JPS5835618B2 - 熱可塑性材料の発泡性ビ−ズのモノマ−含量減少方法 - Google Patents
熱可塑性材料の発泡性ビ−ズのモノマ−含量減少方法Info
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- JPS5835618B2 JPS5835618B2 JP54070017A JP7001779A JPS5835618B2 JP S5835618 B2 JPS5835618 B2 JP S5835618B2 JP 54070017 A JP54070017 A JP 54070017A JP 7001779 A JP7001779 A JP 7001779A JP S5835618 B2 JPS5835618 B2 JP S5835618B2
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F6/00—Post-polymerisation treatments
- C08F6/006—Removal of residual monomers by chemical reaction, e.g. scavenging
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J9/00—Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof
- C08J9/22—After-treatment of expandable particles; Forming foamed products
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は低残留モノマー含量を有する発泡性熱可塑性ビ
ーズの製法に関する。
ーズの製法に関する。
発泡性熱可塑性ビーズ、例えばポリ(ビニリデンクロリ
ド−アクリロニトリル)、ポリスチレンまたはポリ(ス
チレン−アクリロニトリル)ビーズは、1種またはいく
つかの沈殿防止剤、炭化水素発泡剤および重合開始剤を
含む水性媒体中に液体モノマーを分散させる懸濁重合法
により工業的に製造される。
ド−アクリロニトリル)、ポリスチレンまたはポリ(ス
チレン−アクリロニトリル)ビーズは、1種またはいく
つかの沈殿防止剤、炭化水素発泡剤および重合開始剤を
含む水性媒体中に液体モノマーを分散させる懸濁重合法
により工業的に製造される。
重合の初期段階で、モノマーと発泡剤はただ1相の液滴
を形成する。
を形成する。
重合の後期段階で、発泡剤はポリマー相に不溶となりポ
リマー液滴中の小混在物の形にて別個の相を形成する。
リマー液滴中の小混在物の形にて別個の相を形成する。
得られるビーズは、液体の揮発性発泡剤を含むポリマー
シェルを含む。
シェルを含む。
発泡剤の沸点より高い温度およびポリマーの軟化点より
高い温度、例えば1 ポリ(ビニリデンクロリド−アク
リロニトリル)ビーズについては約70℃に、ビーズを
加熱することにより、ビーズは発泡する。
高い温度、例えば1 ポリ(ビニリデンクロリド−アク
リロニトリル)ビーズについては約70℃に、ビーズを
加熱することにより、ビーズは発泡する。
ビーズは、例えば絶縁工業または梱包工業において種々
の用途に用いられる気泡質材料の製造のために用いられ
得)る。
の用途に用いられる気泡質材料の製造のために用いられ
得)る。
全ての重合技法における重大な問題は残留モノマー含量
である。
である。
モノマーは多少毒性でありそして重合を100%転化率
にまで実施するのは不可能であるから、生ずるポリマー
およびプロセス水1 は残留モノマーで汚染される。
にまで実施するのは不可能であるから、生ずるポリマー
およびプロセス水1 は残留モノマーで汚染される。
この問題は発泡性ビーズの重合の場合に顕著であり、そ
れはこれらが第3相即ち発泡剤をも含み、その中にモノ
マーが溶解し得るからである。
れはこれらが第3相即ち発泡剤をも含み、その中にモノ
マーが溶解し得るからである。
コポリマー例えばポリ(ビニリデンクロリドアクリロニ
トリル)およびポリ(スチレン−アクリロニトリル)中
に大量のアクリロニトリルが存すると、プロセス水中の
遊離アクリロニトリルおよびビーズ中の残留アクリロニ
トリルはビーズ取扱者の健康危険を増すから、適用用途
およびその市場が大幅に制限される。
トリル)およびポリ(スチレン−アクリロニトリル)中
に大量のアクリロニトリルが存すると、プロセス水中の
遊離アクリロニトリルおよびビーズ中の残留アクリロニ
トリルはビーズ取扱者の健康危険を増すから、適用用途
およびその市場が大幅に制限される。
最近特にポリビニルクロリド技術において、残留モノマ
ーからポリマーを精製するための種々の方法、いわゆる
ストリッピングが提案された。
ーからポリマーを精製するための種々の方法、いわゆる
ストリッピングが提案された。
最も普通の方法は、ポリマー相からのモノマーの拡散を
もたらすために高められた温度を用いることに関する。
もたらすために高められた温度を用いることに関する。
高められた温度はモノマーの可動性を増してポリマーを
可塑化し、そしてこれらの要因の両方がストリッピング
速度を増す。
可塑化し、そしてこれらの要因の両方がストリッピング
速度を増す。
今日ポリビニルクロリドからビニルクロリドをストリッ
ピングするために最も普通に用いられている方法は、生
ずるポリマーとプロセス水とを80−125°Cにて外
囲圧力にて水蒸気で処理することである。
ピングするために最も普通に用いられている方法は、生
ずるポリマーとプロセス水とを80−125°Cにて外
囲圧力にて水蒸気で処理することである。
ある方法においては、ストリッピングは減圧にて実施さ
れる。
れる。
斯くの如き方法は例えば独国特許出願公開公報第252
1’780号に記されている。
1’780号に記されている。
これらの方法は発泡性ビーズからのモノマーのストリッ
ピングには使用できない。
ピングには使用できない。
というのはこれらの発泡性ビーズは熱や圧力に非常に敏
感だからである。
感だからである。
高温および低圧にてビーズは発泡剤に依存して発泡する
。
。
もう1つの問題は、発泡性ビーズ中のモノマーおよび特
にアクリロニトリルはビニルクロリドよりも一層水溶性
であり、そのため水相からの除去がより一層困難である
ことである。
にアクリロニトリルはビニルクロリドよりも一層水溶性
であり、そのため水相からの除去がより一層困難である
ことである。
さらに、発泡性ビーズの製造に通常用いられるモノマー
の多くは高沸点を有し、そのため温度上昇によって水相
から除去するのが困難である。
の多くは高沸点を有し、そのため温度上昇によって水相
から除去するのが困難である。
かようにアクリロニトリルは77℃、スチレンは145
℃およびビニリデンクロリドは32℃の沸点を有し、一
方ビニルクロリドの沸点は一14℃である。
℃およびビニリデンクロリドは32℃の沸点を有し、一
方ビニルクロリドの沸点は一14℃である。
ビーズ内の発泡剤濃度が高くそしてストリッピング温度
が高いと、ビーズ内にかなりの圧力が生じ、そしてこれ
らはストリッピング装置の未充填またはガス充填部分内
で膨張する。
が高いと、ビーズ内にかなりの圧力が生じ、そしてこれ
らはストリッピング装置の未充填またはガス充填部分内
で膨張する。
予備発泡ビーズは未発泡ビーズからp過または他の手段
によって分離されなげればならず、またこれらは廃棄物
量を増すから、問題が生ずる。
によって分離されなげればならず、またこれらは廃棄物
量を増すから、問題が生ずる。
ストリッピング中に高圧例えば500−1500KPa
の不活性ガス例えば窒素を適用することによってビーズ
の予備発泡を防ぐ試みがなされた。
の不活性ガス例えば窒素を適用することによってビーズ
の予備発泡を防ぐ試みがなされた。
しかし、これによっては予備発泡ビーズは回避されない
。
。
ガスは実際にビーズ外部に高圧を与えない。
ビーズの内側のガスとストリッピング装置内の「自由容
積」中のガスとの間に平衡が確立される。
積」中のガスとの間に平衡が確立される。
ビーズは「自由容積」およびビーズ内の炭化水素の高圧
の故に発泡し続ける。
の故に発泡し続ける。
本発明によると、ビーズの予備発泡を大幅に減少する。
発泡性ビーズのためのストリッピング法が提供される。
本発明によると、発泡剤の存在下における水性懸濁液中
のエチレン系不飽和モノマーまたはエチレン系不飽和モ
ノマー混合物を重合させることにより製造された発泡性
熱可塑性ビーズ中のモノマー含量は、得られた発泡性ビ
ーズおよび水のスラリーを水溶性開始剤の存在下に、液
体媒体で完全に満たされた容器内で約65℃より高い温
度に加熱することによって減少せしめられる。
のエチレン系不飽和モノマーまたはエチレン系不飽和モ
ノマー混合物を重合させることにより製造された発泡性
熱可塑性ビーズ中のモノマー含量は、得られた発泡性ビ
ーズおよび水のスラリーを水溶性開始剤の存在下に、液
体媒体で完全に満たされた容器内で約65℃より高い温
度に加熱することによって減少せしめられる。
発泡性ビーズの熱処理中に完全に液体媒体で満たされた
容器を用いることによって、ビーズがストリッピング工
程中に発泡するのを防止する圧力が液体によりビーズ表
面に適用される。
容器を用いることによって、ビーズがストリッピング工
程中に発泡するのを防止する圧力が液体によりビーズ表
面に適用される。
発泡性ビーズ中の残留モノマーは水相中のモノマーと平
衡状態にある。
衡状態にある。
水溶性開始剤によりもたらされる重合によって水相中に
モノマーが排除される時に、モノマーがさらにビーズお
よび発泡剤から水相中に拡散し、そしてこの工程がスト
リッピング工程として作用すると信じられる。
モノマーが排除される時に、モノマーがさらにビーズお
よび発泡剤から水相中に拡散し、そしてこの工程がスト
リッピング工程として作用すると信じられる。
比較的高温の故に拡散はかなり急速である。
好適には使用容器は重合用オートクレーブであるが、適
切な容器のいずれをも使用できる。
切な容器のいずれをも使用できる。
例えば外部液体圧力源、例えば部分的に液体媒体を満た
されそして水面に圧力を適用するために適切な手段を有
した水管または膨張タンクに、オートクレーブを接続す
ることにより、ビーズスラリーの熱処理中にオートクレ
ーブに容易に充填し得る。
されそして水面に圧力を適用するために適切な手段を有
した水管または膨張タンクに、オートクレーブを接続す
ることにより、ビーズスラリーの熱処理中にオートクレ
ーブに容易に充填し得る。
適切には容器は水添加により満たされた状態に保たれる
。
。
しかし、適切な液体のいずれをも使用でき、例えばスト
リッピングをオートクレーブと別個の容器中で実施する
時には、発泡性ビーズのための重合オートクレーブから
のプロセス水を用い得る。
リッピングをオートクレーブと別個の容器中で実施する
時には、発泡性ビーズのための重合オートクレーブから
のプロセス水を用い得る。
ストリッピング工程のためにオートクレーブと別個の容
器を用いる場合には、容器を満たすためにまたは重合後
に得られるビーズ′および水のスラリーの1部をストリ
ッピング工程に供するために、さらに液体媒体例えば水
を添加することも熱論本発明の範囲内である。
器を用いる場合には、容器を満たすためにまたは重合後
に得られるビーズ′および水のスラリーの1部をストリ
ッピング工程に供するために、さらに液体媒体例えば水
を添加することも熱論本発明の範囲内である。
スラリー処理温度範囲は広範囲に変化でき、より一層高
い温度はより一層効果的なストリッピングを与える。
い温度はより一層効果的なストリッピングを与える。
温度は65℃を越えるべきであり、そして上限は経済性
に大幅に依存しそして150℃に設定され得る。
に大幅に依存しそして150℃に設定され得る。
温度が対象ポリマーのガラス転移温度を越える時に良好
な結果が得られる。
な結果が得られる。
適切には範囲は70−120℃好適には75−95℃の
間隔である。
間隔である。
ストリッピング速度はまた、スラリーが熱処理に供され
る時間にも依存し、そして例えば75℃においてアクリ
ロニトリル/ポリビニリデンクロリドビーズのために適
切な時間は15分から8時間である。
る時間にも依存し、そして例えば75℃においてアクリ
ロニトリル/ポリビニリデンクロリドビーズのために適
切な時間は15分から8時間である。
より一層高い温度において、時間は短縮されることがで
き、そして95℃のストリッピング温度において、ビー
ズおよびプロセス水のモノマー含量は1時間で充分に減
少せしめられ得る。
き、そして95℃のストリッピング温度において、ビー
ズおよびプロセス水のモノマー含量は1時間で充分に減
少せしめられ得る。
満たされた容器への必要圧力は、温度と発泡剤の種類の
関数であり、簡単な試験により容易に測定され得る。
関数であり、簡単な試験により容易に測定され得る。
低沸点発泡剤は当然より一層高い圧力を必要とする。
さもなくば、ビーズは発泡しそして容器内圧力はある量
の液体媒体を膨張タンクに戻してしまうであろうからで
ある。
の液体媒体を膨張タンクに戻してしまうであろうからで
ある。
従っである発泡剤のための膨張タンク内の最低圧力は、
液体媒体がタンクに戻されないような値であるべきであ
る。
液体媒体がタンクに戻されないような値であるべきであ
る。
例えば発泡剤としてペンタンを有するポリスチレンビー
ズのために必要な圧力は75−95℃にて500−20
00kP、aの範囲内であり、一方沸点約−12°Cの
イソブタンは同一温度にて1000−2500pKa
の範囲の圧力を必要とする。
ズのために必要な圧力は75−95℃にて500−20
00kP、aの範囲内であり、一方沸点約−12°Cの
イソブタンは同一温度にて1000−2500pKa
の範囲の圧力を必要とする。
エチレン系不飽和モノマーのために適切な水溶性開始剤
の例としては、周知の無機ラジカル開始剤例えば過酸化
水素および過硫酸カリウムまたは過硫酸アルミニウム、
または有機ラジカル開始剤例えばヒドロペルオキシド、
シクロヘキサノンペルオキシドまたはメチルインブチル
ケトンペルオキシドを挙げ得る。
の例としては、周知の無機ラジカル開始剤例えば過酸化
水素および過硫酸カリウムまたは過硫酸アルミニウム、
または有機ラジカル開始剤例えばヒドロペルオキシド、
シクロヘキサノンペルオキシドまたはメチルインブチル
ケトンペルオキシドを挙げ得る。
水溶性開始剤混合物または、水溶性開始剤とモノマー可
溶性開始剤例えばペルオキシド例えばラウロイルペルオ
キシド、ペルオキシジカーボネート例えばセチルペルオ
キシジカーボネートまたはアゾ化合物との組合せ物を添
加するのも本発明の範囲内である。
溶性開始剤例えばペルオキシド例えばラウロイルペルオ
キシド、ペルオキシジカーボネート例えばセチルペルオ
キシジカーボネートまたはアゾ化合物との組合せ物を添
加するのも本発明の範囲内である。
水溶性開始剤量は充填モノマー重量に基づいて0.01
−5%好適には0.1−2%の範囲内であり得る。
−5%好適には0.1−2%の範囲内であり得る。
適切な液体揮発性発泡剤は、石油エーテル、ペンタン、
インペンタン、ネオ−ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、
シクロペンクン、シクロヘキサン、イン−ブチレン、n
−ブタン、およびイソ−ブタンである。
インペンタン、ネオ−ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、
シクロペンクン、シクロヘキサン、イン−ブチレン、n
−ブタン、およびイソ−ブタンである。
発泡剤は既知法によりモノマーに基づいて2−95、好
適には5−40重量%の量にて用いられる。
適には5−40重量%の量にて用いられる。
本発明の方法は、発泡剤含有ポリマービーズを形成し得
る全てのエチレン系不飽和モノマーまたは斯くの如きモ
ノマーの混合物に適用できる。
る全てのエチレン系不飽和モノマーまたは斯くの如きモ
ノマーの混合物に適用できる。
斯くの如きモノマーの例としてはスチレン、ビニリデン
クロリド、アクリルエステル、メタクリルエステル、ア
クリロニトリルおよびメタクリロニトリルを挙げ得る。
クロリド、アクリルエステル、メタクリルエステル、ア
クリロニトリルおよびメタクリロニトリルを挙げ得る。
この方法は好適にはスチレンとその重量の40%までの
共重合性エチレン系不飽和モノマーとの発泡性ビーズ、
特にスチレンとスチレンに基づいて40重量%までのア
クリロニトリルとの共重合、またはビニリデンクロリド
とビニリデンクロリドに基づいて40重量%までのアク
リロニトリルまたはビニルクロリドとの共重合、特に6
5−90重量%のビニリデンクロリドと35−10重量
%のアクリロニトリルとの共重合による発泡性ビーズに
用いられる。
共重合性エチレン系不飽和モノマーとの発泡性ビーズ、
特にスチレンとスチレンに基づいて40重量%までのア
クリロニトリルとの共重合、またはビニリデンクロリド
とビニリデンクロリドに基づいて40重量%までのアク
リロニトリルまたはビニルクロリドとの共重合、特に6
5−90重量%のビニリデンクロリドと35−10重量
%のアクリロニトリルとの共重合による発泡性ビーズに
用いられる。
最も好適にはビーズは、1種のコモノマーがアクリロニ
トリルまたはメタクリロニトリルである共重合体により
製造される。
トリルまたはメタクリロニトリルである共重合体により
製造される。
この方法の主な特徴は、熱処理中に液体媒体で完全に満
たされた容器を用いることである。
たされた容器を用いることである。
前記のモノマーから発泡性ビーズを製造するための全て
の既知重合処方を適用できることは明らかであろう。
の既知重合処方を適用できることは明らかであろう。
熱論、部分的に水で満たされそして水面に圧力をかえる
ために適切な手段を有する外部圧力源または膨張タンク
に反応器を接続することにより、重合中にまたは重合の
最終部分の間に反応器を満たした状態に保ち得る。
ために適切な手段を有する外部圧力源または膨張タンク
に反応器を接続することにより、重合中にまたは重合の
最終部分の間に反応器を満たした状態に保ち得る。
1つの具体例によると、ビーズ重合は70%転化率好適
には95%の転化率の後に中断され、その後に水溶性開
始剤が充填されそしてオートクレーブが満たされ、最終
重合中に本発明に従って温度が上げられる。
には95%の転化率の後に中断され、その後に水溶性開
始剤が充填されそしてオートクレーブが満たされ、最終
重合中に本発明に従って温度が上げられる。
例1
(比較試験)
攪拌器および反応媒体の加熱冷却のためのマントルを備
えた137反応器内で重合実験を実施した。
えた137反応器内で重合実験を実施した。
反応器を外部タンクに接続し、このタンクはまた反応器
にモノマー混合物を充填するためにも用いられた。
にモノマー混合物を充填するためにも用いられた。
系の評価のために次の処方を用いた:
ビニリデンクロリド/アクリロニド ioo、o部すル
比70:30 発泡剤、ペンタン 10.0部沈殿
防止剤、ポリビニルアルコール 1.0部沈殿防止
剤、シリカ系コロイド 0.5部開始剤、ラウ
リルペルオキシド 1.0部水
400.0部水s、oAと沈殿
防止剤を反応器に充填し、反応器から900sの間排気
した。
比70:30 発泡剤、ペンタン 10.0部沈殿
防止剤、ポリビニルアルコール 1.0部沈殿防止
剤、シリカ系コロイド 0.5部開始剤、ラウ
リルペルオキシド 1.0部水
400.0部水s、oAと沈殿
防止剤を反応器に充填し、反応器から900sの間排気
した。
外部タンクから反応器にビニリデンクロリド、アクリロ
ニトリル、ペンタンおよび開始剤(合計2.9J)を充
填した。
ニトリル、ペンタンおよび開始剤(合計2.9J)を充
填した。
温度を55℃に上げそして12時間保った。
重合中に反応器と外部タンクとの接続を断ち、この条件
下で圧力は約500 kPa に上がった。
下で圧力は約500 kPa に上がった。
反応器を55℃から約25℃に冷却した。
生じたビーズ懸濁液は予備発泡ビーズを含まず、そして
スクリーンDIN60上に集められた廃棄物量は充填モ
ノマー1000S’当り約151であった。
スクリーンDIN60上に集められた廃棄物量は充填モ
ノマー1000S’当り約151であった。
ビーズ中の残留モノマー量は次の如くであった:アクリ
ロニトリル3200■/kygよびビニリデンクロリド
290001ru?/kg。
ロニトリル3200■/kygよびビニリデンクロリド
290001ru?/kg。
プロセス水中のアクリロニトリルモノマーの量は141
0■/kgであった。
0■/kgであった。
例2
(比較試験)
例1と同じ処方および手順にて重合を実施した。
しかし、12時間の重合の後に、水溶液中の過硫酸カリ
ウム1.0部を反応器に充填し温度を75℃に上げ4時
間保った。
ウム1.0部を反応器に充填し温度を75℃に上げ4時
間保った。
廃棄物量は充填モノマー1000P当り100?より多
かった。
かった。
ビーズ中の残留モノマー量は次の如くであった:アクリ
ロニトリル50■/kyおよびビニリデンクロリド15
001v/kg、およびプロセス水中のアクリロニトリ
ル量は30m9/kgであった。
ロニトリル50■/kyおよびビニリデンクロリド15
001v/kg、およびプロセス水中のアクリロニトリ
ル量は30m9/kgであった。
この例かられかる如く、ビーズおよびプロセス水中のモ
ノマー含量はかなり減少したがしかし予備発泡ビーズ量
は許容できぬ位高かった。
ノマー含量はかなり減少したがしかし予備発泡ビーズ量
は許容できぬ位高かった。
例3
例1と同じ処方および手順を用いて重合を実施した。
但し12時間の重合後に、水溶液中の過硫酸カリウム1
.0部を反応器に充填した。
.0部を反応器に充填した。
反応器を外部タンクに接続し、そして850kPa の
圧力にてタンクからの水で完全に反応器を満たした状態
に保った。
圧力にてタンクからの水で完全に反応器を満たした状態
に保った。
温度を75℃に上げ4時間保った。廃棄物量は充填モノ
マー1000S’当り15Pであった。
マー1000S’当り15Pであった。
ビーズ中の残留モノマー量は次の如くであった:アクリ
ロニトリル50mp/kgおよびビニリデンクロリド1
450m9/kg。
ロニトリル50mp/kgおよびビニリデンクロリド1
450m9/kg。
プロセス水中のアクリロニトリル量は25■/kgであ
った。
った。
本発明に従って反応器に水を完全に満たした状態に保つ
ことにより、ビーズおよびプロセス水中のモノマー含量
を大幅に減少させそして予備発泡ビーズ量を最小に保ち
得た。
ことにより、ビーズおよびプロセス水中のモノマー含量
を大幅に減少させそして予備発泡ビーズ量を最小に保ち
得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 発泡剤の存在下に水性懸濁液中でエチレン系不飽和
モノマーまたはモノマー混合物を重合させることにより
製造された発泡性熱可塑性ビーズのモノマー含量を減少
せしめる方法において、エチレン系不飽和モノマーのた
めの水溶性開始剤の存在下において、得られる発泡性ビ
ーズおよび水のスラリーの少なくとも一部を、モノマー
含量の実質的部分が減少せしめられるまで、液体媒体で
完全に満たされた容器内で65℃より高い温度に加熱す
ることを特徴とする方法。 2 容器が重合用オートクレーブである、特許請求の範
囲第1項記載の方法。 3 温度が65−150℃の間隔以内である、特許請求
の範囲第1項または第2項記載の方法。 4 温度が70−120℃の間隔以内である、特許請求
の範囲第1−3項のいずれかに記載の方法。 5 液体媒体が水である、特許請求の範囲第14項のい
ずれかに記載の方法。 61種のモノマーがアクリロニトリルである、特許請求
の範囲第1−5項のいずれかに記載の方法。 7 得られる発泡性ビーズのスラリーが、水溶性開始剤
の添加前に70%を越える転化率に重合せしめられる、
特許請求の範囲第1−6項のいずれかに記載の方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE7806665A SE429238B (sv) | 1978-06-08 | 1978-06-08 | Sett att reducera monomerhalten i expanderbara termoplastperlor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54163966A JPS54163966A (en) | 1979-12-27 |
JPS5835618B2 true JPS5835618B2 (ja) | 1983-08-03 |
Family
ID=20335152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54070017A Expired JPS5835618B2 (ja) | 1978-06-08 | 1979-06-06 | 熱可塑性材料の発泡性ビ−ズのモノマ−含量減少方法 |
Country Status (15)
Country | Link |
---|---|
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