JPS5828331Y2 - 直線変位形ポテンショメ−タ - Google Patents
直線変位形ポテンショメ−タInfo
- Publication number
- JPS5828331Y2 JPS5828331Y2 JP1978011351U JP1135178U JPS5828331Y2 JP S5828331 Y2 JPS5828331 Y2 JP S5828331Y2 JP 1978011351 U JP1978011351 U JP 1978011351U JP 1135178 U JP1135178 U JP 1135178U JP S5828331 Y2 JPS5828331 Y2 JP S5828331Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting plate
- shaft
- case
- bearing
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Adjustable Resistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はポテンショメータのシャフトを軸方向の変位に
より出力を検出または変換する直線変位形ポテンショメ
ータの構造に関するものである。
より出力を検出または変換する直線変位形ポテンショメ
ータの構造に関するものである。
以下、本考案の一実施例について図面とともに説明する
。
。
図において、1は金属製の軸受2の底面中央部に設けら
れた孔に摺動自在および回動自在に嵌合されているシャ
フトで、このシャフト1の軸受内部側端には外部への抜
は止めを果すツバ部1aが一体に設けられている。
れた孔に摺動自在および回動自在に嵌合されているシャ
フトで、このシャフト1の軸受内部側端には外部への抜
は止めを果すツバ部1aが一体に設けられている。
上記軸受2の内部にはその開孔端2a側より耐熱性プラ
スチック材からなる筒状の絶縁ケース5が嵌め込まれて
おり、このケース5の軸方向に形成された中央孔の長四
角部17に絶縁製の刷子板3が挿入されており、かつこ
の刷子取付板3は該長四角部17をガイドにして軸方向
に自在に移動できるようになっている。
スチック材からなる筒状の絶縁ケース5が嵌め込まれて
おり、このケース5の軸方向に形成された中央孔の長四
角部17に絶縁製の刷子板3が挿入されており、かつこ
の刷子取付板3は該長四角部17をガイドにして軸方向
に自在に移動できるようになっている。
4は上記ケース5の中央孔の四角形部15に軸受2の開
孔端2a側より挿入されたスプリングで、このスプリン
グ4はその一端が上記刷子取付板3のシャフト側側面部
に一体に形成された凸部3aに当たり、他端は取付板6
で押え込まれている。
孔端2a側より挿入されたスプリングで、このスプリン
グ4はその一端が上記刷子取付板3のシャフト側側面部
に一体に形成された凸部3aに当たり、他端は取付板6
で押え込まれている。
これにより刷子取付板3は通常シャフト1側に押し上げ
られて該シャフト1のツバ部1aに圧接し、シャフト1
を外部へ押し出すように移動し、シャフト1はツバ部1
aが軸受2の底面2bに当って止まる。
られて該シャフト1のツバ部1aに圧接し、シャフト1
を外部へ押し出すように移動し、シャフト1はツバ部1
aが軸受2の底面2bに当って止まる。
上記取付板6は軸受2の開孔端2aを蓋するように取付
けられ、該開孔端2aを絞り込んで固定されている。
けられ、該開孔端2aを絞り込んで固定されている。
上記刷子取付板3の上記凸部3aと反対側の側面部には
コ字状の導電性材料よりなる刷子9が鋲10にて固定さ
れており、この刷子9の舌9 a 、9 bには接点1
6a、16bがそれぞれ設けられている。
コ字状の導電性材料よりなる刷子9が鋲10にて固定さ
れており、この刷子9の舌9 a 、9 bには接点1
6a、16bがそれぞれ設けられている。
2つの接点16 a 、16 bの一方はそれと対向し
て絶縁ケース5内に位置する絶縁材料製よりなる筐体8
の軸方向に一体に形成された抵抗体19に摺接し、他方
はその抵抗体19と平行に筐体8に同様に設けられたコ
レクター20に摺接している。
て絶縁ケース5内に位置する絶縁材料製よりなる筐体8
の軸方向に一体に形成された抵抗体19に摺接し、他方
はその抵抗体19と平行に筐体8に同様に設けられたコ
レクター20に摺接している。
上記筐体8は絶縁ケース5の中央孔の長四角部18に圧
入されており、この長四角部18は上記長四角部17を
中心として四角部15とは反対側に位置し、かつこれら
長四角部17゜18および四角部15は連絡されて中央
孔を形成している。
入されており、この長四角部18は上記長四角部17を
中心として四角部15とは反対側に位置し、かつこれら
長四角部17゜18および四角部15は連絡されて中央
孔を形成している。
上記抵抗体19の両端とコレクター20の一端はそれぞ
れ外部端子14 a 、14 C,14bにリード線7
a、7b、11で接続されており、また外部端子14a
〜14 Cは上記取付板6に鋲13で固定されている。
れ外部端子14 a 、14 C,14bにリード線7
a、7b、11で接続されており、また外部端子14a
〜14 Cは上記取付板6に鋲13で固定されている。
12は耐熱性絶縁塗料で、上記軸受2の開孔端2a部の
取付板6外に塗布されている。
取付板6外に塗布されている。
このような構造において、今シャフト1の先端部1bに
押力を加えてスプリング4で設定された戻し力を越える
と、シャフト1は内部へ移動し始める。
押力を加えてスプリング4で設定された戻し力を越える
と、シャフト1は内部へ移動し始める。
するとシャフト1のツバ部1aに圧接している刷子取付
板3は絶縁ケース5の中央孔の長四角部17で制約され
たガイ、ドに沿って移動し、刷子取付板3の端部3bが
取付板6に当たるまで移動し止まる。
板3は絶縁ケース5の中央孔の長四角部17で制約され
たガイ、ドに沿って移動し、刷子取付板3の端部3bが
取付板6に当たるまで移動し止まる。
スプリング4はその間刷子取付板3の凸部3aによって
押し込まれ、絶縁ケース5の小さな四角部15で制約さ
れたガイドに沿ってたわむ。
押し込まれ、絶縁ケース5の小さな四角部15で制約さ
れたガイドに沿ってたわむ。
次に、シャフト1に加える力を弱めるとスプリング4の
反発力により刷子取付板3は押し上げられ、これと圧接
したシャフト1のツバ部1aが軸受2の底面2bに当っ
て止まる。
反発力により刷子取付板3は押し上げられ、これと圧接
したシャフト1のツバ部1aが軸受2の底面2bに当っ
て止まる。
この動作の間刷子取付板3に取付けられた接点16 a
、16 bは抵抗体19とコレクター20上を摺動す
る。
、16 bは抵抗体19とコレクター20上を摺動す
る。
今、端子14 a 、14 C間に電圧EVを印加して
おけば端子14 a 、14 b間の電圧はシャフト1
の押込量により増減し、シャフト1のストロークと抵抗
体19の電気的有効ストロークを一致させておけば端子
14a、14b間の電圧は0−Evの範囲で連続的に増
減させることができる。
おけば端子14 a 、14 b間の電圧はシャフト1
の押込量により増減し、シャフト1のストロークと抵抗
体19の電気的有効ストロークを一致させておけば端子
14a、14b間の電圧は0−Evの範囲で連続的に増
減させることができる。
また抵抗体19の変化特性を任意にとればシャフト1の
移動量の機械的変化量を任意の電気的変化量として出力
を取り出すことかで゛きる。
移動量の機械的変化量を任意の電気的変化量として出力
を取り出すことかで゛きる。
つぎに、本考案に係る直線変位形ポテンショメータの効
果を下記に列挙する。
果を下記に列挙する。
(1)組立が容易である。
軸受2の内部にシャフト1、絶縁ケース5、接点付刷子
取付板3、筐体8、スプリング4、取付板6を順々に所
定の位置に挿入して該軸受2の開孔端2aを絞り込むだ
けで組立は完了し、塗料12は本製品を取付けたセット
を気密構造とするとき等必要に応じて取付板6上に塗布
すればよい。
取付板3、筐体8、スプリング4、取付板6を順々に所
定の位置に挿入して該軸受2の開孔端2aを絞り込むだ
けで組立は完了し、塗料12は本製品を取付けたセット
を気密構造とするとき等必要に応じて取付板6上に塗布
すればよい。
また、構造をさらに簡略化するには軸受2と絶縁ケース
5を一体に耐熱性強化プラスチックを用いモールド加工
すればよく、効果をさらに上げることができる。
5を一体に耐熱性強化プラスチックを用いモールド加工
すればよく、効果をさらに上げることができる。
(2)小形で軽量化が容易である。
絶縁ケース5の中央部に設けた変形孔を刷子取付板3、
スプリング4の動作のガイドにし、また筐体8の取付支
持体として用いられているため構造が簡単で小形軽量化
が容易である。
スプリング4の動作のガイドにし、また筐体8の取付支
持体として用いられているため構造が簡単で小形軽量化
が容易である。
(3)シャフトは常に一方向に押し出されているのでそ
の先端を当てるだけで軸方向の変位を正確に検出で゛き
る。
の先端を当てるだけで軸方向の変位を正確に検出で゛き
る。
(4)内部構造が簡単でスプリングによる圧接構造にな
っているため、バックラッシュが全くない。
っているため、バックラッシュが全くない。
(5)シャフトを回転方向に空転できる構造とすれば無
理がかからない。
理がかからない。
(6)刷子取付板の移動ガイドをケースの孔でとってい
るため、シャフトの嵌合長さを短かくしても内部機構に
影響を与えず小形化ができる。
るため、シャフトの嵌合長さを短かくしても内部機構に
影響を与えず小形化ができる。
第1図は本考案に係る直線変位形ポテンショメータの縦
断面図、第2図は同第1図のA−A’線よりみた横断面
図、第3図は同分解斜視図である。 1・・・・・・シャフト、2・・、・・・・軸受、2a
・・・・・・開孔端、3・・・・・・刷子取付板、4・
・・・・・スプリング、5・・・・・・絶縁ケース、6
・・・・・・取付板、8・・・・・・筐体、9・・・・
・・刷子、19・・・・・・抵抗体、20・・・・・・
コレクター
断面図、第2図は同第1図のA−A’線よりみた横断面
図、第3図は同分解斜視図である。 1・・・・・・シャフト、2・・、・・・・軸受、2a
・・・・・・開孔端、3・・・・・・刷子取付板、4・
・・・・・スプリング、5・・・・・・絶縁ケース、6
・・・・・・取付板、8・・・・・・筐体、9・・・・
・・刷子、19・・・・・・抵抗体、20・・・・・・
コレクター
Claims (2)
- (1)ケース底面の中央部に設けた孔にシャフトを摺動
自在に貫通嵌合し、上記シャフトの背面に刷子取付板を
そのシャフト側側面部に一体に形成された凸部をスプリ
ングで圧接して上記ケース内に摺動自在に位置させ、こ
の刷子取付板およびスプリングが上記ケースの内周に設
けられたガイドに沿って上記シャフトの押し込み力によ
り駆動し、押し込み力を解除すると上記スプリングの戻
し力により逆方向に駆動する構成とし、かつ上記ケース
内に上記刷子取付板に固着された刷子の先端が摺接する
抵抗体およびコレクターを備えた筐体を配置してなる直
線変位形ポテンショメータ。 - (2)軸受の開孔端側より耐熱性プラスチック材からな
る筒状の絶縁ケースを嵌め込み、この軸受の開孔端側に
取付板を位置させその間孔端部をしぼり込んで絶縁ケー
スを上記軸受内に固定してケースを構成してなる実用新
案登録請求の範囲第1項記載の直線変位形ポテンショメ
ータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978011351U JPS5828331Y2 (ja) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | 直線変位形ポテンショメ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978011351U JPS5828331Y2 (ja) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | 直線変位形ポテンショメ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54114746U JPS54114746U (ja) | 1979-08-11 |
JPS5828331Y2 true JPS5828331Y2 (ja) | 1983-06-21 |
Family
ID=28825616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978011351U Expired JPS5828331Y2 (ja) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | 直線変位形ポテンショメ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5828331Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0719124Y2 (ja) * | 1988-07-11 | 1995-05-01 | 東京コスモス電機株式会社 | 可変低抗器 |
-
1978
- 1978-01-31 JP JP1978011351U patent/JPS5828331Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54114746U (ja) | 1979-08-11 |
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