JPS5836158B2 - 摩擦平衡型ロ−ルスクリ−ン装置 - Google Patents

摩擦平衡型ロ−ルスクリ−ン装置

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JPS5836158B2
JPS5836158B2 JP16179980A JP16179980A JPS5836158B2 JP S5836158 B2 JPS5836158 B2 JP S5836158B2 JP 16179980 A JP16179980 A JP 16179980A JP 16179980 A JP16179980 A JP 16179980A JP S5836158 B2 JPS5836158 B2 JP S5836158B2
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JP
Japan
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stator
rotator
friction
coil spring
torsion coil
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茂樹 福地
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METAKO KIGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ロールスクリーン装置に係り、力一テン、ブ
ラインド、シャッター(軽量シャッター)、映写用スク
リーン等を、内蔵させたねじりコイルバネの弾発力で、
手巻きあげを助長して円滑な巻きあげを行うと共に、ね
じりコイルバネの軸方向での引張力により発生する摩擦
によりスクリーンを停止させるようにした摩擦平衡型ロ
ールスクリーン装置に関する。
従来、提供されていた多くのロールスクリーン装置は、
スクリーンの停止を装置端郎等に設けたねじり・クラッ
チ機構等や、ロールスクリーン装置の回転筒体に板バネ
若しくは皿バネ等を用いてブレーキ板を押圧する摩擦機
構等に依っていた。
しかしながら、前者の場合は装置構成の複雑化や停止装
置の間欠化を招く難点があり、後者の場合は、回転筒体
に加わる負荷モーメントが多様であるときの対応の幅が
狭く限られた範囲内での使用しかできず、またその操作
感が一定しない等の難点があった。
そこで、本発明は、如何なるスクリーンに対してもその
任意の引出し位置で停止を可能とすべく創出されたもの
で、その特長はスクリーンの引出しに伴い発生するスク
リーンの負荷モーメントとねじりコイルバネの出力トル
クとのトルク差を小となるよう設定し、軸方向で引張力
が働くねじりコイルバネのたわみにより発生する固定軸
体(ステーター)と回転筒体(ローテーター)との摺動
面での摩擦トルクを、前記トルク差に対し僅かに犬とし
て対応させたことに存するものである。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明すると次
の通りである。
図に於いて示される符号20は巻込式のスクリーンSが
引出され或いは巻取られる巻取筒である。
そして、巻取筒20の一端には、ステーター30、ロー
テーター40、摩擦板50、ピロー60、フリーインナ
ーコア70、ねじりコイルバネ80、アウターコア−7
5から戒る摩擦・ねじり機構100が内蔵されており、
またその20他端には、ローラーエンド90が着脱自在
に固着されている。
摩擦・ねじり機構100ぱ、設置時に固持されるステー
タ−30に、巻取筒20の一端開口部に内嵌されるロー
テーター40を摩擦板50を間に介在装填して回転摺動
自在に外嵌すると共に、同じく巻取筒20内の所定位置
に内嵌されるピロー60と前記ステーター30との間に
自身の回転を可能とさせ装填したフリーインナーコア7
0に外嵌するねじりコイルバネ80の一端をステーター
30に、他端をピロー60に夫々連結させて巻取筒20
に内蔵し、更にはねしりコイルバネ80に外嵌するアウ
ターコア75をステーター30、ピロー60間に装架さ
せた構造となっている。
スクリーンSの引出し及び巻取り操作は、巻取筒20を
回転可能とする位置、すなわち巻取筒20の両端開口部
に内嵌されるローテーター40及びローラーエンド90
のいずれか一方の周面上に溝を形或してプーリーを設け
、このプーリーに環状の紐体115を掛巡して手動にて
行うものである。
図に於いては、ローラーエンド90の軸端側に段部93
を設け゛、この段部93とガイド板95とでプーリー9
6を形威している。
前記スクリーンSの操作は、このプーリー96に依らず
にブラケット側にギャド・プーリー或いはモーター(共
に図示せず)等を設け手動或いは電動にて行なっても良
い。
そして、巻取筒20の設置は、天井、壁、窓枠その他の
上部左右等に固定されるブラケットB1.B2を介して
支持設置される。
この設置時には摩擦・ねじり機構100のステータ−3
0は回転することなく一方のブラケットB1にしっかり
と固持され、ローラーエンド90は回転自在に他方のブ
ラケット部材B2に軸支される。
しかして、ブラケットB1へのステータ−30の固持は
、合成樹脂製のステータ一本体の戒型時に抜脱、回動さ
れることなく突出状態で一体的に威型埋設される金属製
角ピン31にて、ブラケットB1の嵌合孔11に嵌合固
定されることで行なわれる。
ステータ一本体は、軸心を一致させて角ピン31を突出
させた略棒軸状の軸体32を形成し、この軸体32の角
ピン31がわ端部に外周面を滑り止めが施されたフラン
ジ状の蓋体33を突設させ、弾発的に出没するストッパ
ー34を軸体32他端がわに突設し、またねじりコイル
バネ80を連結させる連結溝35を軸体32周面に切設
し、更にフリーインナーコア70と軸心ヲ一致させてこ
れ70を回転自在に嵌合させる嵌合軸36を軸体32軸
心と一致させて軸体32他端に突設したものである。
ステータ−30に回転自在に外嵌されるローテーター4
0は、合戒樹脂にて略円筒状に形成され、前記軸体32
外径より若干大きい内径を有する。
ローテーター40の構造は、前記蓋体33内側面すなわ
ち、摺動面33Aに摩擦板50を介して当接される摺動
面41と、軸体32外周面に周接する内周面42と、巻
取筒20を嵌合固着するため、巻取筒20開口末端を係
止させる係止面43を備えた嵌合溝44を他端面から連
通させて外周面に切設し、他端面を前記ストッパー34
に係合する係合端面45となし、更に前記アウターコア
75端部に嵌合連結する嵌合部46を他端に備え、形或
したものである。
前記摩擦板50ぱ、ローテータ−40の摺動面41と略
同様の形状すなわち、中央部を円形に切抜いた略円盤の
形状を呈し、材質はリン青銅、アスベスト等を予定して
いるが、摩擦係数の大きな材質であれば、これらに限る
ものでなく、また、場合によっては、これらリン青銅、
アスベスト等を組合せて用いても良い。
次に、ステータ−30とローテーター40と摩擦板50
との組立嵌合を説明すると、それは、ステーター30の
軸体32に突設したストッパー34の弾発力を利用して
行うものとする。
このストッパー34は、軸体32端部において端部がわ
から蓋板33がわへ至るに伴い次第に肉厚となるように
することで形成された傾斜状の滑動面34Aと、軸体3
2外周面に対し直交する如くなっている保合面34Bと
から断面レ字形に突或されていて、軸体32中心軸がわ
に凹設した空所34C内へ軸体32直径力向で揺振する
如く出没するよう、軸体32自身に一体に連設させて成
る。
このような嵌合により、ステーター30端部にローテー
ター40の摺動面41がわを嵌合させながら押し込めば
、ローテーター40内周面が滑動而34Aに摩擦板50
を介して摺接してストツパー34を空所34C内へ押し
入れ、ローテーター40が充分押し込まれると、ストッ
パー34がそれ自身の弾発力にて復原して係合面34B
が係合端面45に当接されることで、ローテーター40
の抜脱は阻止されステーター30と回転可能な状態で確
実に嵌合する。
また、これら30 ,40の嵌合分解はストッパー34
を空所34C内へ強制的に押し入れた後、ローテーター
40を逆方向へ抜去することで簡単に行うことができる
一力、巻取筒20に内嵌され、ねじりコイルバネ80の
一端を係止するピロー60は、合或樹脂にていくつかの
段部がある棒軸状に形成され,軸木体61一端外周面に
、巻取筒20を嵌合固着するための嵌合溝62を切設し
、ねじりコイルバネ80を連結させる連結溝63を軸木
体61他端面から連通させて軸本体61面に切設すると
共に、フリーインナーコア70と軸心を一致させて、こ
れ70を回転自在に嵌合させる嵌合軸64を軸木体61
軸心と一致させて軸木体61他端に突設し、更にアウタ
ーコアT5を嵌合させる嵌合段部65を形或したもので
ある。
また、巻取筒20開口末端に固着されてブラケットB2
に回転自在に軸支されるローラーエンド90ぱ、合成樹
脂にて略有底筒状に形戊され、筒本体91の底部がわに
、ブラケットB2に穿設した軸支孔14に軸支されるべ
く、それ自身が抜説されることなく突出状態となる丸ピ
ン92を一体的に或形埋設すると共に、この丸ピン92
埋設端面の外周縁に段部93を設け、これ93の軸方向
に垂直な端面93Aに適宜なピッチで若干突出した突片
94を設け、同様に周縁に突片94を設けた略円盤状の
ガイド板95を丸ピン92埋設端面に前記突片94,9
4が千鳥状に配されるよう固着することでプーリー96
を形成し、また巻取筒20を嵌合固着するため、その開
口末端を係止させる係止面97を備えた嵌合溝98を筒
本体91開口端面から連通させて筒本体91外局面に切
設したものである。
巻取筒20ぱ、略円筒状の筒軸本体外周に、断面略円孤
状の収納部21を凹設し、この収納部21開口縁へ係止
片22を突出させることにより、軸方向に沿って形成さ
れた固定溝23を形成しておき、スクリーンSの端縁に
固着された剛性帯状係止板110をスクリーンSそれ自
体の重量により収納部21内にその底壁と係止片22と
の間で斜めに収納係止させるようにすると共に、固定溝
23自身とこれ23に収納されたスクリーンSの端縁で
ある係止板110との重量バランスを保つためのバラン
サー24を固定溝23と対称位置に筒軸本体内周面に隆
設したものである。
この場合の巻取筒20は、主として押出成型によるアル
ミニウム製であることが予定されており、また、このよ
うな構造を採用することにより、固定溝23及びバラン
サー24を利用し、これら23,24の断面外形に合致
する断面略円孤状の嵌合溝44,62,9Bを、ローテ
ーター40、ピロー60、ローラーエンド90それぞれ
の外周面に凹設しておくことでこれら40,60,90
を巻取筒20に嵌合固着することができる。
ねじりコイルバネ80は、断面略矩形を呈するバネ材に
て、スクリーンSの引出時にはそれ自身が巻き込まれを
ように予め設定、形或されており、その両端は、内がわ
に折曲した連結折曲端となっており、一方の連結折曲端
81は、ステーター30、すなわち軸体32面に切設し
た連結溝35に、他方の連結折曲端81はピロー60、
すなわち軸木体61に切設した連結溝63に夫々連結さ
れる。
そして、連結折曲端81ぱ、ともに内がわへ連結溝35
,63深さと略等しい長さで折曲されており、連結溝3
5,63に連結装入される。
フリーインナコア70は、ステーター30とピロー60
との間に自身の回転を可能とさせて装架されるもので、
合成樹脂もしくは金属にて略筒状に形成され、その両端
にて前記嵌合軸36 , 64に外嵌される。
尚、フリーインナーコア70と嵌合軸36,64とはフ
リーな状態で嵌合連結されなければならず、為にその1
0長さは後述するアウターコア75がローテーター40
とピロー60とに外装された状態のとき、摩擦板50を
介してステータ−30をローテーター40に内嵌して、
このとき、ステーター30の嵌合軸36が突設される軸
体32の端面と、ピロー60の嵌合軸36が突設される
軸木体61の端面との距離より若干短く形成しなければ
ならない。
すなわち、摩擦・ねじり機構100組立時に、フリーイ
ンナーコア70両端部と、ステータ−30の前記端面、
ピロー60の前記端面とには、間隙が生ずるようにしな
ければならない。
このような構成とすることにより、摩擦・ねじり機構1
00としてのフリーインナーコア10、ピロー60の自
由な回転の確保が可能で、また、ステータ−30とロー
テーター40との摺動面33A,41でのみ軸方向での
摩擦を発生させることができ、装置の操作効率を向上さ
せるものである。
アウターコア75は、合或樹脂もしくは金属にて筒状に
形成され、その一端はローテーター40の嵌合部46に
、他端はピロー60の嵌合段部65に夫々嵌合されて配
装される。
固持ブラケットB1は、ステーター30の角ピン31を
固持すべく中央に略鼓状に穿設した嵌合孔11とこの嵌
合孔11に側力から角ピン31を着脱自在とすべく設け
た角ピン通路とを、一体的に形威したキャップ10を断
面略L字を呈するブラケット本体12の垂直板に嵌合舌
片を嵌大して後折曲する等の固着手段によって固着し形
或する。
軸支ブラケットB2も、固持ブラケットB1同様に断面
略L字状を呈するブラケット本体12中夫に、丸ピン9
2を軸支する軸支孔14を設けたキャップ13を、前記
固持ブラケツ}Bl同様キャップ13縁部に設けた嵌合
舌片によって固着して形或される。
前記、固持ブラケツ}B1及び軸支ブラケットB2のキ
ャップ10,13は、ブラケット本体12を用いずとも
、夫々のピン31 ,92に垂直に対峙する壁面に対し
ては、単体で取付が軒能となるよう、キャップ10,1
3縁部に水平に延設し、中央部に取付孔を穿設した取付
耳部を略対称に対に設けている。
モして軸支ブラケットB2のキャップの上方では、前記
ローラーエンド90のプーリー96の上方を覆うよう、
キャップ13の一部を延設して、或いは各別に設けた、
プーIJ 一96内に掛巡らされる紐体115の脱落防
止のプーリーカバー15を形或する。
前記、プーリー96内に掛巡らされる紐体115は、ポ
ールチェーン或いは合或樹脂性の紐等で或り、環状に形
或される。
しかして、本発明装置の機能を十分に発揮させるために
は、第5図に示すようなねじりエイルバネ80のねじり
弾発力、すなわち出力トルクTとスクリーンSの負荷特
性、すなわち負荷モーメントMとのトルク差T9 (T
g=T−M)が小となるように設定し、また、このトル
ク差Tgに対して、ねじりコイルバネ80の引張力によ
りステーター30と、ローテーター40との摺動面33
A,41で発生する摩擦トルクTfを僅かに犬として対
応させる必要がある。
実際の使用に於いては、トルク差T.9を小となるよう
に設定することは、スクリーンS及び摩擦・ねじり機構
100を規格化して、夫々の対応関係すなわちトルク差
T.9を小とするねじりコイルバネ80の出力トルクT
と、スクリーンSの負荷モーメントMの関係を満足させ
る組合せを選択できるようにしておくことで可能であり
、また,この規格化した範囲の境介付近でのスクリーン
S及び摩擦・ねじり機構100の選択時には、ねじりコ
イルバネ80に予めねじりを加え(初巻)で、更にトル
ク差Tgを小とすることも可能である。
また、このトルク差Tgに対して、ねじりコイルバネ8
0の引張力による摩擦トルクTfを僅かに犬となるよう
設定するのであるが、この設定は、出力トルクTの最大
値(許容トルク)の15%前後の値にしておくことで、
スクリーンS及び摩擦・ねじり機構100の規格化に対
応し、種々のスクリーンSに対し、上記のトルク差Tg
、摩擦トルクTfの関係を満足し、使用範囲を拡げるも
のである。
叙上のように構或され、設置時に固持されるステーター
30に回転自在に外嵌したローテーター40と、設置時
に軸支されるローラーエンド90とに巻取筒20を横架
し、前記ローテーター40と、巻取筒20に内嵌したピ
ロー60とにアウターコア75を外嵌して、これらロー
テークー40とピロー60とを固持したから、ねじりコ
イルバネ80が発生する騒音の防止、除湿、更にぱねじ
リコイルバネ80に付着されることがある防錆油等の飛
散防止に役立たせ、また、摩擦・ねじり機構100自身
でのひとつの機構部品としての完結性をもたらし、各部
材を、例えば、特にフリーインナーコア70、ねじりコ
イルバネ80、アウターコア75等の長さを異ならしめ
、各種の定格を有するものとしておくことで、規格化、
標準化した種々のタイプのものが容易に得られ、汎用性
に富む装置構成を提供し得る。
そのうえ、使用中での交換も可能であるから必要に応じ
ての性能の変更が簡易なものとなる。
ピロー60と、前記ステーター30との間に自身の回転
を可能とさせて装架したフリーインナーコア70に外嵌
するねじりコイルバネ80の一端をステーター30に他
端をピロー60に夫々連結させて巻取筒20に内蔵した
から、スクリーンSの負荷モーメントMに対抗するねじ
りコイルバネ80の出力トルクTを得ることができ、ス
クリーンS巻戻し時の手巻きによる負荷を軽減できる。
ステーター30とローテーター40との軸方向に垂直な
摺動面83A,41に摩擦板50を挾装し、一方、前記
巻取筒20両端に内嵌されるローテーター40及びロー
ラーエンド90のいずれか一力にプーリー96を形成し
、このプーリー96に環状の紐体115を掛巡しスクリ
ーンS昇降操作を行い、巻取筒20に巻取られるスクリ
ーンSの引出しに伴い発生するスクリーンSの負荷モー
メントMとねじりコイルバネ80の出力トルクTとのト
ルク差T9を小となるよう設定し、軸方向で引張力が働
くねじりコイルバネ80のたわみにより発生するステー
ター30と、ローテーター40との摺動面33A,41
での摩擦トルクTfを前記トルク差T9に対し僅かに犬
として対応させたから、スクリーンを如何なる停止位置
でも停止町能とさせ、また、手動による操作トルクも、
トルク差T&と摩擦トルクTfとの差に等しいか若しく
はこれより僅かに犬なものでよく、スクリーンSの負荷
に対し小なる力で操作可能であり、更に操作トルクの変
位の幅を小さく設定できるから、操作感が安定し手ごた
えを一定なものとすることができる。
更に、内蔵したねじりコイルバネ80の出力トルクTと
、このねじりコイルバネ80による引張力で発生する摩
擦トルクTfとを、摩擦・ねじり機構100として一体
化できる構造の中で発生させるものであるから、種々の
スクリーンSに対応して規格化、標準化が図れ、広汎な
利用範囲を提供しうるし、従来からのねじり・クラッチ
機構や摩擦機構等に比較し大幅に装置構成を簡略化でき
るものである。
このように、本発明に依れば装置構或を簡略化すると共
に、規格化、標準化に容易に対応できて汎用性に富む装
置構戒が提供でき、また人手に依った場合のスクリーン
の昇降操作も円滑で安定したものとすることができる等
の種々の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は全体を
示す縦断面図、第2図はステーター、摩擦板、ローテー
ターの分解斜視図、第3図は同縦断面図、第4図は摩擦
・ねじり機構の一部切欠正面図、第5図は負荷モーメン
ト、出力トルク、トルク差、摩擦トルクを夫々対応させ
たグラフ、第6図は第1図に於ける6−6線断面図であ
る。 S・・・・・・スクリーン、B1・・・・・・固持ブラ
ケット、B2・・・・・・軸支ブラケット、10・・・
・・・キャップ、11・・・・・・嵌合孔、12・・・
・・・ブラケット本体、13キャップ、14・・・・・
・軸支孔、15・・・・・・プーリーカバー、20・・
・・・・巻取筒、21・・・・・・収納部、22・・・
・・・係止片、23・・・・・・固定溝、24・・・・
・・バランサー30・・・・・.・ステーター 31・
・・・・・角ピン、32・・・・・・軸体、33・・・
・・・蓋板、33A・・・・・・摺動面、34・・・・
・・ストッパー 34A・・・・・・滑動面、34B・
・・・・・係合面、34C・・・・・・空所、35・・
・・・・連結溝、36・・・・・・嵌合軸、40・・・
・・・ローテーター、41・・・・・・摺動面、42・
・・・・・内周面、43・・・・・・係止面、44・・
・・・・嵌合溝、45・・・・・・係合端面、46・・
・・・・嵌合部、50・・・・・・摩擦板、60・・・
・・・ピロー、61・・・・・・軸本体、62・・・・
・・嵌合溝、63・・・・・・連結溝、64・・・・・
・嵌合軸、65・・・・・・嵌合段部、70・・・・・
・フリーインナーコア、75・・・・・・アウターコア
、80・・・・・・ねじりコイルバネ、81・・・・・
・連結折曲端、90・・・・・・ローラーエンド、91
・・・・・・筒本体、92・・・・・・丸ピン、93・
・・・・・段部、93A・・・・・・端面、94・・・
・・・突片、95・・・・・・ガイド板、96・・・・
・・プーリー、97・・・・・・係止面、98・・・・
・・嵌合溝、100・・・・・・摩擦・ねじり機構、1
10・・・・・・係止板、115・・・・・・紐体、M
・・・・・・負荷モーメント、T・・・・・・出力トル
ク、Tf・・・摩擦トルク、Tg・・・・・・トルク差

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 設置時に固持されるステーターに回転自在に外嵌し
    たローテーターと、設置時に軸支されるローラーエンド
    とに巻取筒を横架し、前記ローテーターと巻取筒に内嵌
    したピローとにアウターコアを外嵌してこれらローテー
    ターとピローとを固持し、ピローと前記ステーターとの
    間に自身の回転を可能とさせて架設したフリーインナー
    コアに外嵌するねじりコイルバネの一端をステーターに
    、他端をピローに夫々連結させて巻取筒に内蔵し、ステ
    ーターとローテーターとの軸方向に垂直な摺動面に摩擦
    板を挾装し、一力、前記巻取筒両端に内装されるローテ
    ーター及びローラーエンドのいずれか一方にプーリーを
    形戊し、このプーリーに環状の紐体を掛巡しスクリーン
    昇降操作を行い、巻取筒に巻取られるスクリーンの引出
    しに伴い発生するスクリーンの負荷モーメントとねじり
    コイルバネの出力トルクとのトルク差を小となるよう設
    定し、軸方向で引張力が働くねじりコイルバネのたわみ
    により発生するステーターと、ローテーターとの摺動面
    での摩擦トルクを、前記トルク差に対し僅かに犬として
    対応させたことを特徴とする摩擦平衡型ロールスクリー
    ン装置。
JP16179980A 1980-11-17 1980-11-17 摩擦平衡型ロ−ルスクリ−ン装置 Expired JPS5836158B2 (ja)

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JPS5785481A (en) 1982-05-28

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