JPS5829569Y2 - マルチコンタクト - Google Patents
マルチコンタクトInfo
- Publication number
- JPS5829569Y2 JPS5829569Y2 JP1979015351U JP1535179U JPS5829569Y2 JP S5829569 Y2 JPS5829569 Y2 JP S5829569Y2 JP 1979015351 U JP1979015351 U JP 1979015351U JP 1535179 U JP1535179 U JP 1535179U JP S5829569 Y2 JPS5829569 Y2 JP S5829569Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- mating
- piece
- respect
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Contacts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は多数の接触片を有するマルチコンタクトに関し
、該マルチコンタクトを多数回摺動するような場所に使
用する場合に、現存のマルチコンタクトに比べて相手コ
ンタクトの摺動面の摩耗量を減少させることによって、
初期の圧接力を保持し、通電容量が下降しないようなマ
ルチコンタクトを提案するものである。
、該マルチコンタクトを多数回摺動するような場所に使
用する場合に、現存のマルチコンタクトに比べて相手コ
ンタクトの摺動面の摩耗量を減少させることによって、
初期の圧接力を保持し、通電容量が下降しないようなマ
ルチコンタクトを提案するものである。
従来のマルチコンタクト1の外形は第1図のように両端
に爪2・・・を有するとともに中間部にほぼω形の孔3
・・・を新手間隔で多数個打抜くことによりほぼ*形の
接触片4・・・を形成している。
に爪2・・・を有するとともに中間部にほぼω形の孔3
・・・を新手間隔で多数個打抜くことによりほぼ*形の
接触片4・・・を形成している。
この接触片4は長手方向に対して直角方向に形成されて
いるとともに、その両端部5を捻り軸として少し捻るこ
とにより第1図Bのように若干角度傾斜させ、その頂縁
を接触面6としている。
いるとともに、その両端部5を捻り軸として少し捻るこ
とにより第1図Bのように若干角度傾斜させ、その頂縁
を接触面6としている。
このマルチコンタクト1は例えば第3図のように導体7
に取付けられるもので、該導体7の上下面に形成した蟻
溝8にマルチコンタクト1の爪2・・・を係合させてい
る。
に取付けられるもので、該導体7の上下面に形成した蟻
溝8にマルチコンタクト1の爪2・・・を係合させてい
る。
このように導体Tに取付けたマルチコンタクト1は相手
コンタクト9の凹部接触面10に脱着して使用するもの
であるが、前述のように接触片4はマルチコンタクト1
の長手方向と直角の方向、つまり導体7に取付けられた
マルチコンタクト1が相手コンタクト9に対して摺動す
る方向に沿って平行に設け、かつ、少し捻っているので
、その接触面6は相手コンタクト9の凹部接触面10と
は点状接触となる。
コンタクト9の凹部接触面10に脱着して使用するもの
であるが、前述のように接触片4はマルチコンタクト1
の長手方向と直角の方向、つまり導体7に取付けられた
マルチコンタクト1が相手コンタクト9に対して摺動す
る方向に沿って平行に設け、かつ、少し捻っているので
、その接触面6は相手コンタクト9の凹部接触面10と
は点状接触となる。
そのため、前記従来のマルチコンタクト1では、摺動部
分または抜き差しの回数の多い部分に使用すると、第4
図のようにマルチコンタクトの圧接力によって該マルチ
コンタクトと相手コンタクト9の接触部分に線状の痕跡
11がつく。
分または抜き差しの回数の多い部分に使用すると、第4
図のようにマルチコンタクトの圧接力によって該マルチ
コンタクトと相手コンタクト9の接触部分に線状の痕跡
11がつく。
つまり、接触面6は前述のように点接触で、接触方向に
摺動させるため、摩耗が激しい。
摺動させるため、摩耗が激しい。
そして、摩耗が進行すると、マルチコンタクトの圧接力
か弱くなり、通電容量が下降してくる。
か弱くなり、通電容量が下降してくる。
とくに、マルチコンタクト1によく使用されている素材
はBe Cuを硬化処理したものであり、一般的に電気
材料として使用される銅、真ちゅう、アルミなどよりも
硬いものであるので相手コンタクトなどには圧接傷が付
きやすい。
はBe Cuを硬化処理したものであり、一般的に電気
材料として使用される銅、真ちゅう、アルミなどよりも
硬いものであるので相手コンタクトなどには圧接傷が付
きやすい。
また、コンパクトで電流容量を大きくするためには、単
位長さ当りの接触片4の数を多くするか、圧接力を強く
するかのどちらかであるが、マルチコンタクト1は1枚
の金属板からプレス加工により製作するため、接触片4
・・・の数を多くするには限界があり、結局のところ圧
接力を大きくすることになる。
位長さ当りの接触片4の数を多くするか、圧接力を強く
するかのどちらかであるが、マルチコンタクト1は1枚
の金属板からプレス加工により製作するため、接触片4
・・・の数を多くするには限界があり、結局のところ圧
接力を大きくすることになる。
しかし、そうすると、相手コンタクト9の接触面10の
摩耗量が多くなってしまう。
摩耗量が多くなってしまう。
さらに、圧接力を強くすることは、接触片4のたわみと
圧接力とのバネ定数を大きくすることになる。
圧接力とのバネ定数を大きくすることになる。
すると、相手コンタクト9の摩耗による接触片4のたわ
みの減小となり、圧接力の減小に対する影響が大きくな
る。
みの減小となり、圧接力の減小に対する影響が大きくな
る。
本考案は前述の欠点を改良したもので、第2図A、Bに
示すように、マルチコンタクトの各接触片4・・・を、
相手コンタクト9に対して着脱する摺動方向に対して所
定の角度θζ例えばθ−10′前後の角度傾斜するもの
として設けると共に、所定の角度捻ってその頂縁が接触
面6となるように構成されている。
示すように、マルチコンタクトの各接触片4・・・を、
相手コンタクト9に対して着脱する摺動方向に対して所
定の角度θζ例えばθ−10′前後の角度傾斜するもの
として設けると共に、所定の角度捻ってその頂縁が接触
面6となるように構成されている。
つまり、このマルチコンタクトの各接触片4・・・は相
手コンタクト9に対して着脱する摺動の際前記角度θが
原因で、接触面6において若干の長さながら線状に接触
し摺動することになる。
手コンタクト9に対して着脱する摺動の際前記角度θが
原因で、接触面6において若干の長さながら線状に接触
し摺動することになる。
従って、第5図に相手コンタクト9における接触の痕跡
11aを示すように、相手コンタクト9の接触面10に
(ふ接触片4・・・の摺動跡が細長い帯状の面として発
生する。
11aを示すように、相手コンタクト9の接触面10に
(ふ接触片4・・・の摺動跡が細長い帯状の面として発
生する。
このように、接触片・・・4は、相手コンタクト9に対
し若干の長さの線状に接触するから、繰返し摺動を行っ
ても局部的に圧接キズが深くなり、通電容量が下降する
ようなことがなくなり、コンタクト部の寿命が長くなる
。
し若干の長さの線状に接触するから、繰返し摺動を行っ
ても局部的に圧接キズが深くなり、通電容量が下降する
ようなことがなくなり、コンタクト部の寿命が長くなる
。
以上の説明から明らかなように、本考案のマルチコンタ
クトは、その接触片を相手コンタクトに対する摺動方向
に対し所定の角度傾斜させたことにより、接触片と相手
コンタクトとの接触状態が線状の接触となり、従来に比
べ接触面の摩耗量が少なくなって、コンタクト部の寿命
が長くなるという効果がある○
クトは、その接触片を相手コンタクトに対する摺動方向
に対し所定の角度傾斜させたことにより、接触片と相手
コンタクトとの接触状態が線状の接触となり、従来に比
べ接触面の摩耗量が少なくなって、コンタクト部の寿命
が長くなるという効果がある○
第1図A、Bは従来のマルチコンタクトの、目じく第2
図A、Bは本考案に係るマルチコンタクトのそれぞれの
正面図と側面図、第3図は導体に取付けたマルチコンタ
クトと相手コンタクトの脱着関係を示す斜視図、第4図
は従来のマルチコンタクトを用いた場合の、同じく第5
図は本考案に係るマルチコンタクトを用いた場合の相手
コンタクト側に付く圧接痕の斜視図である。 1・・・マルチコンタクト、2・・・爪、3・・・孔、
4・・・接触片、6・・・接触面、9・・・相手コンタ
クト。
図A、Bは本考案に係るマルチコンタクトのそれぞれの
正面図と側面図、第3図は導体に取付けたマルチコンタ
クトと相手コンタクトの脱着関係を示す斜視図、第4図
は従来のマルチコンタクトを用いた場合の、同じく第5
図は本考案に係るマルチコンタクトを用いた場合の相手
コンタクト側に付く圧接痕の斜視図である。 1・・・マルチコンタクト、2・・・爪、3・・・孔、
4・・・接触片、6・・・接触面、9・・・相手コンタ
クト。
Claims (1)
- 両端縁に多数個の爪2・・・を有し、中間部に所定間隔
をおいて打抜き形成した多数個の孔3により接触片4が
設けられ、かつ接触片4・・・は所定の角度捻られてそ
の頂縁が接触面6とされているマルチコンタクトにおい
て、前記接触片4・・・はマルチコンタクトの相手コン
タクト9に対する摺動力向に対して所定の角度θだけ傾
斜して設けたことを特徴とするマルチコンタクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979015351U JPS5829569Y2 (ja) | 1979-02-08 | 1979-02-08 | マルチコンタクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979015351U JPS5829569Y2 (ja) | 1979-02-08 | 1979-02-08 | マルチコンタクト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55114975U JPS55114975U (ja) | 1980-08-13 |
JPS5829569Y2 true JPS5829569Y2 (ja) | 1983-06-29 |
Family
ID=28836890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979015351U Expired JPS5829569Y2 (ja) | 1979-02-08 | 1979-02-08 | マルチコンタクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5829569Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2929405B2 (ja) * | 1993-04-16 | 1999-08-03 | 矢崎総業株式会社 | スプリング内蔵の平型端子構造 |
WO2010098157A1 (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-02 | 住友電装株式会社 | 端子金具及び端子金具の接続構造 |
US10541489B2 (en) * | 2018-03-29 | 2020-01-21 | Amphenol Corporation | Electrical socket with contoured contact beams |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5167985A (ja) * | 1974-12-04 | 1976-06-12 | Multilam Corp | Denkikonekuta |
-
1979
- 1979-02-08 JP JP1979015351U patent/JPS5829569Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5167985A (ja) * | 1974-12-04 | 1976-06-12 | Multilam Corp | Denkikonekuta |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55114975U (ja) | 1980-08-13 |
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