JPS5835843B2 - 木材剥皮バ−カ− - Google Patents
木材剥皮バ−カ−Info
- Publication number
- JPS5835843B2 JPS5835843B2 JP8117881A JP8117881A JPS5835843B2 JP S5835843 B2 JPS5835843 B2 JP S5835843B2 JP 8117881 A JP8117881 A JP 8117881A JP 8117881 A JP8117881 A JP 8117881A JP S5835843 B2 JPS5835843 B2 JP S5835843B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barker
- wood
- base
- car body
- bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、騒音、振動を可及的に減じ、かつバーカ一
本体の短縮化を図った木材剥皮バーカーに関するもので
ある。
本体の短縮化を図った木材剥皮バーカーに関するもので
ある。
従来木材の剥皮に使用するバーカーは回転ドラム型のも
のが、最も一般的であった。
のが、最も一般的であった。
すなわち、回転する円筒ドラム内に皮のついた状態の木
材を投入して、ドラムの回転によって木材をドラム内周
面に沿って上方に持ち上げ、落下した際に木材と他の木
材が衝突し、またこすり合って剥皮作用が行われること
になるのである。
材を投入して、ドラムの回転によって木材をドラム内周
面に沿って上方に持ち上げ、落下した際に木材と他の木
材が衝突し、またこすり合って剥皮作用が行われること
になるのである。
つまり、投入された木材が、回転ドラム内において互い
に乱舞するようにして衝突、こすり合いをくり返しつつ
皮が剥離されるのである。
に乱舞するようにして衝突、こすり合いをくり返しつつ
皮が剥離されるのである。
したがってこのような従来のドラム型バーカーにあって
は、投入する木材は、乱舞を行いやすくするために、木
材を短尺に切断したものを投入しなげればならず、例え
ば、その長さはせいぜい１〜１．５ｍ程度にしなければ
ならないのみならず、ドラム内において木材がはげしい
乱舞を（り返すために、作業中に生ずる騒音ははげしく
、かつ振動もはげしいものであった。
は、投入する木材は、乱舞を行いやすくするために、木
材を短尺に切断したものを投入しなげればならず、例え
ば、その長さはせいぜい１〜１．５ｍ程度にしなければ
ならないのみならず、ドラム内において木材がはげしい
乱舞を（り返すために、作業中に生ずる騒音ははげしく
、かつ振動もはげしいものであった。
このように騒音のはげしいものは、騒音規制の厳格にな
った今日、その使用場所も非常に限定されてきている。
った今日、その使用場所も非常に限定されてきている。
また、前記のように弾装な振動が生ずるため、この装置
をすえ付けるために、確固とした基礎を構築しなげれば
ならず、基礎構築に要する費用もさることながら、簡単
に装置を移動することができない等の不都合も有してい
たのである。
をすえ付けるために、確固とした基礎を構築しなげれば
ならず、基礎構築に要する費用もさることながら、簡単
に装置を移動することができない等の不都合も有してい
たのである。
そこで本発明者は、さきに、斜めに設置した半円筒の長
尺なバーカ一本体の底部に複数の並列せる長孔を穿設し
、この長孔から前記バーカ一本体内に臨むように回転円
盤をバーカ一本体外部に配設するとともに、バーカ一本
体内には、このバーカ一本体の横断方向に回動する（し
歯状のアームを配設し、バーカ一本体の内周面横断方向
に突条を設け、かつ前記回転円盤、アーム及び突条にそ
れぞれチップ状の刃を配設した木材剥皮バーカーを開発
したのであったが、これによれば、木材を前記バーカ一
本体内において、一方向に移動させなから剥皮を行わな
ければならず、その結果バーカ一本体もある程度、例え
ば剥皮する木材の約２〜３倍程度長く形成しなげればな
らないことになってしまい、装置全体として大型化して
しまうという問題を有するのである。
尺なバーカ一本体の底部に複数の並列せる長孔を穿設し
、この長孔から前記バーカ一本体内に臨むように回転円
盤をバーカ一本体外部に配設するとともに、バーカ一本
体内には、このバーカ一本体の横断方向に回動する（し
歯状のアームを配設し、バーカ一本体の内周面横断方向
に突条を設け、かつ前記回転円盤、アーム及び突条にそ
れぞれチップ状の刃を配設した木材剥皮バーカーを開発
したのであったが、これによれば、木材を前記バーカ一
本体内において、一方向に移動させなから剥皮を行わな
ければならず、その結果バーカ一本体もある程度、例え
ば剥皮する木材の約２〜３倍程度長く形成しなげればな
らないことになってしまい、装置全体として大型化して
しまうという問題を有するのである。
そこで、この発明は、半円筒のバーカ一本体の底部に複
数の並列せる長孔を穿設し、この長孔から前記バーカ一
本体内に臨むように回転円盤をバ−カ一本体外部に配設
するとともに、バーカ一本体内には、このバーカ一本体
の横断方向に回動するくし歯状のアームを配設し、バー
カ一本体の内周面横断方向に突条を設け、かつ前記回転
円盤、アーム及び突条にそれぞれチップ状の刃を配設し
、これらを共通する基台に搭載するとともに、この基台
の下方にさらに他の基礎基台を配設し、前記基台と基礎
基台とを、バーカ一本体長手方向上の一端で回動自在に
連結するとともに、他端はシリンダー等の昇降装置で連
結して、木材と木材が互いに衝突する方式ではな（、木
材の表皮を、回転円盤、アーム及び突条に配設したチッ
プ状の刃により剥離するようにし、騒音や振動を可及的
に減じ、その結果設置のための格別の基礎も不要とする
とともに、昇降装置を作動せしめることにより、バーカ
一本体内の木材の移動を往復移動させ、したがってバー
カ一本体の長さをバーカ一本体内に投入する木材よりも
僅かに長くする程度でも剥皮を可能にし、バーカ一本体
の短縮化を図った木材剥皮バーカーを提供することを目
的として開発したものである。
数の並列せる長孔を穿設し、この長孔から前記バーカ一
本体内に臨むように回転円盤をバ−カ一本体外部に配設
するとともに、バーカ一本体内には、このバーカ一本体
の横断方向に回動するくし歯状のアームを配設し、バー
カ一本体の内周面横断方向に突条を設け、かつ前記回転
円盤、アーム及び突条にそれぞれチップ状の刃を配設し
、これらを共通する基台に搭載するとともに、この基台
の下方にさらに他の基礎基台を配設し、前記基台と基礎
基台とを、バーカ一本体長手方向上の一端で回動自在に
連結するとともに、他端はシリンダー等の昇降装置で連
結して、木材と木材が互いに衝突する方式ではな（、木
材の表皮を、回転円盤、アーム及び突条に配設したチッ
プ状の刃により剥離するようにし、騒音や振動を可及的
に減じ、その結果設置のための格別の基礎も不要とする
とともに、昇降装置を作動せしめることにより、バーカ
一本体内の木材の移動を往復移動させ、したがってバー
カ一本体の長さをバーカ一本体内に投入する木材よりも
僅かに長くする程度でも剥皮を可能にし、バーカ一本体
の短縮化を図った木材剥皮バーカーを提供することを目
的として開発したものである。
いまこの発明にかかる木材剥皮バーカーの一実施例を図
面にもとづいて述べると、１は半円筒状に形成したバー
カ一本体であり、２は、このバーカ一本体１の底部に穿
設した複数の並列せる長孔である。
面にもとづいて述べると、１は半円筒状に形成したバー
カ一本体であり、２は、このバーカ一本体１の底部に穿
設した複数の並列せる長孔である。
３はモータＭのプーリーであり、４は回転軸５に配設し
たプーリーである。
たプーリーである。
そしてこれらのプーリー３４は互いにベルト６により連
結しであるとともに、前記回転軸５には、一定間隔を保
持して複数の回転円盤７を配設しである。
結しであるとともに、前記回転軸５には、一定間隔を保
持して複数の回転円盤７を配設しである。
この回転円盤７は、前記バーカ一本体１の下方から、バ
ーカ一本体１の底部に穿設した前記長孔２からバーカ一
本体１の内部に臨むように配設しであるとともに、この
回転円盤７を配設した回転軸５は１本のみ配設してもよ
いが、図示するように２本またはそれ以上配設すること
もある。
ーカ一本体１の底部に穿設した前記長孔２からバーカ一
本体１の内部に臨むように配設しであるとともに、この
回転円盤７を配設した回転軸５は１本のみ配設してもよ
いが、図示するように２本またはそれ以上配設すること
もある。
８は、バーカ一本体１の内部において、このバーカ一本
体１の長手方向に配設した回動軸であり、この回動軸８
には、下向きにくし歯状に複数のアーム９を固設しであ
る。
体１の長手方向に配設した回動軸であり、この回動軸８
には、下向きにくし歯状に複数のアーム９を固設しであ
る。
回動軸８は、３６０度の回転を行うものではなく、一定
角度例えば約１２０度の角度を往復回動せしめるのであ
るが、そのための手段として次のようにする。
角度例えば約１２０度の角度を往復回動せしめるのであ
るが、そのための手段として次のようにする。
すなわち、図において１０は回動軸８の一端に固着した
連結アームであり、１１はこの連結アーム１０の他端に
ピン１２を介して連結したバーである。
連結アームであり、１１はこの連結アーム１０の他端に
ピン１２を介して連結したバーである。
１３はバー１１の他端にピン１ｚを介して連結した回転
輪であり、この回転輪１３は回転軸１４を介して大歯車
１５に連結されており、この大歯車１５は、他の回転軸
１４′に配設した小歯車１５′と噛合している。
輪であり、この回転輪１３は回転軸１４を介して大歯車
１５に連結されており、この大歯車１５は、他の回転軸
１４′に配設した小歯車１５′と噛合している。
また回転軸１４′にはさらにプーリー１６が配設されて
おり、このプーリー１６は、モーターＭ′のプーリー１
１とベルト１７により連結されている。
おり、このプーリー１６は、モーターＭ′のプーリー１
１とベルト１７により連結されている。
このモーターＭ′は、前述したモーターＭと同一のもの
を兼用してもよいが、図示したように別個のものを使用
してもよい。
を兼用してもよいが、図示したように別個のものを使用
してもよい。
しかしてとのモータＭ′を駆動せしめると、ベルト１７
によって回転軸１４’１４が回転し、さらに回転輪１３
も回転する。
によって回転軸１４’１４が回転し、さらに回転輪１３
も回転する。
すると、バー１１の回転輪１３側端部は回転運動を行う
が、回動軸８側端部は往復運動を行うことになり、結局
との回動軸８は往復回動することになるのである。
が、回動軸８側端部は往復運動を行うことになり、結局
との回動軸８は往復回動することになるのである。
次に図中の符号１８はバーカ一本体１の内周面横断方向
に設けた突条であり、１９はこの突条１８、及び前記回
転円盤７、アーム９にそれぞれ配設したチップ状の刃で
ある。
に設けた突条であり、１９はこの突条１８、及び前記回
転円盤７、アーム９にそれぞれ配設したチップ状の刃で
ある。
２０は、前記各装置を搭載しである基台であり、２１は
、前記基台２０の下方に位置する基礎基台である。
、前記基台２０の下方に位置する基礎基台である。
そしてこれら基台２０と基礎基台２１とは、バーカ一本
体１の長手方向においてその一端で蝶番等で回動自在に
連結しであるとともに、他端は、シリンダー等の昇降装
置２２により連結しである。
体１の長手方向においてその一端で蝶番等で回動自在に
連結しであるとともに、他端は、シリンダー等の昇降装
置２２により連結しである。
しかして、モーターＭ Ｍ’ を駆動させる。
モーターＭによって回転軸５が回転し、回転円盤７が回
転することになる。
転することになる。
次にモーターＭ′の回転によって、前述のように回動軸
８が回動し、アーム９が一定角度で往復回動することに
なる。
８が回動し、アーム９が一定角度で往復回動することに
なる。
そこでこのバーカ一本体１中に、皮のついた木材を投入
すると、この木材は、回動するアーム９により、バーカ
一本体１内において、バーカ一本体１の内周面に沿って
バーカ一本体１の横断方向へ移動をくり返される。
すると、この木材は、回動するアーム９により、バーカ
一本体１内において、バーカ一本体１の内周面に沿って
バーカ一本体１の横断方向へ移動をくり返される。
この過程において木材はアーム９回転円盤７及び突条１
８のそれぞれに配設したチップ状の刃１９に接して、剥
皮せしめられるのである。
８のそれぞれに配設したチップ状の刃１９に接して、剥
皮せしめられるのである。
そして、これとともに、昇降装置２２を作動せしめて、
基台２０の一端を上下動させる。
基台２０の一端を上下動させる。
つまり、基台２０と基礎基台２１０回動自在な連結部を
基点として、その他端が上下動させるのである。
基点として、その他端が上下動させるのである。
すると基台２０の上部に搭載されているバーカ一本体１
を含める各装置も同様な運動をくり返すことになり、バ
ーカ一本体１に投入されている木材もバーカ一本体１内
において前後移動をくり返すことになるのである。
を含める各装置も同様な運動をくり返すことになり、バ
ーカ一本体１に投入されている木材もバーカ一本体１内
において前後移動をくり返すことになるのである。
これを数回（り返せば木材の剥皮作用は完了されること
になる。
になる。
前記のように、この発明にかかる木材剥皮バーカーによ
れば、従来のドラム型バーカーのように、木材と木材の
衝突により剥皮する方式ではな（、また木材が上下に乱
舞しながら剥皮される方式でもないので、剥皮作用中に
生ずる騒音や振動が上記従来のものに比してはるかに小
さく、かつ振動が小さいために装置全体の設置のために
格別の基礎構築を設ける必要もなく、したがって設置そ
れ自体もさることながら除去、移動も簡易に行うことが
でき、しかも、剥皮作用中の木材のバーカ一本体中にお
ける移動が一方向ではなく、往復移動を行うので、バー
カ一本体の長さが投入する木材の長さよりもわずかに、
例えば３０〜５０ｃｒｆＬ程度長ければ十分であり、し
たがってバーカ一本体の短縮化を図ることができ、その
結実装置全体としても小型化を図りうるという効果を有
するのである。
れば、従来のドラム型バーカーのように、木材と木材の
衝突により剥皮する方式ではな（、また木材が上下に乱
舞しながら剥皮される方式でもないので、剥皮作用中に
生ずる騒音や振動が上記従来のものに比してはるかに小
さく、かつ振動が小さいために装置全体の設置のために
格別の基礎構築を設ける必要もなく、したがって設置そ
れ自体もさることながら除去、移動も簡易に行うことが
でき、しかも、剥皮作用中の木材のバーカ一本体中にお
ける移動が一方向ではなく、往復移動を行うので、バー
カ一本体の長さが投入する木材の長さよりもわずかに、
例えば３０〜５０ｃｒｆＬ程度長ければ十分であり、し
たがってバーカ一本体の短縮化を図ることができ、その
結実装置全体としても小型化を図りうるという効果を有
するのである。
図面はこの発明にかかる木材剥皮バーカーの一実施例を
示すものであり、第１図は斜視図、第２図は第１図のＡ
−Ａ線断面図、第３図は第１図のＢ−Ｂ線断面図、第４
図は基礎基台上の基台の上下動状態を示す説明図である
。
示すものであり、第１図は斜視図、第２図は第１図のＡ
−Ａ線断面図、第３図は第１図のＢ−Ｂ線断面図、第４
図は基礎基台上の基台の上下動状態を示す説明図である
。
Claims (1)
- １ 半円筒のバーカ一本体の底部に複数の並列せる長孔
を穿設し、この長孔から前記バーカ一本体内に臨むよう
に回転円盤をバーカ一本体外部に配設するとともに、バ
ーカ一本体内には、このバーカ一本体の横断方向に回動
するくし歯状のアームを配設し、バーカ一本体の内周面
横断方向に突条を設け、かつ前記回転円盤、アーム及び
突条にそれぞれチップ状の刃を配設し、これらを共通す
る基台に搭載するとともに、この基台の下方にさらに他
の基礎基台を配設し、前記基台と基礎基台とを、バーカ
一本体長手方向上の一端で回動自在に連結するとともに
、他端はシリンダー等の昇降装置で連結したことを特徴
とする木材剥皮バーカー
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8117881A JPS5835843B2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | 木材剥皮バ−カ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8117881A JPS5835843B2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | 木材剥皮バ−カ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57197104A JPS57197104A (en) | 1982-12-03 |
| JPS5835843B2 true JPS5835843B2 (ja) | 1983-08-05 |
Family
ID=13739206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8117881A Expired JPS5835843B2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 | 木材剥皮バ−カ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5835843B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6076309A (ja) * | 1983-10-03 | 1985-04-30 | 株式会社手塚鉄工所 | 木材皮剥装置 |
-
1981
- 1981-05-29 JP JP8117881A patent/JPS5835843B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57197104A (en) | 1982-12-03 |
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