JPS5829479Y2 - 現像剤容器内回転体の軸受部の構造 - Google Patents

現像剤容器内回転体の軸受部の構造

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JPS5829479Y2
JPS5829479Y2 JP1980074050U JP7405080U JPS5829479Y2 JP S5829479 Y2 JPS5829479 Y2 JP S5829479Y2 JP 1980074050 U JP1980074050 U JP 1980074050U JP 7405080 U JP7405080 U JP 7405080U JP S5829479 Y2 JPS5829479 Y2 JP S5829479Y2
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JP
Japan
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rotating body
bearing
container
shaft
developer
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Expired
Application number
JP1980074050U
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English (en)
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JPS56175844U (ja
Inventor
達鋭 橋本
Original Assignee
東京航空計器株式会社
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Publication date
Application filed by 東京航空計器株式会社 filed Critical 東京航空計器株式会社
Priority to JP1980074050U priority Critical patent/JPS5829479Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子複写機の現像器内で現像剤の攪拌、搬送等
のために回転させられる現像容器内回転軸の軸受構造に
関する。
電子複写機において感光体上に形成された潜像を現像す
るために、トナーおよびキャリヤより成゛る現像剤が用
いられる。
キャリヤは現像剤に磁性を与えるために微粒の酸化鉄粉
を用いている。
このキャリヤが容器内で回転する軸の軸受部に影響を与
えるため、従来第1図に示すような軸受構造が用いられ
ていた。
まずこの第1図を中心に従来構造の問題点を検討する〇 図において1は耐蝕性アルミ合金で形成された容器、2
は容器壁に固定された軸受である。
スパイラル回転体4は軸5に一体に設けられており、容
器外に設けられているスプロケット3に供給される回転
力により、現像剤撹拌または搬送のために回転させられ
る。
現像剤のキャリヤは50μ〜200μの極めて小径の粒
なので、この粒が軸受2と軸間に侵入し、軸と軸受間の
いわゆるカジリを生ぜしめ軸または軸受を損傷させると
いう問題があった。
軸や軸受が損傷させられ現像剤の漏れが生じ、きわめて
不都合であった。
そのため従来でもこの軸受へのキャリヤの侵入を防止す
るための対策が行なわれている。
第1図に示す例はシール部材6をスパイラルローラ4と
壁面間に入れて軸受2方向にキャリヤが侵入しないよう
にしたものである。
その他のシール方法として、Oリング、フェルトなどを
用いて、それ等と軸6を密着させて、侵入を防止しよう
とするものがある。
しかし前述のようにキャリヤは極めて小径であることか
ら、軸とシール部材を密着させてもキャリヤが入り込み
、事実上完全なシ′−ルは不可能であった。
またシールを完全に近づけようとして軸とそれ等のシー
ル部材の密着度を上げれば上げるほど、それ等の間の摩
擦力が増大し、大きな回転トルクを供給しなければなら
ない。
また密着度を上げることはシール部材の耐久性からも問
題がある。
この問題を解決するために磁気装置を用いる磁気遮蔽装
置(特開昭49−53444)の提案がすでに行われて
いる。
この提案によれば前記問題は解決できる。
しかしながら装置が大型であると言う問題がある。
本考案の目的は永久磁石の構造や軸の材質に改良を施し
装置を小型にした現像材容器内回転体の軸受構造を提供
することにある。
前記目的を達成するために本考案による現像材容器内回
転体の軸受部の構造は、鉄粉を含む現像材を攪拌または
搬送するために現像材容器内で回転させられる回転体の
軸受構造において、非磁性または磁性の弱い材料の回転
体軸と、前記容器壁面で前記回転体軸を受ける軸受と、
前記軸の外形よりも大きい内径を有する円環状で軸方向
に磁化されている永久磁石と、前記永久磁石を前記回転
体軸と同心で間隔を保って前記容器壁面に固定する非磁
性体のスペーサとからなり、前記回転体軸と永久磁石環
の空隙間に軸方向に形成される磁力線に沿って鉄粉のカ
ーテンを形成することにより前記軸受に現像材が侵入し
ないように構成されている。
以下図面等を参照して、本考案による構造を詳細に説明
する。
第2図は本考案による構造の実施例を示す図、第3図は
動作を説明するための略図である。
第1図を参照して説明した構造と共通する部分について
は同一の数字を付しである。
容器側板1耐蝕性アルミ合金板を用い軸受3としてルー
ロン(ディクソン社の登録商標)を用いている。
軸はステンレス合金を用いスパイラル部はABS樹脂を
用いている。
本考案による構造では円環状の永久磁石8を接合スペー
サIを介して側板1に固定し内径と軸5との間に積極的
に円環状の空隙を設け、軸5と永久磁石8を無接触状態
に保っている。
この永久磁石8ば第3図に示すように中心軸方向に磁化
しである。
この実施例では前記磁石8としてフェライト磁石で、厚
さ4朋、内径10闘、外径20關、SOOガウスのもの
を用いている。
軸5の直径は7朋であって、1.5mmの空隙が形成し
ている。
第2図中Pの示す線は容器に収容された現体剤の表面位
置を示している。
なおスペーサ7は容器と磁石間を密封す−るという意味
を持ち、容器の構造上直接側壁に磁石8を接合できると
きは必ずしも必要でない。
な釦スペーサ7は強磁性のものを用いない方が良い。
第2図に示したような構造にすると、第3図左側破線で
示すような磁力線が軸5の回りおよび磁石8の周辺に発
生する。
この磁力線は、当初は軸受に接近しようとするキャリヤ
のトラップを形成する。
その内に磁力線に沿う方向で図示の房状のキャリヤのカ
ーテンを形成される。
なお図中キャリヤの形状を誇張して示しである。
このようにキャリヤのカーテンが形成されると、容器内
側からのキャリヤはこのカーテンに阻止されて軸5の方
向にまぎれ込むことができなくなる。
軸50回転により軸の表面はキャリヤのカーテンの表面
に接触することになるが、キャリヤの密度は低いので、
自体が軸に摩擦を及ぼ1,7て負荷を増大させるという
ようなことは全くない。
磁石の極性を第3図と反対の容器内側をSとしても全く
同様である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来構造を示す図であって、シール部材、側板
、軸受を破断して示しである。 第2図は本考案による構造の実施例を示す図であって、
永久磁石、接合スペーサ、軸受等を破断しである。 第3図は第乏図に示した構造の動作を示すための略図で
ある。 1・・・容器側板、2・・・軸受、3・・・駆動歯車、
4・・・スパイラル、5・・・軸、6・・・シール部材
、7・・・接合スペーサ、8・・・環状永久磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉄粉を含む現像材を攪拌または搬送するために現像材容
    器内で回転させられる回転体の軸受構造にあ・いて、非
    磁性または磁性の弱い材料の回転体軸と、前記容器壁面
    で前記回転体軸を受ける軸受と、前記軸の外形よりも大
    きい内径を有する円環状で軸方向に磁化されている永久
    磁石と、前記永久磁石を前記回転体軸と同心で間隔を保
    って前記容器壁面に固定する非磁性体のスペーサとから
    なり、前記回転体軸と永久磁石環の空隙間に軸方向に形
    成される磁力線に沿って鉄粉のカーテンを形成すること
    により前記軸受に現像材が侵入しないように構成したこ
    とを特徴とする現像材容器内回転体の軸受部の構造。
JP1980074050U 1980-05-30 1980-05-30 現像剤容器内回転体の軸受部の構造 Expired JPS5829479Y2 (ja)

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JP1980074050U JPS5829479Y2 (ja) 1980-05-30 1980-05-30 現像剤容器内回転体の軸受部の構造

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JP1980074050U JPS5829479Y2 (ja) 1980-05-30 1980-05-30 現像剤容器内回転体の軸受部の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56175844U JPS56175844U (ja) 1981-12-25
JPS5829479Y2 true JPS5829479Y2 (ja) 1983-06-28

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4953444A (ja) * 1972-06-28 1974-05-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4953444A (ja) * 1972-06-28 1974-05-24

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JPS56175844U (ja) 1981-12-25

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