JPS5830313B2 - インダゾ−ルユウドウタイノセイホウ - Google Patents
インダゾ−ルユウドウタイノセイホウInfo
- Publication number
- JPS5830313B2 JPS5830313B2 JP49057926A JP5792674A JPS5830313B2 JP S5830313 B2 JPS5830313 B2 JP S5830313B2 JP 49057926 A JP49057926 A JP 49057926A JP 5792674 A JP5792674 A JP 5792674A JP S5830313 B2 JPS5830313 B2 JP S5830313B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- formula
- general formula
- indazole
- benzene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一般式
)
(式中Xは水素原子、ハロゲン原子又は低級アルキル基
、Rは低級アルキル基、ハロゲノアルキル基又はアリー
ルアルケニル基を示す)で表わされる新規なインダゾー
ル誘導体の製法に関する。
、Rは低級アルキル基、ハロゲノアルキル基又はアリー
ルアルケニル基を示す)で表わされる新規なインダゾー
ル誘導体の製法に関する。
この式Iの化合物は新規化合物であって、中枢抑制作用
、抗うつ作用、抗炎症作用、循環器系作用等に優れた作
用を有し、医薬品として有用である。
、抗うつ作用、抗炎症作用、循環器系作用等に優れた作
用を有し、医薬品として有用である。
本発明によれば式Iの化合物は、一般式
(式中Xは前記の意味を有する)で表わされる化合物に
一般式 %式% (式中X′はハロゲン原子を示し、Rは前記の意味を有
する)で表わされる化合物を反応させることにより製造
される。
一般式 %式% (式中X′はハロゲン原子を示し、Rは前記の意味を有
する)で表わされる化合物を反応させることにより製造
される。
さらに式■の化合物は、般式
(式中Xは前記の意味を有する)で表わされる化合物に
ホルムアルデヒドを反応させることにより製造される。
ホルムアルデヒドを反応させることにより製造される。
本発明を実施するに際して式■の化合物とホルムアルデ
ヒドとの反応は適宜な有機溶媒たとえばエタノール、メ
タノール等の中で行なわれる。
ヒドとの反応は適宜な有機溶媒たとえばエタノール、メ
タノール等の中で行なわれる。
ホルムアルデヒドは重合体又はその反応性誘導体たとえ
ばパラホルムアルデヒド、トリオキサン、ヘキサメチレ
ンテトラミン等の形で、あるいはアセタールたとえばジ
メトキシメタン又はジェトキシメタンの形で使用するこ
とができるが、反応しやすい点を考慮するとパラホルム
アルデヒドが特に好ましい。
ばパラホルムアルデヒド、トリオキサン、ヘキサメチレ
ンテトラミン等の形で、あるいはアセタールたとえばジ
メトキシメタン又はジェトキシメタンの形で使用するこ
とができるが、反応しやすい点を考慮するとパラホルム
アルデヒドが特に好ましい。
反応は好ましくは溶媒の還流温度で通常は2〜3時間で
行なわれる。
行なわれる。
ホルムアルデヒドの使用量は、式■の化合物に対し当モ
ル量又は過剰モル量が好ましい。
ル量又は過剰モル量が好ましい。
また反応を円滑に行ないかつ収率を高めるために、適当
な触媒たとえば水酸化ナトリウムを用いることができる
。
な触媒たとえば水酸化ナトリウムを用いることができる
。
得られた反応混合液を冷却し、析出する結晶をP取する
と、式■の化合物が得られる。
と、式■の化合物が得られる。
この物質も新規化合物である。式■の化合物と弐■の化
合物との反応は、適宜な有機溶媒たとえばベンゼン、ピ
リジン、クロロホルム、メタノール、エタノール等の中
で行なわれる。
合物との反応は、適宜な有機溶媒たとえばベンゼン、ピ
リジン、クロロホルム、メタノール、エタノール等の中
で行なわれる。
反応は一般に室温で30分ないし12時間で終了する。
式■の化合物の使用量は、弐■の化合物に対して当モル
量又は過剰モル量が好ましい。
量又は過剰モル量が好ましい。
また適宜な塩基性触媒たとえば当モル量又は過剰モル量
のトリエチルアミン、ピリジン等を用いることができる
。
のトリエチルアミン、ピリジン等を用いることができる
。
生成物の分離は常法により行なわれる。
実施例 1
3−フェニルインタソール9.71g、パラホルムアル
デヒド2.25g及び5%水酸化ナトリウム水溶液1m
lをエタノール40m1に加え、還流しながら3時間反
応させる。
デヒド2.25g及び5%水酸化ナトリウム水溶液1m
lをエタノール40m1に加え、還流しながら3時間反
応させる。
次いで反応混合物を冷却し、析出する結晶を済取すると
、■−ヒドロキシメチルー3−フェニルインダゾール8
.7gが得られる。
、■−ヒドロキシメチルー3−フェニルインダゾール8
.7gが得られる。
このものはりプロインから再結晶したのち103〜10
5℃の融点を示す。
5℃の融点を示す。
元素分析値:C1,H1□N20として
HN
計算値(%) 74.98 5.39 12.49実
測値(%) 74.98 5.18 12.61こう
して得られた1−ヒドロキシメチル−3フェニルインダ
ゾール2.249及びトリエチルアミン1.11gをベ
ンゼン20m1に溶解し、これにベン七゛ン3ml中の
クロロアセチルクロライド1.24gの溶液を滴下し、
室温で1時間放置する。
測値(%) 74.98 5.18 12.61こう
して得られた1−ヒドロキシメチル−3フェニルインダ
ゾール2.249及びトリエチルアミン1.11gをベ
ンゼン20m1に溶解し、これにベン七゛ン3ml中の
クロロアセチルクロライド1.24gの溶液を滴下し、
室温で1時間放置する。
析出した結晶を沢去し、ろ液を水洗し、芒硝で乾燥した
のち濃縮すると、1−モノクロロアセトキシメチル−3
−フェニルインダゾール1.9gが得られる。
のち濃縮すると、1−モノクロロアセトキシメチル−3
−フェニルインダゾール1.9gが得られる。
このものはアセトン−ヘキサン混合溶媒から再結晶した
のち85〜87℃の融点を示す。
のち85〜87℃の融点を示す。
元素分析値:C16H13N202C1としてCHN
計算値(%) 63.90 4.36 9.31実測
値(%) 63.67 4.31 9.15実施例
2 3−フェニル−5−メチルインダゾール137gとパラ
ホルムアルデヒド2.4gを用いて実施例1と同様に処
理すると、融点109〜111℃の1−ヒドロキシメチ
ル−3−フェニル−5−メチルインダゾール13.1g
が得られる。
値(%) 63.67 4.31 9.15実施例
2 3−フェニル−5−メチルインダゾール137gとパラ
ホルムアルデヒド2.4gを用いて実施例1と同様に処
理すると、融点109〜111℃の1−ヒドロキシメチ
ル−3−フェニル−5−メチルインダゾール13.1g
が得られる。
元素分析値:C13N14 N20としてHN
計算値(%) 75.61 5.92 11.76実
測値(%) 75.54 5.82 11.7にうし
て得られた1−ヒドロキシメチル−3フェニル−5−メ
チルインダゾール2.389及びトリエチルアミン1.
113gをベンゼン30m1に溶解し、ベンゼン5TL
l中の桂皮酸クロライド1.83gを加え、室温で1時
間放置する。
測値(%) 75.54 5.82 11.7にうし
て得られた1−ヒドロキシメチル−3フェニル−5−メ
チルインダゾール2.389及びトリエチルアミン1.
113gをベンゼン30m1に溶解し、ベンゼン5TL
l中の桂皮酸クロライド1.83gを加え、室温で1時
間放置する。
次いで反応混合物を流過し、ろ液を水洗し、芒硝で乾燥
したのち濃縮すると、1−シンナモイルオキシメチル3
−フェニル−5−メチルインダゾール3.0gが得られ
る。
したのち濃縮すると、1−シンナモイルオキシメチル3
−フェニル−5−メチルインダゾール3.0gが得られ
る。
このものはエタノールから再結晶したのち126〜12
8℃の融点を示す。
8℃の融点を示す。
元素分析値:C24H2oN202としてCHN
計算値(%) 78,24 5.47 7.60実測
値(%) 78.11 5.26 7.74実施例
3 1−ヒドロキシメチル−3−フェニルインダゾール3.
1g及びトリエチルアミン1.5:lをベンゼン301
rLlに溶解し、これにベンゼン5TLl中のアセチル
クロライド1.1’lの溶液を滴下し、室温で30分間
放置する。
値(%) 78.11 5.26 7.74実施例
3 1−ヒドロキシメチル−3−フェニルインダゾール3.
1g及びトリエチルアミン1.5:lをベンゼン301
rLlに溶解し、これにベンゼン5TLl中のアセチル
クロライド1.1’lの溶液を滴下し、室温で30分間
放置する。
反応混合物を水洗し、芒硝で乾燥したのち濃縮すると、
1−アセトキシメチル−3−フェニルインダゾール2.
9gが得られる。
1−アセトキシメチル−3−フェニルインダゾール2.
9gが得られる。
このものはヘキサンから再結晶したのも84〜86℃の
融点を示す。
融点を示す。
元素分析値:C16H14N202としてHN
計算値(%) 72.17 5.30 10.52実
測値(%) 72.13 5.17 10.54実施
例 4 3−フェニル−5−クロロインタソール9.16gとパ
ラホルムアルデヒド1.5gを用いて実施例1と同様に
処理すると、融点144〜146℃の1−ヒドロキシメ
チル−3−フェニル−5−クロロインダゾール8.0g
が得られる。
測値(%) 72.13 5.17 10.54実施
例 4 3−フェニル−5−クロロインタソール9.16gとパ
ラホルムアルデヒド1.5gを用いて実施例1と同様に
処理すると、融点144〜146℃の1−ヒドロキシメ
チル−3−フェニル−5−クロロインダゾール8.0g
が得られる。
元素分析値:C14H11N20C1としてHN
計算値(%) 65.00 4.29 10.83実
測値(%) 65,21 4.32 10.71こう
して得られた1−ヒドロキシメチン−3=フェニル−5
−クロロインタソール2.0g、及ヒドリエチルアミン
1.3gをベンゼン30m/!に溶解し、これにベンゼ
ン5Tl中のアセチルクロラドを滴下し、室温で2時間
放置する。
測値(%) 65,21 4.32 10.71こう
して得られた1−ヒドロキシメチン−3=フェニル−5
−クロロインタソール2.0g、及ヒドリエチルアミン
1.3gをベンゼン30m/!に溶解し、これにベンゼ
ン5Tl中のアセチルクロラドを滴下し、室温で2時間
放置する。
反応混合物を水洗し、芒硝で乾燥したのち濃縮すると、
1−アセトキシメチル−3−フェニル−5−クロロイン
ダゾール1.9gが得られる。
1−アセトキシメチル−3−フェニル−5−クロロイン
ダゾール1.9gが得られる。
このものはヘキサンから再結晶したのも82〜83℃の
融点を示す。
融点を示す。
元素分析値:C16H13N202CIとしてCHN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (式中Xは水素原子、ハロゲン原子又は低級アルキル基
を示す)で表わされる化合物に一般式X’C0R (式中X′はハロゲン原子、Rは低級アルキル基、ハロ
ゲノアルキル基又はアリールアルケニル基を示す)で表
わされる化合物を反応させることを特徴とする、一般式 (式中X及びRは前記の意味を有する されるインダゾール誘導体の製法。 2一般式 ) (式中Xは水素原子、ハロゲン原子又は低級アルキル基
を示す)で表わされる化合物にホルムアルデヒドを反応
させて一般式 (式中Xは前記の意味を有する)で表わされる化合物と
なし、これに一般式 (式中X′はハロゲン原子、Rは低級アルキルハロゲノ
アルキル基又はアリールアルケニル基を示す)で表わさ
れる化合物を反応させることを特徴とする、一般式 (式中X及びRは前記の意味を有する されるインダゾール誘導体の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49057926A JPS5830313B2 (ja) | 1974-05-24 | 1974-05-24 | インダゾ−ルユウドウタイノセイホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49057926A JPS5830313B2 (ja) | 1974-05-24 | 1974-05-24 | インダゾ−ルユウドウタイノセイホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50149669A JPS50149669A (ja) | 1975-11-29 |
JPS5830313B2 true JPS5830313B2 (ja) | 1983-06-28 |
Family
ID=13069596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49057926A Expired JPS5830313B2 (ja) | 1974-05-24 | 1974-05-24 | インダゾ−ルユウドウタイノセイホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830313B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1989003385A1 (en) * | 1987-10-13 | 1989-04-20 | Yoshitomi Pharmaceutical Industries, Ltd. | Fused pyrazole compounds, process for their preparation, and their medicinal use |
-
1974
- 1974-05-24 JP JP49057926A patent/JPS5830313B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50149669A (ja) | 1975-11-29 |
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