JPS5828222Y2 - エレベ−タホ−ルの物体検出装置 - Google Patents

エレベ−タホ−ルの物体検出装置

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JPS5828222Y2
JPS5828222Y2 JP1982024111U JP2411182U JPS5828222Y2 JP S5828222 Y2 JPS5828222 Y2 JP S5828222Y2 JP 1982024111 U JP1982024111 U JP 1982024111U JP 2411182 U JP2411182 U JP 2411182U JP S5828222 Y2 JPS5828222 Y2 JP S5828222Y2
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JP
Japan
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signal
ultrasonic
circuit
elevator
elevator hall
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JP1982024111U
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JPS57149477U (ja
Inventor
達夫 岩坂
久雄 半村
広志 木下
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、超音波を用いてエレベータホールにおける物
体の有無又は員数を検出する装置の改良に関する。
従来から超音波を用いて物体を検出する方法は種々提案
されている。
例えば所定の場所に物体が有るか否かを検出する場合、
その物体の方向に超音波を発射し、その反射波を受波す
ることにより。
物体の有無を検出している。
さらに最近では、上記物体の有無に限らず、その員数を
検出する装置も提案されている。
以下、そのための装置を、第1図〜第3図を用いて簡単
に説明する。
尚、説明においては、エレベータホールの待客数を検出
する場合を例に挙げて説明する。
第1図はエレベータホールの概略図を示す。
図に示すように、エレベータドア上部に設けられた超音
波送波器3により、フロア1上にいるホール待客2に対
して超音波を発射し、その反射波を受波器4にて受波し
ている。
第2図はホール待客数検出回路のブロック図を示し、第
1図と同一符号は同一物な示す。
5は発振回路、6は増幅回路、7は閾値回路、8は他の
超音波受波器からの信号で1例えばエレベータホールに
6組の超音波送受波器を設置した場合には。
加算積分回路9への入力信号数は6となる。
発振回路5の信号により超音波送波器が発振し、待客2
に向って超音波を送波する。
待客により反射した超音波が受波器に受信される。
その信号を増幅し、ノイズを消去するための閾値回路7
を通し、エレベータ機械室に設置しである力l算積分回
路9まで信号を伝送する。
加算積分回路9は、同一階床の各エレベータの出入口部
に設置しである超音波受波器の信号を加算積分すること
によりホールの待客数に比例した信号レベルを直流信号
として出力する。
これによりホール待客数を検出することができる。
しかし、受波信号は高調波信号のままエレベータ塔内を
信号伝送しているため、各受波信号間でクロストークが
生じ、実際の待客数以上の信号出力となる欠点を有して
いた。
通常、超音波信号は25キロヘルツであり、上記受波信
号も同一の周波数である。
上記クロストークの実験結果によると、多心ケーブルに
おいて、例えば25キロヘルツで15ボルトの超音波信
号を1組の信号線にのせて伝送すると、他の信号線に1
ボルトから2ボルトのクロストーク信号があられれるこ
とが確められている。
第3図は、第2図の各部波形な示しており、第2図のa
の個所の信号波形を第3図のaに示すごとくなっている
従って、第3図を用いてクロストーク信号について説明
を行なう。
dの信号線にはCで示した波形の閾値以上の出力電圧の
信号波形のみが伝送するのが好ましいのであるが、第2
図の8で示す他の受波器からの出力信号と同じケーブル
で信号伝送を行なうと、お互いの信号がライン間に誘起
することとなり、dで示すごとく他の信号波形11が現
われることとなる。
なお、10は受波器で検出されたノイズであり閾値回路
7で除去される。
一方、上記信号dはエレベータ機械室まで伝送される間
、他のエレベータ制御用の信号線との間でクロストーク
が発生する。
例えば、エレベータ塔内にはホール呼び信号、エレベー
タ位置信号などが伝送されているが、これらにノイズ信
号が入ることにより事故原因となる。
これを防止するには、各信号を同軸ケーブルを使用して
伝送する必要がある。
さらに、電波、信号を多く取扱うビル、例えば放送局に
、このようなエレベータを設置することは、あまり好ま
しくなかった。
本考案は上記した現象に鑑みて威されたもので。
その目的とするところは、物体検出精度を向上すると共
に、配置場所に制限されることがなく、他の制御信号へ
の影響も少ないエレベータホールの物体検出装置な提供
するにある。
これにより、特に180信号の多いエレベータ制御装置
の一構成要素として上記物体検出装置を配置した場合の
、エレベータ装置の安全性を向上するものである。
本考案は超音波受波信号な用いて物体の有無または員数
を検出するものにおいて、その特徴とするところは、超
音波受波信号の周波数は送波周波数によって決まるが、
物体の有無又は員数は受波信号の周波数ではなく振幅に
表われる点に着眼して威されたもので、各超音波信号を
包絡線検波回路を介して包絡線信号に変換し、この包絡
線信号を伝送することにより前記ノイズ障害等を防止す
ると共に、この各包絡線信号の振幅の大きさをそのまま
利用することにより高精度の物体検出を可能にしたこと
にある。
以下、第4図〜第6図を用いて本考案の一実施例を説明
する。
第4図は、本考案による物体検出装置の一実施例を示す
ブロック図である。
12は包絡線検波回路であり、信号を検波し、その包絡
線をとり出す作用を行なう。
その他の回路動作に関しては、第2図の説明で述べた動
作内容と同一である。
第5図は、第4図の各部波形を示している。
増幅回路6で受波信号を増幅した後の出力波形がCであ
り、Cの波形な包絡線検波した波形がfとなる。
このように本発明の回路構成をとることにより、情報処
理には必要のない超音波送波素子駆動信号の同波数成分
を取り除き、情報処理に必要な包絡線信号のみを伝送す
るため、信号間のクロストークを生じる可能性がなくな
り検出誤差な生じることがなく、また低周波信号の伝送
とななため、同一ケーブル内の信号伝送を行なっても、
他の信号ラインに対してノイズ源となることもなく、き
わめて良好な信号送波を行うことが可能となる。
第6図は、第4図で示した包絡線検波回路12の具体的
回路構成の一例である。
14.17〜20は抵抗、15.16はダイオード、1
3は演算増幅器であり、よく知られへ検波回路を構成し
ている。
その出力をコンデンサ16で高周波成分をバイパスする
ことにより包絡線信号のみを出力する。
なお、このような検波回路は、上記の外多数有り、ここ
ではその−flを簡単に示しただけであり、どのような
回路構成であろうと本発明に含まれることは勿論である
以上述べたように、本考案においては超音波受波器出力
を、包絡線検波回路を通して伝:送するため、前記した
不都合な現象をすべて防止することができる。
このように物体検出装置を構成することにより、その設
置場所に制限されず、汎用性を向上することができる。
特に、上実施fli説明したように、エレベータホール
に超音波送受波器を配置し、その超音波受波信号な遠方
に設けられているエレベータ機械室まで伝送する必要が
あると共に、他のエレベータ制御信号が多数並夕lルで
伝送されるものにおいては、非常に有効である。
なお、実施例においては、包絡線検波回路12を増幅器
6の出力側に配置しているが1本考案はこれに限定され
るものではなく、超音波受波器4゜あるいは閾値回路7
の出力側、即ち超音波受波信号伝送前の、超音波受波器
4の出力側であればどこでもよい。
以上のように1本考案によれば、エレベータホールの物
体を高精度に検出でき、かつ、並設されたエレベータ制
御信号およびビル設備に対するノイズを軽減できるので
、その汎用性も向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は物体検出装置を配置したエレベータホールの概
略図、第2図は最近考えられている物体検出回路のブロ
ック図、第3図は第3図回路の各部信号波形図、第4図
は本考案による物体検出回路の一例を示すブロック図、
第5図は第4図回路の各部信号波形図、第6図は包絡線
検波回路の一実施例回路図を示す。 1・・・・・・エレベータホールフロア、2・・・・・
・ホール待客、3・・・・・・超音波送波器、4・・・
・・・超音波受波、器。 5・・・・・・発振回路、6・・・・・・増幅回路、7
・・・・・・閾値回路、8・・・・・・他人力信号、9
・・・・・・加算積分回路、10・・・・・・ノイズ、
11・・・・・・クロストーク信号。 12・・・・・・包絡線検波回路、13・・・・・・演
算増幅器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エレベータホールの被検出物体に向けて超音波を発射す
    る超音波送波器、上記被検出物体から反射された超音波
    な受波する超音波受波器、この超音波受波信号を所定箇
    所に伝送して上記被検出物体の有無又は員数を検出する
    ものにおいて、上記超音波受波器の受波信号を入力して
    その包絡線信号を出力する包絡線検波回路と、この包絡
    線信号を上記所定箇所に伝送する手段と、上記所定箇所
    において上記伝送された包絡線信号の振幅の大きさを用
    いて上記物体を検出する装置とを備えたエレベータホー
    ルの物体検出装置。
JP1982024111U 1982-02-24 1982-02-24 エレベ−タホ−ルの物体検出装置 Expired JPS5828222Y2 (ja)

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JPS57149477U JPS57149477U (ja) 1982-09-20
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JPS505081A (ja) * 1973-05-09 1975-01-20

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