載せ
る場合は必要箇所へフィルムを置くだけで十分となり、
仕上り状態も滑らかになり良好であり、強度的にもテー
プによる補強に比して強く、冷凍室と冷蔵室を一体で成
形した内箱等の如く大型の素材を深絞り成形する場合に
極めて有効なるものである。
る場合は必要箇所へフィルムを置くだけで十分となり、
仕上り状態も滑らかになり良好であり、強度的にもテー
プによる補強に比して強く、冷凍室と冷蔵室を一体で成
形した内箱等の如く大型の素材を深絞り成形する場合に
極めて有効なるものである。
各図は本発明による内板製造方法の実施列を示し、第1
図は素材とフイルムを重ね合わせた部分の縦断面図、第
2図は真空成形時の説明図、第3図は冷凍冷蔵庫本体の
縦断側面図である。 4・・・内箱(内板)、4B・・・内板素材、5・・・
屈曲部分、6・・・フイルム、8・・・型。
図は素材とフイルムを重ね合わせた部分の縦断面図、第
2図は真空成形時の説明図、第3図は冷凍冷蔵庫本体の
縦断側面図である。 4・・・内箱(内板)、4B・・・内板素材、5・・・
屈曲部分、6・・・フイルム、8・・・型。
Claims (1)
- 1 平板状の内板素材よりも軟化温度(融点)の低い熱
可塑性フイルムを前記素材の成形時に屈曲する部分に重
ね合わせて前記素材と前記フイルムを同時加熱して前記
フイルムを軟化融着せしめ、所定の表面形状を有する型
に前記素材を対応せしめて真空成形する断熱壁の内板製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51042172A JPS5836270B2 (ja) | 1976-04-12 | 1976-04-12 | 断熱壁の内板製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51042172A JPS5836270B2 (ja) | 1976-04-12 | 1976-04-12 | 断熱壁の内板製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52124265A JPS52124265A (en) | 1977-10-19 |
JPS5836270B2 true JPS5836270B2 (ja) | 1983-08-08 |
Family
ID=12628540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51042172A Expired JPS5836270B2 (ja) | 1976-04-12 | 1976-04-12 | 断熱壁の内板製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836270B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54119560A (en) * | 1978-03-10 | 1979-09-17 | Hitachi Ltd | Inner box forming device |
JPS581518A (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-06 | Nec Home Electronics Ltd | 真空成形部品の製造方法 |
JPS58115276A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-08 | 松下冷機株式会社 | 箱体の製造方法 |
JPS58127083A (ja) * | 1982-01-25 | 1983-07-28 | シャープ株式会社 | 断熱筐体の内箱製造方法 |
JPS59215575A (ja) * | 1983-05-23 | 1984-12-05 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫の内箱成形用の平板材料 |
JPS59232816A (ja) * | 1983-06-16 | 1984-12-27 | Tokyo Seat Kk | 金型成形品の部分的補強方法 |
-
1976
- 1976-04-12 JP JP51042172A patent/JPS5836270B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52124265A (en) | 1977-10-19 |
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