JPS5829741Y2 - 換気小窓の排水構造 - Google Patents
換気小窓の排水構造Info
- Publication number
- JPS5829741Y2 JPS5829741Y2 JP7719778U JP7719778U JPS5829741Y2 JP S5829741 Y2 JPS5829741 Y2 JP S5829741Y2 JP 7719778 U JP7719778 U JP 7719778U JP 7719778 U JP7719778 U JP 7719778U JP S5829741 Y2 JPS5829741 Y2 JP S5829741Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- ventilation window
- drainage structure
- water
- small ventilation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は換気小窓の排水構造に関するものである。
従来一般に小窓は障子と異り、水密性能が劣るので室外
に開口する排水孔のみでは中桟内に侵入した雨水を排水
できず、室内に漏水するという欠点があった。
に開口する排水孔のみでは中桟内に侵入した雨水を排水
できず、室内に漏水するという欠点があった。
本考案は小窓の中桟内に侵入した雨水を速やかに室外へ
排出することができる排水構造を提供しようとするもの
で、以下添付図面を参照して詳説する。
排出することができる排水構造を提供しようとするもの
で、以下添付図面を参照して詳説する。
第１図において、１は障子の、上部に設けられた換気小
窓で、上框２．中桟３９両側の縦框４，４並びに召合せ
材５で構成される枠内に、嵌め殺しガラス６と可動ガラ
ス７が嵌っている。
窓で、上框２．中桟３９両側の縦框４，４並びに召合せ
材５で構成される枠内に、嵌め殺しガラス６と可動ガラ
ス７が嵌っている。
８は障子枠の縦框で、この上部に小窓１は取付けられて
いる。
いる。
中桟３は第２図に示す如く中空部９が設けられ、該中空
部９の上部には中レール１０が一体に成形され、中レー
ル１０の外側に嵌め殺しガラス６が、室内側に可動ガラ
ス７が嵌められている。
部９の上部には中レール１０が一体に成形され、中レー
ル１０の外側に嵌め殺しガラス６が、室内側に可動ガラ
ス７が嵌められている。
１１は中桟３の一端（第１図り例では左端）に設けられ
た通孔である。
た通孔である。
該通孔１１によって中桟３の上面と中空部９とが通じ、
後述するごとく、中桟に溜った雨水は通孔１１を通って
中空部９に入り排出される。
後述するごとく、中桟に溜った雨水は通孔１１を通って
中空部９に入り排出される。
１２は中空部９の通孔１１の反対側にあって、縦框４の
端壁に設けられた水抜孔である。
端壁に設けられた水抜孔である。
１３は水抜（Ｌ１２と対向して取付けられた水抜弁で、
縦框４の端面に接着剤等で適宜固着される。
縦框４の端面に接着剤等で適宜固着される。
水抜弁１３はベース板１４と弁板１５．とからなってい
る。
る。
ベース板１４は例えば１．５ ｍｍ厚のゴム、弁板は同
じくゴム製で９．３ｍｍ厚のものが使用され、第４図の
如くベース板１４に設けられた丸孔１２ ａを開閉する
よう上部をベース板１４に貼付されている。
じくゴム製で９．３ｍｍ厚のものが使用され、第４図の
如くベース板１４に設けられた丸孔１２ ａを開閉する
よう上部をベース板１４に貼付されている。
１６は合成樹脂製の水受皿で、縦框４と中桟３をビス２
２（第５図）で結合するとき後記する取付孔１７を介し
て同時に取付けられる。
２（第５図）で結合するとき後記する取付孔１７を介し
て同時に取付けられる。
水受皿１６は中桟３内に溜った雨水が水抜孔１２→水抜
弁１３を経て排出されるとき、これによって障子の縦框
８に案内するものである。
弁１３を経て排出されるとき、これによって障子の縦框
８に案内するものである。
水受皿１６は取付孔１７を有する取付フランジ１８と、
傾斜水受部１９及び垂直配水部２０で構成されている。
傾斜水受部１９及び垂直配水部２０で構成されている。
傾斜水受部１９と垂直排水部２０は壁１９ａ、２０ａに
よって囲まれ、排水樋を形成している。
よって囲まれ、排水樋を形成している。
２１は水受部１９の上部に設けられたフランジである（
尚、水受皿については同一出願人による実願昭５３−３
１６７２号を参照されたい）。
尚、水受皿については同一出願人による実願昭５３−３
１６７２号を参照されたい）。
以上の構成であるから、小窓１の中桟３内に溜った水は
第７図の矢印ａ方向に流れ、通孔１１がら中空部９内に
落下する。
第７図の矢印ａ方向に流れ、通孔１１がら中空部９内に
落下する。
中空部９内が雨水で満たされると、その水圧で水抜弁１
３の弁板１５が開く。
３の弁板１５が開く。
すると水抜孔１２とベース板１４の丸孔１２ ａを経て
外部に出る。
外部に出る。
そして水受皿１６に案内されて障子の縦框８内に入り、
縦框８の下部の水抜用切欠部から外に排出される。
縦框８の下部の水抜用切欠部から外に排出される。
中空部９内の雨水が少ない場合は、水圧が弁板１５を押
圧する力が小さく、弁板１５は閉じた状態になっており
、丸孔１２ａを閉塞している。
圧する力が小さく、弁板１５は閉じた状態になっており
、丸孔１２ａを閉塞している。
従って外部の風圧の影響で沖空部９内の雨水が逆流して
しぶくのを防止している。
しぶくのを防止している。
本考案によれば、
（１）中核内に溜った水は中桟内の中空部９を迂回して
排出されるので、外の風圧等の影響を受は難く、室内側
への逆流を防ぐことができる。
排出されるので、外の風圧等の影響を受は難く、室内側
への逆流を防ぐことができる。
（２）中桟に中空部を設けた上、さらに排出部に水抜弁
１３を設け、所定水圧がかかるまでは開弁じないように
なっているので外の風圧の影響を完全に防ぐことができ
る。
１３を設け、所定水圧がかかるまでは開弁じないように
なっているので外の風圧の影響を完全に防ぐことができ
る。
第１図は本考案の実施される換気小窓の正面図、第２図
は第１図のＩＩ −ＩＩ矢視断面図、第３図は同じ＜
ＩＩＩ−ＩＩＩ矢視断面図、第４図は水抜弁の斜視図、
第５図は水抜弁取付部の拡大図、第６図は水受皿の斜視
図、第７図は中桟に溜った雨水の排出経路を示す説明図
。 図において １・・・・・・換気小窓、２・・・・・・
上框、３・・・・・・中桟、４・・・・・・縦框、５・
・・・・・召合せ材、６・・・・・・（嵌め殺し）ガラ
ス、７・・・・・・可動ガラス、８・・・・・・障子枠
の縦框、９・・・・・・中空部、１０・・・・・・中レ
ール、１１・・・・・・通孔、１２・・・・・・水抜孔
、１３・・・・・・水抜弁、１４・・・・・・ベース板
、１５・・・・・・弁板、１６・・・・・・水受皿、１
７・・・・・・取付孔、１８・・・・・・取付フランジ
、１９・・・・・・傾斜水受部、２０・・・・・・垂直
排水部、２１・・・・・・フランジ。
は第１図のＩＩ −ＩＩ矢視断面図、第３図は同じ＜
ＩＩＩ−ＩＩＩ矢視断面図、第４図は水抜弁の斜視図、
第５図は水抜弁取付部の拡大図、第６図は水受皿の斜視
図、第７図は中桟に溜った雨水の排出経路を示す説明図
。 図において １・・・・・・換気小窓、２・・・・・・
上框、３・・・・・・中桟、４・・・・・・縦框、５・
・・・・・召合せ材、６・・・・・・（嵌め殺し）ガラ
ス、７・・・・・・可動ガラス、８・・・・・・障子枠
の縦框、９・・・・・・中空部、１０・・・・・・中レ
ール、１１・・・・・・通孔、１２・・・・・・水抜孔
、１３・・・・・・水抜弁、１４・・・・・・ベース板
、１５・・・・・・弁板、１６・・・・・・水受皿、１
７・・・・・・取付孔、１８・・・・・・取付フランジ
、１９・・・・・・傾斜水受部、２０・・・・・・垂直
排水部、２１・・・・・・フランジ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 （Ｉ）長手方向の中空部９を有し、該中空部９は一端に
設けられた通孔１１で中桟３の上部と通じ、他端で縦框
４の端壁に穿設した水抜孔１２を介して障子の縦框８に
連通していることを特徴とする換気小窓の排水構造。 （ＩＩ）水抜孔１２と□対面して、丸孔１２ ａを有す
るベース板１４と弁板１５とからなる水抜弁１３を設け
たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲（Ｉ）記載
の換気小窓の排水構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7719778U JPS5829741Y2 (ja) | 1978-06-08 | 1978-06-08 | 換気小窓の排水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7719778U JPS5829741Y2 (ja) | 1978-06-08 | 1978-06-08 | 換気小窓の排水構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54178930U JPS54178930U (ja) | 1979-12-18 |
| JPS5829741Y2 true JPS5829741Y2 (ja) | 1983-06-29 |
Family
ID=28993172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7719778U Expired JPS5829741Y2 (ja) | 1978-06-08 | 1978-06-08 | 換気小窓の排水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5829741Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-08 JP JP7719778U patent/JPS5829741Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54178930U (ja) | 1979-12-18 |
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