JPS583270Y2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
誘導加熱調理器Info
- Publication number
- JPS583270Y2 JPS583270Y2 JP1977110368U JP11036877U JPS583270Y2 JP S583270 Y2 JPS583270 Y2 JP S583270Y2 JP 1977110368 U JP1977110368 U JP 1977110368U JP 11036877 U JP11036877 U JP 11036877U JP S583270 Y2 JPS583270 Y2 JP S583270Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- pot
- mounting plate
- induction heating
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は誘導加熱調理器に関する。
誘導加熱調理器は、非磁性高抵抗材料で形成された鍋載
置板の下側に高周波誘導加熱コイルが配置され、鍋載置
板上に載置せられた磁性鍋に渦電流を発生させてこれを
加熱し、磁性鍋内に収容された被調理物を加熱調理する
ようになされている。
置板の下側に高周波誘導加熱コイルが配置され、鍋載置
板上に載置せられた磁性鍋に渦電流を発生させてこれを
加熱し、磁性鍋内に収容された被調理物を加熱調理する
ようになされている。
この調理器において鍋載置板は、陶磁器、結晶化ガラス
等により形成されているのでその板面上に堅い物体を落
した場合等衝撃が加わると破損するおそれがある。
等により形成されているのでその板面上に堅い物体を落
した場合等衝撃が加わると破損するおそれがある。
ところがこの鍋載置板は匣体の上部の周縁に接着剤を充
填介在して直接固定されているので板面上に零した水、
温性等の匣体内への流入は阻止されるが、破損した場合
の交換に際しては接着剤を剥離上なければならず、交換
が極めて困難で、その接着剤の剥離作業において匣体表
面持に匣体−L縁部の装飾面を損傷させて体裁を損う欠
点がある。
填介在して直接固定されているので板面上に零した水、
温性等の匣体内への流入は阻止されるが、破損した場合
の交換に際しては接着剤を剥離上なければならず、交換
が極めて困難で、その接着剤の剥離作業において匣体表
面持に匣体−L縁部の装飾面を損傷させて体裁を損う欠
点がある。
そこで本考案は上述の如き構成された誘導加熱調理器に
おいて、鍋載置板の交換が容易に行えると米にその板上
に零した水、温性等の匣体内への流入を防止できるよう
にした誘導加熱調理器を提供するものである。
おいて、鍋載置板の交換が容易に行えると米にその板上
に零した水、温性等の匣体内への流入を防止できるよう
にした誘導加熱調理器を提供するものである。
即ち本考案は鍋載置板の周縁に、縁枠を接着剤を充填介
在して固定し、匣体の上縁内周に溝部を形成し、その溝
部で縁枠を受けるように鍋載置板を匣体上縁部に嵌合し
て構成したものである。
在して固定し、匣体の上縁内周に溝部を形成し、その溝
部で縁枠を受けるように鍋載置板を匣体上縁部に嵌合し
て構成したものである。
以下本考案の一実施例を図面について説明する。
1は誘導加熱調理器の全体を示し、2は匣体、3は琺瑯
鉄鍋等の如き磁性鍋4を載置する鍋載置板で陶磁器、結
晶化ガラス等の非磁性高抵抗材料により形成され、この
鍋載置板2の周縁には縁枠11が嵌着固定されている。
鉄鍋等の如き磁性鍋4を載置する鍋載置板で陶磁器、結
晶化ガラス等の非磁性高抵抗材料により形成され、この
鍋載置板2の周縁には縁枠11が嵌着固定されている。
縁枠11は断面コ字状に形成され上部に押え部11 a
を、下部に段部11 bを有し、その段部11 bの端
面から下方に当片12が垂下形成されており、縁枠11
の両側部に位置する当片12は下方に延長され、延長部
面12′にはネジ孔13が設けられている。
を、下部に段部11 bを有し、その段部11 bの端
面から下方に当片12が垂下形成されており、縁枠11
の両側部に位置する当片12は下方に延長され、延長部
面12′にはネジ孔13が設けられている。
この縁枠11は鍋載置板2の周縁にその上縁面がら端面
にかけて空隙aが生じるように嵌合され、その空隙aに
例えばシリコン系の接着剤14が充填されて接着固定さ
れる。
にかけて空隙aが生じるように嵌合され、その空隙aに
例えばシリコン系の接着剤14が充填されて接着固定さ
れる。
一方匣体2の上半部の前後面2aに嵌着せる装飾用パネ
ル15の内側部に鍋載置板3に嵌着せる縁枠11と相対
して溝部16が形成され、その内側片16 aは弾力性
が保有されており、また溝部16の端部は匣体2の側面
21)に上下方向に形成された溝部17の上端口17
aと連通されている。
ル15の内側部に鍋載置板3に嵌着せる縁枠11と相対
して溝部16が形成され、その内側片16 aは弾力性
が保有されており、また溝部16の端部は匣体2の側面
21)に上下方向に形成された溝部17の上端口17
aと連通されている。
匣体2の側面2aには縁片11の当片12の延長部面1
2′に設けたネジ孔13と連通する通孔18が設けられ
、その下方には間隙孔19が上下方向に貫設されている
。
2′に設けたネジ孔13と連通する通孔18が設けられ
、その下方には間隙孔19が上下方向に貫設されている
。
20は把手で匣体2の両側面2bの−L半部に当接され
る当板21が一体的に設けられ、この当板21に匣体2
の両側面2bの通孔18と連通する通孔22が穿設され
、通孔22の拌側[」の周囲に四部23が形成されてい
る。
る当板21が一体的に設けられ、この当板21に匣体2
の両側面2bの通孔18と連通する通孔22が穿設され
、通孔22の拌側[」の周囲に四部23が形成されてい
る。
以上の様に構成される匣体2と鍋載置板3とは、鍋載置
板2の前後縁部11を匣体2の前後面2aの溝部16の
上面に当片12を内側片16 aの内面に当接させて係
合すると共に鍋載置板2の両側縁部の縁枠11を匣体2
の両側面2bの−L端面に載置して当片12及びその延
長部面12′を両側面2bの内面に当接して嵌合し、こ
の状態で把手20の当板21を匣体2の両側面2bの外
面に当接し止めネジ24を凹部23から通孔22及び両
側面2bの通孔18を通して縁片11のネジ孔13にネ
ジ込み、締付けることにより匣体2、鍋載置板3及び把
手20とが一体的に結着されている。
板2の前後縁部11を匣体2の前後面2aの溝部16の
上面に当片12を内側片16 aの内面に当接させて係
合すると共に鍋載置板2の両側縁部の縁枠11を匣体2
の両側面2bの−L端面に載置して当片12及びその延
長部面12′を両側面2bの内面に当接して嵌合し、こ
の状態で把手20の当板21を匣体2の両側面2bの外
面に当接し止めネジ24を凹部23から通孔22及び両
側面2bの通孔18を通して縁片11のネジ孔13にネ
ジ込み、締付けることにより匣体2、鍋載置板3及び把
手20とが一体的に結着されている。
以上の様に構成することにより鍋載置板3上に零れた水
、温性等は縁枠11に囲繞された鍋載置板3上に溜るか
、また多量に零れた場合は縁枠11より溢れ、装飾用パ
ネル15の表面を伝わって外部に流出される。
、温性等は縁枠11に囲繞された鍋載置板3上に溜るか
、また多量に零れた場合は縁枠11より溢れ、装飾用パ
ネル15の表面を伝わって外部に流出される。
この場合一部は縁枠11とパネル15の間の極小の隙間
から匣体2内に流入することになるがこの流入した水、
温性等はパネル15の溝部16に落下し、この溝部16
に沿って流れ匣体2の側面2bの溝部17から外部に排
出される。
から匣体2内に流入することになるがこの流入した水、
温性等はパネル15の溝部16に落下し、この溝部16
に沿って流れ匣体2の側面2bの溝部17から外部に排
出される。
また鍋載置板3が破損した場合等において、交換する場
合は止めネジ24を螺脱することにより鍋載置板3は縁
枠11と共に匣体2から取り外すことができ、その後に
別の新たな縁枠11付き鍋載置板3を嵌合し一ヒ述の如
く止めネジ24により結着する。
合は止めネジ24を螺脱することにより鍋載置板3は縁
枠11と共に匣体2から取り外すことができ、その後に
別の新たな縁枠11付き鍋載置板3を嵌合し一ヒ述の如
く止めネジ24により結着する。
なお、本例においては溝部16は装飾用パネル15に一
体的に形成した場合を示したが、この溝部16はパネル
15とは別体に匣体に形成することができる。
体的に形成した場合を示したが、この溝部16はパネル
15とは別体に匣体に形成することができる。
また匣体2の側面2bには溝部16は形成されていない
が縁枠11と把手20の当板21との間の隙間に水、温
性等が流入した場合はその隙間をそのま・下方に流下し
排出され、匣体2内に流入した場合は側面2bの内面に
沿って流下し間隙孔19から排出される。
が縁枠11と把手20の当板21との間の隙間に水、温
性等が流入した場合はその隙間をそのま・下方に流下し
排出され、匣体2内に流入した場合は側面2bの内面に
沿って流下し間隙孔19から排出される。
この場合、側面2bの上縁外側面横方向に2点鎖線で示
す如く溝部17に連通して溝部16′を形成し、縁枠1
1と当板21との間に流入した水、温性等を受けて溝部
17より排出させるように構威し得る。
す如く溝部17に連通して溝部16′を形成し、縁枠1
1と当板21との間に流入した水、温性等を受けて溝部
17より排出させるように構威し得る。
ここで鍋4とは全ての煮沸器を云うものである。
以上の様に本考案によれば鍋載置板の周縁に縁枠を固定
し、匣体の上縁内周に溝部を設け、その溝部で縁枠を受
けるように鍋載置板を匣体の上縁部に嵌合して取付ける
ので鍋載置板上に零れた水、温性等が鍋載置板と匣体と
の間の間隙に流入しても溝部において受は止められて匣
体内部には流入されず内部装置に損害を与えるおそれが
なく、また鍋載置板が破損した場合等においては、匣体
側に何等の損傷を与えることなく、簡単に取外すことが
でき、その交換が極めて簡単に行え、しかも製造上にお
いても鍋載置板は匣体に直接接着せず嵌合するだけであ
るから作業性がよくまた載置板等に損傷を与えるおそれ
がなく、製品の歩留りが向上される等の効果を有する。
し、匣体の上縁内周に溝部を設け、その溝部で縁枠を受
けるように鍋載置板を匣体の上縁部に嵌合して取付ける
ので鍋載置板上に零れた水、温性等が鍋載置板と匣体と
の間の間隙に流入しても溝部において受は止められて匣
体内部には流入されず内部装置に損害を与えるおそれが
なく、また鍋載置板が破損した場合等においては、匣体
側に何等の損傷を与えることなく、簡単に取外すことが
でき、その交換が極めて簡単に行え、しかも製造上にお
いても鍋載置板は匣体に直接接着せず嵌合するだけであ
るから作業性がよくまた載置板等に損傷を与えるおそれ
がなく、製品の歩留りが向上される等の効果を有する。
第1図は本考案を適用した誘導加熱調理器の斜視図、第
2図は第1図におけるA−A線拡大断面図、第3図は第
1図において把手を取外した状態の一部分の拡天測面図
、第4図は第1図におけるB−B線拡大断面図である。 図中 1は誘導加熱調理器、2は匣体、3は鍋載置板、
11は縁枠、12は当片、15は装飾用パネル、16は
溝部、20は把手、24は止めネジである。
2図は第1図におけるA−A線拡大断面図、第3図は第
1図において把手を取外した状態の一部分の拡天測面図
、第4図は第1図におけるB−B線拡大断面図である。 図中 1は誘導加熱調理器、2は匣体、3は鍋載置板、
11は縁枠、12は当片、15は装飾用パネル、16は
溝部、20は把手、24は止めネジである。
Claims (1)
- 高周波誘導加熱コイル等を内蔵した匣体の上面側に鍋載
置板を取付けて成る誘導加熱調理器において、上記鍋載
置板を陶磁器、結晶化ガラス等の非磁性高抵抗材料の平
板で形成し、上記鍋載置板の周縁に縁枠を固着すると共
に、上記匣体の上端部の内側に上記鍋載置板が一上下方
向に当接する内側片を突出した溝部を形成し、上記鍋載
置板を」二記縁枠を介して上記匣体の上端部の内側に嵌
合固定し、上記溝部に上記鍋載置板からの水、温性等を
集めて所定の位置に導き、上記匣体内部のコイル等を水
、温性から保護するようにしたことを特徴とする誘導加
熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977110368U JPS583270Y2 (ja) | 1977-08-18 | 1977-08-18 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977110368U JPS583270Y2 (ja) | 1977-08-18 | 1977-08-18 | 誘導加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5436839U JPS5436839U (ja) | 1979-03-10 |
JPS583270Y2 true JPS583270Y2 (ja) | 1983-01-20 |
Family
ID=29057181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977110368U Expired JPS583270Y2 (ja) | 1977-08-18 | 1977-08-18 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS583270Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5519438Y2 (ja) * | 1975-04-25 | 1980-05-08 |
-
1977
- 1977-08-18 JP JP1977110368U patent/JPS583270Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5436839U (ja) | 1979-03-10 |
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