JPH1157987A - 冶金容器及びその耐火物水平化アセンブリ - Google Patents

冶金容器及びその耐火物水平化アセンブリ

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JPH1157987A
JPH1157987A JP10163603A JP16360398A JPH1157987A JP H1157987 A JPH1157987 A JP H1157987A JP 10163603 A JP10163603 A JP 10163603A JP 16360398 A JP16360398 A JP 16360398A JP H1157987 A JPH1157987 A JP H1157987A
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JP
Japan
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refractory
precast
container
partial ring
semicircle
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JP10163603A
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Edward L Erny
エドワード・エル・アーニー
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Harbison Walker Refractories Co
Original Assignee
Harbison Walker Refractories Co
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Publication date
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    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/08Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like for bottom pouring
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/02Linings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
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    • F27B3/12Working chambers or casings; Supports therefor
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    • F27B3/00Hearth-type furnaces, e.g. of reverberatory type; Tank furnaces
    • F27B3/10Details, accessories, or equipment peculiar to hearth-type furnaces
    • F27B3/12Working chambers or casings; Supports therefor
    • F27B2003/125Hearths

Abstract

(57)【要約】 【課題】 傾斜した底部を有する冶金容器の高温耐火ラ
イニングを改善し、ライニングに要する作業時間及びメ
ンテナンスコストを低減する。 【解決手段】 相互に接続されるプレキャスト・モジュ
ール型の耐火物水平化アセンブリが開示される。本発明
のプレキャスト・モジュールは、冶金容器の傾斜した底
部を補正する。少なくとも1つのプレキャスト・モジュ
ールが、2つの部分リングの各々に設けられる。各々の
部分リングは、互いに実質的に鏡像関係の形状を有して
いる。水平化アセンブリの高さは、2つの鏡像関係の部
分が接続される高い点すなわち端部40から、この点か
ら180°の円弧にわたって隔置されていて2つの鏡像
関係の部分が再度接続される低い点すなわち端部41ま
で、実質的に均一に変化する。各々の耐火物プレキャス
ト・モジュールの高さは、若干テーパ形状になってい
て、各々のプレキャスト・モジュールの端部(40又は
41)が、隣接するプレキャスト・モジュールの隣接す
る端部(41又は40)と同じ高さを有するように構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本件出願は、1996年1月
22日に出願された米国特許出願シリアルNo.08/
589,709号(係属中)の一部継続出願である。上
記米国特許出願の明細書全体が、特に参考として本明細
書に組み込まれている。
【0002】本発明は、高温耐火物に関し、より詳細に
は、傾斜した底部を備える冶金容器において水平化アセ
ンブリとして使用される、複数の耐火物から成る単数又
は複数のプレキャスト・モジュールに関する。
【0003】
【従来の技術】当業者には分かるように、溶融鉄鋼用の
取鍋の如き高温容器においては、従来一つの問題があ
り、この問題とは、該高温容器からスラグを取り出して
いる時に、そのようなスラグが比較的純粋な鋼を汚染し
たりあるいは該鋼と混合したりしないようにすることに
関係するものである。スラグは、溶融鉄鋼よりも密度が
低いので、上昇してその下の鉄鋼すなわち鋼の上に溜ま
る傾向を有している。湯口(鋳込み穴)が上記容器の底
部に設けられている場合には、上記湯口を開いて液体の
鋼がその湯口を通って流出するようにするだけで、比較
的汚染されていない溶融鉄鋼を取り出すことができる。
しかしながら、液面が、上記容器の底部付近まで下がる
と、残っている鋼と一緒にスラグが流出する前に、鋳込
み作業を停止しなければならず、従って、ある量の鋼が
上記容器に残り、使用することができない。そのような
使用できない量を実用上可能な限り少なくするために、
湯口が位置している容器の縁部又は該縁部の近くに低い
点を有している傾斜した底部を設けることが一般的にな
ってきた。しかしながら、このようにすると、耐火レン
ガの据付け及び利用が比較的非効率的になる。
【0004】スラグの苛烈で腐食性のある性質は良く知
られており、スラグが位置する付近の容器の壁部を保護
するために、溶融鉄鋼に接触する耐火レンガよりもスラ
グに対してより耐久性を有する(より高価でもある)耐
火レンガが必要とされてきた。このように、溶融鉄鋼に
接触させて使用することのできるより廉価な耐火レンガ
は、その後スラグに接触することになる過酷な環境に適
正に耐えることができない。従って、溶融鉄鋼に使用す
るように設計された冶金容器(例えば、取鍋)の内側
の、殆ど液体の鋼と通常接触する領域には、より廉価な
耐火レンガを張り、一方、常にスラグに接触すると予測
される領域には、より高価な耐火レンガを装着すること
が一般的になってきている。スラグは、通常、溶融鉄鋼
の表面にあるので、上述のより高価なレンガを用いて、
通常は容器の口の付近にある内側の上方領域をライニン
グする。
【0005】簡略化及びコストの有効性の観点から、高
温容器の内側にその底部から耐火レンガを張り始め、そ
の後、上記底部の上にレンガを装着した後に、内側全体
が被覆されるまで、内壁を被覆するように一連の作業を
上方に向かって進める。従って、底部が傾斜している場
合には、側壁のレンガから成る一連のリングも傾斜し、
これにより、底部の傾斜に従って傾斜するリングが形成
されることになる。しかしながら、容器の液体内容物の
表面は、その位置における地球の自然の表面を含む平面
に対してほぼ平行に水平になり、従って、上記液面を含
む平面は、耐火物から成る上記一連のリングの平面に対
して角度をなすことになる。従って、スラグと耐火物と
の間の通常の接触が、上記高価なレンガが装着されてい
るライニングの領域で確実に生ずるようにするために、
上述のような高価なレンガから成る幾つかの完全な又は
部分的な特別の手段を設ける必要があった。
【0006】傾斜した底部が、金属の回収率を増大させ
ることができるということを考えると、実質的に平坦な
底部を有する容器を変更して該容器に効果的に傾斜した
底部を与え、これにより、汚染されていない金属の回収
率を高めることが望まれていた。
【0007】従来は、耐火キャスタブル又はラミング・
ミックスを用いて上述のような傾斜又は勾配を補正する
ことは、一般的に不満足なものであった。その理由は、
鋳造された又は突き固められた充填材は、長時間の据付
け時間を必要とし、従って、費用がかかるからである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】本発明は、上述の要件を満たすものである。本
発明による改善点は、整合されて傾斜した高さを有する
耐火物製の1又はそれ以上のプレキャスト・モジュール
から成る1又はそれ以上の手段を設けて、対応する傾斜
を有する補正手段を形成することを含む。出湯口すなわ
ちタップホールが底部の一方の側に位置している、実質
的に円形又は楕円形の形状を有する容器においては、実
質的に円形のリングを設けることによって、上記補正手
段が提供される。上記円形のリングは、高い点(上記リ
ングのレンガが位置する最も高い点)から、その高い点
から180°離れていてリングのモジュールが位置する
最も低い点まで傾斜している。従って、単数又は複数の
リングの傾斜すなわち勾配が、傾斜している底部を補正
し、これにより、プレキャスト・モジュールの補正手段
よりも上方に装着された耐火物(例えば、レンガ又はプ
レキャスト材料)から成る追加の手段が、液体の金属及
びスラグの両方の表面に対してほぼ平行な平面に配列さ
れ、それらの間の上記相対的な角度が解消されるので、
予想されるスラグ接触領域をカバーするために必要とさ
れる高価なスラグ耐久性の耐火物から成る手段の数が極
めて少なくなり、従って、コストを節約することができ
る。
【0009】出湯口を底部の中心に設けることができ
る、実質的に円形又は楕円形の形状を有する容器におい
ては、上記複数のリングは、耐火物から形成され、その
ようなリングの上面は同一平面にあるが、その底面は、
容器底部の内側の下向きの傾斜に従うように、下方且つ
内方に傾斜している。
【0010】実質的に平坦な底部を有する容器において
は、容器に傾斜した底部を与えるプレキャストの型枠を
利用することができる。上記プレキャストの型枠は、上
記傾斜した底部を補正する部分と一体に成形することが
でき、これにより、その上に装着されたレンガから成る
手段が、液体の金属及びスラグの両方に対してほぼ平行
な平面に延在するようになる。
【0011】上述の構造の変更例においては、傾斜補正
リングの部分を1又はそれ以上のモジュールとして予め
鋳造する。そのようなモジュールは、容器の胴体の中の
適所に落下させることができ、これにより、休止時間、
及び、容器の張り替え作業にかかる労力を低減すること
ができる。また、上述のモジュールの事前加工(すなわ
ち、事前鋳造)の一部として、隣接する底部ライニング
の比例部分を各々のモジュールに設けることができる。
そのような比例部分は、円形の容器に関しては、必要と
される底部の傾斜を与えると共に出口ノズル及び注入装
置のための適宜な開口を有する、パイのスライスの頭部
を切り取った形状(すなわち、截頭三角形)の形態を取
ることになる。
【0012】本発明の一般的な目的は、冶金容器の高温
耐火ライニングを改善することである。
【0013】本発明の別の目的は、底部が一方の側に傾
斜している上述のような容器の使用を容易にすることで
ある。
【0014】本発明の別の目的は、傾斜した底部を有し
ていて耐火物ライニングが施されている容器のための高
温ライニングに要するメンテナンスコストを低減するこ
とである。
【0015】本発明の更に別の目的は、スラグの腐食性
又は他の原因により生ずる、高温耐火物の損傷及びその
交換頻度を低減することである。
【0016】従って、本発明の一実施例の特徴によれ
ば、複数の個々の耐火レンガを組み合わせて、傾斜した
底部の傾斜角度を補正するようにテーパ形状になった高
さを有する手段を形成し、これにより、スラグの如き予
想される腐食性物質の層に対して概ね平行な後続する耐
火物手段のためのサポートを提供する。
【0017】本発明の別の特徴によれば、単数又は複数
の補正手段は、容器の傾斜した底部付近に、あるいは、
その側部までの途中に設けることができ、これにより、
据付けの柔軟性をもたらすことができる。
【0018】本発明の別の特徴によれば、上述の手段
は、環状のリングとして装着することができる。各々の
環状のリングは、円形の容器に関しては、互いに鏡像関
係の180°の半円の形態として構成することができ、
これにより、装着作業すなわち据付け作業を簡略化す
る。
【0019】本発明の更に別の特徴によれば、上記環状
のリングは、事前加工(すなわち、事前鋳造)して1又
はそれ以上の部分又はモジュールにし、容器の中の適所
に落下させるように準備することができ、これにより、
休止時間及び経費を低減することができる。
【0020】本発明の更に別の特徴によれば、事前加工
(すなわち、事前鋳造)された1又はそれ以上の部分又
はモジュールは、選択に応じて、容器底部の耐火物から
成る部分を含むことができ、これにより、容器の張り替
え作業を容易にすることに加えて、容器の休止時間を減
少させる。
【0021】本発明の更に別の特徴によれば、中央の出
湯口を有する容器に関して、上面が水平であり、底面が
内方且つ下方に傾斜して出湯口に向かって容器底部の対
応する傾斜に従うようになっている、耐火物(個々にす
なわち別々に、あるいは、1又はそれ以上のモジュール
として装着することができる)が提供される。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明は、冶金容器に広く応用可
能であるが、以下の記載においては、取鍋に関して説明
する。
【0023】ここで図面、特に図1を参照すると、代表
的な円形の冶金容器が示されている。この冶金容器は、
例えば鋼の如き溶融金属を取り扱うために製鉄産業で使
用される取鍋10のような容器である。容器は、一般的
に、金属製の外殻11と、第1の耐火レンガライニング
12と、内側の耐火レンガライニング13とを備えてい
る。内側の底部には、出湯口すなわちタップホール14
と、インジェクタ箇所15、16とが設けられている。
インジェクタは、総ての取鍋に必ずしも採用されるもの
ではない。タップホールは、容器の傾斜した底部の最も
低い点又はその付近に設けられるのが好ましく、図1の
実施例においては、タップホールは、図示のように、中
心から外壁付近の位置へ片寄っている。インジェクタ1
5、16が図1に示すように片寄っているのは、他の機
器を収容するためである。
【0024】図1に示す冶金容器の内部を更に説明し、
また、本発明に従って構成された耐火物から成る水平化
手段を説明するために、断面2ー2及び断面3−3が図
2及び図3にそれぞれ示されている。図2は、2つの耐
火物層17、18を示しており、これら耐火物層は、一
般的に、例えば液体鉄鋼を取り扱う容器の如き高温冶金
容器の底部をライニングする。図2は、上記2つの層1
7、18が各々、概ね均一な厚さを有していて、装着さ
れた状態で層18の傾斜した上面19を形成しているこ
とを示している。この上面は、タップホール14(図示
せず)に向かって下方に傾斜して、容器からの溶融金属
(例えば、鋼)の取り出しすなわち抜き出しを容易にし
ている。上述のように、上記傾斜面は、幾つかの利点を
もたらす。しかしながら、上述の水平化を行うために、
本発明は、一対のテーパ形状の層20、21を提供す
る。これら層は、層21の上面22が図2に示すように
実質的に水平になるように装着されている。従って、図
2は、手段23、24として示される一連のレンガ手段
を示している。上記手段は、容器10の口部(図示せ
ず)を含む平面に対して実質的に水平であり、これによ
り、上述のスラグ耐久性を有する(そして高価な)耐火
物から成る手段の必要高さを最小限にしている。テーパ
形状の層20、21の端部が隣接しないような寸法を取
鍋が有している場合には、上記テーパ形状の層は、過渡
的な耐火物を用いることによって繋いで、リングを形成
することができる。テーパ形状の層20、21のそれぞ
れの両端部には、過渡的な耐火物25a/25b、26
a/26bがそれぞれ設けられており、これら過渡的な
耐火物は、上記テーパ形状の層に接続すると共に、通常
の側壁耐火物27、28にそれぞれ当接している。耐火
物25a/25b、26a/26bは、テーパ形状では
ないスプリット又はソープ(soap)であり、総てリ
ングの隣接するレンガと同じ厚さ(高さ)を有してい
る。
【0025】図3は、上述の耐火物手段の幾何学的な関
係を図2とは90°異なる角度で示している。勿論、同
様な部品は同様な参照符号で示されている。図3には、
水平化手段20、21が示されている。層21の表面2
2は実質的に水平であり、層20、21の間の線29
は、容器内部のテーパ形状及び湾曲した状態を示してい
る。
【0026】図4、図5及び図6は、本発明の第1の好
ましい実施例による耐火物型枠を示している。図4は、
本発明を実施するために好ましい特定の汎用的な型枠の
平面図である。同じ内側面及び外側面を有している完全
に汎用的な型枠が好ましく、その理由は、2つの半リン
グに同じ型枠を使用することができるからである。半汎
用的な型枠も使用可能であるが、そのような型枠の厚さ
はテーパ形状であるので、反対方向にテーパ形状になっ
ている左側及び右側の型枠を必要とし、あるいは、鏡像
関係の半リングの一方を反転させなければならない。ま
た、半汎用的なキー型、円形、楔型等のレンガも好適で
ある。図4は、耐火物型枠30を示しており、この型枠
は、実質的に平行な一対の表面31、32と、補完的な
形状の一対の湾曲面33、34とを備えており、これら
一対の湾曲面は、図7に示すように隣接するレンガの形
状に適合することができる。
【0027】図5は、図4の耐火レンガの側面図であっ
て、本明細書で言うところの補正を生じさせる緩やかな
テーパ形状の特徴を示している。従って、レンガの端部
33の高さ(寸法35)は、レンガの端部34の高さ
(寸法36)よりも大きく、その差(寸法37)は、図
7に示すように、レンガの高さを緩やかに調節されたテ
ーパ形状にする。従って、図7の半円形のリングの各々
のレンガの高さは、隣接する各々のレンガの高さとは異
なり、これにより、図示のように、左側の端部40から
右側の端部41に向かって滑らかなテーパ形状が形成さ
れる。また、右側の端部41には、かなり低い(短い)
耐火物が示されており、これら耐火物のそれぞれの表面
は、参照符号32a、34aで示されている。
【0028】図6は、本発明の別の実施例を示してお
り、この実施例においては、図5の寸法37で示すテー
パ形状は、両側の面に存在する2つの部分37a、37
bに分割されている。
【0029】本発明の補正(本明細書で言うところの)
を行うためには、要素すなわち層19の上面の傾斜によ
って示されるように容器10の底部耐火物17(図2)
が傾斜する程度によって、テーパ量が決定されること
は、当業者には理解されよう。従って、左側の端部40
から右側の端部41に向かうテーパ量(図7)は、容器
底部の傾斜のテーパ形状に応じて変化することになる。
【0030】図7は、本発明に従って構成された半汎用
的な耐火レンガから成る2つの半円形の半リングの一方
を示しており、その補完的な半円形の半リングの形状
は、図示の半リングの形状とは鏡像関係にある。図7
は、実質的に同一な2つの耐火物手段が重なっている状
態を示している。完全なリングを形成するために、鏡像
関係の手段を端部40、41で隣接させて、図1乃至図
3に示す円形の装置を完成させる。レンガ手段の数が、
容器底部の傾斜及びレンガのテーパ形状に応じて変化す
ることは、当業者には理解されよう。
【0031】2つの半リングを接合するためには、「左
側」及び「右側」のテーパ形状のレンガが必要である。
追加の成形コストを避けるために、両方のリングの両方
の手段の端部を垂直な平面で嵌合するように切断するの
が、より実際的な方法である。そのような切断が可能で
ない場合には、上記2つの半リングの嵌合面のギャップ
すなわち隙間を一体の耐火物で充填することができる。
この方法は、推奨できるものではないが、避けがたい場
合には、高強度耐火プラスチック又はラミング・ミック
スを使用すべきである。
【0032】上述のように、本発明の一つの特徴は、モ
ジュール型に事前加工することができることである。図
8及び図10は、多要素型のモジュール55、56を示
しており、これらモジュールを組み立てると、図7の半
リングと同様な半リングが形成される。従って、図8及
び図10のモジュールを組み立てるために、参照符号5
7、58で示す端部が互いに連結されることは、当業者
には理解されよう。
【0033】図10を更に検討すると、破線59、6
0、61が示されている。これらの破線は、パイ形状の
すなわち扇形の部分62が上記モジュールに選択的に付
加される状態を示している。上記扇形の部分62は、容
器底部を覆う耐火物の比例部分を構成している。中央の
タップホールを有する実施例においては、上記扇形部分
の頂点(図10)63を切断して小さな領域64を取り
除き、耐火物ライニングされたタップホールのノズル
(図示せず)を挿入するためのスペースを残すようにす
る。同様な扇形の延長部を残りの各々のモジュール(例
えば、図8のモジュール55)に取り付けることができ
ることは、当業者には明らかであろう。
【0034】図8及び図10のモジュールは、一体鋳造
された又は突き固められたモジュール55’、56’と
しても形成することができ、これらモジュールを組み立
てると、図7の半リングと同様の半リングが形成され
る。従って、図9及び図11のモジュールを組み立てる
ために、参照符号57’、58’で示す端部が互いに連
結される。
【0035】図9及び図11を更に検討すると、破線5
9’、60’、61’が示されている。これらの破線
(図11)は、パイ形状のすなわち扇形の部分62’が
モジュールに選択的に付加される上述の状態を示してい
る。上記扇形部分62’は、容器底部を覆う耐火物の比
例部分を構成している。中央のタップホールを有する実
施例においては、上記扇形部分の頂点63’を切り取っ
て小さい領域64’を取り除き、耐火ライニングされた
タップホールのノズル(図示せず)を挿入するためのス
ペースを残す。残りの各々のモジュール(例えば、図9
のモジュール55’)に同様な扇形の延長部を取り付け
ることができることは、当業者には理解されよう。
【0036】図12は、図7の変更例を示す側面図であ
って、この変更例においては、半円形の主要部分に関し
ては2つのレンガ手段が互いに重ねられており、一方、
薄い端部は、単一の層だけで構成されている。従って、
左側の端部42においては、この手段の重なり合った性
質が、重なり合う耐火物30a、30bによって表され
ている。これら耐火物は、代表的な実施例においては、
端部42におけるこの手段の全高(寸法43で示されて
いる)を特に限定するものではないが、例えば、約21
6mm(約8.5インチ)にする。この実施例において
は、本手段の二重構造は、上記全高が減少している点4
4まで続き、残りの部分は、一つのレンガ45だけを含
んでいる。この実施例においては、端部46における高
さは、寸法47で示すように、特に限定するものではな
いが、例えば、約31.8mm(約1.25インチ)ま
で減少している。
【0037】図8及び図10の実施例に対応する実施例
に関しては、図13及び図14にそれぞれ示される部分
70、71を設けることができる。これらの部分を組み
立てる場合には、端部72(図13)及び端部73(図
14)が互いに連結される。
【0038】本明細書に記載するように、本発明の原理
は、非円形状の容器にも応用することができ、そのため
に図15に示す列を備えている。図15は、図4に示す
一般的なタイプのテーパ形状の耐火物を平面図で示して
いる。この列は、左側の端部49の手段50−50dか
ら始まって、右側の端部51の手段50ccで終わって
いる。上述の構造と同様に、耐火物50乃至50ccに
よってもたらされるテーパ形状の度合いすなわちテーパ
量は、これら耐火物が装着されて水平化補正を行う容器
の下面の対応する傾斜に対して補完的な関係を有する。
従って、この原理は、湾曲面及び平坦面の両方を含むラ
イニングに応用することができる。
【0039】モジュール型の事前加工技術を説明するた
めに、モジュール75(図16)及びモジュール76
(図17)が再度示されており、これらモジュールは、
図15の列に相当するものである。また、当業者には分
かるように、モジュールの組立て作業は、端部77(図
16)及び端部78(図17)を互いに連結する作業を
含む。
【0040】図18は、底部の延長部を有する四分円モ
ジュール(図11のモジュール56’、及び、伸長する
底部の扇形部分62’で示されるような)が適所に配置
されている図1の容器の平面図であって、底部耐火物材
料の扇形部分62a−62dを示している。扇形部分6
2b、62c、62dは、必要に応じて、片寄ったタッ
プホール14、及び、インジェクタ位置(すなわち、イ
ンジェクタのポート)15、16を受け入れるように変
更されていることは、当業者には理解されよう。
【0041】また、実線80、81、82及び83(図
18)は、隣接する扇形部分の間の連結線を表している
ことも理解されよう。
【0042】上に説明したプレキャスト・モジュール耐
火物は総て、これら耐火物が挿入される容器の寸法より
も若干小さい寸法にされて、その挿入を容易にすること
ができることは、当業者には理解されよう。その結果容
器の外殻の壁部又は安全用耐火物層と本発明のプレキャ
スト・モジュールとの間に生ずる空間は総て、突き固
め、鋳造又は銃装填により適所に設けられる通常のキャ
スタブル耐火物によって簡単に充填される。
【0043】当業者には分かるように、本発明のプレキ
ャスト・モジュール(単数又は複数)の正確な寸法は、
容器の底面の寸法、容器の全容積、並びに、例えば、注
入衝撃パッド及びインジェクタの位置の如き使用される
可能性のある機器の位置決めに依存する。上述の本発明
の幾何学的形状は、相互に連結されたプレキャスト・モ
ジュール型の水平化アセンブリを提供し、これにより、
冶金容器における耐火物の利用効率を改善することは、
当業者には理解されよう。
【0044】説明の便宜上、本発明の特定の実施例を上
に説明したが、本発明の種々の変更及び細部の変更を頭
書の請求の範囲に記載される本発明の範囲から逸脱する
ことなく行うことができることは、当業者には理解され
よう。
【図面の簡単な説明】
【図1】溶融金属を取り扱うために使用される耐火物ラ
イニングされた代表的な容器の平面図である。
【図2】図1の線2−2に沿って取った部分断面図であ
る。
【図3】図1の線3−3に沿って取った部分断面図であ
る。
【図4】本発明を実施するのに好ましい汎用的な型枠を
示す平面図である。
【図5】図4の型枠の側面図である。
【図6】図5に示す型枠とは別の型枠の側面図である。
【図7】本発明に従って構成された耐火レンガから成る
2つの半円形の半リングの一方を示す斜視図である。
【図8】図7の半リングの一部の事前加工されたマルチ
ユニット・モジュールを示す斜視図である。
【図9】図7の半リングの一部の事前加工されたシング
ルユニット・モジュールを示す斜視図である。
【図10】図7の半リングの別の部分の事前加工された
マルチユニット・モジュールを示す斜視図である。
【図11】図7の半リングの別の部分の事前加工された
シングルユニット・モジュールを示す斜視図である。
【図12】図7の変更例を示す直線的な立面図であっ
て、半円の主要部分に関しては耐火レンガから成る2つ
の手段が重ねられており、一方、薄い端部は単一の層だ
けから構成されている状態を示している。
【図13】図7の変更例を示す直線的な立面図であっ
て、半円の主要部分に関しては耐火レンガから成る2つ
の手段が重ねられており、一方、薄い端部は単一の層だ
けから構成されている状態を示している。
【図14】図7の変更例を示す直線的な立面図であっ
て、半円の主要部分に関しては耐火レンガから成る2つ
の手段が重ねられており、一方、薄い端部は単一の層だ
けから構成されている状態を示している。
【図15】図4に示す一般的なタイプのテーパ形状の耐
火物を示す平面図である。
【図16】図4に示す一般的なタイプのテーパ形状の耐
火物を示す平面図である。
【図17】図4に示す一般的なタイプのテーパ形状の耐
火物を示す平面図である。
【図18】底部の延長部を有する四分円モジュールを採
用した場合の図1の容器の平面図である。
【符号の説明】
10 冶金容器(取鍋) 11 容器の外殻 12、13 耐火レンガライニング 14 タップホール(出湯口) 15、16 インジェクタ位置 17、18 耐火物層 20、21 水平化手段 55、56 モジュール 55’、56’ モジュール 75、76 モジュール
フロントページの続き (71)出願人 596031491 2121 San Jacinto Stre et,Suite 2500,Dallas, Texas 75201,United St ates of America

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜した底部を有する冶金容器のための
    相互に接続される耐火物水平化アセンブリであって、第
    1の部分リングに組み立てられる複数の第1の高温耐火
    物プレキャスト・モジュールと、第2の部分リングに組
    み立てられる複数の第2の高温耐火物プレキャスト・モ
    ジュールとを備えており、前記プレキャスト・モジュー
    ルは総て、高さ、幅及び長さの寸法を有しており、各々
    の部分リングの各々のプレキャスト・モジュールは、傾
    斜した高さを有すると共に、前記各々の部分リングの隣
    接する各々のプレキャスト・モジュールとは異なる中間
    の高さ寸法とを有するように構成されたことを特徴とす
    る耐火物水平化アセンブリ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の耐火物水平化アセンブ
    リにおいて、前記第1の部分リングは、第1の半円であ
    り、また、前記第2の部分リングは、第2の半円であ
    り、前記半円は各々、第1の端部及び第2の端部を有し
    ており、前記第1の半円の前記第1の端部は、前記第2
    の半円の前記第1の端部に連結され、前記第1の半円の
    前記第2の端部は、前記第2の半円の前記第2の端部に
    連結されていて、一つの完全な円を形成するように構成
    されたことを特徴とする耐火物水平化アセンブリ。
  3. 【請求項3】 傾斜した底部を有する冶金容器のための
    相互に接続される耐火物水平化アセンブリであって、第
    1の部分リングに組み立てられる複数の第1の高温耐火
    物プレキャスト・モジュールと、第2の部分リングに組
    み立てられる複数の第2の高温耐火物プレキャスト・モ
    ジュールとを備えており、前記プレキャスト・モジュー
    ルは総て、高さ、幅及び長さの寸法を有しており、各々
    の部分リングの各々のプレキャスト・モジュールは、傾
    斜した高さを有すると共に、前記各々の部分リングの各
    々の隣接するプレキャスト・モジュールとは異なる中間
    の高さ寸法を有しており、前記第1の部分リングは、第
    1の半円であり、前記第2の部分リングは、第2の半円
    であり、前記半円は各々、第1の端部及び第2の端部を
    有しており、前記第1の半円の前記第1の端部は、前記
    第2の半円の前記第2の端部に連結され、前記第1の半
    円の前記第2の端部は、前記第2の半円の前記第2の端
    部に連結されて一つの完全な円を形成し、前記第1及び
    第2の半円の隣接する端部における前記プレキャスト・
    モジュールの高さが、実質的に同じであるように構成さ
    れたことを特徴とする耐火物水平化アセンブリ。
  4. 【請求項4】 傾斜した底部を有する冶金容器のための
    相互に接続される耐火物水平化アセンブリであって、第
    1の部分リングに組み立てられる複数の第1の高温耐火
    物プレキャスト・モジュールと、第2の部分リングに組
    み立てられる複数の第2の高温耐火物プレキャスト・モ
    ジュールとを備えており、前記モジュールは総て、高
    さ、幅及び長さの寸法を有しており、各々の部分リング
    の各々のプレキャスト・モジュールは、傾斜した高さを
    有すると共に、前記各々の部分リングの各々の隣接する
    プレキャスト・モジュールとは異なる中間の高さ寸法を
    有しており、更に、前記第1の部分リング及び前記第2
    の部分リングに重なる少なくとも1つの水平化耐火物プ
    レキャスト・モジュールから成る少なくとも1つの追加
    の層を備えており、これにより、前記傾斜した底部を更
    に補正するように構成されたことを特徴とする耐火物水
    平化アセンブリ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の耐火物水平化アセンブ
    リにおいて、半円の主要部分に関しては、プレキャスト
    ・モジュールから成る2つの手段が互いに重なり合って
    おり、前記半円の残りの部分に関しては、少なくとも1
    つのプレキャスト・モジュールから成る単一の層だけが
    設けられていることを特徴とする耐火物水平化アセンブ
    リ。
  6. 【請求項6】 高温溶融金属を収容するための容器であ
    って、 (a) 側壁及び傾斜した底部を有していて前記溶融金
    属を収容するための内部を形成する支持外殻と、 (b) 相互に接続される耐火物水平化アセンブリとを
    備えており、 当該容器の前記内部は、耐火レンガから成るライニング
    を有しており、 前記耐火物水平化アセンブリは、第1の部分リングに組
    み立てられる複数の第1の高温耐火物プレキャスト・モ
    ジュールと、第2の部分リングに組み立てられる複数の
    第2の高温耐火物プレキャスト・モジュールとを備えて
    おり、前記プレキャスト・モジュールは総て、高さ、幅
    及び厚さの寸法を有しており、各々の部分リングの各々
    のプレキャスト・モジュールは、傾斜した高さを有する
    と共に、前記各々の部分リングの各々の隣接するプレキ
    ャスト・モジュールとは異なる中間の高さ寸法を有する
    ように構成されたことを特徴とする容器。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の容器において、前記相
    互に接続される耐火物水平化アセンブリは、当該容器の
    前記底部付近に設けられていることを特徴とする容器。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の容器において、前記第
    1の部分リングは、第1の半円であり、前記第2の部分
    リングは、第2の半円であり、前記半円は各々、第1の
    端部及び第2の端部を有しており、前記第1の半円の前
    記第1の端部は、前記第2の半円の前記第1の端部に連
    結され、前記第1の半円の前記第2のタブは、前記第2
    の半円の前記第2の端部に連結されて一つの完全な円を
    形成するように構成されたことを特徴とする容器。
  9. 【請求項9】 高温溶融金属を収容するための容器であ
    って、 (a) 側壁及び傾斜した底部を有していて前記溶融金
    属を収容するための内部を形成する支持外殻と、 (b) 相互に接続される耐火物水平化アセンブリとを
    備えており、 当該容器の前記内部は、耐火レンガから成るライニング
    を有しており、 前記耐火物水平化アセンブリは、第1の部分リングに組
    み立てられる複数の第1の高温耐火物プレキャスト・モ
    ジュールと、第2の部分リングに組み立てられる複数の
    第2の高温耐火物プレキャスト・モジュールとを備えて
    おり、前記プレキャスト・モジュールは総て、高さ、幅
    及び厚さの寸法を有しており、各々の部分リングの各々
    のプレキャスト・モジュールは、傾斜した高さを有する
    と共に、前記各々の部分リングの各々の隣接するプレキ
    ャスト・モジュールとは異なる中間の高さ寸法を有して
    おり、更に、前記第1の部分リング及び前記第2の部分
    リングに重なる少なくとも1つの水平化耐火物プレキャ
    スト・モジュールから成る少なくとも1つの追加の層を
    備えており、これにより、前記傾斜した底部を更に補正
    するように構成されたことを特徴とする容器。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の容器において、半円
    の主要部分に関しては、プレキャスト・モジュールから
    成る2つの手段が互いに重なり合っており、前記半円の
    残りの部分に関しては、少なくとも1つのプレキャスト
    ・モジュールから成る単一の層だけが設けられているこ
    とを特徴とする容器。
JP10163603A 1997-06-11 1998-06-11 冶金容器及びその耐火物水平化アセンブリ Pending JPH1157987A (ja)

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US08/872,830 US5882583A (en) 1996-01-22 1997-06-11 precast module leveling assembly for a metallurgical vessel
US872830 1997-06-11

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JPH1157987A true JPH1157987A (ja) 1999-03-02

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EP (1) EP0887608A1 (ja)
JP (1) JPH1157987A (ja)
AU (1) AU7005898A (ja)
BR (1) BR9802003A (ja)
CA (1) CA2239268A1 (ja)
ID (1) ID22078A (ja)

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US5882583A (en) 1999-03-16
EP0887608A1 (en) 1998-12-30
BR9802003A (pt) 1999-10-13
AU7005898A (en) 1998-12-17
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CA2239268A1 (en) 1998-12-11

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