JPS5829796A - ガングリオシド誘導体およびその製造法 - Google Patents

ガングリオシド誘導体およびその製造法

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JPS5829796A
JPS5829796A JP57136204A JP13620482A JPS5829796A JP S5829796 A JPS5829796 A JP S5829796A JP 57136204 A JP57136204 A JP 57136204A JP 13620482 A JP13620482 A JP 13620482A JP S5829796 A JPS5829796 A JP S5829796A
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    • C07H15/10Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures attached to an oxygen atom of the saccharide radical containing unsaturated carbon-to-carbon bonds
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガングリオシドの分子内エステル誘導体の製造
方法およびそれらを含有する医薬組成物に関する。本発
明に係る医薬組成物は、神経系に何らかの損傷を与える
疾患や事故に起因する神経系統の疾病を治療するのに使
用される。
ガングリオシドはグリコスフィンゴリピドの−ラクトー
スまたはグルコース部分および少なくとも1個のN−ア
セチルグルコサミンまたはN−zセチルガラクトサミン
部分を含んでいる。従って、ガングリオシドの一般的な
構造は次の一般式で表わすことができる: ここで、全ての部分はグリコシド結合によって結合して
いる。
多数のガンクリオシドが確認されており、それらは特に
神経組織、とりわけ脳組織に豊富にあることが知られて
いる。種々の研究の結果、ガングリオシド中の最も重要
なシアリン酸はN−アセチルノイラミン酸(NASA 
)であり、N−グリコリルノイラミン酸はさほど重要で
ないことがゎがった。確認されている多数のガングリオ
シドの内、国際的な記号で標識された以下のガンクリオ
シドか、牛の脳組織から抽出されたガングリオシド混合
物中に多量存在することがゎがった:GD1b(16%
) NASA NASA NASA ANA GDla(40%) β′    β   β   β Ga1cx−3)ca+NAcB−+)Gai(1−4
)c+c41−1)Cerココて、Glc ハクルコー
ス、 Ga1NACハN−7セチルガラクトサミン、G
alはガラクトース、Cerはセラミド、NANAはN
−アセチル−ノイラミン酸を表わし、()中の%は牛の
脳組織から抽出されたガングリオシド混合物中の各ガン
グリオシドの含有量を表わす。
゛  ガングリオシドが神経系で重要な役割を果してい
ることはよく知られており、また最近、ガンクリオシド
が中枢神経系の病変および末梢神経系の疾病の治療に有
用であることが報告された(Actapsychiat
、 5cand、、 55102.1977; Eur
Med、 Ph’lS、、 13 1 、 ] 977
 ; Ric、 Sci、 F、duc。
Perm、 9115 、1978 ;Adv、 Ex
p、 Biol 、 71275 、1976 ; E
lectromyogr、Cl1n、 Neuro−p
hysio! 、、 19 353 、1979 ; 
Mincrva Medica。
6g  3277.1978; Minerva St
omat、、27177.1g7B;Med、del 
 L、avoro、68 296(1977);Bra
in Res、i97 236,1980.。
ガングリオシドの治癒作用は、主として神経組織におけ
る成長現象を刺激すること、および神経刺激伝達に関連
する膜酵素、例えば酵素(N辻。
K+)ATPアーゼを活性化することにあると考えられ
ている( Brain Res、、 197.236.
1980HLeonら、J、of Neurochem
、、37 350゜1981 )。
ガングリオシドで刺激された神経成長は、損傷を受けた
神経組織の治癒および再生を促進することになろう。
神経系の疾病を治療するに当たり、ガングリオシドより
効果の大きい化合物を見い出そうとする研究かなされて
来た。
本発明者らは、ガングリオシドのある種の誘導体が、神
経成長刺激において、および神経刺激伝達に関係してい
る膜酵素、例えば酵素(Na+、 K” )ATPアー
ゼを活性化する点に於て、ガングリオシドより活性が強
いことを見い出した。具体的には、ガングリオシドの分
子内エステル誘導体が神経系の疾病を治療するのに特に
有効であり、もとのガングリオシドより活性が強いこと
を見い出した。インビボおよびインビトロ実験の結果、
神経成長刺激において、そしてまた、神経伝達に関与し
ている( Na+、 K+) A T Pアーゼ膜酵素
を一活性化する点において、この分子内エステル誘導体
はもとのガンクリオシドよりも優れていることがわかっ
た。
これまでに、ガングリオシドの分子内エステル誘導体と
思われる極く僅かな物質が、極く少量、脳組織から分離
されている。ガングリオシドの分子内エステルは、シア
リン酸のカルボキシル基と一炭水化物部分の1つの炭水
化物または同じガングリオシド分子内のもう1つの隣接
するシアリン酸の水酸基との反応によって形成される(
 J、 ofNeurochemisUry、 34 
、1351 、1980. Bull。
of Mo1ecular Biology and 
Medicirxe、 3゜1.70.1978’)。
ガングリオシドの分子内エステル誘導体の構造は、例え
ば次の様に表わすことか出来るが、これは勿論1つの例
示lこ過きない。
上記式〔丁〕において、シアリン酸部分のkは11また
はOH、セラミド基中のR1はオレイン酸、ステアリン
酸またはリノール酸の様な脂肪酸を表わす。
式〔■〕のガングリオシド分子内エステル誘導体は、シ
アリン酸のカルボキシル基が炭水化物部分の1つ、具体
的にはガラクトースの水酸基とエステル結合しているも
のである。−この分子内ニス、デル結合が形成すると、
シアリン酸と炭水化物部分との間の通常のグリコシド結
合と一緒になって、通常5または6員環のラクトン環が
形成される。
これがガングリオシドの分子内エステル誘導体の構造の
特徴である。式〔■〕は例示的に示したものであり、シ
アリン酸のカルボキシル基が炭水化物部分の1つの水酸
基とエステル結合することによって5員環またはそれよ
り大きいその他のラクトン環が形成し得ることに注意す
べきである。
既述、した様に、シアリン酸のカルボキシル基が、もと
のガングリオシドにおいてはそのシアリン酸がグリコシ
ド結合によって結合している隣接するシアリン酸とエス
テル結合した場合にも、ガングリオシドの分子内エステ
ル誘導体か形成される。
この場合の構造は下式で表わすことができる:ID ここでRはシアリン酸部分にグリコシド結合している炭
水化物部分を表わす。
もう1つのガングリオシド分子内エステル誘導体は下記
の式〔■〕で表わすことができる;2〔■〕 ここでR8は隣接するシアリン酸がエステル結合してい
る炭水化物部分を表わす。従って、式〔■〕は、シアリ
ン酸がそれに隣接するシアリン酸にエステル結合してお
り、そしてそれ自体は炭水化物部分にエステル結合して
いるガングリオシド分子内エステル誘導体を表わしてい
る。従って、一般に、炭水化物部分、少なくとも1個の
セラミドおよび少なくとも1個のシアリン酸部分から形
成されており、1個またはそれ以上のシアリン酸が炭水
化物部分にエステル結合しており、そして/または1個
またはそれ以上のシアリン酸が隣接するシアリン酸にエ
ステル結合しているガングリオシド分子内エステル誘導
体であって、上記した化合物の種々の類縁体を形成させ
ることができる。即ち、ガンクリオシドには多数の分子
内エステル誘導体か可能であって、前記したものはその
例示に過きない。
ガングリオシド分子内エステル誘導体の製造方法として
は、以下のものが知られている:1、ガングリオシドを
酢酸またはトリクロロ酢酸溶液中に入れて放置するだけ
で分子内エステルを生成せしめるもの(Sphingo
lipids、 Sphingoli −pidose
s and A11ied Disorders、 A
dv、Exp。
1133.1977)。この方法によれば、ガングリオ
シドに対して非常に高い比率の酢酸を使用しなければな
らず、また、ガングリオシドを完全に変換することはで
きない。従って、最終的に精製工程が必要であり、これ
は通常イオン交換樹脂、例えばセファデックスを用いて
行なわれる。
2、水性媒質中での水溶性カルボジイミドとガングリオ
シドとの反応(Carbohydr、Res、 413
44.1975)。 この方法は、反応が水性媒質中で
行なわれるので、ガングリオシドを完全に変換すること
はできない。この方法は収率か非常に悪く、最終的に分
子内エステル生成物を精製しなければならない。
本発明は、高収率でガングリオシド分子内エステル誘導
体を製造するための新規な方法を提供するものである。
即ちその方法は、ガングリオシドを非水性有機溶媒中、
ラクトン化試薬と無水条件下で反応させることからなる
。本発明で使用される適当な有機溶媒はジメチルスルホ
キシド(DMSO)、ジメチルホルムアミド(DMF)
、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、ピリジンお
よびスルホラン並ひにそれらの混合物などである。好適
なラクトン化試薬としては、有機溶媒に可溶のカルボジ
イミド類、例えはジシクロへキシルカルボジイミド、ベ
ンジルイソプロピルカルポジイミド、およびベンジルエ
チルカルボジイミド、2−クロロ−1−メチル−ピリジ
ニウム塩類、エトキシアセチレンおよびウッドワード試
薬(N−エチル−5−フェニルイソオキサゾリウム−3
1−スルホネート)なとが含まれる。ガングリオシドを
水性媒質中でカルボジイミドと反応させる先行技術の方
法では、分子内エステル誘導体の収率は非常に低いが、
非水性媒質中でガングリオシドを反応させる本発明方法
では、所望の分子内エステル誘導体の収率は先行技術に
おける可能な収率よりも高く、実質的に定量的であるこ
とかわかった。本発明方法に於いて使用される出発物質
としてのガングリオシドは、哺乳動物、最も好ましくは
牛の脳組織から抽出される。以Fの実施例は、本発り1
方法によるガンクリオシドの分子内エステル誘導体の製
造法を例示するものである。
実施例1 牛の脳からガングリオシド混合物を抽出し、その5ノを
DMSOsOyに溶解する。次いで無水のスチレン型樹
脂(スルホン酸)(’50〜100メツシュ、■r+型
)4yをこの混合物に加え、全体を室温で30分間攪拌
する。イオン交換樹脂によるこの処理でガングリオシド
の全てのカルボキシレート基はカルボキシル基(、−C
OOH)に変換される。適当な物理的分析、例えば原子
吸光分析により全てのカルボキシレート基が変換された
かどうかを確認する。次いで樹脂を吸引r過し、溶液を
ジシクロへキシルカルボジイミド1.52で処理し、1
時間放置する。沈澱したジシクロへキシルウレアをρ過
して除き、残った溶液をアセトン100 meで処理す
るとガングリオシドの分子内エステル誘導体が沈澱する
。収量4.69<理論値の約90.〜95%)。
分子内エステル誘導体は赤外吸収スペクトルおよび薄層
クロマトグラフィーで確認する。
IR(KBr法) このエステル−ラクトン結合は17
50cs’に吸収を示す。
を用い、Ck I CI!3/ Me 01(/ Q、
 3%CaCz2(容量比:55/45/10)で展開
した時の分子内エステル混合物のR/値は0.7〜0.
85の範囲にある。この目的生成物のR4値は、出発物
質混合物のR/値より高い。このクロマトグラフィーの
結果、出発物質が存在しないことがわかる。0.lNN
32C03溶液を用いて60℃で1時間処理するとエス
テル結合が開裂し、出発物質として用いたガングリオシ
ドの混合物が得られる。
実施例2 ガングリオシド混合物(ナトリウム塩)9yを蒸留水8
Q meに溶解し、Dowex 50 wX 8 (1
00〜200メツシユのトリエチルアンモニウム型)2
0yを充填したカラムを通す。高減圧下で脱水したこの
生成物を、超音波処理浴を使って、トリエチルアミン8
mlを含む無水テトラヒドロフラン200−に溶かず。
この溶液を、40mMの2−クロロ−1−メチル−ピリ
ジニウム塩(アニオンは、例えば沃素、トルエン−4−
スルホネート、トリフルオロメタンスルホネートなどで
あってよい)を含有している無水テトラヒドロフラン6
00meに、絶えず攪拌し、45°Cの一定の温度に保
ちながら、4時間で徐々に添加する。この反応を45℃
で18時間行なう。
過剰の試薬を濾過し、混合物を窒素気流下で濃縮シ、残
留物をクロロホルム/メタノール(1:1)の混合物9
0−に再溶解し、アセトン45〇−中で沈澱させる。最
後に生成物を高減圧下で乾燥する。収量7.9 y (
89,7%)シリカゲル薄層クロマトグラフィー(溶媒
ニクロロホルム/メタノール/ CaC/2 (0,3
%)(55:45:10)の混合物)の結果、分子内エ
ステル混合物のR/値は0.7〜0185の範囲にあっ
た。
この目的生成物のR/値は、出発化合物混合物のRf値
、より6高い。クロマトグラフィーにより、出発物質の
存在しないことがわかる。Na2CO3の0、IN溶液
により、60℃で1時間処理するとエステル結合が開裂
して、もとのガングリオシド化合物が得られる。
ガングリオシド混合物の分子内エステルまたは内孔エス
テルのIRスペクトルをKBr法で測定したところ、1
750cm’に典型的なエステル吸収を示した。
実施例3 GM、(ナトリウム塩)Byを蒸留水8011eに溶解
し、Dowex 5QWx 8 (100〜200メツ
シユのトリエチルアンモニウム型)10gを充填したカ
ラムに通す。高減圧下で脱水したこの生成物を、超音波
処理浴婆用いて、トリエチルアミン4 meを含有して
いる無水テトラヒドロ7ラン2 Q Omeに溶解する
この溶液を、20mMの2−クロロ−1−メチル−ピリ
ジニウム塩(ここで、アニオンは、例えハ沃素、トルエ
ン−4−スルホネート、トリフルオロメタンスルホネー
トなどであってよい)を含有している無水テトラヒドロ
7ラン600 lleに、絶えず攪拌し、45℃の一定
温度に保ちながら4時間で徐々に添加する。この反応を
45°Cて18時間行なう。
過剰の試薬を濾過し、混合物を窒素気流中で濃縮し、残
留物をクロロホルム/メタノール(1:1)の混合物8
0 meに溶解し、アセト7400 me中で沈澱させ
る。最後に生成物を高減圧下で乾燥する。収量7.Of
(収率88.4%)シリカゲル薄層クロマトグラフィー
(溶媒=クロロホルム/メタノール/ CaC12(0
,3%)(55:45:10)の混合物)の結果、目的
生成物のR4値(0,7)は出発物質のそれ(0,65
)より高かった。このクロマトグラフィーの結果から、
出発物質が含まれていないことがわかる。Na2CO3
の0.IN溶液により60°Cで1時間処理すると、エ
ステル結合か開裂し、もとのガングリオシドか得られる
。GMlの分子内エステルのIRスペクトルをKBr法
により測定すると、1750− に典型的な、エステル
吸収が見られた。
実施例4 ガングリオシド混合物(ナトリウム塩)9yを蒸留水8
0 rJに溶解し、Dowex 5Qwx 8(100
〜200メツンユのピリジニウム型)20ノを充填した
カラムに通す。高減圧下で脱水したこの生成物を無水テ
トラヒドロフラン80011eとエトキシアセチレン4
.2 y (6omM)に溶解する。この混合物を3時
間還流する(還流器は一10℃に冷却し、脱水バルブを
備えつける)。溶媒および過剰のエトキシアセチレンを
除去した後、残留物をクロロホルム/メタノール(1:
1)の混合物80゜eに溶解し、アセトン400tI/
中で沈澱させる。
収量8.1y(収率92.0%) シリカゲル薄層クロマトグラフィー(溶媒=クロロホル
ム/メタノール/CaC12(0,3%)(55:45
:10)の混合物)の結果、分子内エステル混合物のR
/値は0.7〜0.85であった。最終生成物のR/値
は出発物質の混合物のRf値より高い。クロマトグラフ
ィーの結果、出発物質が含まれていないことがわかる。
Na 2 C03の0.IN溶液を用いて、60°Cで
1時間処理すると、エステル結合が開裂し、もとのガン
グリオシド化合物が得られる。
ガングリオシド混合物の分子内エステルのIRスペクト
ルをKBr法で測定したところ、1750側−1に典型
的なエステル吸収が観察された。
実施例5 GMl(ナトリウム塩)82を蒸留水80−に溶解し、
Dowex 50WX8 (100〜200メツシュの
ピリジニウム型)10yを充填したカラムに通す。この
生成物を高減圧下で脱水し、無水テトラヒドロフラン8
00−とエトキシアセチレン2.1y(30mM)に溶
解する。この混合物を3時間還流する(還流管を一10
℃に冷却し、脱水バルブを取り付ける)。
溶媒と過剰のエトキシアセチレンを除去した後、残留物
をクロロホルム/メタノール(1:1)の混合物80−
に溶解し、アセトン400d中で沈澱させる。収量7.
29<収率9160%)シリカゲル薄層クロマトグラフ
ィー(溶媒=りoロホルム/メタ/−ル、/CaC/2
(0,3%)(55:45:10)の混合物)の結果、
目的生成物のR/値(070)は出発物質のR/値(0
,65)より高いことかわかった。クロマトグラフィー
により、出発物質は含まれていないことがわかる。Na
2CO3の0.IN溶液で、60°Cで1時間処理する
と、エステル結合が開裂し、もとのガングリオシドか得
られる。
6M1の分子内エステルのIRスペクトルをKBr法で
測定すると、1750σ−1に典型的なエステルの吸収
が観察される。
実施例6 ガングリオシド混合物(ナトリウム塩)9yを蒸留水8
0 meに溶解し、Dowex 50Wx 8(100
〜200メツシユのピリジニウム型)20yを充填した
カラムに通す。この生成物を高減圧下で脱水し、無水ピ
リジン200 meに溶解し、これを、無水ピリジン2
00 mlにツビッタ−イオン・ウッドワード試薬(N
−エチル−5−フェニルイソオキサゾリウム−3′−ス
ルホネート、Woodwardct a+、、 J、 
、Am、 chem、 Soc、 831010〜10
 F、 2 。
1961 )5.52 y(1,0mM)を入れた懸濁
液に加える。この反応混合物を室温で10日間攪拌する
過剰−の試薬を沖過し、溶媒を完全に除去した後、残留
物をクロロホルム/メタノール(1: 1)90mlに
溶解し、アセトン450 me中で沈澱させる。
収量7.2fC収率:81.8%) シリカゲル薄層クロマトグラフィー(溶媒=クロロホル
ム/メタノール/CaC12(0,3%)(55:45
:10)の混合物)の結果、分子内エステル混合物のR
4値は0.7〜0.85であった。この目的生成物のR
/値は出発物質のRf値よりも高い。
クロマトグラフィーの結果から、出発物質は含まれてい
ないことがわかる。Na2CO3の0.IN溶液で60
°Cで1時間処理すると、エステル結合が開裂し、もと
のガングリオシド化合物が得られる。
ガングリオシド混合物の分子内エステルのIRスペクト
ルをKBr法で測定したところ、1750cm’に典型
的なエステル吸収が観察された。
実施例7 GM□(ナトリウム塩)8yを蒸留水8Q meに溶解
し、Dowex 50 wx8 (100〜200メツ
シュのピリジニウム型)1o2を充填したカラムに通す
。この生成物を高減圧下で脱水し、無水ピリジン20 
o mtに溶解し、これを、無水ピリジン20 o m
eにツビッタ−イオン・ウッドワード試薬1.26 f
 (5+nM )を入れた懸濁液に加える。この反応混
合物を室温で10日間攪拌する。
過剰の試薬を沖過し、溶媒を完全に除去してから残留物
をクロロホルム/メタノール(1:1)混合物80+I
Ieに溶解し、アセトン400 me中で沈澱を析出さ
せる。収量6.3y(収率ニア9.59o’)’i I
J tyゲル薄層クロマトグラフィー(溶媒ニクooホ
ルム/メタノール/ CaCz2 (0:3%)(55
:45:10)の混合物)の結果、目的生成物のR/値
(0,70)は出発物質R/値(0,65)より高いこ
とがわかった。このクロマトグラフィーにより、出発物
質は含まれていないことがわかる。
Na2co3(7) 0. I N溶液で、60℃で1
時間処理すると、エステル結合が開裂し、もとのガング
リオシドが得られる。
6M1の分子内エステルのIRスペクトルヲKBr法で
測定したところ、1750cm   に典型的なエステ
ル吸収が観察された。
ガングリオシドの分子内エステル誘導体およびその製造
方法は先行文献に記載されているが、この分子内エステ
ル誘導体の生物学的活性または医薬としての利用可能性
については何ら記載されていない。本発明者らは、ガン
グリオシドの分子内エステル誘導体は神経系の疾病を治
癒する極めて高い活性を有し、その活性はガングリオシ
ド自体よりもずっと高いことを見い出した。即ち、ガン
グリオシドの分子内ニーステル誘導体は、病気または事
故に起因する末梢系および中枢神経系の疾病を包含する
種々の神経障害の治療に使用することができる。この化
合物はまた、神経に影響を与える手術、例えば痔核手術
の後の術後療法に使用することができる。
本発明に係るガングリオシド分子内エステル誘導体の優
れた薬理学的性質を、以下に列挙する試験法により、ガ
ングリオシドと比較、評価することかてきる=1.好ク
ローム性セルライン(PCl3)における軸索成長、2
.ノイロン膜(Na+に+)A−I’Pアーゼ活性、3
.眩輝(dazzl ing )後のエレクトロレチノ
クラムの回復。
イロンの分化と考えられており、ガングリオシド分子が
上記効果を発揮する生化学的機構はインビトロで細胞培
養モデルを評価することにより研究することができる(
PCl3はDr、P、 Cal 1ssan。
(C,N、R,−Laboratorio di Bi
ologiaCellulare−ローマ、イタリア国
)から供給されたIAサブクローンから誘導した)(G
anglio−sides in Neurologi
cal and NeuromuscularFunc
tion、 Development and Rep
air”、Ed。
by MoM、 Rapport and A、Gor
io、 RavenPress、 New York、
 1981 )o  こノモテルテは、ガングリオシド
またはガングリオシド分子内エステル誘導体を神経成長
因子(NGF)、軸索成長を刺激するためのpcよ。分
化の特異的誘導物質と共にP CI2培養培地に添加す
る。次いてガングリオシドによって刺激される軸索成長
をガンクリオシド分子内エステル誘導体によって刺激さ
れるそれと比較することかできる。
具体的には、セル(100,000/プレート)をヘラ
ウス()leraeus )インキュベータ(5%co
2.95%の水分を含んだ空気)中、37℃に保持し、
コラーゲン被覆組織培養、60mのインテグリド’7フ
ル:17・プL/ −ト(Integrid Falc
onPlates )に置いた(以下の培養培地の存在
下:85%RPM 164Q (Grbco )、10
%加熱不活性化馬血清(Gibco)、5%牛脂児血清
(Gibco)、50U/ffIpペニシリンおよび2
5 +nI/ meストレプトマイシン)。培地は48
時間毎に交換した。
この様な条件下では、細胞は分裂するが軸索を形成しな
い。NGF (50n9/me)を添加すると細胞は増
殖をやめ、5〜1o日以内に軸、索を形成し、分化する
。この効果を、5日目およびその後1日おきに軸索を有
する細胞の数を数えることにより評価した。
ガングリオシドおよびその誘導体(1mM)をNGFと
同時に培養培地に添加し、7日目および9日目に軸索を
有する細胞の数を数えることによりその効果を評価した
結果 軸索成長についての比較実験の結果を表1に示す
表1.PC1゜細胞に於ける軸索成長に及ぼすガ以上の
結果、本発明に係るガングリオシドの分子内エステルは
ノイロン成長刺激作用を有し、この作用は7日目におい
ても9日目においてもガングリオシドよりも強いことが
わかった。
ガングリオシドまたはガングリオシド分子内エステルの
脱酵素(Na+、に+)ATPアーゼ活性化能を、イン
ビトロでのノイロン膜標本で評価スることができる( 
J、 of Neurochem、前記)。
a)ラット脳の粗ミトコンドリアフラクション(P2フ
ラクション)の調製 P2フラクションの調製はMorganらの方法に従っ
て行なった( Biochem、Biophys、 A
cta 241737.1971)(全ての操作は0〜
4℃で行なった。Xg値は平均遠心力を示す)。チャー
ルスリバー系のス、’ypラギュー’Jウレイ(Spr
ague Dawley)雄ラット(体重150〜17
5p)を断頭し、脳を素早く摘出して水冷等張渡で洗浄
した。小脳を切除した後、脳を4倍容量のホモジナイズ
溶液(0,32Mシュクロース含有1mM燐酸カリウム
緩衝液およびQ、l nM EDTAニナトリウム、p
117.27)を用い、12上下ストロークのモータ駆
動テフロン−ガラスホモジナイザー(表示半径すきま、
0.25 m ; 800 r、p、m、 )でホモジ
ナイズした。ホモジネートをホモジナイズ用溶液で10
%に希釈し、あらい綿布4枚で沖過し、1000Xfで
15分間遠心分離した。
得られたペレットを同じ量のホモジナイズ用溶液で洗浄
し、上記と同じ様に遠心分離した。上澄液を合せて17
,500XPで25分間遠心分離しくこの重力条件は、
フラクションが最も多量の神経終末を含有する様にする
ために選択した)、ペレットを9倍容量のホモジナイズ
溶液で4回洗浄し、その都度17,500xpで25分
間遠心分離した。
「P2フラクション」と呼ぶ最後のペレットは、主成分
として、破壊されていないミトコンドリアと神経終末を
含んでいる。この最後のペレットを、適量のホモジナイ
ズ用溶液に、前記のテフロン−ガラスホモジナイザーを
用いて均一に再懸濁し、直ちに分析に使用した。貯蔵に
よる不都合を避けるために、常に使用直前に新鮮なP2
フラクションを調製した。このP2フラクション標本は
NeuAc/〜蛋白質に結合した33.9±2.8 (
S、D、)のガングリオシド含量を有していた。
b)ATPアーゼ検定 ATP7−ゼ活性はWallickらの方法(J。
Pharm、 Exptl、Therap、 189 
434 、1974)に従い、分光光度法によって測定
した。特に記載しない限り、反応混合物は50mMシュ
クロース、0.2mM EDTAニナトリウム(pH7
,4に調節)、100 mM NaCe 、 5 mM
 MyCz2.10mM KCl。
2mMホスホ(エノール)ピルベート・モ/カリウム塩
(PEP)(pH7,4に調節)、3 mM ATP。
50mM)リス塩酸pH7,4,0,33mM NAD
H、ピルベート−キナーゼ(PK)(30μy/I++
/)およびラクテ、−トープヒドロゲナーゼ(LDH)
(10μ)/d)からなり、最終容量は3d、最終pH
は7.2であった。P2フラクション50〜75μy(
蛋白質として)を添加することにより反応を開始した。
(Na  、K  )A’IN’7−ゼ活性は、全A 
−r Pアーセと3×10−5 ウーアバインの存在下
で測定したMy 2+依存性A T Pアーゼとの差が
ら求めた。個々の検定に要する時間は3〜5分であった
A TPアーゼ活性は国際単位(IU)(加水分解され
たA T Pのμモル/蛋白質〜/分)で表わした。
ガングリオシド誘導体の活性(5QBM)はノイロン膜
と37°Cて2時間インキュベートした後測定した。
結果 A T Pアーゼ活性に関する比較実験の結果を
表2に示す。
表2. ノイロン膜(Na+、 K−’−) A −I
’ P 7−ゼに及はすカングリオシト誘導体の影響 以上の実験の結果、本発明に係るガングリオシド分子内
エステル誘導体はノイロン膜酵素(Na+。
K+)ATPアーゼ活性活性全能し、その活性は同じモ
ル濃度条件下のガングリオシドよりすっと高いことかわ
かった。
響 ガングリオシドまたはガングリオシド分子内エステル誘
導体の、網膜電気活性回復促進能は、家兎に物理的損傷
(眩輝)を5える方法で評価することかできる。このモ
デルに於ては、ガンクリオシドまたはカンクリオシド分
子内エステル誘導体を弁径[]的に(静脈内に)投与す
る( ” Inr。
Symposium on 【he Neuroche
mistry of theRct ina ’ 、 
A+hens、 August 28−5e28−5e
pte 、 1g7g 、 (Corrrnunica
tion ) ) (”SatelliteMeeti
ng on Biochemical and Pha
rmacolo−gical  Implicatio
ns of Gangliosides1’uncti
ons  ll   Cortona、  Augus
t  28−31  。
1 g75 、 (Communications )
 )。
シーラント産雄家兎を使用した(“1nt、 Symp
on che Neurocbemistry Or 
the Retina、八thens  、   Au
gust   28 −  September  1
 、  ]−979)。
04%ノベシン(noves ine )  を局所投
与して角膜麻酔を行なった。弱い吸盤を備えた角膜電極
(I[Cnkesによる)を付けてエレクトロレチノク
ラム(網膜電位図)を記録した。対照電極は前υf4域
に皮下挿入した針であった。以下の装置を使用した:A
C前増幅器5A22N Tcktronics (10
11zDCフイルター) : Neuroaverag
er ] ] 7201王Biomedica 分析器
: XY plotter ’1’8001.1n−s
ei、s記録計: 12730TE Biomedic
a光中11激装置。
光刺激は、周波数O55ヘルツ、10秒間の0.2ワッ
ト/秒の5回の閃光で行なった。記録のベースタイムは
100 m5ecであった(、pre’set =5 
)。
動物を暗所に30分間入れ、一定の空気、温度および音
の条件下で暗さに順応させ、以下の測定を行なった。
1、全ての動物について15分毎に、3回ベースコント
ロールを測定した。波3+b(ピークからピーク)の平
均を計算した。
2、次いで角膜電極から1αの距離に置いた5choL
L Mainz KLl 5QB ラップを使−’Dて
、20分間動物を眩輝(めくらまし)した。
この後、眩輝後20.4oおよび6n分後のエレクトロ
レチノクラム(ERG)の強さを測定することにより、
ERG回復を調へた。これにょって、あるー\き動物の
基礎状態を査定することができjこ。
次いて動物を被験化合物で処理し、30分後に+lJ−
ひ眩輝に付し、前記と同じ条件下でERGを記録した。
被験化合物は33ナノモル/に9の割合で静脈内注射し
た。
結果 エレクトロレチノグラム回復に関する比験実験の
結果を以下の表3に示す。
表3 エレクトロレチノグラム回復に及ぼすガングリオ
シド誘導体の影響8 X使用動物:家兎 投与量: 33 nmole /Kv (静脈注射)以
上の結果から、本発明に係る分子内エステル誘導体はエ
レクトロレチノグラムに於ける回復を促進すること、お
よびその活性は全実験期間中を通じてガングリオシドよ
り強いことかわかった。
より詳しくは、本発明に係る分子内エステルガングリオ
シド誘導体は、外傷性、圧迫性、退化性または毒素感染
性の障害であって、神経再生刺激および神経筋肉機能の
回復が必要である末梢神経系の障害、および外傷性、酸
素欠乏性、退化性または毒素感染性の障害であって、機
能回復のためにノイロン成長の刺激が必要である中枢神
経系の障害の治療に使用することができる。
本発明に係るガングリオシド分子内エステル誘導体は神
経系、特に末梢神経障害および中枢神経系の疾病を治す
ための種々の治療に医薬として使用することができる。
これらの障害には、以前はガングリオシドが使われて来
たか、上記の実験の結果、ガングリオシドの分子内エス
テル誘導体かガングリオシド自体よりもずっと活性の強
いことがわかった。
本発明に係るガングリオシド分子内エステル誘導体は、
筋肉内、皮下、皮肉、静脈内注射またはインフュージョ
ン用医薬製剤の形にして、ヒト及び動物に投Ij、する
ことができる。この製剤は、本発明の化合物の溶液であ
ってもよく、本発明化合物の凍結乾燥粉末であってもよ
く、そしてまた、それらは薬学的に許容し得る担体や希
釈剤を含んでいてもよく、さらに生体液と等張であって
、同しpHの緩衝液の形に調節されていてもよい。投’
j−bkは所望の薬効および所望の投与ルートによって
変わる。投与量は、例えば、1日当たり体重IKg当た
り活性化合物0.05〜5■とし、単位投与肘を体重]
 Kg当たり0.05〜2#v/にグとすることかでき
るが、勿論これに限定されるものではない。
本発明に係る医薬製剤は、通常種々のガングリオシド分
子内エステル誘導体の混合物を使って製造されるが、単
一の活性成分だけを含むものであってもよい。
以下に、神経系の障害の治療用として溶液の形に製剤化
される医薬製剤の例を挙げる。
製剤例12meのアンプル 活性成分5#vおよび塩化ナトリウム16〜にパイロジ
エンを含まない蒸留水を使ったクエン酸塩緩衝液(pH
6)を加えて2−とする。
製剤例22meのアンプル 活性成分5(lvおよび塩化すl−IJウム16〜にパ
イロジエンを含まない蒸留水を使ったクエン酸塩緩衝液
(pH6)を加えて2I+Ieとする。
製剤例34−のバイアル 活性成分100■および塩化ナトリウム32Tngにパ
イロジエンを含まない蒸留水を使ったクエン酸塩緩衝液
(pH6)を加えて4dとする。
以上の製剤は、前記のルートのいずれかで、ヒト及び動
物に直接投与することかできる。型番こ、この製剤は活
性物質を約2%から約50%含ませることができる。
神経系の障害の治療に使用できるその他の医薬組成物の
例を更に以下に示す。以下の製剤は2木のバイアルから
なっている。活性成分を含んで(、zる1番目のバイア
ルには、薬学的に許容し得る賦形剤、例えばグリシンお
よびマンニットと共に、約10〜約90重量%の活性成
分の凍結乾燥粉末か入っている。2番目の溶媒用バイア
ルには、所望1jの溶媒、例えは塩化ナトリウムおよび
クエン酸塩緩衝液を入れる。投与直前に2本のバイアル
σ〕内容物を混合し、凍結乾燥活性物質粉末を素早く溶
解して注射溶液とする。ガンクリオシド分そ内エステル
誘導体は溶液状態より凍結乾燥状態の方が安定であるの
で、この様な剤型は前記したものより、より好ましいも
のである。
製剤例4 a、活性物質5〜およびグリシン30〜の凍結乾燥物を
入れた2 mlアンプル。
b、塩化ナトリウム16■にパイロジエンヲ含まない蒸
留水を使ったクエン酸塩緩衝液を加えて2 mlとした
液を入れた2 mlアンプル。
製剤例5 a、活性物質5〜およびマンニット40〜の凍結乾燥物
を入れた3 mlアンプル。
b、  塩化ナトリウム16〜にパイロジエンを含まな
い蒸留水を使ったクエン酸塩緩衝液を加えて’;2 m
eとした液を入れた211eアンプル。
製剤例6 a、活性物質50−およびグリシン25〜の凍結乾燥物
を入れた3 n+eアンプル。
b、塩化ナトリウム24ffIFにパイロジエンを含ま
ない蒸留水を使ったクエン酸塩緩衝液を加えて3−とし
t二液を入れた3−アンプル。
製剤例7 a、活性物質50〜およびマンニット20〜の凍結乾燥
物を入れた3M!アンプル。
b、  塩化ナトリウム24■にパイロジエンヲ含まな
い蒸留水を使ったクエン酸塩緩衝液を加えて3−とした
液を入れた3 mlアンプル。
製剤例8 a、活性物質100■およびグリシン50■の凍結乾燥
物を入れた5dバイアル。
b、  塩化ナトリウム32■にパイロジエンを含まな
い蒸留水を使ったクエン酸塩緩衝液(pH6)を加えて
4dとした液を入れた4 mlアンプル。
製剤例9 a、活性物質100〜および7ンニツト40〜Q)凍結
乾燥物を入れた5 meバイアル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ガンクリオシド分子内エステル誘導体の製造法であ
    って、(a)哺乳動物から得たガングリオシドまたはガ
    ンクリオシド混合物を非水性有機溶媒に溶解し、(b)
    イオン交換によって該ガングリオシドのカルボキシレー
    ト基をカルボキシル基またはその塩に変換し、(C)得
    られたガングリオシドまたはガングリオシド混合物をラ
    クトン化試薬と反応させてガングリオシド分子内に少な
    くとも1個のラクトン結合を形成させることを特徴とす
    る製造法。 2、工程(a)においてガングリオシドまたはガングリ
    オシド混合物を牛の脳から抽出する第1項に記載の製造
    法。 3、有機溶媒がジメチルスルホキシド、ジメチルホルム
    アミド、スルホラン、テトラヒドロフラン、ジメトキシ
    エタンおよびピリジンからなる群から選ばれる第1項に
    記載の製造法。 4、 ラクトン化試薬が有機溶媒に可溶のカルボジイミ
    ド類、2−クロロ−1−メチル−ピリジニウム塩類、エ
    トキシアセチレンおよびN−エチル−5−フェニルイソ
    オキサゾリウム−3−スルホネートからなる群から選ば
    れる第1項に記載の製造法。 5、−カルボジイミドがジシクロへキシルカルボジイミ
    ド、ペンジルイソプロピル力ルポジイミドマタはベンジ
    ルエチルカルボジイミドである第4項に記載の製造法。 6、工程(C)において得られるガングリオシド分子内
    エステル誘導体をアセトンで沈澱せしめる第1項に記載
    の製造法。 7、  (a)炭水化物部分、少なくとも1個のセラミ
    ド部分および少なくとも1個の酸部分からなり、(b)
    該炭水化物部分は少なくとも1個のN−アセチルガラク
    トサミンまたはN−アセチルグルコサミン部分と少なく
    とも1個のグルコースまたはガラクトース部分を含んで
    おり、(C)該酸部分は少なくとも1個のN−アセチル
    −ノイラミン酸またはN−クリコリルノイラミン酸を含
    んでおり、(d)少なくとも1個の該酸部分のカルボキ
    シル基か1個の該炭水化物または1個の酸部分の水酸基
    とエステル結合してラクトン環を形成している、ことを
    特徴とするガングリオシド分子内エステル誘導体の少な
    くとも1種を必須成分とする神経障害治療剤。 8、神経再生刺激および神経筋肉機能の回復が必要とさ
    れる外傷性、圧迫性、退化性または毒素感染性の末梢神
    経障害の治療に有用な第7項に記載の治療剤。 9、機能回復のためのノイロン成長刺激が必要とされる
    外傷性、酸素欠乏性、退化性または毒素感染性の中枢神
    経障害の治療に有用な第7項に記載の治療剤。 ) 10、該ガングリオシド分子内エステル誘導体の炭水化
    物部分の構造が下記式: %式%() 〔式中、Galはガラクトース部分、Ga1NACはN
    −アセチルガラクトサミン部分、Glcはグルコース部
    分、Cerはセラミド部分を表わす〕で表わされる第7
    項に記載の治療剤。 11、該ガングリオシド分子内エステル誘導体か、少な
    くとも1個のガラクトース部分と結合している少なくと
    も1個のN−アセチル−ノイラミン酸を含んでいる第1
    0項に記載の治療剤。 12、 (a)少なくとも1個の該ガングリオシド分子
    内エステル誘導体の構造が下記式: %式%() 〔式中、NANAはN−アセチル−ノイラミン酸部分を
    表わし、Ga 1− Ga’I NAC、Gl c 、
     Ce rは前記と同意義である〕 で表わされ、(b)上記式においてNA NAがGal
    にエステル結合しているものである第7項に記載の治療
    剤。 13、該酸部分がN−アセチル−ノイラミン酸である第
    7項に記載の治療剤。 14、炭水化物部分がガラクトース、グルコースおよび
    N−アセチルガラクトサミン部分からなる第7項に記載
    の治療剤。 15、該ガングリオシド分子内エステル誘導体が式: %式%() () () 〔式中、Gal 、 Ga1NAC,Glc%Cerお
    よびNANAは前記と同意義であり、少なくとも1個の
    NANA部分はガラクトース部分および/または隣接す
    るNANA部分の水酸基と結合してラクトン環を形成し
    ている〕 で示される化合物の混合物である第7項に記載の治療剤
    。 16、 注射剤の形の第7項〜第15項のいずれかに記
    載の治療剤。 17、担体または希釈剤として塩化ナトリウムおよびク
    エン酸塩緩衝剤を含有している第16項に記載の治療剤
    。 18、ガングリオシド分子内エステル誘導体の含量が約
    2〜約50重量%である第16項に記載の治療剤。 19、ガングリオシド分子内エステル誘導体の凍結乾燥
    粉末および固形成分を含有している第1容器と溶媒系を
    含有している第2容器からなり、用時内容物を混合して
    使用する第16項に記載の治療剤。 20、第2容器に塩化ナトリウムおよびクエン酸塩緩衝
    液が含まれている第19項に記載の治療剤。 21、固形成分かグリシンである第19項に記載の治療
    剤。 22、固形成分がマンニットである第19項に記載の治
    療剤。 23、第1容器に約10〜約90重量%のガングリオシ
    ド分子内エステル誘導体が含まれている第19項に記載
    の治療剤。 24、 (a)IIJ乳動物から得たガングリオシドま
    たはガングリオシド混合物を非水性有機溶媒に溶解し、
    (+))イオン交換によって該ガングリオシドのカルボ
    キシレート基をカルボキシル基またはその塩に変換し、
    (C)得られたガンクリオシドまたはガングリオシド混
    合物をラクトン化試薬と反応させてガングリオシド分子
    内に少なくとも1個のラクトン結合を形成させることに
    より製造され、(イ)炭水化物部分、少なくとも1個の
    セラミド部分および少なくとも1個の酸部分からなり、
    (ロ)該炭水化物部分は少なくとも1個のN−アセチル
    ガラクトサミンまたはN−アセチルグルコサミン部分と
    少なくとも1個のグルコースまたはガラクトース部分を
    含んでおり、(ハ)該酸部分は少なくとも1個のN−ア
    セチル−ノイラミン酸またはN−グリコリルノイラミン
    酸を含んでおり、に)少なくとも1個の該酸部分のカル
    ボキシル基が1個の該炭水化物または1個の酸部分の水
    酸基とエステル結合してラクトン環を形成している、こ
    とを特徴とするガンクリオシド分子内エステル誘導体。
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