JPS5835748A - テ−ププレ−ヤの頭出し機構 - Google Patents

テ−ププレ−ヤの頭出し機構

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Publication number
JPS5835748A
JPS5835748A JP56133949A JP13394981A JPS5835748A JP S5835748 A JPS5835748 A JP S5835748A JP 56133949 A JP56133949 A JP 56133949A JP 13394981 A JP13394981 A JP 13394981A JP S5835748 A JPS5835748 A JP S5835748A
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JP
Japan
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plate
pinch roller
head
holding plunger
head plate
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JP56133949A
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JPS627615B2 (ja
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Hiroyuki Umezawa
梅沢 浩行
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5835748A publication Critical patent/JPS5835748A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/1883Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof for record carriers inside containers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/10Manually-operated control; Solenoid-operated control
    • G11B15/103Manually-operated control; Solenoid-operated control electrically operated

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a’)技術分野 本発明はテーププレーヤの頭出し機構に関するもので、
特にテーププレーヤを頭出し状態に設定するにあたっ、
で、ヘッドとピンチローラとの移動を一個の保持プラン
ジャによって制御する様にした機構に係るものである。
(b)従来技術の説明 テーププレーヤにおいて、テープ上に録音されている曲
の頭出しを行うには、テープを早送り或いは春戻し状態
に設定し高速で走行させると共に、テープの表面にヘッ
ドを軽く接触させることによってテープ上に録音されて
いる曲の間の無音部分や頭出し信号を検出する様にして
いる。この場合に、ピンチローラをキャプスタン軸及び
テープから離れた位置に後退させておく必要があり、ま
たヘッドも通常の再生位置よりは若干後退しテープと軽
く接触する様にしておく必要がある。一方、この様な頭
出し状態おいて、曲の頭の部分が検出された後は、ピン
チローラを前進させキャプスタン軸に圧着させることに
よってテープの通常速度による走行を行わせ、またヘッ
ドはテープ側に若干前進させ頭出し状態よりは強くテー
プと接触させる必要がある。更にまた、テーププレーヤ
を停止しその内部からカセットバックを交換の為にイジ
Iり卜する場合には、ピンチローラ及びヘッドをテープ
から完全に離しカセットバックのイジェクトの妨げとな
らない様にする必要もある。
この様にテーププレーヤにおいては、ピンチローラを通
常の再生録音状態と頭出し或いはイジェクト状態との二
段階に移動させ、またヘッドを再生録音状態、頭出し状
態、及びイジェクト状態の三段階に移動させていた。そ
して、この様なピンチローラ及びヘッドの移動は、従来
では、ピンチローラを支持しているピンチローラプレー
ト“とヘッドを支持しているヘッドプレートとを、それ
ぞれ専用の保持プランジャによって制御する様にしてい
た。その理由は、ピンチローラとベッドの移動形態が、
一方は二段階他方は三段階という様に異なっている為、
従来技術ではこれを一個の保持プランジ、ヤによって制
御することは不可能であったからである。しかし乍ら、
従来型の様にそれぞれ専用の保持プランジャを設けるこ
とは、部品点数の増大によるテーププレーヤの構造の複
雑化を招く欠点がある上に、テーププレーヤの各モード
の切換時に双方のプランジャを同期して作動させねばな
らずそのタイミングの取り方が難しいという欠点があっ
た。
(c)本発明の目的 本発明は上述の如き従来型の欠点を解消せんとして提案
されたものであって、その目的は、−個の保持プランジ
ャによってピンチローラの二段階の制御とヘッドの三段
階の制御とを同時に行う様にしたテーププレーヤの頭出
し機構を提供することにある。
(d)構成 進んで、本発゛明を図示の実施例により具体的に説明す
る。
第1図は本発明におけるヘッドプレートとピンチ0−ラ
ブレートとの位置関係を示す平面図である。
ヘッドプレート1及びその下段に設けられたピンチ0−
ラブレート2は、共にテーププレーヤの基板B上に前後
動自在に配置されている。
なお、この場合、前進とはヘッドプレート1及びピンチ
ローラプレート2がテープ及びキャプスタン軸側に移動
することを言い、後退とはこれらから離れる方向に移動
することを言う。
■ヘッドプレート ヘッドプレート1上にはヘッド3が固定されており、ま
たヘッドプレート1の移動方向に沿って一例として三個
のガイド孔4及び5.5が設けられている。前方のガイ
ド孔4内にはテーププレーヤの基板B上に固定されたガ
イドピン6が摺動自在に挿入され、また後方の左−石の
ガイド孔5.5にはテーププレーヤのバックガイドビン
7.7が挿入されて、これらによりヘッドプレート1は
そ′の前後方向の位置規制がなされる様になっている。
ヘッドプレート1には、テーププレーヤの基板Bを貫通
してその背面側に突出するヘッドプレート制御ピン8が
―けられている。このヘッドプレート制御ビン8はピン
チローラプレートの前端に形成された押圧部9と当接可
能になっており・ピンチローラプレート2の前進時にこ
の゛押圧部9がヘッドプレート制御ビン8を押圧して、
ヘッドプレート1をもピンチローラプレート2と共に前
進させる様になっている。また、ヘッドプレート1とピ
ンチローラプレート2との間にはスプリング54が設け
られており、このスプリング54によってヘッドプレー
ト1がピンチローラプレート2側に牽引され、ヘッドプ
レート制御ピン8と押圧部9とが当接する様になってい
る。
■ピンチローラプレート ピンチローラプレート2はヘッドプレート1の下段に設
けられているものであって、前後方向に延びるガイド孔
10及び11.11によってヘッドプレート1と同方向
に移動可能となっている。
なお、ピンチローラプレート2のガイド孔1oに・は前
記ガイドビン6が挿入され、またガイド孔11.11に
は後で述べるピンチローラの取付軸16が挿入されてい
る。また、ピンチローラプレート2とテーププレーヤの
基板Bとの間には左右一対のスプリング12.12が設
けられ、これらのスプリング12.12によりピンチロ
ーラプレート2は常に後退方向に付勢されている。
ピンチローラプレート2の後方側には、ヘッドプレート
1を挾む様にしてフォワード側とリバース側のキャプス
タン軸13“、13が設けられており、これらキャプス
タン軸13.13に接触する様にピンチローラ14.1
4が設けられている。
ピンチローラ14.14は保持枠15内に回転自在に支
持されているものであって、この保持枠15はテーププ
レーヤの基板B、上に固定された取付軸16に対し回動
自在に取付けられている。また、ピンチローラ14.1
4の支軸17はピンチローラプレート・2側に向かって
突出しており、この突出部分がピンチローラプレート2
に設けた左右の圧着解除部18.18に係合している。
なお、ピンチローラ14.14の支軸17の下端は更に
下方に突出されており、その下端に股−けられたガイド
ローラをピンチローラプレート2の下方に設けたチェン
ジプレート(図示せず)に接触させることにより、チェ
ンジプレートの切換動作に伴いテニスの録音再生状態に
フォワード側がリバース側いずれかのピンチローラのみ
がキャプスタン軸に圧着し得る様になっている。
ピンチローラプレート2のほぼ中央には、テーププレー
ヤの基板Bを貫通してその背面側に延びるビンチローラ
プレート制御ピン19が設けられている。また、このピ
ンチローラプレート制御ビン19の近くには、ピンチロ
ーラプレートの再ロック用vIIII孔20が設けられ
ている。この再ロツク用制御孔20の内側のコーナ一部
分には、横方る。更に、ピンチローラプレート2の端部
には、再ロツク用アクチェータ50が一体に突設され、
これがテーププレーヤの基板8に取付けられた再通電用
スイッチ51に当接可能となっている。
一方、テーププレーヤの基板Bの背面側には、第2図な
いし第4図に示す如くヘッドプレート1及びピンチロー
ラプレート2の制御機構が設けられている。
■保持プランジャプレート この制御機構における保持プランジャプレート22は、
テーププレーヤの前後方向(ヘッドプレートの移動方向
)に沿って配設された長尺の部材であって、その前端部
はテーププレーヤの基板Bに固定したビン23に対し回
動自在に取付けられている。一方、保持プランジャプレ
ート22の後端はほぼL字形に屈曲され、その屈曲部分
に保持プランジャの可動片24が固定されている。そし
て、テーププレーヤの基板Bにはこの可動片24に対向
して保持プランジャ25が固定され、この保持プランジ
ャ25を励磁した場合に可動片24が保持プランジャ2
5側に移動し、それに伴い保持プランジャプレー:ト2
2がビン23を中心として回動する様に構晟されている
。更に、この保持プランジャプレート22とテーププレ
ーヤの基板Bとの間にはスプリング52が張設され、こ
のスプリング52によって保持プランジャプレート22
は常に保持プランジャ25側に牽引されている。
保持プランジャプレート22の中央部分には、保持プラ
ンジャプレート22の制御ビン26が設けられている。
この制御ビン26はテーププレーヤの基板Bに設けた透
孔27を貫通して基板Bの表面側に突出し、ピンチロー
ラプレート2に設けた再ロツク用制御孔20内に係合し
ている。
■ヘッドプレート用ロックプレート 保持プランジャプレート22の前端側には、前記ヘッド
プレート制御ビン8の位瞳に合わせてヘッドプレート用
ロックプレート28が設けられている。このヘッドプレ
ート用ロックプレート28は保持プランジャプレート2
2に設けたビン29に回転自在に取付けられ、且つヘッ
ドプレート用ロックプレート28と保持プランジャプレ
ート22との闇に設けたバネ30によって、ビン29を
中心として左側に回転する様に付勢されている。
このヘッドプレート用ロックプレート28にはストッパ
31が一体に設けられ、このストッパ31が保持プラン
ジャプレート22の緑に係合することにより、バネ30
によって付勢されたロックプレート28の回動位置が決
定される様になっている。
更に、ヘッドプレート用ロックプレート28の先端(ス
トッパ31の反対側)は保持プランジャプレート22の
縁よりもヘッドプレート制御ビン8側に向かって山型に
突出しており、この山型に突出した部分がヘッドプレー
ト制御ビン8との係合部32となっている。即ち、ヘッ
ドプレートに固定されたヘッドプレート制御ビン8は、
基板Bに設けられた透孔53を通じて基板Bの背面側に
突出しており、この突出端がヘッドプレート用ロックプ
レート28の係合部32と係合する様になっている。
■ピンチローラプレート用ロックプレート一方、保持プ
ランジャプレート22の後部側にも前記ヘッドプレート
用ロックプレート28と同様な構成を有するピンチロー
ラプレート用ロックプレート33が設けられている。即
ち、このピンチローラプレート用ロックプレート33は
ビン34によって保持プランジャプレート22に取付け
られており、バネ35とストッパ36によってその先端
の係合部37が保持プランジャプレート22の緑から弾
力的に突出する様になっている。
■回動プレート ピンチローラプレート用ロックプレート33の係合部3
7側には、保持プランジャプレート22と同じ方向に延
びる回動プレート38が設けられている。この回動プレ
ート38はその前端部において、ビンチローラプレート
制御ピン19に対し回動自在に取付けられている。即ち
、ピンチ0−ラブレート制御ビン19はテーププレーヤ
の基板Bに設けた透孔39を貫通して基板8の背面側に
突出しており、この突出部分に回動プレート38が回動
自在に取付けられている。一方、回動プレート38の後
端部には保持プランジャプレート22の側縁に接触する
様にしてローラ40が設けられている。このローラ40
は保持プランジャプレート22と反対側においてはテー
ププレーヤの基板已に設けた突条41にも接触しており
、この突条41に制限されて保持プランジャプレート2
2と反対側には移動することができない様になっている
。また、この回動プレート38における保持プランジャ
プレート22と反対側の側縁には、以下に述べるヘッド
プレート1及びピンチローラプレート2の前進手段と係
合する為の段部42が形成されている。
■前進手段 ヘッドプレート1及びピンチローラプレート2の前進手
段は、本実施例においては、保持プランジャプレート2
2と並行に配設されたパワープレート43と、このパワ
ープレート43に設けられた押圧ビン44とから構成さ
れている。パワープレート43はテーププレーヤの基板
Bに対し前後動自在に取付けられており、−例としてモ
ータの駆動力を利用したカムにより往復運動する様に構
成されている。即ち、テーププレーヤを停止状態から再
生録音状態に切換える際に、その切換信号を受けてパワ
ープレート43にモータの駆動りが伝達されパワープレ
ート43は前進を開始し、その後一定量(ヘッドプレー
ト1及びピンチローラプレート2の移動量)だけ前進し
た後再び元の位置に後退復帰するようになっている。押
圧ピン44はこの様な前後動するパワープレート43に
固定されているものであって、パワープレート43の後
退時において回動プレート38.に形成された段部42
に係合するものである。
(6)作用 本実施例の頭出し機構は上述の如き構成を有するもので
あって、次にその作用を説明する。
■再生録音状態 テーププレーヤを再生録音状態に移行するには、その為
の切換スイッチの指令により保持プランジャ25が励磁
され、これによって可動片24が吸引されて保持プラン
ジャプレート22が第2図の如く保持プランジャ25側
に移動した状態となる。
すると、この保持プランジャプレート22の縁によって
回動プレート38のローラ39が押圧されて、突条41
側に押付けられることになり、回動プレート38はその
中心軸であるピンチ0−ラブレート制御ビン19を中心
として回動することが不可能となる。この状態で、再生
録音状態への切換スイッチの指令によりモータの駆動力
がカムを介してパワープレート43に伝達され、パワー
プレート43は前進を開始する。すると、このパワープ
レート43に固定された押圧ビン(4が回動プレート3
8の段部42を押圧し、その結果回動じて逃げることが
不、可能となっている回動プレート38は押圧ビン44
に押されて前進を開始する。
前進する回動プレート38の中心軸であるビンチローラ
プレート制御ピン19は、基板Bの透孔39を貫通して
基板Bの表面側にあるピンチローラプレート2と固定さ
れている為、ピンチローラプレート2は前記回動プレー
ト38と共に前進する。
そして、このピンチローラプレート2の前端には押圧部
9が形成され、この押圧部9がヘッドプレート1に固定
されているヘッドプレート制御ビン8に当接しこれを押
圧するので、ヘッドプレート1もピンチローラプレート
2と共に前進する。
この場合に、回動プレート38に設けたO−ラ40は保
持プランジャプレート22の縁に沿って前進し、保持プ
ランジャプレート22の緑から突出している係合部37
を押込む様にして、ピンチローラプレート用ロックプレ
ート33を図中右側に回動させる。また、ヘッドブーレ
ート制御ビン8は、保持プランジャプレート22の縁か
ら突出しているヘッドプレート用ロックプレート28の
撫合部32を保持プランジャプレート22の線内に押込
む様にして前進する。
この様にしてパワープレート43が前進し、これに伴い
ヘッドプレート1及びピンチローラプレート2が通常の
再生録音位置よりも若干オーバーストロークした位置に
達Cた後に′は、モータと連動するカムの働きによって
パワープレート43は元の状態に後退する。すると、ヘ
ッドプレート1及びピンチローラプレート2はスプリン
グ12゜12及びスプリング54の作用によりオーバー
ストローク位置から後退を始める。しかし乍ら、後退を
開始した回動プレート38の0−540は直ちにピンチ
ローラプレート用ロックプレート33の係合部37に当
接し、これによって後退は不可能となり、ピンチローラ
プレート2及びこれと連動するヘッドプレート1は第5
図の如くテーププレーヤの再生録音位置において停止す
る。
なお、ピンチローラプレート用ロックプレート33によ
って回動プレート38の後退が停止した後も、パワープ
レート43及びその押圧ビン44は目動プレート38と
離れて後退を続は当初の状態に復帰する。
■頭出し状態 第5図の如き再生録音状態から頭出し用の信号が入ると
、保持プランジャ25に対する通電が断たれ、これに吸
引されていた可動片24が自由状態となる。すると、保
持プランジャプレート22は、ピンチローラプレート2
に設けた戻しスプリング12.12の力によって後退す
る回動プレート38のローラ40に押圧されて、第6図
の如く図中右側(保持プランジャ25と反対側)に回動
する。その結果ローラ40とピンチローラプレート用ロ
ックプレート33の係合部37との係合が外れ、回動プ
レート38及びこれと一体化されているピンチローラプ
レート2が後退する。
この様にしてピンチローラプレート用ロックプレート3
3から開放されたピンチローラプレート2は、左右のピ
ンチローラ14.14がキャプスタン軸13.13と完
全に離れる状態にまで後退するが、ヘッドプレート1は
保持プランジャプレート22に設けられたヘッドプレー
ト用ロックプレート28に妨げられて再生録音位置から
若干後退し頭出し状態となる。
即ち、ピンチローラプレート2が後退すると、これに設
けた再ロツク用制御孔20が保持プランジャプレート2
2に固定した制御ビン26の周囲を移動して行く。とこ
ろが、再ロック用制御孔20はそのコーナ部内面に保持
プランジャ25側に突出した再ロツク突起部21が設け
ていている為、第7図の如く、後退する再ロツク突起部
21が保持プランジャプレート様制御ピン26に当たり
、この制御ピン26を保持プランジャ25側に押圧する
。すると、この制御ピン26に固定されている保持プラ
ンジャプレート22も保持プランジャ25側に移動し、
この保持プランジャプレート22の前方に設けたヘッド
プレート用ロックプレート28が、ピンチローラプレー
ト2と共に後退してくるヘッドプレート制御ピン8に係
合し、このヘッドプレート制御ビン8及びこれを固定し
たヘッドプレート1の後退動作を妨げる。
これと同時に、ピンチローラプレート2の後退に伴い、
ピンチローラプレート2の端部に設けた再ロツク用アク
チェータ50が再通電用スイッチ51に接触し、この再
通電用スイッチ51をオンとして保持プランジャ25を
励磁させる。
その結果、再ロツク突起部21によって保持プランジャ
25側に押圧された保持プランジャプレート22は、第
8図の如く、保持プランジャ25によって吸引されその
ままの位置に止どまることになる。従って、この保持プ
ランジャプレート22のヘッドプレート用ロックプレー
ト28と係合しているヘッドプレート制御ビン8はその
ままの位置に止どまり、ヘッドプレート1上に固定され
たヘッド3がテープと軽く接触するいわゆる頭出し位置
に停止することになる。
なお、この様な状態で曲の頭出しが完了すると、テープ
プレーヤは再び通常の録音再生状態に切換わり、それに
伴いモータの駆動力がカムを介してパワープレート43
を第2図、第4図に示す如く前進させこれに伴い回動プ
レート38が前進して第4図の如き録音再生状態にヘッ
ドプレート1及びピンチローラプレート2が移動するの
である。
■停止及び電源オフ状態 第5図の再生録音状態または第8ffiの頭出し状態か
らテーププレーヤを停止したり或いは電源を切った場合
には、保持プランジャ25に対する給電が断たれ保持プ
ランジャプレート22はその軸であるピン23を中心と
して自由に回動し得る様になる。すると、保持プランジ
ャプレート22上のヘッドプレート用ロックプレート2
8とヘッドプレート制御ビン8との係合が外れ、ヘッド
プレート制御ビン8及びこれに一体化されたヘッドプレ
ート1は元の停止状態(第2図参照)に向f’Xつて移
動することが可能となる。
なお、録音再生状態から電源を切った場合は、前記の頭
出し状態を経由してからヘッドプレート制御ビン8とヘ
ッドプレート用ロックプレート28との係合が外れる。
この場合に、ヘッドプレート制御ビン8の押圧力によっ
て保持プランジャプレート22は保持プランジャ25と
反対側に大きく回動するが、保持プランジャプレート2
2に設けた制御ピン26はピンチローラプレート2に設
けた再ロツク用制御孔20の横方向の溝部に入り込むの
で、この制御ピン26が保持プランジャプレート22の
回動を妨げることは無い。
この様にしてヘッドプレート用ロックプレート2Bの係
止を解除されたヘッドプレート1は、既にピンチローラ
プレート用ロックプレート33から開放されて停止位質
(顧出し状態の位置と同じ)にまで後退しているピンチ
ローラプレート2と同じ位置にまで後退する。その結果
、ヘッドプレート1上のヘッド3及びピンチローラプレ
ート2上の左右のピンチローラ14.14がカセットバ
ックやそのテープと完全に離れるので、カセットバック
のイジェクトを行うことが可能となる。
(f)効果。
以上の実施例に示す通り、本発明の頭出し機構は、一本
の保持プランジャプレート22上にヘッドプレート用ロ
ックプレート28とピンチローラプレート用ロックプレ
ート33とを設けると共に、これらのロックプレート2
8及び33に対しヘッドプレート側の制御ピン8とピン
チローラプレート側のmsビン19とを一定の時Ill
差を持って保合させることにより、保持プランジャ25
の第一回目の吸引解除に当ってはヘッドプレート1を頭
出し位−にまたピンチローラプレート2を後退位置に設
定し、第二回目の吸引解除時においてヘッドプレート1
とピンチローラプレート2とを共に後退位置に移動させ
る様にしたものである。従って、本発明によれば、−個
の保持プランジャ25を使用してヘッドプレート1を三
段階に亙っで移動させることができると共にピンチロー
ラプレート2を二段階に移動させることが可能となる。
その結果、ヘッドプレートとピンチローラプレートとに
それぞれ専用の保持プランジャを設けていた従来型に比
較すると、保持プランジャプレートの数が半減し、制御
1lvII4構全体の構成の単純化及びそれに伴う組立
作業工数の簡略化を達成することが可能となる。また、
保持プランジャ25が一個で良い為ヘッドプレートとピ
ンチローラプレートとの移動のタイミングを取ることも
容易となり、正確な動作を行うことのできる頭出し機構
を得るこ。
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明たるテーププレーヤの頭出し機構の一例
を示す正面図で1h−)で、特にヘッドプレート1及び
ピンチローラプレート2を示すものである。第2図は本
発明におけるヘッドプレート1及びピンチローラプレー
ト2の制御機構を示す正面図、第3図は同上側面図、第
4図同上底面図、第5図は制御機構の再生録音状態を示
す正面図、第6図は再生録音状態の解除時を示す正面図
、第7図は頭出し状態への移行を示す正面図、第8図は
頭出し状態を示す正面図、第9図は頭出し状態から第2
!!Iの停止状態への移行を示す正面図である。 B・・・テーププレーヤの基板、1・・・ヘッドプレー
ト、2・・・ピンチローラプレート、3・・・ヘッド、
4・・・ガイド孔、5.5・・・ガイド孔、6・・・ガ
イドピン、7.7・・・バックガイドピン、8・・・ヘ
ッドプレート制御ピン、9・・・押圧部、10・・・ガ
イド孔、11.11・・・ガイド孔、12.12・・・
スプリング、13.13・・・キャプスタン軸、14゜
14・・・ピンチローラ、15・・・保持枠、16・・
・取付軸、17・・・支軸、18.18・・・圧着解除
部、19・・・ピンチローラプレート制御ピン、20・
・・再ロツク用制御孔、21・・・再ロツク用突起部、
22・・・保持プランジャプレート、23・・・ピン、
24・・・可動片、25・・・保持プランジャ、26・
・・制御ピン、27・・・透孔、28・・・ヘッドプレ
ート用ロックプレート、29・・・ピン、30・・・バ
ネ、31・・・ストッパ、32・・・係合部、33・・
・ピンチローラプレート用ロックプレート、34・・・
ピン、35・・・バネ、36・・・ストッパ、37・・
・係合部、38・・・回動プレート、39・・・透孔、
40・・・ローラ、41・・・突条、42・・・段部、
43・・・パワープレート、44・・・押圧ピン、50
・・・再ロツク用アクチェータ、51・・・再通電用ス
イッチ、52・・・スプリング、53・・・透孔、54
・・・スプリング。 出願人 クラリオン株式会社 −29= 第8 図 η 第9図 2 ど9

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 前端をテーププレーヤに対し回動自在に取付けた保持プ
    ランジャプレートと、この保持プランジャプレートを吸
    引保持する保持プランジャとを具え、この保持プランジ
    ャプレートにはピンチローラプレートに設けた再ロツク
    用制御孔に案内される保持プランジャプレート用制御ピ
    ンが固定され、再ロツク用制御孔には保持プランジャプ
    レート用制御ピンを押圧して保持プランジャプレートを
    保持プランジャ側に移動させる再ロツク突起部が設けら
    れ、保持プランジャプレートにおける前端側にはヘッド
    プレートの後退時においてのみヘッドプレートに設けた
    ヘッドプレート制御ピンを係止するヘッドプレート用ロ
    ックプレートが設けられ、−力保持プランジャプレート
    の後端側にはピンチローラプレートの後退時にのみピン
    チローラプレートに設けたピンチローラプレート制御ピ
    ンを係止するピンチローラプレート用ロックプレートが
    設けられ、更にピンチローラプレートにはその後退時に
    おいて保持プランジャの再通電用スイッチスイッチを作
    動させる再ロツク用アクチェータが設けられていること
    を特徴とするテーププレーヤの頭出し機構。
JP56133949A 1981-08-28 1981-08-28 テ−ププレ−ヤの頭出し機構 Granted JPS5835748A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56133949A JPS5835748A (ja) 1981-08-28 1981-08-28 テ−ププレ−ヤの頭出し機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60211650A (ja) * 1984-04-04 1985-10-24 Tanashin Denki Co テ−プレコ−ダ
JPS61222053A (ja) * 1985-03-27 1986-10-02 Fujitsu Ten Ltd カセツトデツキ

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JPS60211650A (ja) * 1984-04-04 1985-10-24 Tanashin Denki Co テ−プレコ−ダ
JPS61222053A (ja) * 1985-03-27 1986-10-02 Fujitsu Ten Ltd カセツトデツキ

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