JP2570587Y2 - 軸一体化車輪 - Google Patents

軸一体化車輪

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JP2570587Y2
JP2570587Y2 JP1991084547U JP8454791U JP2570587Y2 JP 2570587 Y2 JP2570587 Y2 JP 2570587Y2 JP 1991084547 U JP1991084547 U JP 1991084547U JP 8454791 U JP8454791 U JP 8454791U JP 2570587 Y2 JP2570587 Y2 JP 2570587Y2
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JP
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wheel
axle
bolt
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shaft
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達哉 須藤
鉄之助 小久保
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Meidensha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車輪を車軸の軸端に嵌
着して構成した軸一体化車輪に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の軸一体化車輪の一例を図3および
図4に基づいて説明する。
【0003】図3は、一般的に知られているダブルレー
ル形ホイストの横行車における軸一体化車輪の一例を示
したものである。
【0004】図中において、11は車軸であり、軸受1
2を介してフレーム13に回転自在に支持されている。
15は車軸11に嵌着固定した車輪であり、この車輪1
5の外側面(図中の右側面)側には、この車輪15を車
軸11から取り外す際に使用する複数の有底ねじ穴63
が設けてある。
【0005】車輪15の外側面には軸端座金31が設け
られ、且つこの軸端座金31を貫通すると共に車軸11
に螺着して複数のボルト32が設けられて車輪15の脱
落を防止するように構成されている。
【0006】なお、図中において14はカラー、34は
車輪15が走行するレールである。上記のように構成し
た軸一体化車輪は、一対を一組(計4個)配置し、且つ
少なくとも一方の組側の車軸11に駆動源が連結されて
いわゆるダブルレール形ホイストの横行車が構成される
ものである。
【0007】上記の軸一体化車輪における車輪15は、
使用している間にレール34と接触している部分(外周
面部)が偏摩耗することから、この車輪15を軸11か
ら取り外して交換等を行う必要がある。
【0008】このような交換作業を図4に基づいて説明
する。
【0009】治具板41は、中央に貫通ねじ孔55を備
え、且つ周囲寄りの部分に複数の貫通孔56を設けて構
成している。
【0010】まず、図3の状態において、ボルト32及
び軸端座金31を除去する。次に治具板41を貫通する
固定ボルト42、治具板41を螺着貫通する取り外し用
ボルト44を主要な構成物とした治具4を用意し、各固
定ボルト42を車輪15が具備する有底ねじ穴63に螺
着する。固定ボルト42上におけるロックナット43を
所定の位置に設定し、次いで取り外し用ボルト44を螺
進(図中の左方向)して車軸11の軸端面に当接し、さ
らに螺進させることによって車輪15は図中右方向に引
き出されて車軸11から抜き出される。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の軸一体
化車輪においては、車輪の交換時に特別の治具4を用意
しなければならず、また車輪15への装着作業が必要で
あって、作業性が悪いものであった。
【0012】本考案は、簡単な操作により車輪を車軸か
ら抜き取ることのできる軸一体化車輪を提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本考案は、回転自在な車
軸の軸端部に車輪を嵌着し、前記車軸の軸端面にボル卜
止めされた押え板を介して車輪を固定する軸一体化車輪
において、前記押え板の中心に取り外しボルト用ボルト
孔を設けると共に、前記車軸の軸端面の偏心した位置に
固定ボルト用有底ボルト穴を設けたものである。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】車輪の外側面に設けた押え板に取り外し用ボル
トを螺着貫通させ、このボルトを螺進させて端部を車軸
の軸端面に押圧することによって車輪を車軸から抜き出
すことができ、この抜き取り作業を簡便に行うことがで
きる。そして、車軸の軸端面の偏心した位置に有底ボル
ト穴を設けることによって、押え板を介し車軸と車輪の
廻り止めの機能を惹起することができる。
【0019】
【実施例】本考案を図1及び図2に示す一実施例に基づ
いて詳細に説明する。なお、前述の図3及び図4と同一
符号を付するものは、これらと同等品を示すもので、こ
れらの詳細な説明は省略する。
【0020】押え板24は、厚さ一定の円板で、その中
央に取外し用ねじ孔25を設け、且つ周辺寄りの部分に
複数個(実施例は4カ所)の貫通孔27を設けて形成し
ている。押え板24は、車輪15に設けている有底ねじ
穴17にボルト23を螺合することによって固定されて
いる。
【0021】車軸11の軸端部には軸端端面29に開口
し、且つ軸心から偏心した位置に有底ねじ穴16を設け
ており、この有底ねじ穴16に押え板24の取り外し用
ねじ孔を貫通する固定ボルト21を螺着結合することに
よって、車輪15と車軸11と押え板24との3者を一
体化結合している。
【0022】22は座金であり、固定ボルト21と押え
板24との間に介在させて確実な固定を行うために使用
するものである。
【0023】次に図2に基づいて上述した軸一体化車輪
の取外し作業の一例を説明する。
【0024】車輪15を車軸11から抜き去るには、先
ず図1における固定ボルト21を取外し、取外し用ボル
ト28を取外し用ねじ穴25に螺入し、取外し用ボルト
28の先端を車軸11の軸端端面29に当接して、取外
し用ボルト28をさらに螺進することによって、車輪1
5は押え板24と共に矢印20の向きに相対的に移動
し、車軸11から車輪15を取外すことができる。
【0025】以上説明した実施例にあっては、有底ねじ
穴16が車軸11の軸心から偏心した位置であることか
ら、固定ボルト21を螺着した場合には、押え板24と
相俟って、廻り止めの機能を惹起することができ、車軸
11と車輪15との間にキー等を付設することを省略す
ることができる効果がある。
【0026】なお、以上の実施例は、車軸11に設けた
有底ねじ穴16を軸心から偏心した位置に設けた場合で
説明したが、本考案はこれに限らず有底ねじ穴16を軸
心と一致する位置に設けて構成しても差し支えないもの
である。
【0027】
【考案の効果】本考案に係る軸一体化車輪は、車輪15
の外側部に車軸11に対向する押え板24を備え、この
押え板24に取外し用ボルト28を螺合し且つ螺進する
ことによって車輪15を車軸11から抜き取ることがで
きるので、従来に比較して作業性を著しく向上でき、こ
の車輪を備えた装置の運転休止時間を短縮できて、生産
性の向上に寄与できるものである。そして、車軸11と
押え板24を螺着固定する有底ボルト穴を偏心した位置
に設けたことによって車軸と押え板の廻り止めの機能を
惹起することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る軸一体化車輪の要部断
面図
【図2】本考案に係る軸一体化車輪における車輪の取り
外し状態説明図
【図3】車軸に軸端座金を用いた従来例の要部断面図
【図4】従来の治具を用いた車輪の取り外し状態説明図
【符号の説明】
11は車軸、15は車輪、16は有底ねじ穴、21は固
定ボルト、24は押え板、25は取外し用ねじ孔、28
は取外し用ボルト、29は軸端端面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転自在な車軸の軸端部に車輪を嵌着し、
    前記車軸の軸端面にボルト止めされた押え板を設け、該
    押え板と前記車輪の側面とをボルトで結合して車輪を固
    定する軸一体化車輪において、前記押え板の中心に取り
    外しボルト用ボルト孔を設けると共に、該取り外しボル
    ト用ボルト孔の位置内に位し且つ前記車軸の軸端面に該
    車軸の軸中心より偏心した位置に固定ボルト用有底ボル
    ト穴を設けたことを特徴とする軸一体化車輪。
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JPH0612838U JPH0612838U (ja) 1994-02-18
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JP5645795B2 (ja) 2011-11-04 2014-12-24 三菱重工業株式会社 リンク機構、及びこれを備えている軸流流体機械の可変静翼駆動装置
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JPH01172902U (ja) * 1988-05-24 1989-12-07

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