JPS5832135Y2 - 定形耐火物の支持構造 - Google Patents
定形耐火物の支持構造Info
- Publication number
- JPS5832135Y2 JPS5832135Y2 JP1977039403U JP3940377U JPS5832135Y2 JP S5832135 Y2 JPS5832135 Y2 JP S5832135Y2 JP 1977039403 U JP1977039403 U JP 1977039403U JP 3940377 U JP3940377 U JP 3940377U JP S5832135 Y2 JPS5832135 Y2 JP S5832135Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refractory
- shaped
- shell
- support structure
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は工業窯炉、溶融金属容器および高炉出銑樋カバ
ー等の耐火物側壁又は天井等の耐火物の支持構造に関す
るものである。
ー等の耐火物側壁又は天井等の耐火物の支持構造に関す
るものである。
本考案で言う工業窯炉とは、一般に燃焼によって加熱さ
れる炉を言い、鉄鋼業等では、加熱炉、熱処理炉を言う
。
れる炉を言い、鉄鋼業等では、加熱炉、熱処理炉を言う
。
又溶融金属容器とは、一般に、溶鋼のような溶湯を処理
するための容器で鉄鋼業等では、例えば、高炉出銑樋、
溶鋼鍋等を言う。
するための容器で鉄鋼業等では、例えば、高炉出銑樋、
溶鋼鍋等を言う。
従来、工業炉、溶融金属容器および高炉出銑樋カバー等
の耐火物壁、特に側壁や天井部壁等に定形耐火物が使用
される場合、それらを支持、固定させる方法としてモル
タル目地や定形耐火物による支持タイルおよび定形耐火
物自身による吊り構造タイプ等によって行なわれている
。
の耐火物壁、特に側壁や天井部壁等に定形耐火物が使用
される場合、それらを支持、固定させる方法としてモル
タル目地や定形耐火物による支持タイルおよび定形耐火
物自身による吊り構造タイプ等によって行なわれている
。
すなわち、定形耐火物壁の構造は例えば垂直壁、アーチ
壁、天井壁等があるが、いずれもモルタル目地や定形耐
火物による引張りアンカータイプ、吊り構造タイプ等の
ものである。
壁、天井壁等があるが、いずれもモルタル目地や定形耐
火物による引張りアンカータイプ、吊り構造タイプ等の
ものである。
それらは事前に定形化された耐火物を組合せることを特
徴とするものであるが、いずれも構造強度が弱いなどの
欠点があった。
徴とするものであるが、いずれも構造強度が弱いなどの
欠点があった。
特に使用中、定形耐火物の材質が劣化してくると定形耐
火物壁が前方に張り出し寿命が短命などの弱点があった
。
火物壁が前方に張り出し寿命が短命などの弱点があった
。
本考案は以上の欠点を解決することができる定形耐火物
の支持構造を提供することを目的とする。
の支持構造を提供することを目的とする。
すなわち、本考案は第１図に示す如くレンガ片のような
定形耐火物１（以下定形耐火物という）を金枠等の外枠
シェル（以下シェルと言う）２に支持固定させるため、
定形耐火物にシェルに接する方向に向って先細り状の貫
通孔３（以下孔と言う）をもうけ、その孔３にキャスタ
ブル耐火物のような不定形耐火物を流し込むこと等によ
り施工し、固結させて不定形耐火物支持アンカー４（以
下不定形支持アンカーと言う）構造として、機能させる
。
定形耐火物１（以下定形耐火物という）を金枠等の外枠
シェル（以下シェルと言う）２に支持固定させるため、
定形耐火物にシェルに接する方向に向って先細り状の貫
通孔３（以下孔と言う）をもうけ、その孔３にキャスタ
ブル耐火物のような不定形耐火物を流し込むこと等によ
り施工し、固結させて不定形耐火物支持アンカー４（以
下不定形支持アンカーと言う）構造として、機能させる
。
すなわち定形耐火物１は不定形支持アンカー４によって
シェル２に支持、固定化された耐火物壁、および耐火物
吊り天井壁構造である。
シェル２に支持、固定化された耐火物壁、および耐火物
吊り天井壁構造である。
なお、キャスタブル耐火物のような不定形耐火物を孔３
に流し込み固結させる際にシェル２に引張り用スタッド
５（以下スタッドと言う）を事前に接続しておき、不定
形支持アンカー４をシェル２に固持させて、耐火物構造
体強度を強固にさせるものである。
に流し込み固結させる際にシェル２に引張り用スタッド
５（以下スタッドと言う）を事前に接続しておき、不定
形支持アンカー４をシェル２に固持させて、耐火物構造
体強度を強固にさせるものである。
第２図に示すように、一般に、不定形支持アンカー４の
形状はシェル２に向って先細り状とする。
形状はシェル２に向って先細り状とする。
すなわち、稼動面側ｄ１が大きく、シェル側ｄ２を小さ
くすることによって定形耐火物１の固定強度を大きくさ
せている。
くすることによって定形耐火物１の固定強度を大きくさ
せている。
又その大きさは定形耐火物片の大きさ及び使用個所等に
よって左右されるが、一般に稼動面側ｄ１が２０〜５Ｑ
Ｑ ｍｍ程度又シェル側ｄ２が稼動面側のｄｌの１〜１
程度あれば良く、５ 例えば１０〜４００ ｍｍの範囲内で選択される。
よって左右されるが、一般に稼動面側ｄ１が２０〜５Ｑ
Ｑ ｍｍ程度又シェル側ｄ２が稼動面側のｄｌの１〜１
程度あれば良く、５ 例えば１０〜４００ ｍｍの範囲内で選択される。
また、その断面形状は円形、三角形、四辺形等であって
も使用上さしつかえは生じない。
も使用上さしつかえは生じない。
さらに、不定形支持アンカー４の長さ形状は、必ずしも
定形耐火物１の稼動面６まで存在しなくても使用上さし
つかえない場合もある。
定形耐火物１の稼動面６まで存在しなくても使用上さし
つかえない場合もある。
一般的にその長さ形状ｌは定形耐火物１の厚み長さと同
じか、又はその士程度の厚み長さを保つように工夫され
使用されれば良い。
じか、又はその士程度の厚み長さを保つように工夫され
使用されれば良い。
さらに孔３は１個所又は複数個所設けてもよい。
・不定形支持アンカー４をシェル２に固定させるために
使用されるスタッド５は、一般的に使用されているもの
で、通常、材質は炭素鋼又はステンレス鋼等の合金鋼が
用いられ、その太さ径は５〜１００ｍｍ程度が選択され
て使用されている。
使用されるスタッド５は、一般的に使用されているもの
で、通常、材質は炭素鋼又はステンレス鋼等の合金鋼が
用いられ、その太さ径は５〜１００ｍｍ程度が選択され
て使用されている。
本考案の使用例によれば、たとえば高炉出銑樋カバーの
定形耐火物の固定構造としての１例を第３図に示す。
定形耐火物の固定構造としての１例を第３図に示す。
大樋カバーは外周を鉄枠シェル２に囲まれ、耐火物ライ
ニング下部を定形耐火物１、上部を不定形耐火物７でラ
イニングされている。
ニング下部を定形耐火物１、上部を不定形耐火物７でラ
イニングされている。
この定形耐火ｖ０１は不定形支持アンカー４にて固定さ
れている。
れている。
また不定形支持アンカー４は引張り用スタッド５にて鉄
枠シェル２に固定される。
枠シェル２に固定される。
本考案の支持構造を採用したところ、稼動中、耐火物ラ
イニングの劣化状況が進行しても、又耐大物の残寸厚み
が薄くなった場合でも定形耐火物１の前方部への張り出
し損傷もみられず、部分剥離もなく当然目地部強度劣化
もみちれず、耐火物の支持構造として有効であることが
判明した。
イニングの劣化状況が進行しても、又耐大物の残寸厚み
が薄くなった場合でも定形耐火物１の前方部への張り出
し損傷もみられず、部分剥離もなく当然目地部強度劣化
もみちれず、耐火物の支持構造として有効であることが
判明した。
第１図は本発明法による構造概略図である。
第２図は、第１図のＡ−Ａ矢視の縦断面図である。
第３図は出銑樋カバーの概略図である。
１・・・・・・定形耐火物、２・・・・・・外枠シェル
、３・・・・・・定形耐火物内の貫通孔、４・・・・・
・不定形耐火物支持アンカー、５・・・・・・引張り用
スタッド、６・・・・・・稼動面、７・・・・・・不定
形耐火物、ｄｏ・・・・・・不定形耐火物支持アンカー
の稼動面側、ｄ２・・・・・・不定形耐火物支持アンカ
ーのシェル側。
、３・・・・・・定形耐火物内の貫通孔、４・・・・・
・不定形耐火物支持アンカー、５・・・・・・引張り用
スタッド、６・・・・・・稼動面、７・・・・・・不定
形耐火物、ｄｏ・・・・・・不定形耐火物支持アンカー
の稼動面側、ｄ２・・・・・・不定形耐火物支持アンカ
ーのシェル側。
Claims (1)
- 外枠シェルに接する方向に向って先細り状の貫通孔を有
する定形耐火物と、表面にスタッドを固着した外枠シェ
ルを前記定形耐火物の貫通孔に該スタッドを挿入せるご
とく固定したるのち、該貫通孔に不定形耐火物を充填固
着せしめて形成した不定形耐火物支持アンカーからなる
定形耐火物の支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977039403U JPS5832135Y2 (ja) | 1977-04-01 | 1977-04-01 | 定形耐火物の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977039403U JPS5832135Y2 (ja) | 1977-04-01 | 1977-04-01 | 定形耐火物の支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53135466U JPS53135466U (ja) | 1978-10-26 |
| JPS5832135Y2 true JPS5832135Y2 (ja) | 1983-07-16 |
Family
ID=28906169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977039403U Expired JPS5832135Y2 (ja) | 1977-04-01 | 1977-04-01 | 定形耐火物の支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5832135Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53125361U (ja) * | 1977-03-16 | 1978-10-05 |
-
1977
- 1977-04-01 JP JP1977039403U patent/JPS5832135Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53135466U (ja) | 1978-10-26 |
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