JPS5828357Y2 - 小型バリコン - Google Patents

小型バリコン

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JPS5828357Y2
JPS5828357Y2 JP1977150795U JP15079577U JPS5828357Y2 JP S5828357 Y2 JPS5828357 Y2 JP S5828357Y2 JP 1977150795 U JP1977150795 U JP 1977150795U JP 15079577 U JP15079577 U JP 15079577U JP S5828357 Y2 JPS5828357 Y2 JP S5828357Y2
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JP
Japan
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stator
substrate
push plate
plate
portions
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JP1977150795U
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English (en)
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JPS5475937U (ja
Inventor
英雄 伊藤
和夫 斉藤
Original Assignee
ミツミ電機株式会社
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Publication date
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小型バリコンに係り、各叉テータ抜群を夫々単
一の支柱により支持すると共に、上下方向振動不可能に
規制することにより構成を単純化し且つ性能を向上しう
る小型バリコンを提供することを目的とする。
従来の小型バリコンとしては、−のステータ抜群をバリ
コン基板に植設した2本の支柱により挿通支持している
が、これによれば各ステータ板間のワッシャ、ブツシュ
等は支柱2本分必要となり部品点数が多くなるため、コ
ストが高くなると共にその分最小設定容量、結合容量が
増大して性能が低下するという欠点があり、又ステータ
抜群は2本の支柱により片持梁的に支持されており曲げ
力に対し不安定であるため、外部より加振された場合振
動して共振を起し所謂ハウリングが起り易いという欠点
があった。
他の従来例としては、実開昭50−30236号公報に
見られる如く、基板の四隅の柱のうち対角の二つの柱の
縦溝に夫々ステータプレートの耳部を嵌入し該耳部の孔
に長ねじを挿通し長ねじの頭部及び基板上面間でステー
タプレートを押えしかもステータプレートの両端を夫々
性の柱に係合させ、これによりステータプレートを1本
支柱により支持させたものがあるが、これによれば長ね
じの頭部の押圧面積が小さくステータプレートのフリー
の部分が多いため、外部よりの加振により振動してハウ
リングを起し易いという欠点があり、又又チータブレー
トの両端を係合的に引掛けているため組付時にステータ
プレートを折曲させ易いという欠点がある。
本考案は上記欠点を除去したものであり以下図面と共に
その1実施例につき説明する。
第1図及び第2図は夫々本考案になる小型バリコンの縦
断面図及び第1図中A−A’線に沿う矢視図、第3図は
上記小型バリコンの分解斜視図である。
同図中、1は小型バリコンのバリコン基板であり、第1
〜第3図及び第4図A−Dに示す如く、樹脂等より大略
菱形状に形成してなり、上面左右に夫々高さhl、hz
(hl<h2)の三日月状の第1及び第2の段部2,3
を一体形成される。
各段部2,3は夫々孔2a、3aを有すると共に、夫々
その上面両側に各1対の所定幅の側壁部2b、3bを一
体形成される。
又基板1は中央の孔1aの基板1裏面側に大略半円形状
のザグリ孔1bを有する。
4は端子板で、第3図に示す如く金属性薄板を大略コ字
状に折曲形成してなり、基板1に対し、後述するロータ
板10と導通を取る導通部4aを上記溝部1Cに、又1
対の端子部4 bt、4 b2を夫々1対の孔1 d、
、1 d2に挿通して取付けられ、このとき各端子部4
b1,4b2の1対の折曲爪部4C1,4C2中の各上
方爪部4C1により該基板1に対し係止取付けられる。
又基板1上面の1対の孔1eには夫々組付補助用治具棒
5を植設される。
6は導電性ロータ軸で、下部に例えば当接部6aを有す
る樹脂等を一体成形してなり、バリコン基板1の孔1a
に下方より回動可能に挿通され、上面突出部分にワッシ
ャ7を介して2組のロータ板群80,8□を互いに逆向
きに嵌合されナツト9により固定される。
各ロータ板群8□、8□は夫々複数の導電性ロータ板1
0より一体的にブロック構成してなる。
尚当接部6aはザグリ孔1b内に嵌入される。
11.12はステータ板支持用の支柱で夫々バリコン基
板1の孔2a、3aに下方より挿通固定され、上面突出
部分に以下に記す如く夫々ステータ抜群130,132
を嵌合取付けられる。
ステータ抜群13□。132は夫々治具棒用孔14aを
有する大略三角形板状の複数のステータ板14を夫々ワ
ッシャ15に介在して積層したものであり、上記取付時
には夫々その孔14 aを上記治具棒5に嵌合すること
により回動方向に正確に位置決めされて上記支柱11.
12に取付けられ、夫々ロータ板群8.,8.に対し対
向噛合する。
この取付時には例えば一方のステータ抜群13□は第1
図、第2図中その両側下面部13aを段部2上面に載置
されると共に、その両側外縁部13bには1対の側壁部
2bを上記治具棒5の位置決め機能も相俟って精度良く
近接対向挾持される。
従って後述する如く治具棒5が除去された後にロータ板
群8□、8□が回動する際ステータ抜群13□が摩擦に
より不要に回動されたとしても、直ちに1対の側壁部2
bに当接保持されて殆んど回動しえないため支柱2は1
本であっても何ら構造上の不都合を生じない。
文化のステータ抜群132の場合も全く同様である。
尚実際の上記ロータ板群8□、8□及びステータ抜群1
3.,132の組付法としては、各群81及び130.
8□及び13□を夫々対向噛合させた状態で順次ロータ
軸6及び支柱11.12に組付けてゆけばよい。
又上記の如く各ステータ抜群13□、13□を夫々単一
の支柱11.12により支持する構造によれば、従来2
本の支柱により支持していたものに比して、各ステータ
板14間に介在されるワッシャ、ブツシュ等の個数、大
きさを低減して構造を単純化して材料費及び製造工数の
低減ができ又部品点数の少ない分だけバリコンの最小設
定容量、結合容量を低減しうる。
21は押板で、樹脂等より大略菱形状に形成してなり、
下部左右に夫々高さ11,12(11〉12)で下面が
フラットな三日月状の第1及び第2の段部22.23を
一体形成され、更に上面に2個のトリマコンデンサ24
.,242を取り付けられている。
この押板21は上記基板1に対し、その孔22a、23
aを夫々支柱11.12に対し、又1対の治具棒用孔2
1 aを夫々各治具棒5に対し夫々嵌合位置決めして取
付けられ、次いで支柱11.12の上端突出部、を鮫め
て組付は固定される。
各治具棒5はその突出部を上方へ引張って抜取り除去さ
れる。
これにより上記各トリマコンデンサ24..24□の各
半円形のロータ板25を固定されたロータ軸26は導通
板27を介してロータ軸6に、又各ステータ板28は夫
々支柱11.12に夫々導通する。
このトリマコンデンサ24□、242は夫々ロータ板群
及びステータ抜群8□及び130.82及び13□の設
定容量の微少調整を行ないつる。
又このとき押板21の1対の段部22.23下面部は夫
々各ステータ抜群13.,13□の両側上面部13 C
を下方へ押圧しており、従って各ステータ抜群13□。
132はその両側下面部13a及び上面部13Cを夫々
基板1の段部2,3及び押板21の段部22,23によ
り接触挾持されるため、従来例の如くステー夕抜群が片
持梁構成であったものに比して、後述するロータ板回動
時にも上下方向に振動することなく不要な共振を防止さ
れる。
上記構成になる小型バリコンは他のプリント基板に対し
、端子板4aの各端子部4b1,4b2及び支柱11.
12の下方突出部を夫々挿通させて取付けられて半田付
けされ所定の導通を取られると共に、該各端子部4b1
,4b2の下方爪部4C2により該プリント基板に係止
される。
ここで上記小型バリコンにおいては、ロータ軸6の当接
部6aが第4図C中基板1のザグリ孔1b内の−の孔縁
1b1に当接する際に、ロータ板群8□、82は第2図
に示す如く夫々ステータ抜群13、。
132に最大対向面積を有して対向し、ロータ軸6及び
支柱11.12間に夫々最大の容量が取出されている。
従って、続いてロータ軸6を第2図中反時計方向へ上記
当接部6aがザグリ孔1bの他の孔縁1b2に当接する
まで大略180°逐次回動させるに伴ない、ロータ板群
80,82も逐次回動して夫々ステータ抜群13□、1
32との対向面積を逐次減少可変して適宜減少する容量
が取出される。
尚上記実施例では、基板1の段部2,3上面に側壁部2
b、3bを設は且つ押板21の段部22.23の下面を
フラットとし、この間にステータ抜群13、。
132を収納保持しているが、これに限ることなく逆に
基板1の段部2,3上面をフラットにし且つ押板21の
段部22.23下面に側壁部を設けてこの間にステータ
抜群を収納保持するようにしてもよく、これによればス
テータ抜群の回動防止は押板21により行なわれること
になる。
上述の如く、本考案になる小型バリコンによれば、次に
示す利点がある。
■ 複数のステータ抜群において各ステータ抜群の両側
外側縁部及びその近傍部が該各外側縁部の略全長にわた
って上下方向及び左右方向に夫々同時に基板及び押板の
各段部及び側壁部により当接規制されるため、各ステー
タ抜群を傷付けることなく確実且つ安全に支持しえ、従
ってステータ抜群の不要振動が抑えられハウジングを防
止しうると共に、各ステータ抜群は不要な回動をするこ
となく、従ってステータ抜群は一点支持にかかわらず安
定した構成となる。
■ 基板段部及び押板段部の夫々に設けた第1及び第2
の段部は互いに高さが異なるため、高さの異なる複数の
ステータ抜群を支持しえ応用範囲が大となる。
■ 側壁部が各ステータ抜群の側方を覆ってケースを兼
ねるため、別個のケースは不要であり構成を簡単化しう
る。
又バリコン完成後も切欠部を介してステータ板或いはロ
ータ板の調整を行なうことができ調整作業が容易となる
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本考案になる小型バリコンの縦
断面図及び第1図中A−A’線に沿う矢視図、第3図は
上記小型バリコンの分解斜視図、第4図A−Dは夫々上
記小型バリコンの基板の平面図、縦断正面図、底面図及
び一部切截側面図、第5図A−Cは夫々上記小型バリコ
ンの押板の平面図、縦断正面図及び底面図である。 1・・・・・・バリコン基板、2,3,22.23・・
・・・・段部、2b、3b・・・・・・側壁部、4・・
・・・・端子板、5・・・・・・治具棒、6゜26・・
・・・・ロータ軸、8□、82・・・・・・ロータ板群
、10.25・・・・・・ロータ板、11.12・・・
・・・支柱、13□、132・・・・・・ステータ抜群
、13b・・・・・・ステータ板外縁部、14.28・
・・・・・ステータ板、21・・・・・・押板、24.
.24□・・・・・・トリマコンテ゛ンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 夫々略四角形をなす基板及び押板の各外側辺近傍に沿っ
    て該四角形外側の略全長にわたって夫々基板段部及び押
    板段部を突設し、且つ該基板段部及び押板段部は夫々隣
    接する二辺にわたる第1の段部と該第1の段部より小な
    る高さを有し、他の隣接する二辺にわたる第2の段部と
    を有し、更に該基板段部及び押板段部のうち少なくとも
    一方の段部の該四角形外側辺に沿って側壁部を一体的に
    突設すると共に該側壁部中ステータ支柱取付位置から所
    定寸法離間した位置に切欠部を形成し、該基板の略中夫
    にロータ板群を有するロータ軸を支承すると共に、該基
    板の第1及び第2の段部上面に夫々立設したステータ支
    柱に夫々ステータ抜群を挿通支持させ、該基板段部の第
    1の段部と該押板段部の第2の段部、該基板段部の第2
    の段部と該押板段部の第1の段部を夫々鉄基ステータ抜
    群を介して対向配設し、該各ステータ抜群はその両側外
    縁部近傍の上下面が夫々該外縁部の略全長にわたって該
    基板段部及び押板段部により上下方向に挟持され、しか
    も該各ステータ抜群の両側外縁部が夫々その略全長にわ
    たって上記側壁部内側に沿って位置規制される構成とし
    てなる小型バリコン。
JP1977150795U 1977-11-10 1977-11-10 小型バリコン Expired JPS5828357Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5475937U JPS5475937U (ja) 1979-05-30
JPS5828357Y2 true JPS5828357Y2 (ja) 1983-06-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5030236U (ja) * 1973-07-13 1975-04-04

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JPS5475937U (ja) 1979-05-30

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