JPH045128Y2 - - Google Patents

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JPH045128Y2
JPH045128Y2 JP1987103833U JP10383387U JPH045128Y2 JP H045128 Y2 JPH045128 Y2 JP H045128Y2 JP 1987103833 U JP1987103833 U JP 1987103833U JP 10383387 U JP10383387 U JP 10383387U JP H045128 Y2 JPH045128 Y2 JP H045128Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、人体の体腔内や機械内部等を観察
する際に使用される内視鏡の挿入部に関するもの
である。
(従来の技術) 第6図は一般的な内視鏡1の外観図を示すもの
であり、概説すると、内視鏡1は、操作本体2
と、この操作本体2から延びる挿入部3とを有し
ている。
挿入部3は、柔軟な軟性部4とこの軟性部4の
先端に取り付けられた屈曲自在な湾曲部5とを有
している。
上記軟性部4は第7図に示すように、帯板を螺
旋状に捲回して管状に形成された管部41と、こ
の管部41の先端に固定された筒状の大径嵌合部
42とを有している。又、湾曲部5は、多数のリ
ング状の関節51aを順次その周方向に90°ずつ
位相をずらして回動自在に連結することによつて
屈曲自在な管状に形成された管部51と、この管
部51の基端に固定された筒状の小径嵌合部52
とを有している。そして、湾曲部5の小径嵌合部
52が軟性部4の大径嵌合部42の内側に嵌め込
まれ連結されている。
上記軟性部4の内部には四本のワイヤガイド6
が配置されている。各ワイヤガイド6の基端は操
作本体2に固定され、その先端は第8図又は第9
図に示すように、大径嵌合部42の厚肉部42a
に固定されている。
上記ワイヤガイド6の固定状態について詳述す
ると、第8図の場合には、厚肉部42aに90°間
隔で径方向に貫通孔42bを形成しておき、上記
厚肉部42aの内周面において貫通孔42bが開
口する部位にワイヤガイド6の先部を配置し、貫
通孔42bにろう材を流し込み、ワイヤガイド6
の先端を大径嵌合部42の厚肉部42aにろう付
けしている。
一方、第9図の場合には、各ワイヤガイド6の
先端に断面略Ω形のワイヤガイドホルダ8をろう
付けした後、ワイヤガイドホルダ8を大径嵌合部
42の厚肉部42aの内周面に90°間隔で配置し、
厚肉部42aにスポツト溶接して固定している。
又、各ワイヤガイド6には操作ワイヤ7がそれ
ぞれ挿通されている。各操作ワイヤ7の先端は湾
曲部5の各関節51aに設けられたガイド(図示
しない)を挿通し、湾曲管5の先部に固定されて
いる。
又、ワイヤガイド6を挿通して操作本体2に引
き込まれた各操作ワイヤ7の基端は、操作本体2
に設けられた操作ダイヤル2aに連繋されてい
る。この操作ダイヤル2aを操作することにより
各操作ワイヤ7が進退動して、湾曲部5を所望方
向に屈曲させることができるようになつている。
尚、上記湾曲部5の先端には先端構成部9が取
り付けられている。この先端構成部9には、観察
窓、照明窓、鉗子口等(いずれも図示せず)が設
けられている。観察窓、照明窓、鉗子口にはそれ
ぞれ、観察系光フアイバー束等の画像伝送系、照
明系光フアイバー束、鉗子チヤンネル(いずれも
図示しない)が接続されている。これら観察系光
フアイバー束、照明系光フアイバー束、鉗子チヤ
ンネルは、湾曲部5、軟性部4を挿通して操作本
体2に導かれ、それぞれ接眼筒2b、照明光発生
装置への接続ケーブル(図示しない)、鉗子挿入
口2cに接続されている。
ところで、上記先端構成部9に連結された観察
系光フアイバー束や照明系光フアイバー束や鉗子
チヤンネル等(以下、観察系光フアイバー束等と
いう)は次のようにして湾曲部5及び軟性部4の
内部に装着される。
初めに、ワイヤガイド6が固定された軟性部4
と、操作ワイヤ7が装着された湾曲部5とを用意
する。
そして、観察系光フアイバー束等を上記湾曲部
5の先端側から挿入して、湾曲部5の小径嵌合部
52から引き出す。
次に、小径嵌合部52から引き出された観察系
光フアイバー束等を上記軟性部4の大径嵌合部4
2から軟性部4内に挿入するとともに、各操作ワ
イヤ7を各ワイヤガイド6に挿入する。
その後、湾曲部5の小径嵌合部52を軟性部4
の大径嵌合部42の内側に嵌め込み連結する。
尚、軟性部4及び湾曲部5は外装チユーブ10
により被覆されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の内視鏡1の挿入部3には次のような
種々の欠点があつた。
第一に、ワイヤガイド6の先端を軟性部4の大
径嵌合部42の内周面に固定しにくかつた。即
ち、第8図又は第9図のどちらの場合にも、大径
嵌合部42の内部という極めて狭い空間におい
て、ろう付け又はスポツト溶接を行わなければな
らず、作業性が極めて悪かつた。
第二に、各ワイヤガイド6の先端を軟性部4の
大径嵌合部42に正確に90°間隔に振り分けて固
定することが難しかつた。即ち、ろう付け等をす
る際には、特殊な治具を用いてワイヤガイド6の
先端やワイヤガイドホルダ8を大径嵌合部42の
厚肉部42aに仮止めしながら行うものの、厚肉
部42aの内面は円筒状をなしているので滑り易
く、正確な位置に固定するのが難しかつた。この
ようにワイヤガイド6の先端の位置決めに高い精
度が要求されるのは次の理由による。即ち、ワイ
ヤガイド6の先端が正確な位置に固定されておら
ず、湾曲部5のガイドの位置に対応していない
と、操作ワイヤ7を引つ張つた時に操作ワイヤ7
に無理な力が加わつて断線する虞があるからであ
る。
第三に、上記観察系光フアイバー束等の軟性部
4への挿入が困難だつた。詳述すると、従来は軟
性管4に観察系光フアイバー束等を挿入する前に
予めワイヤガイド7の先端又はワイヤガイドホル
ダ8を大径嵌合部42に固定しておく必要があつ
た。というのは、これらの固定手段としてろう付
け等を採用しているため、先に観察系光フアイバ
ー束等を軟性部4に挿入しておき、その後にろう
付け等によつてワイヤガイド6を固定すると、ろ
う付け等の際の熱によつて観察系光フアイバー束
等を損傷させる虞があるからである。しかしなが
ら、先にワイヤガイド6の先端を大径嵌合部42
に固定しておくと、第8図、第9図に示すように
大径嵌合部42の開口面積を狭めることとなり、
その後の観察系光フアイバー束光等の挿入作業を
困難にしていた。
第四に、内視鏡1を分解修理等する場合には、
加熱してろう材等を溶融させワイヤガイド6の先
端を大径嵌合部42から取り外さなければなら
ず、極めて繁雑であるとともに、溶融熱で観察系
光フアイバー束等を損傷させる虞があつた。
(問題点を解決するための手段) この考案は上記問題点を解消するためになされ
たもので、その要旨は、内部にワイヤガイドが挿
通された柔軟な軟性部と、上記軟性部の先端部に
連結される屈曲自在な湾曲部と、上記軟性部のワ
イヤガイド及び湾曲部に挿通された操作ワイヤ
と、上記軟性部と湾曲部との連結部に取り付けら
れワイヤガイドの先端を固定するワイヤガイドホ
ルダとを備え、上記軟性部と湾曲部のいずれか一
方の連結端部に大径嵌合部が形成され、他方の連
結端部に小径嵌合部が形成され、この小径嵌合部
が大径嵌合部の内側に嵌め込まれて軟性部と湾曲
部とが連結されている内視鏡の挿入部において、
上記ワイヤガイドホルダは、ワイヤガイドが挿入
されるリング部と、このリング部から起立するネ
ツク部と、このネツク部の先端に形成されたアー
ム部とを有し、上記小径嵌合部には、その外周面
にリング状の凹部が形成されるとともに、小径嵌
合部の端面から軸線方向に沿つて上記凹部まで延
びるスリツトが形成されており、而して、上記ワ
イヤガイドホルダは、そのネツク部を小径嵌合部
のスリツトに挿入し、アーム部を小径嵌合部の凹
部に収容するとともに小径嵌合部と大径嵌合部と
の間に挟み込むことによつて固定されていること
を特徴とする内視鏡の挿入部にある。
(作用) ワイヤガイドの先端は、これを支持するワイヤ
ガイドホルダのネツク部を小径嵌合部のスリツト
に挿入することにより、正確に位置決めすること
ができる。
又、ワイヤガイドホルダのアーム部を小径嵌合
部の凹部に収容し、ネツク部を小径嵌合部のスリ
ツトに挿入した後、このワイヤガイドホルダとと
もに小径嵌合部を大径嵌合部に嵌め込むことによ
つて、ワイヤガイドホルダは簡単に且つ確実に移
動不能に固定される。したがつて、従来のろう付
け固定等に比べて取り付け作業性が極めて向上す
る。
更に、湾曲部及び軟性部に観察系光フアイバー
束等を挿通させた後に、ワイヤガイドホルダを小
径嵌合部に装着することができる。この場合に
は、湾曲部及び軟性部に観察系光フアイバー束等
を挿入する時に、湾曲部及び軟性部にワイヤガイ
ドホルダが装着されていない。したがつて、観察
系光フアイバー束等を挿入する際に、湾曲部及び
軟性部の開口面積を十分に大きく確保でき、観察
系光フアイバー束等の挿入作業が極めて容易にな
る。
又、ワイヤガイドホルダの固定にろう付け等を
用いていないので、分解修理等も容易に行うこと
ができる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1図から第5図
までの図面に基づき、第6図を援用して説明す
る。尚、前記従来技術と同一態様部分については
同一符号を付し、その説明を省略する。
第1図において、符号43は軟性部4の管部4
1の先端に固定された大径嵌合部であり、符号5
3は湾曲部5の管部51の基端に固定された小径
嵌合部であり、符号8は上記大径嵌合部43と小
径嵌合部53によつて支持されるワイヤガイドホ
ルダである。
上記ワイヤガイドホルダ8は、第3図に示すよ
うに、その断面形状を略Ω形にされており、ワイ
ヤガイド6の先端が挿入されろう付け固定される
リング部8aと、このリング部8aから起立して
延びるネツク部8bと、ネツク部8bの先端にお
いて互いに離反するように延びるアーム部8cか
ら構成されている。アーム部8cは断面円弧状を
なし、その曲率半径は後述する小径嵌合部53の
凹部53cの外周面の曲率半径とほぼ等しくされ
ている。
小径嵌合部53は第4図に示すように筒状をな
している。小径嵌合部53の先端側(図中、左
側)は、湾曲部5の第一番目の関節51aが外嵌
されろう付け固定される小径部53aとされてお
り、小径嵌合部53の基端側(図中、右側)は、
大径嵌合部43が外嵌される大径部53bとされ
ている。
この大径部53bの外周面には、基端面53e
から若干離間した部位に、上記ワイヤガイドホル
ダ8のアーム部8cが収容される凹部53cがリ
ング状に形成されている。この凹部53cの深さ
はワイヤガイドホルダ8のアーム部8cの厚さよ
り若干大きくされている。又、大径部53bには
ワイヤガイドホルダ8のネック部8bが挿入され
る四つのスリツト53dが90°間隔に設けられて
いる。各スリツト53dは小径嵌合部53の基端
面53eから凹部53cの先端側縁部に至るまで
小径嵌合部53の軸線方向に形成されている。更
に、凹部53cには径方向外側に突出する一対の
円柱状の突起53fが周方向に180°離間して設け
られている。各突起53fの先端は大径部53b
の外周面よりも突出している。
一方、大径嵌合部43は第5図に示すように筒
状をなしている。大径嵌合部43の基端側(図
中、右側)は、軟性部4の管部41の先部が挿入
される大径部43aとされており、大径嵌合部4
3の先端側(図中、左側)は、上記小径嵌合部5
3の大径部53bが挿入される小径部43bとさ
れている。又、大径嵌合部43の内側において上
記大径部43aと小径部43bの境には、軸芯方
向に突出しリング状をなすストツパ43cが形成
されている。このストツパ43cは管部41が小
径部43a側へ突出するのを防止している。
上記大径部43aには基端面43dから軸線方
向に延びる複数のスリツト43eが形成されてい
る。このスリツト43eには、管部41の先部を
大径嵌合部43の大径部43aに挿入した後に、
ろう材が流し込まれ、これによつて管部41の先
部に大径嵌合部43が固定されている。
又、上記小径部43bの軸線方向の長さは、小
径嵌合部53の大径部53bの長さよりも若干小
さくされており、大径部53bのみが小径部43
bに挿入されるようになつている。この小径部4
3bには、小径嵌合部53の突起53fが挿入さ
れる二つの係止孔43fが軸芯を挟み対向して設
けられている。前記小径嵌合部53の突起53f
と上記係止孔43fはどちらも、操作本体2に対
する軟性部4の周方向取り付け位置関係と、操作
本体2に対する湾曲部5の周方向取り付け位置関
係とを十分に考慮して、正確に位置決めされてい
る。各係止孔43fの周方向両側には、先端面4
3gから軸線方向に延びる一対のスリツト43h
が形成されており、スリツト43hに挟まれた係
止孔43fの近傍の小径部43bはその弾性に抗
して広げ易くされている。これによつて、小径嵌
合部53の大径部53bを上記小径部43bに挿
入した後、小径嵌合部53の各突起53fを上記
係止孔43fに嵌合し易くしている。
次に、上記軟性部4と湾曲部5とワイヤガイド
ホルダ8を用いた挿入部3の組み立て手順につい
て説明する。
まず、管部41の先端に大径嵌合部43が固定
された軟性部4と、管部51の基端に小径嵌合部
53が固定されるとともに内部に各操作ワイヤ7
が装着された湾曲部5と、先端がワイヤガイドホ
ルダ8のリング部8aに挿入固定されたワイヤガ
イド6と、先端構成部9に連結された観察系光フ
アイバー束等とをそれぞれ用意する。
そして、初めに、上記湾曲部5の先端側から観
察系光フアイバー束等を挿入し小径嵌合部53か
ら引き出す。この時には、観察系光フアイバー束
等の挿入の障害物となるワイヤガイドホルダ8が
小径嵌合部53に取り付けられていないので、湾
曲部5の開口面積は大きく、上記挿入作業は非常
にスムースに行われる。
次に、第1図に示すように、各操作ワイヤ7を
各ワイヤガイド6に挿通する。
更に、上記各ワイヤガイド6と観察系光フアイ
バー束等とを一緒に軟性部4に挿入する。この時
にも軟性部4の内部に障害物がないので、上記挿
入作業は非常にスムースに行なわれる。
次に、各操作ワイヤ7の基端側を引つ張りなが
ら、各ワイヤガイド6の先端に固定された各ワイ
ヤガイドホルダ8を湾曲部5方向に引つ張り、各
ワイヤガイドホルダ8のネツク部8bを小径嵌合
部53の各スリツト53dに挿入し、各ワイヤガ
イドホルダ8のアーム部8cを小径嵌合部53の
凹部53cに挿入する。このようにして、各ワイ
ヤガイドホルダ8の位置決めが一意的に正確に行
なわれる。
この後、軟性部4から引き出されたワイヤガイ
ド6及び観察系光フアイバー束等を引つ張りなが
ら、軟性部4を湾曲部5方向に引つ張り、大径嵌
合部43の小径部43aを小径嵌合部53の大径
部53bに被せていく。
そして、小径嵌合部53の各突起53fを大径
嵌合部43の係止孔43fに嵌合させることによ
り、軟性部4と湾曲部5を連結するとともに、ワ
イヤガイドホルダ8を固定する。即ち、ワイヤガ
イドホルダ8は、ネツク部8bを小径嵌合部53
のスリツト53dに挿入させたことによつて周方
向への移動が規制され、アーム部8cを小径嵌合
部53の凹部53cに挿入させたことにより軸線
方向への移動が規制され、更にこのアーム部8c
が大径嵌合部43と小径嵌合部53とに挟み込ま
れたことにより径方向への移動が規制される。
又、突起53fと係止孔43fを嵌合することに
よつて、大径嵌合部43と小径嵌合部53の周方
向相対位置が一意的に正確に決定されるととも
に、大径嵌合部43と小径嵌合部53が軸線方向
に対しても周方向に対しても相対移動不能に連結
される。
このように、挿入部3の組み立て作業におい
て、軟性部4及び湾曲部5への観察系光フアイバ
ー束等の挿入が容易にできるとともに、ワイヤガ
イドホルダ8の位置決めが正確且つ容易にでき、
ワイヤガイドホルダ8の固定作業が容易にできる
ようになる。
更に、軟性部4と湾曲部5との間の位置決めが
正確且つ容易にでき、軟性部4と湾曲部5の連結
作業が容易になる。その結果、操作本体2に対す
る湾曲部5の周方向位置関係が正確になるので、
組み立てられた挿入部3を湾曲操作した場合、所
望する方向に湾曲部5を湾曲させることができる
ようになり、使い勝手が向上する。
又、ワイヤガイドホルダ8の小径嵌合部53へ
の固定に際して、ろう付けや溶接等を用いていな
いので、挿入部3を分解修理等する場合にも、観
察系光フアイバー束等を損傷させることなく、ワ
イヤガイド6をワイヤガイドホルダ8とともに容
易に取り外すことができる。
この考案は上記実施例に制約されず種々の態様
が可能である。
例えば、上記実施例の場合とは逆に、湾曲部の
連結端部に大径嵌合部を形成し、軟性部の連結端
部に小径嵌合部を形成してもよい。
又、小径嵌合部を大径嵌合部に嵌め込んだ後に
おけるこれらの固定手段は、ビス等による固定で
あつてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によれば、大径
嵌合部と小径嵌合部との連結部にワイヤガイドホ
ルダが固定されていない状態で、観察系光フアイ
バー束等を軟性部及び湾曲部に挿入できるので挿
入し易く、組み立て作業性が非常に向上する。
又、軟性部と湾曲部との連結部にワイヤガイド
ホルダを正確に且つ容易に位置決めすることがで
きるとともに、ワイヤガイドホルダを簡単且つ確
実に移動不能に固定することができる。したがつ
て、このワイヤガイドホルダに支持されたワイヤ
ガイドの先端も正確に位置決めすることができ
る。
又、上記連結部にワイヤガイドホルダを固定す
る際に、従来のようにろう付けや溶接等を用いて
いないので、組み立てばかりでなく分解も容易に
行うことができる。しかも、その作業の際に観察
系光フアイバー束等が損傷することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図から第6図までの図面はこの考案の一実
施例を示すものであり、第1図は内視鏡の挿入部
の分解組立斜視図、第2図は軟性部と湾曲部の連
結部の拡大断面図、第3図は第2図−拡大断
面図、第4図は小径嵌合部の部分断面図、第5図
は大径嵌合部の部分断面図、第6図は内視鏡の全
体正面図である。 又、第7図は従来技術による第2図相当断面
図、第8図は第7図−断面図、第9図は他の
従来技術による第8図相当断面図である。 1……内視鏡、3……挿入部、4……軟性部、
5……湾曲部、6……ワイヤガイド、7……操作
ワイヤ、8……ワイヤガイドホルダ、8a……リ
ング部、8b……ネツク部、8c……アーム部、
43……大径嵌合部、53……小径嵌合部、53
c……凹部、53d……スリツト53。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部にワイヤガイドが挿通された柔軟な軟性部
    と、上記軟性部の先端部に連結される屈曲自在な
    湾曲部と、上記軟性部のワイヤガイド及び湾曲部
    に挿通された操作ワイヤと、上記軟性部と湾曲部
    との連結部に取り付けられワイヤガイドの先端を
    固定するワイヤガイドホルダとを備え、上記軟性
    部と湾曲部のいずれか一方の連結端部に大径嵌合
    部が形成され、他方の連結端部に小径嵌合部が形
    成され、この小径嵌合部が大径嵌合部の内側に嵌
    め込まれて軟性部と湾曲部とが連結されている内
    視鏡の挿入部において、 上記ワイヤガイドホルダは、ワイヤガイドが挿
    入されるリング部と、このリング部から起立する
    ネツク部と、このネツク部の先端に形成されたア
    ーム部とを有し、上記小径嵌合部には、その外周
    面にリング状の凹部が形成されるとともに、小径
    嵌合部の端面から軸線方向に沿つて上記凹部まで
    延びるスリツトが形成されており、 而して、上記ワイヤガイドホルダは、そのネツ
    ク部を小径嵌合部のスリツトに挿入し、アーム部
    を小径嵌合部の凹部に収容するとともに小径嵌合
    部と大径嵌合部との間に挟み込むことによつて固
    定されていることを特徴とする内視鏡の挿入部。
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