JPS5830716Y2 - 多芯室型筆記具 - Google Patents
多芯室型筆記具Info
- Publication number
- JPS5830716Y2 JPS5830716Y2 JP7347579U JP7347579U JPS5830716Y2 JP S5830716 Y2 JPS5830716 Y2 JP S5830716Y2 JP 7347579 U JP7347579 U JP 7347579U JP 7347579 U JP7347579 U JP 7347579U JP S5830716 Y2 JPS5830716 Y2 JP S5830716Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- guide tube
- opening
- writing instrument
- closing lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、第5図に示すように、前部軸筒1に対して回
動自在とした後部軸筒2の内壁面に放射状に芯室3を形
威し、両軸筒1,2の軸心上には上記芯室3と連通ずる
ことができる単一の開口4を有する芯体誘導管5を設け
、該芯体誘導管5にはノックキャップ6と協働して傾動
自在とした開口用開閉蓋7を取付け、芯室3内に収容し
た筆記具芯体Aを傾斜させた開閉蓋7から芯体誘導管5
内に重力によって落し込み、芯体誘導管5の前方に取付
けたチャック8でくわえて筆記可能とした多芯室型筆記
具の改良に関するものである。
動自在とした後部軸筒2の内壁面に放射状に芯室3を形
威し、両軸筒1,2の軸心上には上記芯室3と連通ずる
ことができる単一の開口4を有する芯体誘導管5を設け
、該芯体誘導管5にはノックキャップ6と協働して傾動
自在とした開口用開閉蓋7を取付け、芯室3内に収容し
た筆記具芯体Aを傾斜させた開閉蓋7から芯体誘導管5
内に重力によって落し込み、芯体誘導管5の前方に取付
けたチャック8でくわえて筆記可能とした多芯室型筆記
具の改良に関するものである。
この種の多芯室型筆記具の技術的課題を説明する。
芯室3内にある筆記芯体Aを芯体誘導管5に落し込むに
は、第5図に示すように、ノックキャップ6を押圧する
ことによって開閉蓋7の基端部7′を押し、バネ10に
抗して開閉蓋7の先端部T′を傾斜させるのであるが、
この場合、仮りに筆記芯体Aの後方部分Xが未だ芯室3
内にあるにも拘らず、後部軸筒2を回動じた場合には、
その筆記芯体Aは回動する芯室3側壁により折損力を受
け、後方部分Rで折れてしまう。
は、第5図に示すように、ノックキャップ6を押圧する
ことによって開閉蓋7の基端部7′を押し、バネ10に
抗して開閉蓋7の先端部T′を傾斜させるのであるが、
この場合、仮りに筆記芯体Aの後方部分Xが未だ芯室3
内にあるにも拘らず、後部軸筒2を回動じた場合には、
その筆記芯体Aは回動する芯室3側壁により折損力を受
け、後方部分Rで折れてしまう。
従って後部軸筒2の回動は完全に芯体誘導管5内に落し
込んだことを確認ののち行なうことであり、望ましくは
、それ以前では後部軸筒2の回動を許さなくするためロ
ックしてしまうことといえる。
込んだことを確認ののち行なうことであり、望ましくは
、それ以前では後部軸筒2の回動を許さなくするためロ
ックしてしまうことといえる。
もう一つの問題点は1.逆(こ筆記芯体A1を芯室3に
戻すときに起る第6図”に示すような不都合な点である
。
戻すときに起る第6図”に示すような不都合な点である
。
すなわち、ノックキャップ6を充分押圧することによっ
てバネ9を圧縮し、チャック8を解放させた状態で筆記
具先端を上向きにすれば、それ迄チャック8によってく
わえられていた筆記芯体A1は重力で芯体誘導管、5後
方へ向けて落下する。
てバネ9を圧縮し、チャック8を解放させた状態で筆記
具先端を上向きにすれば、それ迄チャック8によってく
わえられていた筆記芯体A1は重力で芯体誘導管、5後
方へ向けて落下する。
この場合、何らかの理由で第6図に図示の如く、筆記芯
体A1が開閉蓋7の下側にもぐり込むようでは、円滑に
芯室3に戻すことができなくなってしまう。
体A1が開閉蓋7の下側にもぐり込むようでは、円滑に
芯室3に戻すことができなくなってしまう。
従ってチャック8の解放で筆記芯体A1が後退するとき
に絶対に開閉蓋7の下側にもぐり込まないような工夫が
望ましい。
に絶対に開閉蓋7の下側にもぐり込まないような工夫が
望ましい。
本考案は、上記した後部軸筒2の回動ロック機構と筆記
芯体A1が開閉蓋7の下側にもぐり込まない防止機構と
を簡単な構造により同時に達成できるようにするため案
出したものであって、第1図から第4図に示す実施例に
よって説明すると、つぎのとおりである。
芯体A1が開閉蓋7の下側にもぐり込まない防止機構と
を簡単な構造により同時に達成できるようにするため案
出したものであって、第1図から第4図に示す実施例に
よって説明すると、つぎのとおりである。
第1図と第5図とを対比すれば明瞭なように、本考案で
は、開閉蓋7はその先端に折曲部7aを形成し、また芯
体誘導管5と後部軸筒2にはそれぞれ折曲部7aの嵌挿
孔12ど複数の芯室3に対応した複数の受孔13(第3
図参照)とを穿設している。
は、開閉蓋7はその先端に折曲部7aを形成し、また芯
体誘導管5と後部軸筒2にはそれぞれ折曲部7aの嵌挿
孔12ど複数の芯室3に対応した複数の受孔13(第3
図参照)とを穿設している。
第1図の二点鎖線で示した状態は、傾斜した開閉蓋7の
折曲部7aが芯体誘導管5に設けた嵌挿孔12を経て後
部軸筒2に設けた受孔13に差し込まれて係合している
。
折曲部7aが芯体誘導管5に設けた嵌挿孔12を経て後
部軸筒2に設けた受孔13に差し込まれて係合している
。
か様な係合状態で後部軸筒2を回動させようとしても、
回動できないことはいう迄もない。
回動できないことはいう迄もない。
第1図の実線で示している開閉蓋7により開口4を閉じ
た状態では、開閉蓋7の折曲部7aの自由端と芯体誘導
管5の内面とに形成されている間隙は、筆記芯体Aの自
由な移動を許さないほど狭くなっている。
た状態では、開閉蓋7の折曲部7aの自由端と芯体誘導
管5の内面とに形成されている間隙は、筆記芯体Aの自
由な移動を許さないほど狭くなっている。
従ってチャック8が解放されて筆記芯体Aが後退した際
には、筆記芯体Aは傾いた開閉蓋7の上方に乗り上げる
ことはできても、開閉蓋7の下側にもぐり込むことはあ
り得ない。
には、筆記芯体Aは傾いた開閉蓋7の上方に乗り上げる
ことはできても、開閉蓋7の下側にもぐり込むことはあ
り得ない。
つまり折曲部7aは後部軸筒2の回動ロック機能と筆記
芯体が開閉蓋7の下側にもぐり込まない防止機能の、二
つの機能を奏しているのである。
芯体が開閉蓋7の下側にもぐり込まない防止機能の、二
つの機能を奏しているのである。
好ましくは符号5aで示したように、嵌挿孔12の前方
の芯体誘導管5内面には、二点鎖線の如き開閉蓋7係止
時の傾斜面の延長と適合するような傾斜部を形成するこ
とである。
の芯体誘導管5内面には、二点鎖線の如き開閉蓋7係止
時の傾斜面の延長と適合するような傾斜部を形成するこ
とである。
このような傾斜部5aは、筆記芯体を落し込むとき或い
は戻すときにひっかかるような段部をなくしてくれるし
、また前述した折曲部7aの自由端と芯体誘導管5の内
面との実質的な間隙をより狭くすることになるからであ
る。
は戻すときにひっかかるような段部をなくしてくれるし
、また前述した折曲部7aの自由端と芯体誘導管5の内
面との実質的な間隙をより狭くすることになるからであ
る。
以上のように、本考案は比較的簡単な構成で本案所期の
目的を達成でき、その便益は甚だ太きいものである。
目的を達成でき、その便益は甚だ太きいものである。
第1図は本案実施例を示す断面図、第2図と第3図は第
1図の■−■線、I−1線の個所の断面図、第4図は第
1図のC−C線の位置を示す全体図、第5図と第6図は
本考案の技術的課題を説明するための断面図である。 1・・・・・・前部軸筒、2・・・・・・後部軸筒、3
・・・・・・芯室4・・・・・・開口、5・・・・・・
芯体誘導管、6・・・・・・ノックキャップ、7・・・
・・・開閉蓋、7a・・・・・・折曲部、8・・・・・
・チャック、12・・・・・・嵌挿孔13・・・・・・
受孔。
1図の■−■線、I−1線の個所の断面図、第4図は第
1図のC−C線の位置を示す全体図、第5図と第6図は
本考案の技術的課題を説明するための断面図である。 1・・・・・・前部軸筒、2・・・・・・後部軸筒、3
・・・・・・芯室4・・・・・・開口、5・・・・・・
芯体誘導管、6・・・・・・ノックキャップ、7・・・
・・・開閉蓋、7a・・・・・・折曲部、8・・・・・
・チャック、12・・・・・・嵌挿孔13・・・・・・
受孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■、前部軸筒1に対して回動自在とした後部軸筒2の内
壁面に放射状に芯室3を形成し、両軸筒2.3の軸心上
には上記芯室3と連通ずることができる単一の開口4を
有する芯体誘導管5を設け、該芯体誘導管5にはノック
キャップ6と協働して傾動自在とした開口用開閉蓋7を
取付け、芯室3内に収容した□筆記芯体Aを傾いた開閉
蓋7から芯体誘導管5内に重力によって落し込み、芯体
誘導管5の前方に取付けたチャック8でくわえて筆記可
能とした筆記具において、開閉蓋Iはその先端に折曲部
7aを形成し、また芯体誘導管5と後部軸筒2にはそれ
ぞれ折曲部7aの嵌挿孔12と複数の芯室3に対応した
複数の受孔13とを穿設してなる多芯室型筆記具。 2、嵌挿孔12の前方の芯体誘導管5内面には、開閉蓋
7係止時の傾斜面の延長と適合するような傾斜面5aを
形成する実用新案登録請求の範囲第1項記載の多芯室筆
記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7347579U JPS5830716Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 多芯室型筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7347579U JPS5830716Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 多芯室型筆記具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55174385U JPS55174385U (ja) | 1980-12-13 |
JPS5830716Y2 true JPS5830716Y2 (ja) | 1983-07-06 |
Family
ID=29307087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7347579U Expired JPS5830716Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 多芯室型筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830716Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-31 JP JP7347579U patent/JPS5830716Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55174385U (ja) | 1980-12-13 |
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