JPS5829623Y2 - 圧電振動子の支持装置 - Google Patents

圧電振動子の支持装置

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Publication number
JPS5829623Y2
JPS5829623Y2 JP17062176U JP17062176U JPS5829623Y2 JP S5829623 Y2 JPS5829623 Y2 JP S5829623Y2 JP 17062176 U JP17062176 U JP 17062176U JP 17062176 U JP17062176 U JP 17062176U JP S5829623 Y2 JPS5829623 Y2 JP S5829623Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic
piezoelectric vibrator
elastic body
utility
model registration
Prior art date
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Expired
Application number
JP17062176U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5387064U (ja
Inventor
清 荻野
善雄 佐野
勲夫 篠田
清治 東地
Original Assignee
セイコーインスツルメンツ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by セイコーインスツルメンツ株式会社 filed Critical セイコーインスツルメンツ株式会社
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Publication of JPS5387064U publication Critical patent/JPS5387064U/ja
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案化圧電振動子を支持する弾性支持体に関するもの
である。
最近、圧電振動子の特に水晶振動子の持っている共振尖
鋭度が高く振動周波数の安定した特性等を利用して、腕
時計、通信機等に広く応用されているが水晶時計の一般
化につれて水晶ユニットとして従来のものより小型化さ
れ耐震構造を備えた腕時計が強く要望されるようになっ
た。
振動周波数が安定な振動子は、落下、衝撃等の外乱によ
って破損されないようにすることは当然であり、更には
特性そのものが変化しないよう外乱から保護されていな
げればならない。
従来用いられてきた振動子の支持構造を第1図に示し、
図面に沿って説明すると第1図Aは、ステム1にハンダ
又は接着剤3等により音叉型振動子4を直接固定支持し
たものである。
この支持構造では構成部品が少なく作業も容易であるが
、振動子ユニットとして不可決な共振尖鋭度の高い、振
動周波数の安定した特性に極めて大きな悪影響を及ぼし
品質の安定したものを得るのが困難で歩留の低下は免れ
なかった。
第1図Bについて説明すると、ステム1に植設されてい
るリード端子2に、バネ性を有する線材5で音叉型振動
子4を鎖点又は・・ンダ3等を介して支持している。
この支持構造では、耐震性を持たせるために振動子を吊
り構造によって支えているが作業工程が複雑で熟練を必
要とするし、更に落下、衝撃等の外乱が加わったときに
音叉型振動子4の変位が大きくなるために収納容器が小
型化できない欠点があった。
第1図Cについて説明すると、音叉型振動子4の重心と
板バネ50弾性中性点を一致させているために支持方式
が複雑となり又材料費がかさむ。
更に振動子及び支持系全体の外力に対する変位空間が大
きくなるために収納容器が小型化できない欠点があった
以上、述べたようにこれらの支持構造ではどれも振動子
ユニットとして満足のいくものが得られなかった。
本発明の目的は、外乱による衝撃が加わっても圧電振動
子の持っている緒特性をそこなうことなく弾性支持体で
支持することにより耐震構造を備え、しかも容易に安定
した品°質のものを製造することである。
第2図に本考案の原理図を示し、図に沿って説明すると
音叉型振動子6を、ハンダ又は接着剤7等を介して、エ
ツチング又はプレスにより一体成形された弾性体8の一
方の剛体部分8aに固定支持れ、もう一方の剛体部分8
cはステムに植設されるリード端子9にハンダ又は接着
剤を介して接着固定されているもので、第2図Cに示す
ような矢印の方向に外乱である衝撃が加わった場合、弾
性支持体80弾性部分8bの剛体部分8a= 8bの近
傍のみが変位するために振動子6は常にステムに対して
平行に変位する。
しかも第3図に示すように弾性支持体13を1対用いる
ことによってあらゆる方向の外乱に対しても同じ効果を
発揮する。
また、第5図A、 B、 C,Gに示す弾性支持体を用
いても同様の効果を発揮し、B、Cについて説明すると
弾性支持体の剛体部分に1個以上のスリット又は穴を設
けて、音叉型振動子を支持するときにスリット又は穴に
、ハンダ又は接着剤を流し込み音叉型振動子を更に強固
に支持するものである。
この弾性支持体を用いて圧電振動子を支持することによ
って落下、衝撃等の外乱がどの方向に加わっても常に振
動子が平行に変位して外乱を緩和するので落下、衝撃の
影響を全く受けない安定した振動周波数の振動子ユニッ
トが得られる。
また構成部品が少なく構造も簡単であるから極めて容易
に小型化、薄型化が可能で安定した品質のものが大量に
製造できる。
(他の実施例) 第4図に他の実施例を示し、図面に沿って説明すると、
本考案の弾性支持体16の弾性部分を絶縁封止ガラス1
5bに植設し、かつ絶縁ガラス15bの回りには金属枠
15aによって封止してステム15を形成し、弾性支持
体16の剛体部分をハンダ又は接着剤17等で固定支持
している。
この弾性支持体はエツチング又はプレスによって一体成
形され材料としては、鉄、ニッケル、コバー材等が用い
られ、形状としては第5図に示すA。
B、C,D、E、Fが応用でき、A、B、cの弾性支持
体はステムの内側と外側で弾性部分が4本突出するもの
で必要に応じて外側を2本切り離しても一向に支しつか
えない。
また、D、E、Fに示す弾性支持体の剛体部分に突出す
るリード端子を設け、このリード端子を絶縁封止ガラス
に植設し、内側を4本に、外側を2本突出するようにし
たものである。
これらの弾性支持体を用いると、前述したように外乱で
ある落下、衝撃に対して&ま影響を受けることなく安定
した振動周波数の振動子ユニットが得られる。
また、弾性支持体がステムと一体部品となっているため
音叉型振動子をマウントする際に煩わしい位置決めする
こともなくいたって簡単に作業ができ、超廉価に製造す
ることができることからも本考案の効果は大きいと言え
る。
また全ての振動姿態の振動子に本考案の弾性支持体を応
用できることからも本考案Q幼果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の支持構造を示す概観図である。 第2図は、本考案の原理図を示す図である。 第3図、第4図に本考案の支持構造を示した概観図であ
る。 第5図は、本考案の弾性支持体の形状を示す一実施例で
ある。 1.10.15・・・・・・ステム、1a、10a。 15 a =・=−金属枠、1b、10b、15b−曲
−絶縁封止ガラス、2,9,11・・・・・・リード端
子、37.12,17・曲・ハンダ又は接着剤、4,6
゜14.18・・・・・・音叉型振動子、5. 8.
13,16・・・・・・弾性支持体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■、圧電振動子を支持する弾性体に於いて、l箇所以上
    の剛体部分と2箇所以上の弾性部分が一体成形された弾
    性部材をl対用いて圧電振動子を支持したことを特徴と
    する弾性支持体。 2、圧電振動子を支持する弾性体に設けられた剛体部分
    に1個以上のスリット又は穴を設けたことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第4項記載の弾性支持体。 3、圧電振動子を支持する弾性体に設けられた剛体部分
    の1箇所に突出するリード端子を設けたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の弾性支持体。 4、圧電振動子を支持する弾性体に於いて、該弾性体の
    2箇所以上の弾性部を絶縁封止ガラスに植設しかつ該絶
    縁ガラスの回りには金属枠が設けられたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の弾性支持体。 5、圧電振動子を支持する弾性体に於いて、該弾性体の
    剛体部分に1個以上のスリット又は穴を設けたことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第4項記載の弾性支持
    体。 6、圧電振動子を支持する弾性体に於いて、該弾性体の
    剛体部分に突出するリード端子を設け、該リード端子を
    絶縁封止ガラスに植設した実用新案登録請求の範囲第4
    項記載の弾性支持体。
JP17062176U 1976-12-20 1976-12-20 圧電振動子の支持装置 Expired JPS5829623Y2 (ja)

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JP17062176U JPS5829623Y2 (ja) 1976-12-20 1976-12-20 圧電振動子の支持装置

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JPS5387064U JPS5387064U (ja) 1978-07-18
JPS5829623Y2 true JPS5829623Y2 (ja) 1983-06-29

Family

ID=28778165

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