JPS5827967Y2 - スキンパツケ−ジ - Google Patents
スキンパツケ−ジInfo
- Publication number
- JPS5827967Y2 JPS5827967Y2 JP12240678U JP12240678U JPS5827967Y2 JP S5827967 Y2 JPS5827967 Y2 JP S5827967Y2 JP 12240678 U JP12240678 U JP 12240678U JP 12240678 U JP12240678 U JP 12240678U JP S5827967 Y2 JPS5827967 Y2 JP S5827967Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving plate
- packaged
- fitting hole
- reference plane
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば、クラッチディスクのような比較的重
量がある被包装物を段ボール製の受板に載せ、被包装物
および受板を加熱により軟化させられたフィルムで覆い
、フィルムと受板との間の空気を真空掃引することによ
り、フィルムを被包装物および受板の表面に密接ないし
密着させるスキンパッケージに関し、被包装物を受板に
ずれぬよう固定することにより被包装物の重さや慣性力
によるフィルムの破損、伸び、受板や・らの剥離等を防
止し、更には包装作業性の向上を図ることを目的とする
。
量がある被包装物を段ボール製の受板に載せ、被包装物
および受板を加熱により軟化させられたフィルムで覆い
、フィルムと受板との間の空気を真空掃引することによ
り、フィルムを被包装物および受板の表面に密接ないし
密着させるスキンパッケージに関し、被包装物を受板に
ずれぬよう固定することにより被包装物の重さや慣性力
によるフィルムの破損、伸び、受板や・らの剥離等を防
止し、更には包装作業性の向上を図ることを目的とする
。
この目的を達成するために、本考案は、被包装物の一部
が受板の平面方向について位置決め状に内嵌される嵌合
穴を受板の上面に凹設したことを最大の特徴とするもの
である。
が受板の平面方向について位置決め状に内嵌される嵌合
穴を受板の上面に凹設したことを最大の特徴とするもの
である。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
第１図は、クラッチディスクを包むスキンパッケージの
部分縦断面図であり、該スキンパッケージ１は段ボール
製の受板２とポリエチレン・酢酸ビニル等からなる合成
樹脂製フィルム３とから構成される。
部分縦断面図であり、該スキンパッケージ１は段ボール
製の受板２とポリエチレン・酢酸ビニル等からなる合成
樹脂製フィルム３とから構成される。
クラッチディスクからなる被包装物４は、クラッチフェ
ーシング４１の下側端面からなる基準平面５と、その輪
郭より立ち上がるフェーシング周面からなる基準周面６
とを有する。
ーシング４１の下側端面からなる基準平面５と、その輪
郭より立ち上がるフェーシング周面からなる基準周面６
とを有する。
第２図に示すように、上記受板２の上面に被包装物４の
基準平面５と同径かつ円形の受面部７を２個半切罫８で
区画し、該受面部７を第３図に示すダイセット上型１３
により罫入れと同時に押え罫１７と、硬化ゴム１６によ
る段つぶし加工により凹入して嵌合穴９を形成する。
基準平面５と同径かつ円形の受面部７を２個半切罫８で
区画し、該受面部７を第３図に示すダイセット上型１３
により罫入れと同時に押え罫１７と、硬化ゴム１６によ
る段つぶし加工により凹入して嵌合穴９を形成する。
この場合、例えば段ボールの厚みを５ｍｍとし、３ｍｍ
だけ段つぶし加工で押下けると、中段の弾発力で嵌合穴
９の深さは１〜２ｍｍになり、被包装物４をクッション
性を保持しつつ充分に位置固定しつるものである。
だけ段つぶし加工で押下けると、中段の弾発力で嵌合穴
９の深さは１〜２ｍｍになり、被包装物４をクッション
性を保持しつつ充分に位置固定しつるものである。
被包装物４の基準平面５を受面部７に面接させると、該
基準平面５の輪郭から立ち上がる基準周面６、即ち、ク
ラッチディスクの外周面が上記嵌合穴９の内周面１０に
内接して位置決めされる。
基準平面５の輪郭から立ち上がる基準周面６、即ち、ク
ラッチディスクの外周面が上記嵌合穴９の内周面１０に
内接して位置決めされる。
これにより、被包装物４の受板２の上面に沿う方向への
重量ないし慣性力が、上記嵌合穴８の内周面１０で受は
止められ、また受板２の上面に沿う方向への被包装物４
と受板２との相対的変位が防止されるから、受板２に融
着されたフィルム３にはほとんど被包装物４の受板２の
上側面に沿う方向への重量ないし慣性力がかからず、フ
ィルム３の破損、変形（伸び）ないし受板２からの剥離
を防止できる。
重量ないし慣性力が、上記嵌合穴８の内周面１０で受は
止められ、また受板２の上面に沿う方向への被包装物４
と受板２との相対的変位が防止されるから、受板２に融
着されたフィルム３にはほとんど被包装物４の受板２の
上側面に沿う方向への重量ないし慣性力がかからず、フ
ィルム３の破損、変形（伸び）ないし受板２からの剥離
を防止できる。
符号１１はボス挿通孔であり、これは第３図に示すダイ
セット１２の上型１３に設けた切刃１４によつて上記半
切罫８および受面部７の段つぶし加工とともに一挙に形
成される。
セット１２の上型１３に設けた切刃１４によつて上記半
切罫８および受面部７の段つぶし加工とともに一挙に形
成される。
尚、第３図、第４図中、１５は半切罫８を形成する半切
刃、１６は段つぶし用硬化ゴム、１７は押え罫、１８は
受板２の外周を形成する切刃、１９は切刃１８．１４の
側面その他の個所に固定するダイクッション、２０は基
板、２１はダイセット１２の下型で、その基板２２上面
にはダイクッションブレート２３が固定されている。
刃、１６は段つぶし用硬化ゴム、１７は押え罫、１８は
受板２の外周を形成する切刃、１９は切刃１８．１４の
側面その他の個所に固定するダイクッション、２０は基
板、２１はダイセット１２の下型で、その基板２２上面
にはダイクッションブレート２３が固定されている。
このタイセット１２は、国外のトムソン、ロータリーダ
イカッター等の加工機に組み付けられる。
イカッター等の加工機に組み付けられる。
尚、第４図は第３図のＩ−Ｉ線断面図である。
第５図は、上記実施例（第２図）の受板２とはボス挿通
孔１１がない点で異なる他の実施例であり、切刃１４の
ないダイセット上型（図示略）により形成される。
孔１１がない点で異なる他の実施例であり、切刃１４の
ないダイセット上型（図示略）により形成される。
尚、上記各実施例において半切罫８により囲繞された嵌
合穴９は円形であるが、被包装物４の形態に応じて種々
変形できることはいうまでもない。
合穴９は円形であるが、被包装物４の形態に応じて種々
変形できることはいうまでもない。
本考案は上述した如く、段ボール紙、プラスチック段ボ
ールのクッション性を利用して受板に嵌合穴を凹設し、
被包装物の一部をその嵌合穴に、受板の平面方向に関し
て位置決め状に嵌合させて、フィルムに被包装物の受板
平面方向への重さや慣性力がかからないように構成しで
あるので、その重さや慣性力によるフィルムの破損、変
形ないし受板からの剥離を確実に防止でき、長期間にわ
たって良好な包装状態を維持できる。
ールのクッション性を利用して受板に嵌合穴を凹設し、
被包装物の一部をその嵌合穴に、受板の平面方向に関し
て位置決め状に嵌合させて、フィルムに被包装物の受板
平面方向への重さや慣性力がかからないように構成しで
あるので、その重さや慣性力によるフィルムの破損、変
形ないし受板からの剥離を確実に防止でき、長期間にわ
たって良好な包装状態を維持できる。
そのうえ、フィルムは受板法線方向への被包装物の重さ
ないし慣性力に耐えさえすれば足りるので、従来に比べ
て安価な薄手のものを用いることができるから、包装資
材費を従来よりも低額に抑えられる。
ないし慣性力に耐えさえすれば足りるので、従来に比べ
て安価な薄手のものを用いることができるから、包装資
材費を従来よりも低額に抑えられる。
また、特に、切罫加工や罫入加工が施される場合には、
半切罫の切込みや受面部の段つぶし加工は、それらの切
罫加工や罫入加工とともにトムソン、ロータリダイカッ
タ等の加工機を１サイクル運転することにより、−挙に
形成できるので、加工の手間や費用はほとんど増加させ
ずに済むという利点も得られる。
半切罫の切込みや受面部の段つぶし加工は、それらの切
罫加工や罫入加工とともにトムソン、ロータリダイカッ
タ等の加工機を１サイクル運転することにより、−挙に
形成できるので、加工の手間や費用はほとんど増加させ
ずに済むという利点も得られる。
更に包装に際して位置決めが容易にできるため作業性が
向上する等種々な効果を有するものである。
向上する等種々な効果を有するものである。
尚、本考案は比較的軽量な被包装物を包むスキンパッケ
ージにも適用でき、その場合にもこれらの効果を期待し
うる。
ージにも適用でき、その場合にもこれらの効果を期待し
うる。
第１図はクラッチディスクを包むスキンパッケージの部
分縦断面図、第２図はその受板の平面図、第３図はその
受板を加工するダイセット上型の平面図、第４図は第３
図のＩ−Ｉ線部分の拡大断面図、第５図は他の実施例の
受板の平面図である。 １・・・・・・スキンパッケージ、２・・・・・・受板
、３・・・・・・合成樹脂製フィルム、４・・・・・・
被包装物、５・・・・・・基準平面、６・・・・・・基
準周面、７・・・・・・受面部、８・・・・・・半切罫
、９・・・・・・嵌合穴。
分縦断面図、第２図はその受板の平面図、第３図はその
受板を加工するダイセット上型の平面図、第４図は第３
図のＩ−Ｉ線部分の拡大断面図、第５図は他の実施例の
受板の平面図である。 １・・・・・・スキンパッケージ、２・・・・・・受板
、３・・・・・・合成樹脂製フィルム、４・・・・・・
被包装物、５・・・・・・基準平面、６・・・・・・基
準周面、７・・・・・・受面部、８・・・・・・半切罫
、９・・・・・・嵌合穴。
Claims (1)
- 段ボール製受板２の上面に被包装物４の基準平面５にほ
ぼ一致する形状の受面部７を半切罫８で区画し、該受面
部７を全面的に段つぶし加工で凹入させて嵌合穴９を形
成し、被包装物４の基準平面５を受面部７に面接させた
状態で、その基準平面５の輪郭から立ち上がる基準周面
６を上記嵌合穴９の内周面１０に位置決め状に受止め可
能に構成したことを特徴とするスキンパッケージ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12240678U JPS5827967Y2 (ja) | 1978-09-05 | 1978-09-05 | スキンパツケ−ジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12240678U JPS5827967Y2 (ja) | 1978-09-05 | 1978-09-05 | スキンパツケ−ジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5538775U JPS5538775U (ja) | 1980-03-12 |
| JPS5827967Y2 true JPS5827967Y2 (ja) | 1983-06-17 |
Family
ID=29080489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12240678U Expired JPS5827967Y2 (ja) | 1978-09-05 | 1978-09-05 | スキンパツケ−ジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5827967Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6160009B2 (ja) * | 2012-08-17 | 2017-07-12 | 株式会社フジシール | スキンパック包装体、及びスキンパック包装体の製造方法 |
-
1978
- 1978-09-05 JP JP12240678U patent/JPS5827967Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5538775U (ja) | 1980-03-12 |
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