JPH0343219Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0343219Y2 JPH0343219Y2 JP5174287U JP5174287U JPH0343219Y2 JP H0343219 Y2 JPH0343219 Y2 JP H0343219Y2 JP 5174287 U JP5174287 U JP 5174287U JP 5174287 U JP5174287 U JP 5174287U JP H0343219 Y2 JPH0343219 Y2 JP H0343219Y2
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- Japan
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- furnace
- stave
- wall
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- cooling device
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
- Blast Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は高温溶融炉例えば溶鉱炉又はキユポ
ラ等の横断面積が高さ方向で変化するプロフイル
をもつ竪型炉の構造に関するものである。
ラ等の横断面積が高さ方向で変化するプロフイル
をもつ竪型炉の構造に関するものである。
(従来の技術)
従来のステーブ冷却装置をもつ竪型炉の炉壁構
造は通常第4図に示す様にステーブ冷却装置保護
用耐火物を450〜600mmの等厚壁とする構造が採用
されてきた。図中2はステーブ冷却装置保護用耐
火物、1はステーブ冷却装置を示す。しかし最近
シヤフト上部に炉口水冷金物を設置したり、炉壁
煉瓦の厚みを薄くした構造が提案・採用されるよ
うになると、耐火物脱落後ステーブ冷却装置の炉
内側のプロフイルが不連続になり、炉内の横断面
積が急拡大して装入物の層状形状が乱されて炉況
不安定になるためステーブ冷却装置の炉内側が連
続的になるように煉瓦を配設する保護壁の構造が
提案されている。
造は通常第4図に示す様にステーブ冷却装置保護
用耐火物を450〜600mmの等厚壁とする構造が採用
されてきた。図中2はステーブ冷却装置保護用耐
火物、1はステーブ冷却装置を示す。しかし最近
シヤフト上部に炉口水冷金物を設置したり、炉壁
煉瓦の厚みを薄くした構造が提案・採用されるよ
うになると、耐火物脱落後ステーブ冷却装置の炉
内側のプロフイルが不連続になり、炉内の横断面
積が急拡大して装入物の層状形状が乱されて炉況
不安定になるためステーブ冷却装置の炉内側が連
続的になるように煉瓦を配設する保護壁の構造が
提案されている。
第5図はその一例を示したもので、図中1はス
テーブ冷却装置、2はステーブ冷却装置保護用耐
火物を示す。この保護壁の構造にあつては保護用
耐火物の形成方法として焼成煉瓦積による方法と
不定型耐火物による方法が一般的である。
テーブ冷却装置、2はステーブ冷却装置保護用耐
火物を示す。この保護壁の構造にあつては保護用
耐火物の形成方法として焼成煉瓦積による方法と
不定型耐火物による方法が一般的である。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで前記において、特に焼成煉瓦積による
方法においては煉瓦積の安定のため耐火物厚みを
300mm以上確保する必要がある。しかし、シヤフ
ト上部(第5図中A部)および朝顔部(第5図中
B部)において煉瓦積構造が極めて複雑で不安定
となるため不定形耐火物による方法が採用されて
いるが、充分な耐用性が得られず長期に亘つて炉
内壁のプロフイルを最適に維持することは難し
い。又、最近炉内壁の最適プロフイルについての
研究がされており、既設の炉において炉壁プロフ
イル改訂の要請もあるが。従来のステーブ冷却装
置とその保護壁の構造にあつては改訂が容易では
なく鉄皮(炉殻)形状を変更、即ち鉄皮の大巾取
替えが必要でありプロフイル改訂は困難を極める
という問題もある。
方法においては煉瓦積の安定のため耐火物厚みを
300mm以上確保する必要がある。しかし、シヤフ
ト上部(第5図中A部)および朝顔部(第5図中
B部)において煉瓦積構造が極めて複雑で不安定
となるため不定形耐火物による方法が採用されて
いるが、充分な耐用性が得られず長期に亘つて炉
内壁のプロフイルを最適に維持することは難し
い。又、最近炉内壁の最適プロフイルについての
研究がされており、既設の炉において炉壁プロフ
イル改訂の要請もあるが。従来のステーブ冷却装
置とその保護壁の構造にあつては改訂が容易では
なく鉄皮(炉殻)形状を変更、即ち鉄皮の大巾取
替えが必要でありプロフイル改訂は困難を極める
という問題もある。
(問題点を解決するための手段)
本考案はステーブ冷却装置に耐火物として焼成
煉瓦を一体的に形成し、薄厚で強固な保護壁を形
成するものであり、そしてステーブ冷却装置の炉
内側に配設する炉壁煉瓦厚みを上下方向に変化さ
せて炉内壁のプロフイルを任意に調整できるよう
にしたものである。
煉瓦を一体的に形成し、薄厚で強固な保護壁を形
成するものであり、そしてステーブ冷却装置の炉
内側に配設する炉壁煉瓦厚みを上下方向に変化さ
せて炉内壁のプロフイルを任意に調整できるよう
にしたものである。
即ち本考案は炉壁の各部位を形成する複数の鋳
鉄よりなるステーブ本体の炉内側に夫々炉壁煉瓦
を、炉体に取り付けた時に炉壁煉瓦による炉内壁
面が設定プロフイルとなるように同一ステーブ内
で厚みを変え、ステーブ本体の鋳造時に一体に鋳
ぐるむか、又は煉瓦支持用金物をステーブ鋳造時
あるいは鋳造後にステーブ内面に設置して煉瓦を
差し込む方法によつてステーブ本体と一体化した
ブロツクとして予め定められた位置の炉体鉄皮内
面に配設し、所望の炉内壁プロフイルを得るよう
にしたものである。
鉄よりなるステーブ本体の炉内側に夫々炉壁煉瓦
を、炉体に取り付けた時に炉壁煉瓦による炉内壁
面が設定プロフイルとなるように同一ステーブ内
で厚みを変え、ステーブ本体の鋳造時に一体に鋳
ぐるむか、又は煉瓦支持用金物をステーブ鋳造時
あるいは鋳造後にステーブ内面に設置して煉瓦を
差し込む方法によつてステーブ本体と一体化した
ブロツクとして予め定められた位置の炉体鉄皮内
面に配設し、所望の炉内壁プロフイルを得るよう
にしたものである。
(実施例)
以下本考案を図面にもとずいて説明する。第1
図はシヤフト上部の、また第2図は朝顔部への適
用例である。図に示すごとくステーブ本体1の炉
内側に一定間隔をおいて、上下方向に複数個の凹
部1cを形成し、該凹部1cに耐火物2を一体的
に鋳込むごとくし、また該凹部1cに隣接する凸
部1bの上下端から炉壁煉瓦5の炉内側面以下の
長さで且つ同一ステーブ内で長さが異なる煉瓦支
持金物1aをステーブ本体1に設けて炉壁煉瓦5
を保持するごとくなし、一方従来のステーブと同
様に冷媒通路形成用の鋼管3を配設し、これらを
共にステーブ本体の鋳造時に一体的に鋳ぐるんだ
ステーブと炉壁煉瓦の一体ブロツクである。
図はシヤフト上部の、また第2図は朝顔部への適
用例である。図に示すごとくステーブ本体1の炉
内側に一定間隔をおいて、上下方向に複数個の凹
部1cを形成し、該凹部1cに耐火物2を一体的
に鋳込むごとくし、また該凹部1cに隣接する凸
部1bの上下端から炉壁煉瓦5の炉内側面以下の
長さで且つ同一ステーブ内で長さが異なる煉瓦支
持金物1aをステーブ本体1に設けて炉壁煉瓦5
を保持するごとくなし、一方従来のステーブと同
様に冷媒通路形成用の鋼管3を配設し、これらを
共にステーブ本体の鋳造時に一体的に鋳ぐるんだ
ステーブと炉壁煉瓦の一体ブロツクである。
この構造にあつては煉瓦支持金物1aは予め製
作した金物をステーブ鋳造時に炉壁煉瓦と一緒に
ステーブ1と一体化する様鋳ぐるんでもよいし、
またステーブ鋳造後に取り付けてもよい。また、
炉壁煉瓦5はステーブ1および煉瓦支持金物1a
を予め製作した後差しこむように取り付けてもよ
い。更に上記耐火煉瓦5と耐火物2の材質を変え
る必要がない場合は第3図のようにステーブ面側
に長さの異なる耐火煉瓦5a,5bを用意し、長
い耐火物5bを上記凹部1cに埋設し、その間に
短い耐火煉瓦5aをはさみこむごとく配設しても
よい。上述のように本考案の炉体保護壁において
は、ステーブの形状、炉壁煉瓦5をステーブの配
置と煉瓦内面プロフイルに応じて任意に設定する
ことによつて、炉内壁プロフイルを任意に調整で
き、又隣接する従来煉瓦積法による炉薄壁又はブ
リツクレス壁の間を有利に安定的につなぐことが
でき、最適炉内壁プロフイルを長期に安定的に維
持することができる。
作した金物をステーブ鋳造時に炉壁煉瓦と一緒に
ステーブ1と一体化する様鋳ぐるんでもよいし、
またステーブ鋳造後に取り付けてもよい。また、
炉壁煉瓦5はステーブ1および煉瓦支持金物1a
を予め製作した後差しこむように取り付けてもよ
い。更に上記耐火煉瓦5と耐火物2の材質を変え
る必要がない場合は第3図のようにステーブ面側
に長さの異なる耐火煉瓦5a,5bを用意し、長
い耐火物5bを上記凹部1cに埋設し、その間に
短い耐火煉瓦5aをはさみこむごとく配設しても
よい。上述のように本考案の炉体保護壁において
は、ステーブの形状、炉壁煉瓦5をステーブの配
置と煉瓦内面プロフイルに応じて任意に設定する
ことによつて、炉内壁プロフイルを任意に調整で
き、又隣接する従来煉瓦積法による炉薄壁又はブ
リツクレス壁の間を有利に安定的につなぐことが
でき、最適炉内壁プロフイルを長期に安定的に維
持することができる。
(考案の効果)
このようなステーブと耐火物を一体化的に形成
し、最小炉壁煉瓦厚さが300mm以下となる範囲の
炉体保護壁に使用し、炉壁煉瓦厚を薄くすること
ができ、且つ安定したステーブ冷却装置保護壁を
作ることができ又、ステーブの形状、炉壁煉瓦形
状を最適プロフイルに応じて任意に設定すること
によつて炉殻(鉄皮)を取替えずに所望の炉内壁
プロフイルを長期に亘つて安定的に維持できる一
体ブロツクとして上架できるため炉内での煉瓦積
作業を省いて工期短縮や建設費の低減、煉瓦積精
度の向上を図ることができる。
し、最小炉壁煉瓦厚さが300mm以下となる範囲の
炉体保護壁に使用し、炉壁煉瓦厚を薄くすること
ができ、且つ安定したステーブ冷却装置保護壁を
作ることができ又、ステーブの形状、炉壁煉瓦形
状を最適プロフイルに応じて任意に設定すること
によつて炉殻(鉄皮)を取替えずに所望の炉内壁
プロフイルを長期に亘つて安定的に維持できる一
体ブロツクとして上架できるため炉内での煉瓦積
作業を省いて工期短縮や建設費の低減、煉瓦積精
度の向上を図ることができる。
第1図は本考案の炉体保護壁の全体説明図、第
2図〜第3図は本考案の炉体保護壁を形成するス
テーブ冷却装置の一実施例を示す側面説明図、第
4図、第5図は従来の炉体保護壁の全体説明図で
ある。 1……ステーブ本体、1a……煉瓦支持金物、
1b……凸部、1c……凹部、2……耐火物、3
……鋼管、4……炉体鉄皮、5……炉壁煉瓦、6
……充填剤。
2図〜第3図は本考案の炉体保護壁を形成するス
テーブ冷却装置の一実施例を示す側面説明図、第
4図、第5図は従来の炉体保護壁の全体説明図で
ある。 1……ステーブ本体、1a……煉瓦支持金物、
1b……凸部、1c……凹部、2……耐火物、3
……鋼管、4……炉体鉄皮、5……炉壁煉瓦、6
……充填剤。
Claims (1)
- 炉体鉄皮を炉内熱負荷から保護するステーブ冷
却装置及び炉壁耐火物を配設した竪型炉の炉体保
護壁において、ステーブの炉内側に配する炉壁煉
瓦を同一ステーブ内で上下に厚みが変化する様に
して、この炉壁煉瓦をステーブ本体の一部で構成
した複数の煉瓦支持金物にてはさみこみ支持した
ことを特徴とする竪型炉の炉体保護壁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5174287U JPH0343219Y2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5174287U JPH0343219Y2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63159197U JPS63159197U (ja) | 1988-10-18 |
JPH0343219Y2 true JPH0343219Y2 (ja) | 1991-09-10 |
Family
ID=30876284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5174287U Expired JPH0343219Y2 (ja) | 1987-04-06 | 1987-04-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0343219Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-06 JP JP5174287U patent/JPH0343219Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63159197U (ja) | 1988-10-18 |
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