JPS5835624B2 - 振動減衰材 - Google Patents
振動減衰材Info
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- JPS5835624B2 JPS5835624B2 JP7098179A JP7098179A JPS5835624B2 JP S5835624 B2 JPS5835624 B2 JP S5835624B2 JP 7098179 A JP7098179 A JP 7098179A JP 7098179 A JP7098179 A JP 7098179A JP S5835624 B2 JPS5835624 B2 JP S5835624B2
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- vibration damping
- vinyl acetate
- damping material
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Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は振動減衰材の改良に関する。
従来より車輌、機械、建築材料等の構造部材の振動又は
騒音を防止するために、部材表面にシート状の振動減衰
材を貼りつげたり、スプレー等によって振動減衰材を塗
布する等の対策がとられている。
騒音を防止するために、部材表面にシート状の振動減衰
材を貼りつげたり、スプレー等によって振動減衰材を塗
布する等の対策がとられている。
又振動減衰材を遮音板の中間層として用いることもなさ
れている。
れている。
このような振動減衰材は、一般にゴム状物質に、軟化剤
、無機質充填剤を添加した組成物から成り、特に振動減
衰特性をあげるために、組成物は軟化剤を多く、かつ未
加硫の状態で使用されるのが普通である。
、無機質充填剤を添加した組成物から成り、特に振動減
衰特性をあげるために、組成物は軟化剤を多く、かつ未
加硫の状態で使用されるのが普通である。
ところがこのような振動減衰材は、上記の構造部材に貼
りつげられた場合は、それが在住にして６０℃以上の高
温にまで上昇するので軟化しやすく変形してしまうとい
う欠点があった。
りつげられた場合は、それが在住にして６０℃以上の高
温にまで上昇するので軟化しやすく変形してしまうとい
う欠点があった。
この対策として無機質充填剤を増量させることも考えら
れるがその場合シートの加工性、可撓性が悪くなり、し
かも振動減衰特性が低下するという難点があった。
れるがその場合シートの加工性、可撓性が悪くなり、し
かも振動減衰特性が低下するという難点があった。
又加硫剤や照射により加硫する事も考えられるが、この
場合も振動減衰特性は大幅に低下するという難点があっ
た。
場合も振動減衰特性は大幅に低下するという難点があっ
た。
本発明者等はかかる従来の難点を解消すべく鋭意研究を
すすめた結果、高酢酸ビニル含量の、通常では軟質、低
軟化点のエチレン−酢酸ビニル共重合体に、少量のクレ
ーとアミン塩から成る形状保持材を添加することにより
、熱軟化特性が改善され、しかも振動減衰特性も向上さ
れさらに加工性、成形性、可撓性等の諸特性まで改善さ
れることを見い出した。
すすめた結果、高酢酸ビニル含量の、通常では軟質、低
軟化点のエチレン−酢酸ビニル共重合体に、少量のクレ
ーとアミン塩から成る形状保持材を添加することにより
、熱軟化特性が改善され、しかも振動減衰特性も向上さ
れさらに加工性、成形性、可撓性等の諸特性まで改善さ
れることを見い出した。
本発明に使用されるクレーとアミン塩の混合物から成る
形状保持材は、アンカーケミカル社から「ステイフナ−
ＤＳＣＪとして市販されている。
形状保持材は、アンカーケミカル社から「ステイフナ−
ＤＳＣＪとして市販されている。
この形状保持材は従来二未加硫のゴムに、そのゴムのム
ーニー粘度を高める目的で使用されてきたが、プラスチ
ックに使用されることは今まで行なわれておらず、又振
動減衰特性に及ぼす影響についてもこれまで検討されて
いなかった。
ーニー粘度を高める目的で使用されてきたが、プラスチ
ックに使用されることは今まで行なわれておらず、又振
動減衰特性に及ぼす影響についてもこれまで検討されて
いなかった。
なお本発明者等の実験によれば、この形状保持材を、振
動減衰材として使用されている他の未加硫ゴムに配合し
た場合、いずれも熱軟化特性がいく分改善されるものの
、振動減衰特性としては満足のいくものは得られなかっ
た。
動減衰材として使用されている他の未加硫ゴムに配合し
た場合、いずれも熱軟化特性がいく分改善されるものの
、振動減衰特性としては満足のいくものは得られなかっ
た。
本発明は以上のような知見に基づいてなされたもので、
酢酸ビニル含量５０〜８０％のエチレン−酢酸ビニル共
重合体に、無機質充填剤、軟化剤を配合して成る振動減
衰材用組成物に、クレーとアミン塩の混合物から成る形
状保持材を０．１〜５ＰＨＲ添加せしめ、シート状に成
形した振動減衰材を提供しようとするものである。
酢酸ビニル含量５０〜８０％のエチレン−酢酸ビニル共
重合体に、無機質充填剤、軟化剤を配合して成る振動減
衰材用組成物に、クレーとアミン塩の混合物から成る形
状保持材を０．１〜５ＰＨＲ添加せしめ、シート状に成
形した振動減衰材を提供しようとするものである。
本発明に使用される酢酸ビニル含量５０〜８０％のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体には、例えばエバスレン３１
０ｐ（犬日本インキ社製商品名、酢酸ビニル含量７０％
）、エバスレン４５０ｐ（同商品名、酢酸ビニル含量６
０％）がある。
レン−酢酸ビニル共重合体には、例えばエバスレン３１
０ｐ（犬日本インキ社製商品名、酢酸ビニル含量７０％
）、エバスレン４５０ｐ（同商品名、酢酸ビニル含量６
０％）がある。
無機質充填材としては炭酸カルシウム、マイカ等があげ
られ、エチレン−酢酸ビニル共重合体１００重量部に対
して５０〜２００重量部が好ましい。
られ、エチレン−酢酸ビニル共重合体１００重量部に対
して５０〜２００重量部が好ましい。
５０重量部以下ではシート状に成形しにくく、２００重
量部以上では加工性、可撓性が悪く※※なる。
量部以上では加工性、可撓性が悪く※※なる。
又軟化剤としては、プロセス油、アスファルト等が使用
でき、エチレン−酢酸ビニル共重合体１００重量部に対
して１〜５０重量部が好ましい。
でき、エチレン−酢酸ビニル共重合体１００重量部に対
して１〜５０重量部が好ましい。
５０重量部以上では熱軟化特性、成形性が低下する。
本発明に使用されるクレーとアミン塩の混合物から成る
形成保持材はエチレン−酢酸ビニル共重合体１００重量
部に対して０．１〜５重量部が好ましく、０．１重量部
以下では熱軟化特性が改善されず５重量部以上では熱軟
化特性、振動減衰特性はかえって低下するので好ましく
ない。
形成保持材はエチレン−酢酸ビニル共重合体１００重量
部に対して０．１〜５重量部が好ましく、０．１重量部
以下では熱軟化特性が改善されず５重量部以上では熱軟
化特性、振動減衰特性はかえって低下するので好ましく
ない。
なお、以上の配合には、本発明の効果を喪失させない範
囲において、カイノール（日本カイノール社製商品名、
フェノール繊維）の如き不燃性有機繊維やデカフロムジ
フェニルエーテルのような公知の難燃剤、老化防止剤（
２・２・４−トリメチル−１・２ジヒドロキノリン等）
、カーボンのような耐候性付与剤を添加しても良い。
囲において、カイノール（日本カイノール社製商品名、
フェノール繊維）の如き不燃性有機繊維やデカフロムジ
フェニルエーテルのような公知の難燃剤、老化防止剤（
２・２・４−トリメチル−１・２ジヒドロキノリン等）
、カーボンのような耐候性付与剤を添加しても良い。
本発明の振動減衰剤は以上の各成分を通常の方法により
ロール混練し、シート状に成形して得られる。
ロール混練し、シート状に成形して得られる。
次に実施例について記載する。
実施例
以上の実施例から明らかなように本発明の振動減衰材は
熱軟化特性、成形性、加工性、可撓性、さらに振動減衰
特性にすぐれた性能を発揮するものである。
熱軟化特性、成形性、加工性、可撓性、さらに振動減衰
特性にすぐれた性能を発揮するものである。
Claims (1)
- １ 酢酸ビニル含量５０〜８０％のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、無機質充填剤、軟化剤から成る振動減衰材
用組成物に、クレーとアミン塩の混合物から成る形状保
持材をｏ、ｉ〜５ＰＨＲ添加せしめ、シート状に成形し
てなることを特徴とする振動減衰材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7098179A JPS5835624B2 (ja) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | 振動減衰材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7098179A JPS5835624B2 (ja) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | 振動減衰材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56847A JPS56847A (en) | 1981-01-07 |
| JPS5835624B2 true JPS5835624B2 (ja) | 1983-08-03 |
Family
ID=13447205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7098179A Expired JPS5835624B2 (ja) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | 振動減衰材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5835624B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6336232Y2 (ja) * | 1983-03-29 | 1988-09-26 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2247906B1 (es) * | 2004-01-20 | 2007-05-01 | Asociacion Empresarial De Investigacion, Centro Tecnologico Del Calzado De La Region De Murcia. | Nuevas composiciones para materiales de construccion y sus aplicaciones. |
-
1979
- 1979-06-06 JP JP7098179A patent/JPS5835624B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6336232Y2 (ja) * | 1983-03-29 | 1988-09-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56847A (en) | 1981-01-07 |
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