JP2513011Y2 - スクリ―ン巻取装置 - Google Patents

スクリ―ン巻取装置

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JP2513011Y2
JP2513011Y2 JP1990053894U JP5389490U JP2513011Y2 JP 2513011 Y2 JP2513011 Y2 JP 2513011Y2 JP 1990053894 U JP1990053894 U JP 1990053894U JP 5389490 U JP5389490 U JP 5389490U JP 2513011 Y2 JP2513011 Y2 JP 2513011Y2
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JP
Japan
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screen
reel
winding
ratchet
side cover
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JP1990053894U
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敏憲 森重
健明 村瀬
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Starting Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はディスプレー、黒板の代用及びブラインド等
に適用されるスクリーン巻取装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、スクリーンを自由に開閉できるように構成した
スクリーン装置は、種々出廻っているが、その殆んどが
第5図に示すようにスクリーン21を巻取軸22で巻取り、
または巻戻す構成で、巻取軸22の中に数百回巻かれたね
じりコイルばねが内装され、更に係止機構も巻取軸22に
内装されている構造のものが知られている。なお、図中
23はボトムバー、24はスクリーンケース、25はサイドカ
バーを示す。
(考案が解決しようとする課題) 従来の技術で述べたように、巻取軸の中に数百回も巻
かれたねじりコイルばねを内装し、更に、係止機構をも
内装されているため構造も複雑になり、長尺に構成せざ
るを得ないばかりでなく、組立上、コスト上満足するも
のが少なかった。更に、ブレーキ装置がないため巻取る
際、手を添えて戻さないとばねの復元力に加速度がつ
き、収納完了時にはボトムバーが上部スクリーンケース
に衝突し、器具を損傷したり、落下させたりするという
問題点を有していた。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、ス
クリーンを任意の位置に確実に係止させると共に巻取る
際にはゆっくりと巻取れる巻取装置を簡単な構造で、安
価に提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案におけるスクリー
ン巻取装置は、ばねの復元力を利用して巻取軸にスクリ
ーンを巻付けるスクリーン巻取装置であって、巻取軸の
一端にリールを固着し、このリールをサイドカバーの中
央内側に取付けたシャフトに軸支すると共に、リールの
中央仕切壁の外方には遠心ラチェットを回動自在に設
け、かつラチェットの内側には一体の係止用爪部を、ま
た外側には摩擦係数の高い材質からなる帯状のブレーキ
部を設け、一方前記リールの中央仕切壁の内方にはゼン
マイを設けてその復元力によってスクリーンを巻取るよ
う構成し、かつ前記サイドカバーの内側中央部には、前
記遠心ラチェットに対応する係止用カムと、巻取る際は
ゆっくりと巻取れるようブレーキ部に対応するブレーキ
壁とを設けたことを特徴とするものである。
(作用) 上記のように構成されたスクリーン巻取装置におい
て、スクリーンを引出す際はリールが左回転(第2図参
照)するため、仮に、カムの溝部にラチェットが落ち込
んでも、回転が続けられる。そこで、任意の位置で、ス
クリーンの引出しを止めてゆっくり戻すと、数個あるラ
チェットと一体のうちの1個が図のようにラチェットの
爪部がカムの溝部と係合し、スクリーンはその位置に保
持される。
次に、スクリーンを収納する際は、少しスクリーンを
引出し、ラチェットの爪部とカムの溝部との係合を外し
て、その位置より手を放せば、ゼンマイの復元力によっ
てリールが右回転し、ラチェットに遠心力が働き、ラチ
ェットは全部外方に開き、続いてラチェットの摩擦係数
の高い材質からなる帯状のブレーキ部がサイドカバーの
ブレーキ壁を広い面積をもって押圧しながら回転摺動す
るため、ブレーキが働きながらゆっくり巻戻り、スクリ
ーンを巻取ることができる。
(実施例) 本考案の実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本考案スクリーン巻取装置の巻取軸の一部を
示す要部断面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3
図は右側サイドカバーの正面図、第4図は左側サイドカ
バーの裏面図である。図において、1はAリールで、中
央の仕切壁1aより外方に遠心ラチェット2の回転軸1bを
1個乃至複数個(図では3個)を設ける、そして回転軸
1bに遠心ラチェット2を回動自在に挿入する。なお、遠
心ラチェット2の外側に摩擦係数の高い材質からなる帯
状のブレーキ部2aを、内側に一体の爪部2bを設けてお
く。一方、仕切壁1aの内側には、外周に外壁1cを設けて
ゼンマイの香箱を構成し、その中にゼンマイ3を収納
し、ゼンマイ3の外端を外壁1cに、また、内端を後記す
るシャフト4の切欠溝4aにセットする。5はBリール
で、外周は前記Aリール1のゼンマイ香箱(外壁1c)を
保護するようにし、反対側の突出部5aで、巻取軸6と一
体回転するよう巻取軸6に圧入されている。7は右側の
サイドカバーで、内側中央部にカム部7aと外側にブレー
キ壁7bが形成され、中央にはシャフト4を挿入する穴を
設けると共に、この穴にシャフト4の一端を挿入し、セ
ットねじ9でサブアッセンブリーを形成している。8は
左側のサイドカバーで、内側の中央部に巻取軸6を支承
する軸受8aを有し、8bは突出部でスクリーンケース10
(第5図の24参照)に前記サブアッセンブリーをセット
する際の廻り止めとする。なお、サイドカバー7の方に
も同じ突出部7c(第1図参照)を有する。
次に、この実施例の動作を説明する。第2図におい
て、スクリーンを引き出す際は、Aリール1が左回転す
るため、仮にカム部7aの溝部に遠心ラチェット2の爪部
2bが落ち込んでも、回転を続けることができる。そこ
で、任意の位置で引出しを止め、ゆっくり戻すと数個あ
るラチェット2のうち、どれかが図のようにラチェット
2の爪部2bがカム部7aの溝部と係合し、スクリーンはそ
の位置に保持される。収納の際は、第2図の状態より少
しスクリーンを引出せば、ラチェット2の爪部2bとカム
部7aの溝部との係合が外れ、その位置より手を放せば、
ゼンマイ3の復元力によりAリール1が右回転するた
め、スクリーンは巻取られる。この時Aリール1の回転
によりラチェット2に遠心力が働き、ラチェット2は全
部外方に開き、ラチェット2のブレーキ部2aがサイドカ
バー7のブレーキ壁7bを押圧しながら回転摺動するた
め、ブレーキが働き、ゆっくり巻戻すことができる。な
お、ラチェット2はブレーキ力を増すため、比較的重い
材質を選ぶことが好ましい。
(考案の効果) 本考案は、上述のとおりねじりコイルばねの代りにゼ
ンマイを使用しているので、構造を簡素化することがで
き、また、ラチェットは係止用爪とブレーキ部とを兼ね
備なえ、双方に遠心力を利用した技術手段を講じている
ので、任意の位置に確実に係止させると共に巻取る際は
ゆっくり巻取られるので、安全かつ長寿命のスクリーン
巻取装置が得られる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案スクリーン巻取装置の巻取軸の一部を示
す要部断面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図
は右側サイドカバーの正面図、第4図は左側サイドカバ
ーの裏面図、第5図は従来のスクリーン巻取装置を示す
分解斜視図である。 1……Aリール、1a……仕切壁、1b……回転軸、1c……
外壁、2……遠心ラチェット、2a……ブレーキ部、2b…
…爪部、3……ゼンマイ、4……シャフト、5……Bリ
ール、6……巻取軸、7……サイドカバー、7a……カム
部、7b……ブレーキ壁、7c……突出部、8……サイドカ
バー、10……スクリーンケース。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ばねの復元力を利用して巻取軸にスクリー
    ンを巻付けるスクリーン巻取装置において、巻取軸の一
    端にリールを固着し、このリールをサイドカバーの中央
    内側に取付けたシャフトに軸支すると共に、リールの中
    央仕切壁の外方には遠心ラチェットを回動自在に設け、
    かつラチェットの内側には一体の係止用爪部を、また外
    側には摩擦係数の高い材質からなる帯状のブレーキ部を
    設け、一方前記リールの中央仕切壁の内方にはゼンマイ
    を設けてその復元力によってスクリーンを巻取るよう構
    成し、かつ前記サイドカバーの内側中央部には、前記遠
    心ラチェットに対応する係止用カムと、巻取る際はゆっ
    くりと巻取れるようブレーキ部に対応するブレーキ壁と
    を設けたスクリーン巻取装置。
JP1990053894U 1990-05-23 1990-05-23 スクリ―ン巻取装置 Expired - Lifetime JP2513011Y2 (ja)

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JPH0412469U JPH0412469U (ja) 1992-01-31
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