JPS5832133B2 - 自動移載装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はトレーコンベヤのトレー上の所定位置に物品
を載置する自動移載装置に関する。

例えば、供給コンベヤからトレーを有する高速仕分はコ
ンベヤに仕分光情報をもった物品を移載する場合には、
所定のトレーに移載するは勿論、物品の大きさが異る場
合にも物品中心がトレー中心に一致するように移載すれ
ば、トレーの大きさは最小で足り、それだけトレー数を
増すことができて仕分量を増大しうるし、筐た物品の損
傷が少く、仕分光情報の読取シも正確に行える。

本発明の目的はかかる移載動作を行う自動移載装置を提
供するにある。

以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。

仕分はコンベヤーはトレー２を有し、これに物品を載え
て所望仕分点に達したとき、トレー２を反転させて仕分
けを行う。

仕分はコンベヤーに対し４５度の方向をもって合流する
供給コンベヤ３を設け、これにより物品Ｐを移送して所
定のトレー２ａ上に移載するものとする。

供給コンベヤ３は互に独立駆動される搬入コンベヤ３ａ
、待機コンベヤ３ｂ及び載荷コンベヤ３ｃからなり、そ
れぞれ速度Ｖａ 、 Ｖｂ 、 Ｖｃ（Ｖａ ＜ｖｂ
＜Ｖｃ ）を有する。

また速度Ｖｃの仕Ｖｃ ・ 分はコンベヤーの移送方向の速度成分−を仕分〆了 はコンベヤーの速度■に等しからしめる。

このような速度関係を与えることによってコンベヤ３ａ
から３ｃにいくに従い物品間隔を拡げて物品を個個に移
載するに便ならしめ、昔たコンベヤーと３ｃ間の物品移
載を円滑ならしめることができる。

但し、物品Ｐがコンベヤ間を乗９移る場合は、物品の中
心（例えば重心）がある側のコンベヤの速度で移送され
るものとする。

前記中心は物品形状によっては重心以外の適当な点に定
めてもよい。

待機コンベヤ３ｂは、移載すべき指定トレー２ａの移動
位置と関連して適時に物品Ｐを送給するため、一旦物品
を所定位置に停止させたのち、再起動して物品を指定ト
レーの所定位置に送給する作用をなす。

い寸、物品Ｐが停止時に慣性によってコンベヤ３ｃの方
へ入らぬような定位置Ｎに先端を揃えて物品Ｐを待機さ
せるとすれば、物品の長さｌが変化したとき中心Ｇの停
止位置は−だけ変化するから、コンベヤ３ｂが起動して
中心Ｇが該コンベヤを通過し終る１での時間は□だＶｂ け変化し、その分だけトレー２ａに対する移載位置が変
化する。

そこで、物品長さが変化しても物品中心が常にトレー中
心に一致するようにコンベヤ３ｂの起動時点を物品長さ
に応じて調節すれば、物品長さｌにかかわらず物品をト
レー２ａ上の中心位置に移載することがわかるわけであ
る。

即ち最大長さ１１ｍの物品に対し長さｌの物品は だけ遅れて発進するようコンベヤ３ｂの起動制御を行え
ばよい。

第２図はコンベヤ３ｂの制御回路を示す。

図中４はコンベヤ３ｂの始端に近い位置Ｍに設けた測長
用の第１の光電式物品検出装置であり１物品Ｐが通過中
は検出信号によりアンドゲート５を開き、待機コンベヤ
３ｂの移動距離に比例した数のクロツクＫを一分周器６
に入力せしめる。

プリセット１ １ｍ カウンタ７には最長の物品の−の長さ−に相当２ する数のクロック数をプリセットしておく。

しかるとき、長さｌの物品Ｐが位置Ｍを通過する１で１ に−分周器６から−に相当する数のパルスが出力２ し、プリセットカウンターのプリセット値をパ−′に減
算する。

位置Ｍより１ｍ以上離れた位置Ｎに第２の光電式物品検
出装置８を設け、その検出信号によう待機コンベヤ３ｂ
の駆動回路９を開いて該コンベヤを停止させる。

これにより物品Ｐは先端をほぼ位置Ｎに揃えて停止する
。

一方指定トレー２ａが定位置に達したときにトレーピッ
チ信号ｔを発生させ、これを位相調整器１０によって供
給コンベヤ３との接続位置に適合した位相に調整してア
ンドゲート１１を開かしめる。

これによりブリセットカラ／り７はクロックｍ−１ Ｋによって上記の減算値□から更に減算され、カウント
がＯになったとき駆動回路９を閉じ１ｍ−１ て待機コンベヤ３ｂを起動させる。

□がＯに減算される１での時間は長さｌの物品に対する
起動補正時間であり１この補正によって物品Ｐはトレー
２ａ上に中心位置を合せて移載される。

１台の仕分はコンベヤに対し複数台の供給コンベヤを設
けた場合には、各待機コンベヤの起動タイミングをそれ
ぞれに設けた位相調整器１０によって調整すればよい。

本発明は上記構成を有し、物品をその長さにかかわらず
自動的にトレーのほぼ中心位置に載せ得るから、トレー
寸法を最小限に止めて、トレー数を増し、或は仕分はコ
ンベヤの全長を短縮しうる等の効果があり、また物品が
トレー上に正しく載置されるので物品の損傷がなく、ま
た正確な仕分けが可能となる等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は平面図、第２
図は制御回路図である。 １・・・仕分ケコンベヤ、２，２ａ・・・トレー、３・
・・供給コンベヤ、３ｂ・・・待機コンベヤ、４・・・
第１の物品検出装置、５，１１・・・ゲート回路、６・
・・−分周器、７・・・プリセットカウンタ、８・・・
第２の物品検出装置、９・・・駆動回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ トレーを有する仕分はコンベヤに物品を供給する供
   給コンベヤライン中に設けた独立駆動の待機コンベヤと
   、待機コンベヤの移動距離に比例すす る数のクロックの発生装置と、−分周器と、待機コンベ
   ヤの始端付近及びこれより下流側の最長物品の長さ以上
   離れた位置にそれぞれ設けた第１゜第２の物品検出装置
   と、前記最長物品の長さの一に相当するクロック数をプ
   リセットするプリセットカウンタと、プリセットカウン
   タの内容がＯになったときに待機コンベヤを起動させま
   た第２の物品検出装置の検出信号により待機コンベヤを
   停止させる駆動回路と、第１の物品検出装置が物品検出
   中はクロックを入力する一分周器の分周出力を、また前
   記停止後に仕分はコンベヤのトレー位置信号が発生した
   ときはクロックをそれぞれプリセットカウンタに入力さ
   せて減算させるゲート回路とを有する自動移載装置。