JPS5829268B2 - Al↓2O↓3−SiO↓2−P↓2O↓5系の多孔質耐火断熱レンガ製造用配合物 - Google Patents
Al↓2O↓3−SiO↓2−P↓2O↓5系の多孔質耐火断熱レンガ製造用配合物Info
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- JPS5829268B2 JPS5829268B2 JP53144908A JP14490878A JPS5829268B2 JP S5829268 B2 JPS5829268 B2 JP S5829268B2 JP 53144908 A JP53144908 A JP 53144908A JP 14490878 A JP14490878 A JP 14490878A JP S5829268 B2 JPS5829268 B2 JP S5829268B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C8/00—Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
- C03C8/02—Frit compositions, i.e. in a powdered or comminuted form
- C03C8/08—Frit compositions, i.e. in a powdered or comminuted form containing phosphorus
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/062—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はAl2O3−8iO2−P2O5系の多孔質耐
火断熱レンガ製造用配合物、特にセメント・ロータリキ
ルン予熱帯用の耐火断熱レンガ製造用配合物に関する。
火断熱レンガ製造用配合物、特にセメント・ロータリキ
ルン予熱帯用の耐火断熱レンガ製造用配合物に関する。
セメント・ロータリキルン予熱帯、すなわちセメント原
料粉末が乾燥および力焼される4域においては、適用さ
れる方法が湿式法か乾式法かあるいは火格子予熱法かサ
イクロン予熱法かによってロータリキルンの全長の約2
5優ないし45多を占める4域が以下に説明する特殊な
影響を受ける。
料粉末が乾燥および力焼される4域においては、適用さ
れる方法が湿式法か乾式法かあるいは火格子予熱法かサ
イクロン予熱法かによってロータリキルンの全長の約2
5優ないし45多を占める4域が以下に説明する特殊な
影響を受ける。
すなわちこの4域の原料は脱水および力焼段階にあるか
ら(吸熱過程)、消耗要因としての高温の作用は二次的
であり、原料粉末寸たは予備成形した粒状物は1だ軟か
であるから、摩滅による機械的作用は少い。
ら(吸熱過程)、消耗要因としての高温の作用は二次的
であり、原料粉末寸たは予備成形した粒状物は1だ軟か
であるから、摩滅による機械的作用は少い。
ところが原料と燃料から生じ、良好な熱利用のために行
われる4廃ガスの循環により炉雰囲気に蓄積されるアル
カリの酸化物、硫酸塩、塩化物、フッ化物による化学的
作用は著しく強力である。
われる4廃ガスの循環により炉雰囲気に蓄積されるアル
カリの酸化物、硫酸塩、塩化物、フッ化物による化学的
作用は著しく強力である。
これらの物質は特に予熱帯区域に釦いて耐火ライニング
の表面に凝縮し、レンガ成分と様々な程度の化学的相互
作用を起すと共にレンガ内部に拡散する。
の表面に凝縮し、レンガ成分と様々な程度の化学的相互
作用を起すと共にレンガ内部に拡散する。
その結果、一部でなおこの4域に使われているA種シャ
モットレンガや同等の耐火軽質レンガでは長石ち−よび
準長石の形成によってアルカリスポーリング(Alka
li Spalling)が起り、それに伴なう体積の
変化と、レンガの熱膨張係数の増加を意味する熱膨張率
の変化は、この場合スポーリングとレンガの急速な消耗
を招く。
モットレンガや同等の耐火軽質レンガでは長石ち−よび
準長石の形成によってアルカリスポーリング(Alka
li Spalling)が起り、それに伴なう体積の
変化と、レンガの熱膨張係数の増加を意味する熱膨張率
の変化は、この場合スポーリングとレンガの急速な消耗
を招く。
筐た部分的に開孔がアルカリ化合物でふさがれ、このた
め同様にレンガ外殻のスポーリングが起こる。
め同様にレンガ外殻のスポーリングが起こる。
こうした知見から既に、従来使用されていたA種シャモ
ットレンガ(Al2O3含量45重量係以下30重量φ
以上)はAl2O330重重量風下15重量φ以上の低
アルミナ・シャモットレンガまたは酸性耐火軽質レンガ
によって代用された。
ットレンガ(Al2O3含量45重量係以下30重量φ
以上)はAl2O330重重量風下15重量φ以上の低
アルミナ・シャモットレンガまたは酸性耐火軽質レンガ
によって代用された。
この材種のレンガは反応がレンガ全体に及ばないで表面
に限られるという点で、アルカリおよびアルカリ化合物
の侵食に関して従来使用されていたシャモットレンガに
比してすぐれた挙動を示す。
に限られるという点で、アルカリおよびアルカリ化合物
の侵食に関して従来使用されていたシャモットレンガに
比してすぐれた挙動を示す。
この場合、アルカリとレンガ成分の反応によってレンガ
の表面に丈夫な保護ウワグスリ層が形成され、これがレ
ンガの深部へのアルカリの拡散や前述のスポーリングを
阻止し捷たは遅らせる。
の表面に丈夫な保護ウワグスリ層が形成され、これがレ
ンガの深部へのアルカリの拡散や前述のスポーリングを
阻止し捷たは遅らせる。
こうしてレンガの表面に異質のウワグスリを形成する上
記の機種は、レンガ材料と反応する適当な物質が炉雰囲
気から送られて来る時にのみ起こるものであることはい
う寸でもない。
記の機種は、レンガ材料と反応する適当な物質が炉雰囲
気から送られて来る時にのみ起こるものであることはい
う寸でもない。
この機構は初めてセメント・ロータリキルン予熱帯で例
えば英国特許公報第1005469号に記載の種類の多
孔質断熱レンガに使用されて、好成績を挙げたのである
。
えば英国特許公報第1005469号に記載の種類の多
孔質断熱レンガに使用されて、好成績を挙げたのである
。
しかし異質のウワグスリの発生により丈夫な保護層が形
成されて生じるレンガ表面シーリング機構は、特に炉雰
囲気にKCAが存在する時は起こらないことが判明した
。
成されて生じるレンガ表面シーリング機構は、特に炉雰
囲気にKCAが存在する時は起こらないことが判明した
。
KClはレンガ材料と反応せずにレンガの開孔の中に完
全に拡散するからである。
全に拡散するからである。
KClの融点は低いため、特にに2SO4の存在下で一
層融点の低い共融熔融物を形成するため、多孔質断熱レ
ンガではKClの浸透が深部捷で起こり、その断熱性が
失われKClの凝固融解の反復と結晶圧によってレンガ
組織が破壊される。
層融点の低い共融熔融物を形成するため、多孔質断熱レ
ンガではKClの浸透が深部捷で起こり、その断熱性が
失われKClの凝固融解の反復と結晶圧によってレンガ
組織が破壊される。
多孔質断熱レンガへのKClの透過を阻止するために、
無機結合剤例えば水ガラス、硫酸アル□ニウム寸たは燐
酸モノアルミニウムを含む耐熱捷たは耐火保護被覆をレ
ンガ表面に具備せしめることは既に公知である。
無機結合剤例えば水ガラス、硫酸アル□ニウム寸たは燐
酸モノアルミニウムを含む耐熱捷たは耐火保護被覆をレ
ンガ表面に具備せしめることは既に公知である。
しかしこのような保護被覆はその上を通過する燃料によ
って急速に奪い去られ、そのためレンガの表面が再び露
出するから、短時間しか効果がない。
って急速に奪い去られ、そのためレンガの表面が再び露
出するから、短時間しか効果がない。
この露出面ば再びKCl等の透過に全くさらされる。
捷たアルカリスポーリングの際に層の剥離寸たはスポー
ルが数センチの厚さ寸で進行するためレンガの消耗が生
じ、理論上付着力が良好で耐摩耗性が高い保護被覆自体
がレンガのスポール部分と共に失われる。
ルが数センチの厚さ寸で進行するためレンガの消耗が生
じ、理論上付着力が良好で耐摩耗性が高い保護被覆自体
がレンガのスポール部分と共に失われる。
ところがレンガ表面上の保護被覆の更新はロータリキル
ンを休止して行うほかはないので、全く不経済である。
ンを休止して行うほかはないので、全く不経済である。
Al2O3含量25重量係以下10重量饅以上の5iO
2−A1203材料群の耐火断熱レンガの異質ウワグス
リ形成の上述の問題をレンガ表面の自発的な、すなわち
炉雰囲気に無関係のウワグスリ形成によって解決しよう
とする試みは、これ1で見込みがないとされた。
2−A1203材料群の耐火断熱レンガの異質ウワグス
リ形成の上述の問題をレンガ表面の自発的な、すなわち
炉雰囲気に無関係のウワグスリ形成によって解決しよう
とする試みは、これ1で見込みがないとされた。
というのは、5iO2−A1203P205系には一方
で5i02相と、他方でムライト相と融和性を持つガラ
ス相か存在しないということが一般に前提になっていた
からである(ビー・ロビンソンち・よびエリツク・アー
ル・マツカートニー著l−8iO2−A1203−P2
O3系の農園相線関係(5ubsolidus Re1
ations in the SystemS102
A1203P205)lアメリカ・セラミクス協会雑
誌47巻11号587−592ページ)。
で5i02相と、他方でムライト相と融和性を持つガラ
ス相か存在しないということが一般に前提になっていた
からである(ビー・ロビンソンち・よびエリツク・アー
ル・マツカートニー著l−8iO2−A1203−P2
O3系の農園相線関係(5ubsolidus Re1
ations in the SystemS102
A1203P205)lアメリカ・セラミクス協会雑
誌47巻11号587−592ページ)。
他方、結晶相の共存か観察されない、P2O545ない
し80重量部、A12038ないし25重量部、Si0
,1ないし30重量部のA1203−8iO□−P20
3系燐酸塩ガラスが英国特許公報第576205号によ
り公知である。
し80重量部、A12038ないし25重量部、Si0
,1ないし30重量部のA1203−8iO□−P20
3系燐酸塩ガラスが英国特許公報第576205号によ
り公知である。
これらの2つの文献は、耐火レンガの自発的ウワグスリ
形成のために使用できるA1203−8i2−P205
系燐酸塩ガラスを示唆していない。
形成のために使用できるA1203−8i2−P205
系燐酸塩ガラスを示唆していない。
そこで本発明の目的とする所は、上記の種類の耐火断熱
レンガに使用した時、特にセメント・ロータリキルン系
予熱帯のレンガ表面の温度で自発的な、すなわち炉雰囲
気にほとんど熱間系なウワグスリ形成が保証される。
レンガに使用した時、特にセメント・ロータリキルン系
予熱帯のレンガ表面の温度で自発的な、すなわち炉雰囲
気にほとんど熱間系なウワグスリ形成が保証される。
上記の種類の耐火断熱レンガでの使用に適したA120
3−8i02−P205系配合物音提供する点にある。
3−8i02−P205系配合物音提供する点にある。
この点は本発明により解決され、各種の用途、例えば鋳
込ガラス製品の製造にも使用できるが、特に多孔質耐火
断熱レンガの製造に使用され耐火物部門ではシャモレッ
トレンガに現れる結晶相、例えばムライト(3A120
3,2SiO2)やクリストバライトtたはトリジマイ
ト(鱗珪石)と並んで独立の相として現れ、これらの相
に対して融和性をもつという利点がある。
込ガラス製品の製造にも使用できるが、特に多孔質耐火
断熱レンガの製造に使用され耐火物部門ではシャモレッ
トレンガに現れる結晶相、例えばムライト(3A120
3,2SiO2)やクリストバライトtたはトリジマイ
ト(鱗珪石)と並んで独立の相として現れ、これらの相
に対して融和性をもつという利点がある。
このことは5iO2A1203材料群に対する自発的ウ
ヮグスリ形成剤としての本発明の配合物の機能にとって
極めて重要な前提である。
ヮグスリ形成剤としての本発明の配合物の機能にとって
極めて重要な前提である。
本発明による耐火物部門での使用は、次のようにして行
うことができる。
うことができる。
すなわち5i2AlO(PO4)3相を予備合成し、主
成分ばSiO2およびAl2O3より威り、粘土、シャ
モット等の材料群から成る粒状配合物に所定の割合例え
ば5〜10重量係重量別し、製造されるレンガの化学組
成が25重量饅以下、10重量饅以上のAl2O3を有
するようにする。
成分ばSiO2およびAl2O3より威り、粘土、シャ
モット等の材料群から成る粒状配合物に所定の割合例え
ば5〜10重量係重量別し、製造されるレンガの化学組
成が25重量饅以下、10重量饅以上のAl2O3を有
するようにする。
化学組成の残余は第2の成分としての5in2と、この
種の耐火物が含む通常の副次的不純物、例えばT i0
2 t F e203CaO,MgOから成る。
種の耐火物が含む通常の副次的不純物、例えばT i0
2 t F e203CaO,MgOから成る。
本発明においては又レンガが熱せられた時にSiO2,
Al2O3およびP2O5の相互反応によってウワグス
リ形成組成5i2AlO(PO4)3 が生成されるよ
うに、粒状配合物のこれら3成分の粒度<0.09mm
の反応性ね分の比率を調整する。
Al2O3およびP2O5の相互反応によってウワグス
リ形成組成5i2AlO(PO4)3 が生成されるよ
うに、粒状配合物のこれら3成分の粒度<0.09mm
の反応性ね分の比率を調整する。
ウワグスリ形成組成の生成は温度700℃以上で行われ
る。
る。
本発明による配合物の製造のための原料としては、純酸
化物SiO2,Al2O3およびP2O5も、捷た耐火
物技術で慣用の適当な5iO2−およびA1203−担
体、例えば石英、クリストバライト、トリジマイト(、
鱗珪石)、珪藻土、モミガラ族、シャモット、粘土等お
よびP2O5−担体としてH3P0. 、 Al(H2
PO4)3 、(NH4)3P04等を使用することも
できる。
化物SiO2,Al2O3およびP2O5も、捷た耐火
物技術で慣用の適当な5iO2−およびA1203−担
体、例えば石英、クリストバライト、トリジマイト(、
鱗珪石)、珪藻土、モミガラ族、シャモット、粘土等お
よびP2O5−担体としてH3P0. 、 Al(H2
PO4)3 、(NH4)3P04等を使用することも
できる。
本発明を適用する場合のセメント・ロータリキルン予熱
帯の耐火断熱レンガの自発的表面シーリングの機能は、
その場合レンガ表面がガラス相S l 2 All0
(PO4)3の強粘性溶融物形成温度にさらされるとい
うことにある。
帯の耐火断熱レンガの自発的表面シーリングの機能は、
その場合レンガ表面がガラス相S l 2 All0
(PO4)3の強粘性溶融物形成温度にさらされるとい
うことにある。
レンガは炉の天側から外被側にかけて温度勾配を生じる
から、温度は炉の外被寄りに低下する。
から、温度は炉の外被寄りに低下する。
このため炉の内部に面する高湿のレンガの受熱表面は一
定の厚さ例λ−ば10mm程度で全面にわたってガラス
化する一方、レンガの残りの部分はガラス化しない。
定の厚さ例λ−ば10mm程度で全面にわたってガラス
化する一方、レンガの残りの部分はガラス化しない。
ところで本発明によるレンガを使用した場合、例えば表
面の剛製や摩滅によって消耗し、煉瓦張の厚みが減少す
ると、ガラス層がレンガの消耗のテンポに従って表面に
繰返し自発的に新しく形成される。
面の剛製や摩滅によって消耗し、煉瓦張の厚みが減少す
ると、ガラス層がレンガの消耗のテンポに従って表面に
繰返し自発的に新しく形成される。
除徐に消耗するレンガはこの過程によって開孔へのアル
カリの透過、特にKClの透過が防止される。
カリの透過、特にKClの透過が防止される。
以上の説明で明らかなように、セメント・ロータリキル
ン予熱帯で上記の機能を示すべき断熱レンガは製造の際
にガラス相5i2AlO(PO4)3の融解区間以下で
乾燥および(オたは)焼成しなければならない。
ン予熱帯で上記の機能を示すべき断熱レンガは製造の際
にガラス相5i2AlO(PO4)3の融解区間以下で
乾燥および(オたは)焼成しなければならない。
このような断熱レンガを未焼成状態で使用することも好
ましい。
ましい。
その場合は5i2AlO(PO4)3の結合のために必
要なP2O5を、同時に化学粘結剤の働きをする物質、
例えばHs PO4,A l(H2PO4) 3等とし
て加えることができ、その場合700℃からP2O5−
担体と5i02およびAl2O3の反応部分との反応に
よってS l 2 A lO(PO4) 3が生成され
る。
要なP2O5を、同時に化学粘結剤の働きをする物質、
例えばHs PO4,A l(H2PO4) 3等とし
て加えることができ、その場合700℃からP2O5−
担体と5i02およびAl2O3の反応部分との反応に
よってS l 2 A lO(PO4) 3が生成され
る。
耐火レンガ製造に慣用の、例えは粒度0ないし4mmの
粒状配合物のうち粒度0.09mm以下の微粒分だけが
700〜1200℃に釦いてガラス相S 12Ado
(PO4)aの形成又は部分溶融に関与し、これより大
きいね分は溶融しないで残るから、クリストバル石や鱗
珪石と並んで既に多くのガラス相を含む5i2−A12
03系の組成を中粒分および粗粒分(0,09〜2關捷
たは2〜4mm)として選定するのが適当である。
粒状配合物のうち粒度0.09mm以下の微粒分だけが
700〜1200℃に釦いてガラス相S 12Ado
(PO4)aの形成又は部分溶融に関与し、これより大
きいね分は溶融しないで残るから、クリストバル石や鱗
珪石と並んで既に多くのガラス相を含む5i2−A12
03系の組成を中粒分および粗粒分(0,09〜2關捷
たは2〜4mm)として選定するのが適当である。
これは5in2−A1203溶解曲線によれば、この系
の共融混合物に近い、耐火物工業の命名法で8種酸性シ
ャモットと呼ばれる組成である。
の共融混合物に近い、耐火物工業の命名法で8種酸性シ
ャモットと呼ばれる組成である。
それはAl2O3〉lo重量饅、<30重量係の含量を
特徴とする。
特徴とする。
このA12o3含量を超えるとレンガの組成分と中粒分
の所望の耐アルカリ性が減少し、このAl2O3含量に
達しなければアルカリとの化学反応で希薄液状の反応生
成物が生じ、レンガが急速に消耗する。
の所望の耐アルカリ性が減少し、このAl2O3含量に
達しなければアルカリとの化学反応で希薄液状の反応生
成物が生じ、レンガが急速に消耗する。
次に本発明の実施例を図面に基づいて個々に説明する。
実施例 1
シリカゲル・メルク(商品名)(X線的に無定形)、A
1203(活性、中性)および正燐酸(75φ)を純酸
化物SiO2,Al2O3,P2O5に関して4:l:
3のモル比で混合し、温度700℃ないしi、oooo
cで数時間熱し、次にX線回折を行ツタ。
1203(活性、中性)および正燐酸(75φ)を純酸
化物SiO2,Al2O3,P2O5に関して4:l:
3のモル比で混合し、温度700℃ないしi、oooo
cで数時間熱し、次にX線回折を行ツタ。
700 ’C以上でガラス相S i2Ago (PO4
)3を検出することができた。
)3を検出することができた。
そのX線回折データを表2に寸とめた。
化合物5i2AlO(PO4)3の融解区間は加熱顕微
鏡で1,000ないし1.3000Cと定められた。
鏡で1,000ないし1.3000Cと定められた。
実施例 2
2−4 mmシャモット30重量係、2−11n1nシ
ャモット10重量係、1−0.09mmシャモット25
重量多、< 0.09 mmシャモット25重量優、<
0.09mm粘結粘土10重量係を混合し、H3P04
(75%)12重量俸と混合し、プレスし、300ない
し1,000℃で数時間加熱した。
ャモット10重量係、1−0.09mmシャモット25
重量多、< 0.09 mmシャモット25重量優、<
0.09mm粘結粘土10重量係を混合し、H3P04
(75%)12重量俸と混合し、プレスし、300ない
し1,000℃で数時間加熱した。
700℃以上でガラス相S l 2 A l O(P
04)3を検出することができた。
04)3を検出することができた。
レンガばi、oooないし1,300℃でS 12 A
lo (PO,i )3 相の融解によりガラス化を示
した。
lo (PO,i )3 相の融解によりガラス化を示
した。
次の第1表は使用原料の組成を示す。
実施例2に相当するバッチから供試体をプレスして1,
110’Cで焼成した。
110’Cで焼成した。
比較のために同じ組成の、但しH3PO4を含捷ない供
試体をプレスし、1.100°Cで焼成した。
試体をプレスし、1.100°Cで焼成した。
次にこれらの供試体に穴を明けてるつぼを作り、それぞ
れ同量のKClを充填し、実1験炉で1,100’Cで
5時間にわたり焼成した。
れ同量のKClを充填し、実1験炉で1,100’Cで
5時間にわたり焼成した。
冷却の後、実施例2による組成ではるつぼの内壁の厚い
ガラス化が観察され、大量のKClがレンガ材料に拡散
することはなかった。
ガラス化が観察され、大量のKClがレンガ材料に拡散
することはなかった。
ところが同様の基本組成でP2O5を含1ない供試体で
は破裂とレンガへのKClの透過が確認された。
は破裂とレンガへのKClの透過が確認された。
図面は本発明によるウワグスリ形成相
S l 2 AlO(P 04 )sを含む酸化物Si
O2・Al2O3およびP2O5の融和性の三角形を示
す。
O2・Al2O3およびP2O5の融和性の三角形を示
す。
部分三角形5to2512AlO(PO4)3−ムライ
トで明らかなように、これらの3つの化合物はいずれも
安定である。
トで明らかなように、これらの3つの化合物はいずれも
安定である。
細線区域は本発明による耐火断熱レンガに使用するため
に必要な、レンガ製造で慣用の粒分で粒度<0.091
rt1nの微粒分の酸化物SiO2゜Al2O3および
P2O5の組成範囲を示す。
に必要な、レンガ製造で慣用の粒分で粒度<0.091
rt1nの微粒分の酸化物SiO2゜Al2O3および
P2O5の組成範囲を示す。
図は酸化物5i02゜
和性の三角形を示す。
1203
およびP2O5の融
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少くとも100重量%0.09mm以下の粒度であ
る微粒分は下記の限定組成によって定められる三角形A
−B−Cの範囲内に位置するA1203SiO2−P2
05三成分系の組成を有し:A=A120310.5重
量%、5in284.5重量%、12055重量%; B−A120328.6重量%、Sin、、、 66.
4重量係、12055重量%; C−A120313.277重量%5in231.29
重量%、 P2O555,44重量係 (5i2AlO(PO+)3に相当) かつ中粒及び粗粒分は5iO2−A1203系の組成よ
り成る粒状混合物より成る配合物であることを特徴とす
る25重量%以下、100重量%上のAl2O3を有す
るA1203−8iO2−P205材料群の多孔質耐火
断熱レンガ製造用配合物。 2 微粒分のSiO2成分用原料は珪藻上、モ□ガラ灰
、鱗珪石、クリストバル石であり、微粒分のP2O5成
分用原料はH3P0い酸性又は中性の燐酸アンモニウム
又はアンモニウムである特許請求の範囲第1項記載の配
合物。 3 少くとも400重量%微粒分より成る特許請求の範
囲第1項又は第2項記載の配合物。 4 少くとも45重量%の微粒分より成る特許請求の範
囲第3項記載の配合物。 5 配合物の中粒及び粗粒分は少くとも100重量%か
つ300重量%り多くないAl2O3成分を有する5i
02−A1203系組成より成る特許請求の範囲第1項
から第4項才での各項記載の配合物。 6 中粒及び粗ね分に使用する原料は酸性シャモット、
モ□ガラ灰、鱗珪石、クリストバル石である特許請求の
範囲第5項記載の配合物。
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