JPS5828149B2 - オ−トバイの後輪取付装置 - Google Patents
オ−トバイの後輪取付装置Info
- Publication number
- JPS5828149B2 JPS5828149B2 JP54140548A JP14054879A JPS5828149B2 JP S5828149 B2 JPS5828149 B2 JP S5828149B2 JP 54140548 A JP54140548 A JP 54140548A JP 14054879 A JP14054879 A JP 14054879A JP S5828149 B2 JPS5828149 B2 JP S5828149B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear wheel
- brake disc
- sprocket
- attachment device
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、リヤスプロケットおよびブレーキディスクを
後輪のボス部から分離させてスイングアームに支持させ
ることにより、後輪の着脱を迅速に行なうことができる
ようにしたオートバイの後輪取付装置に関するものであ
る。
後輪のボス部から分離させてスイングアームに支持させ
ることにより、後輪の着脱を迅速に行なうことができる
ようにしたオートバイの後輪取付装置に関するものであ
る。
オートバイにあっては、リヤスプロケットおよびブレー
キディスクが後輪のボス部に一体に取り付けられている
。
キディスクが後輪のボス部に一体に取り付けられている
。
このため、後輪を交換するには、リヤアクスル端部から
ナツトを外してこのリヤアクスルをスイングアームから
外し、次に後輪を少し前に移動させてドライブチェーン
をリヤスプロケットから外すと共に、ブレーキディスク
をキャリパ−アッシーから抜出す一連の取外作業と、こ
の逆の取付作業を必要としていた。
ナツトを外してこのリヤアクスルをスイングアームから
外し、次に後輪を少し前に移動させてドライブチェーン
をリヤスプロケットから外すと共に、ブレーキディスク
をキャリパ−アッシーから抜出す一連の取外作業と、こ
の逆の取付作業を必要としていた。
しかしながら、後輪の組付作業時には、リヤスプロケッ
トに支持させたチェーンを緊張させると共に、ブレーキ
ディスクをキャリパ−アッシーに挿入して、リヤアクス
ルをスイングアームと後輪に挿通ずる必要がある。
トに支持させたチェーンを緊張させると共に、ブレーキ
ディスクをキャリパ−アッシーに挿入して、リヤアクス
ルをスイングアームと後輪に挿通ずる必要がある。
また、これに加えて、リヤアクスルを組込む前は、ブレ
ーキディスクとキャリパ−アッシーとの位置決作業が容
易でない。
ーキディスクとキャリパ−アッシーとの位置決作業が容
易でない。
このため、ブレーキディスクのキャリパ−アッシーへの
挿入作業やリヤアクスルの組込作業を迅速かつ容易に行
なうことは困難であるという問題があった。
挿入作業やリヤアクスルの組込作業を迅速かつ容易に行
なうことは困難であるという問題があった。
また、後輪のボス部とスイングアームとの間にはスペー
サが介装されているが、このスペーサの組付スペースが
狭いことに加えてスペーサが小さいために、・このスペ
ーサの組付作業も迅速かつ容易に行なうことができない
という問題があった。
サが介装されているが、このスペーサの組付スペースが
狭いことに加えてスペーサが小さいために、・このスペ
ーサの組付作業も迅速かつ容易に行なうことができない
という問題があった。
したがって、これらを総合すると、後輪の交換には時間
が係り過ぎるものであるため、特に後輪の迅速かつ確実
な交換作業を必要とするレース等においては上述した取
付作業を有する従来の後輪取付構造は適しないという問
題があった。
が係り過ぎるものであるため、特に後輪の迅速かつ確実
な交換作業を必要とするレース等においては上述した取
付作業を有する従来の後輪取付構造は適しないという問
題があった。
本発明は、これらの問題を解消した後輪取付装置を提供
することを目的とするものである。
することを目的とするものである。
以下、本発明の一実施例を図面にしたがって説明する。
図面において、１はスイングアームの左のアーム部、２
はスイングアームの右のアーム部である。
はスイングアームの右のアーム部である。
この両アーム部１，２は前端部が図示しないパイプ部に
よって一体に結合されていて、このアーム部１，２とパ
イプ部によりスイングアームが構成されている。
よって一体に結合されていて、このアーム部１，２とパ
イプ部によりスイングアームが構成されている。
このスイングアームは、パイプ部に挿通した軸を図示し
ないフレームに取り付けることにより、前端部がフレー
ムに回動自在に支持されている。
ないフレームに取り付けることにより、前端部がフレー
ムに回動自在に支持されている。
３はアーム部１の後端部に穿設された孔、４はアーム部
２の後端部に穿設された孔である。
２の後端部に穿設された孔である。
この孔３，４は互いに対向する位置に設けられている。
５はスプロケット支持用の筒状のシャフトである。
このシャフト５の中間部外周にはフランジ６が穿設され
ていて、このフランジ６はシャフト５を取付部５ａと支
持部５ｂに分けている。
ていて、このフランジ６はシャフト５を取付部５ａと支
持部５ｂに分けている。
この取付部５ａはアーム部２側から孔３を左方に貫通し
ている。
ている。
この取付部５ａの左方への突出部にはナツト７が螺合さ
れていて、フランジ６とナツト７との間にはアーム部１
が挾持されている。
れていて、フランジ６とナツト７との間にはアーム部１
が挾持されている。
支持部５ｂ外周にはスライド筒８が左右に摺動自在に嵌
合支持されている。
合支持されている。
このスライド筒８の右端部には中心方向に突出するフラ
ンジ９が突設されている。
ンジ９が突設されている。
このフランジ９の内径はシャフト５の孔５ｃ内径よりも
小さく形成されている。
小さく形成されている。
スライド筒８の左端部には段部８ａが形成されており、
スライド筒８の右端部にはサークリップ１０が取り付け
られている。
スライド筒８の右端部にはサークリップ１０が取り付け
られている。
この段部８ａとサークリップ１０との間にはベアリング
１１が保持されている。
１１が保持されている。
このベアリング１１の外周には円板１２のボス部１２ａ
が嵌合されている。
が嵌合されている。
ボス部１２ａの右端部には中心方向に突出するフランジ
１２ｂが形成されており、ボス部１２ａの左端部には端
板１３が図示しないネジで取り付けられている。
１２ｂが形成されており、ボス部１２ａの左端部には端
板１３が図示しないネジで取り付けられている。
このフランジ１２ｂと端板１３とによりボス部１２ａが
ベアリング１１より離脱するのが規制されている。
ベアリング１１より離脱するのが規制されている。
円板１２のボス部１２ａにはスプロケット支持用の円板
１４が回転可能に嵌合されている。
１４が回転可能に嵌合されている。
円板１４には周方向に間隔を置いて大径孔１５が穿設さ
れている。
れている。
１６は円板１２および大径孔１５を貫通するボルトであ
る。
る。
このボルト１６の右端部には円形の係合ヘッド１７が形
成されており、ボルト１６の左端部にはナツト１８が螺
合されている。
成されており、ボルト１６の左端部にはナツト１８が螺
合されている。
ボルト１６に嵌合されたブツシュ１９と大径孔１５内局
面との間にはゴム・合成樹脂等からなる弾性リング２０
が介装されている。
面との間にはゴム・合成樹脂等からなる弾性リング２０
が介装されている。
このブツシュ１９および円板１２，１４は係合ヘッド１
７とナツト１８間に一体に締付固定されている。
７とナツト１８間に一体に締付固定されている。
円板１４の周縁部にはリング状のリヤスプロケット２１
がボルト２２・ナツト２３を介して固定されている。
がボルト２２・ナツト２３を介して固定されている。
２４はリヤスプロケット２１に支持されたドライブチェ
ーンである。
ーンである。
２５はブレーキディスク支持用の筒状のシャフトである
。
。
このシャフト２５の中間部外周にはフランジ２６が突設
されていて、このフランジ２６はシャフト２５を取付部
２５ａと支持部２５ｂとに分けている。
されていて、このフランジ２６はシャフト２５を取付部
２５ａと支持部２５ｂとに分けている。
取付部２５ａはアーム部１側から孔４を左右に貫通して
いる。
いる。
この取付部２５ａの左右への突出端部にはナツト２７が
螺合されていて、フランジ２６とナツト２７との間には
アーム部２が挾持されている。
螺合されていて、フランジ２６とナツト２７との間には
アーム部２が挾持されている。
支持部２５ｂ外周には、キャリパ−ブラケット２８・ス
ペーサ２９・ベアリング３０が嵌合されている。
ペーサ２９・ベアリング３０が嵌合されている。
このキャリパ−ブラケット２８・スペーサ２９・ベアリ
ング３０は支持部２５ｂ外周に装着したサークリップ３
１により左方への離脱が規制されている。
ング３０は支持部２５ｂ外周に装着したサークリップ３
１により左方への離脱が規制されている。
キャリパ−ブラケット２８は、シャフト２５の周方向へ
の回転が規制されていて、このキャリパ−ブラケット２
８の上部にはディスクブレーキのキャリパ−アッシー３
２が固定されている。
の回転が規制されていて、このキャリパ−ブラケット２
８の上部にはディスクブレーキのキャリパ−アッシー３
２が固定されている。
図中、３３．３３はキャリパ−アッシー３２側のブレー
キパッドである。
キパッドである。
ベアリング３０には、ボルト３４・ナツト３５で一体に
結合したブレーキディスク３６とコネクテイングプレー
ト３７が回転自在に支持されている。
結合したブレーキディスク３６とコネクテイングプレー
ト３７が回転自在に支持されている。
このブレーキディスク３６の上縁部はブレーキパッド３
３．３３間に配設されている。
３．３３間に配設されている。
３８はリヤスプロケット２１とブレーキディスク３６と
の間に配設された後輪である。
の間に配設された後輪である。
この後輪３８のボス部３８ａの両端部にはベアリングハ
ウジング３９．４０がネジ止されている。
ウジング３９．４０がネジ止されている。
ベアリングハウジング３９．４０内にはベアリング４１
゜４２がそれぞれ取り付けられていて、このベアリング
４１，４２のインナーレースにはスペーサ筒４３が保持
されている。
゜４２がそれぞれ取り付けられていて、このベアリング
４１，４２のインナーレースにはスペーサ筒４３が保持
されている。
４４はリヤアクスルである。
このリャアクスル４４の両端部はシャツｌ−５，２５内
に嵌合支持されていて、その一端部にはリヤアクスル締
付用のナツト４５が螺合されている。
に嵌合支持されていて、その一端部にはリヤアクスル締
付用のナツト４５が螺合されている。
後輪３８はこのリヤアクスル４４の中間部に回転自在に
支持されている。
支持されている。
このリヤアクスル４４の中間部には段部４６が形成され
ていて、この段部４６とベアリング４１との間にスライ
ド筒７のフランジ９が挾持されている。
ていて、この段部４６とベアリング４１との間にスライ
ド筒７のフランジ９が挾持されている。
ベアリングハウジング３９の側面には、スプロケット２
１側に設けた係合ヘッド１７の嵌合する係合穴４７が形
成されている。
１側に設けた係合ヘッド１７の嵌合する係合穴４７が形
成されている。
この係合ヘッド１７と係合穴４７はスプロケット２１と
ベアリングハウジング３９の周方向への相対回動を規制
する係合手段を構成している。
ベアリングハウジング３９の周方向への相対回動を規制
する係合手段を構成している。
ベアリングハウジング４０とコネクチングプレート３７
との間にもこれらの相対回動を規制する係合手段が設け
られている。
との間にもこれらの相対回動を規制する係合手段が設け
られている。
この係合手段は、コネクチングプレート３７の筒部３７
ａ内周面に設けられた内歯とベアリングハウジング４０
の外周に設けられた歯から構成されていて、これらの歯
は噛合部４８の部分で噛合している。
ａ内周面に設けられた内歯とベアリングハウジング４０
の外周に設けられた歯から構成されていて、これらの歯
は噛合部４８の部分で噛合している。
次に、このような構成の後輪取付装置の着脱作業を説明
する。
する。
まず、ナツト４５を緩めてリヤアクスル４４から取り外
した後、リヤアクスル４４をシャフト５゜２５およびス
ペーサ筒４３から左方に抜き取る。
した後、リヤアクスル４４をシャフト５゜２５およびス
ペーサ筒４３から左方に抜き取る。
次に、スライド筒８をシャフト５上で左方に摺動変位さ
せて、係合ヘッド１７を係合穴４７から抜き取ると共に
、後輪３８を左方に若干移動させてコネクチングプレー
ト３７の歯とベアリングハウジング４０の歯の噛合を解
除する。
せて、係合ヘッド１７を係合穴４７から抜き取ると共に
、後輪３８を左方に若干移動させてコネクチングプレー
ト３７の歯とベアリングハウジング４０の歯の噛合を解
除する。
これにより、後輪３８は下方に抜き取ることができる。
この際、スプロケット２１はアーム部１側に保持され、
ブレーキディスク３６はアーム部２側に保持されている
。
ブレーキディスク３６はアーム部２側に保持されている
。
このような手順により後輪３８をスイングアームから取
り外すことができる。
り外すことができる。
また、後輪３８をスイングアームに取り付けるには、上
述した手順を逆に行なえばよい。
述した手順を逆に行なえばよい。
本発明は、以上詳細に説明した構成により、リヤスプロ
ケットおよびブレーキディスクを後輪のボス部から分離
してスイングアーム側に常時保持させて、後輪のみを交
換可能としたので、後輪の交換作業時にドライブチェー
ンを緊張させたり、ブレーキディスクとキャリパアッシ
ーの位置決をしたり、又は、小さなスペーサを組付たり
するような作業をする必要がなくなり、この結果、後輪
の着脱を迅速且つ確実容易に行なうことができる。
ケットおよびブレーキディスクを後輪のボス部から分離
してスイングアーム側に常時保持させて、後輪のみを交
換可能としたので、後輪の交換作業時にドライブチェー
ンを緊張させたり、ブレーキディスクとキャリパアッシ
ーの位置決をしたり、又は、小さなスペーサを組付たり
するような作業をする必要がなくなり、この結果、後輪
の着脱を迅速且つ確実容易に行なうことができる。
図面は、本発明の一実施例を示す後輪取付装置の断面図
。 １．２・・・・・・アーム部、１７・・・・・・係合ヘ
ッド、２１・・・・・・スプロケット、３６・・・・・
・ブレーキディスク、３８・・・・・・後輪、４４・・
・・・・キャアクスル、４７・・・・・・係合穴、４８
・・・・・・噛合部。
。 １．２・・・・・・アーム部、１７・・・・・・係合ヘ
ッド、２１・・・・・・スプロケット、３６・・・・・
・ブレーキディスク、３８・・・・・・後輪、４４・・
・・・・キャアクスル、４７・・・・・・係合穴、４８
・・・・・・噛合部。
Claims (1)
- １ スイングアームの左右のアーム部にそれぞれ筒状の
シャフトを取付け、該筒状のシャフトにリヤアクスルを
挿通して両端部を支持させ、前記筒状のシャフトのうち
の一方のものにスライド筒を摺動自在に嵌合すると共に
該スライド筒は前記リヤアクスルを前記アーム部に取付
けることにより固定するようにしてその外周にリヤスプ
ロケットを回転自在に支持し、前記筒状のシャフトのう
ちの他方のものにはブレーキディスクを回転自在に支持
させ、該リヤスプロケットおよびブレーキディスクの間
に位置させて後輪をリヤアクスルに回転自在に支持させ
、前記リヤスプロケットと後輪を、およびブレーキディ
スクと後輪を、それぞれ係合手段により相対回転不能に
係合させたことを特徴とするオートバイの後輪取付装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54140548A JPS5828149B2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 | オ−トバイの後輪取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54140548A JPS5828149B2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 | オ−トバイの後輪取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5663524A JPS5663524A (en) | 1981-05-30 |
| JPS5828149B2 true JPS5828149B2 (ja) | 1983-06-14 |
Family
ID=15271228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54140548A Expired JPS5828149B2 (ja) | 1979-10-31 | 1979-10-31 | オ−トバイの後輪取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5828149B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62122886A (ja) * | 1985-11-22 | 1987-06-04 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車等の駆動輪取付構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB640923A (en) * | 1944-12-20 | 1950-08-02 | Jean Joseph Marius Pierre Ras | Wheel hub for a bicycle or any other two-wheel vehicle |
-
1979
- 1979-10-31 JP JP54140548A patent/JPS5828149B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB640923A (en) * | 1944-12-20 | 1950-08-02 | Jean Joseph Marius Pierre Ras | Wheel hub for a bicycle or any other two-wheel vehicle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5663524A (en) | 1981-05-30 |
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