JPS5830830Y2 - 注入管構造 - Google Patents

注入管構造

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Publication number
JPS5830830Y2
JPS5830830Y2 JP4817779U JP4817779U JPS5830830Y2 JP S5830830 Y2 JPS5830830 Y2 JP S5830830Y2 JP 4817779 U JP4817779 U JP 4817779U JP 4817779 U JP4817779 U JP 4817779U JP S5830830 Y2 JPS5830830 Y2 JP S5830830Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
outer tube
inner tube
injection
piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP4817779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55149683U (ja
Inventor
煌来 小林
峰雄 村田
Original Assignee
山口機械工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 山口機械工業株式会社 filed Critical 山口機械工業株式会社
Priority to JP4817779U priority Critical patent/JPS5830830Y2/ja
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、グラウト等の注入管の構造に関し、その目的
とするところは内管を容易に外管から取外し可能であっ
て、熱変化に伴うトラブルを防止でき、さらに内管の同
心を容易に確保できる注入管構造を提供することにある
近年、回転二重管注入工法が汎く採用されているが、こ
の工法に用いる注入管については種々の難題がある。
たとえば、第6図に示すように内管51を外管52に対
して所定の間隔を保持して外管側流路を確保するために
、内管51の外周部に張出し片53を形成し、その張出
し片53を外管52内面に当接するよう構成するのが加
工性あるいは構造的な諸条件から優れているとされてい
る。
その場合、張出し片53を外管52の内面に溶着して外
管52に固定しているが、次のような難点があった。
すなわち、第一に内管を注入管の軸心に一致させること
はそれらの機械加工精度上、および溶接作業上至難であ
り、第二に回転注入時に管自体が熱をもって伸縮した場
合、あるいは特に前記溶着加工時における溶接熱によっ
て伸縮した場合などにおいて、内管が外管に固着されて
いるため注入管が損傷することがあったりあるいは十分
な溶着強度を得られない欠点があり、さらに第三に注入
管全体の分解掃除のとき外管からその内管を取外すこと
ができず十分に清掃できないことである。
また第四に従来、特公昭49−47443号公報あるい
は実開昭52−88406号公報のように継手筒に複数
の連通透孔を並設し外管側流路を設けることも考えられ
るが、こうすると機械加工上手間がかかるし、また連通
透孔が自ら小径となるからグラフトの詰りを生じる難点
がある。
本考案は前記難点を一挙に解消したものであり、その要
旨とするところは、重合管形式の注入管にあって、内管
の外周部にほぼ外管に遊合する外方に張り出した張出片
を形成し、その張出片の周方向に関しその側方位置にお
いて係止突起を外管の内面から突設し、内管の軸方向の
移動を外管に取外し自在に止め付けた固定具で固定した
、ことにある。
すなわち、本考案の思想とするところは、従来張出片は
外管の内面に溶着していたのに対して、本考案では溶着
することなく遊合させて、内管を外管から着脱可能とし
たものである。
また遊合の結果、そのままでは内管は外管内において不
安定であるため、そして外管にトルクをかけて回転削孔
する場合、内管も共回りさせる必要があるため、外管の
内面に係止突起を張出し片の側方位置に形戊することに
よって、内管を件管内において周方向に関し固定化を図
るもグ)である。
さらに内管の軸方向の移動に関し7Cは、外管に取外し
自在の固定B、4、を設けることによ−)で、移動を規
制するとともに、着脱時にはそ0固定具、を取汁して着
脱を行わんとするも0で゛ある。
以下図面に示す実施例によって本な案を説明する。
1は外管本体で、その先端側に外管の一部をなす接手部
外管2が螺合し2ている。
接f部外−管2のさi)に先端には次の外管本体あるい
は図示のように先端装置の外管3が螺合している。
4は内管で、その先端側に内管の一部をなす接手部内管
5が溶着され一体化されている。
この接手部内管5には、次の内管本体あるいは図示のよ
うに先端装置のソケット6が挿嵌され先端装置に連なっ
ている。
また内管4の基端側においてソケット7が溶着され、こ
のソケツI−7が、隣接する接手部内管8に挿嵌されて
いる。
一方、接手部内管5(7)両端外周部には張出し片9.
9′が突出して形成されている。
また張出し片9゜9′の端面位置には、外管2の内面に
IEめ付けられた固定具とし、てのスナップリング10
.10’が配設され内管の軸Jj向の移動を食い止めて
いる。
また第2図に示すように、張出し片9,9′の周方向に
関し張出し片9,9′の側ノj位置において外管2の内
面に係止突起11が形成されている。
このように構成された注入管において、外管全体を回転
すると、係止突起11が張出し片9,9′に係合するか
ら、内管全体も回転する。
そして外管あるいは内管が熱的に伸縮しても、外管2と
接手部内管5とは一体化されておらず、それら単独で哨
由に伸縮するから注入管全体の歪によるトラブルを完全
に防止できる。
また従来のように内管を溶着により外管に固着するもの
ではないから、外管と同心円上に内管を設定できる。
さらに分解清浄に際しては、スナップリング10.10
’を取外せば、接手部内管5は外管2に固着されていな
いので、容易に分解を行うことができる。
さらにまた、接手部内管5に張出し片9を形成し、外管
側流路は外管2と接手部内管5どの間隙どしているかl
り、流路の面積を大とすることができ、それらの間隙に
おけるグラr’71.の詰りを完全に防止できる。
なお、上記実施例は接手部内管5をスナップリングi0
.10’で固定し、であるが、固定具としては第4図に
示すように、中央が透孔12 aとなり外周に雄ネジ部
12bを有するプラグ12を、端部に雌ネジ部2′aを
有する外管2′に螺入し1、内管5の軸方向の移動を固
定することもできる。
以りの通り、本考案は、張出片を外管に溶着する二とな
く遊合したものであるから、内管を外管に対し2て着脱
かり能となり、十分な清掃が可能となり、また溶接加圧
時の熱による損傷もなくなる1、さtつに、内管の周方
向の棧動は伸管内面に形成した係IL突起によって、軸
方向の移動は外管にtLめ付けた固定具、によって、規
制したから、外管内において内管を位置決めでき、かつ
外−管の回転時、内管を確実に共回りさせることができ
る。
しかも注入管とし7て、重合管形式であるため、体側グ
ラウト流路は大きな断面をも一つた環状流路となり、し
たがって従来公報記載のような多数の小連通透孔を並設
する場合におけるグラウトの詰りがなくなる。
また、係止突起は周方向に関し形成するだけであり、か
つ前記固定具は外管に着脱自在となっているから、固定
具を外せば、容易に外管から内管を引き出すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る注入管構造の一例を示す断面図、
第2図はそのA−A線矢視断面図、第3図はその要部斜
視図、第4図は他の固定具の例を示す分解斜・視図、第
5図はその設置状態断面図、第6図は従来例の横断面図
である。 2・・・・・・外管、5・・・・・・内管、9.9’・
・・・・・張出し片、10゜10′・・・・・・スナッ
プリング、11・・・・・・係止突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外管とこの内部にあって外管との間に案内路を構成する
    内管とを備え、前記内管の外周部にほぼ外管に遊合する
    外方に張り出した張出し片を形成し、その張出し片の周
    方向に関しその側方位置において係止突起を外管の内面
    から突設し、前記内管の軸方向の移動を外管に取外し自
    在に止め付けた固定具で固定したことを特徴とする注入
    管構造。
JP4817779U 1979-04-13 1979-04-13 注入管構造 Expired JPS5830830Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4817779U JPS5830830Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13 注入管構造

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JP4817779U JPS5830830Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13 注入管構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55149683U JPS55149683U (ja) 1980-10-28
JPS5830830Y2 true JPS5830830Y2 (ja) 1983-07-07

Family

ID=28931398

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