JPS5827806B2 - 硬化性樹脂組成物 - Google Patents
硬化性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS5827806B2 JPS5827806B2 JP53008882A JP888278A JPS5827806B2 JP S5827806 B2 JPS5827806 B2 JP S5827806B2 JP 53008882 A JP53008882 A JP 53008882A JP 888278 A JP888278 A JP 888278A JP S5827806 B2 JPS5827806 B2 JP S5827806B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- resin composition
- curable resin
- hydrogen
- maleimide
- Prior art date
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- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G73/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
- C08G73/06—Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
- C08G73/10—Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
- C08G73/12—Unsaturated polyimide precursors
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、硬化性樹脂組成物に関するものである。
さらにくわしくは、一般式(I)(式中R1,R3は同
一でも異なっていても良く、水素又はアルキル基である
。
一でも異なっていても良く、水素又はアルキル基である
。
R2は炭素数が2以上である2価の基である。
)で表わされるビスマレイミドに硬化促進剤とじて(式
中R4,R5は同一でも異なっていても良く、水素又は
アルキル基である。
中R4,R5は同一でも異なっていても良く、水素又は
アルキル基である。
Xは水素、ノ1(コゲン、カルボキシル基、アシル基、
アルコケシ基、又は二l−IJル基である。
アルコケシ基、又は二l−IJル基である。
Yは水素、アルキル基、アシル基、グリシジル基、アリ
ル基、置換アリル基、プロパギル基、又は置換プロパギ
ル基である。
ル基、置換アリル基、プロパギル基、又は置換プロパギ
ル基である。
x、yはO又はIEの整数、2は正の整数であり、x
+ y 1− z≦5である)で表わされる(アルケニ
ル)フェノール単t 体および/またはその線状2量体
〔例えば一般式(■)。
+ y 1− z≦5である)で表わされる(アルケニ
ル)フェノール単t 体および/またはその線状2量体
〔例えば一般式(■)。
(TV)
(式中R5は水素又はアルキル基であり、Xは水素、ハ
ロゲン、カルボキシル基、アシル基、アルコケシ基、又
はニトリル基である。
ロゲン、カルボキシル基、アシル基、アルコケシ基、又
はニトリル基である。
Yは水素、アルキル基、アシル基、アリル基、置換アリ
ル基、プロパギル基、置換プロパギル基、又はグリシジ
ル基である。
ル基、プロパギル基、置換プロパギル基、又はグリシジ
ル基である。
X、yは0又は正の整数、2は正の整数であり、X+y
+Zく5である。
+Zく5である。
)で表わされるイソプロペニルフェノールの線状2量体
の単独物あるいは混合物を添加配合してなることを特徴
とする硬化性樹脂組成物に関するものである。
の単独物あるいは混合物を添加配合してなることを特徴
とする硬化性樹脂組成物に関するものである。
ビスマレイミドは、それ自身を融点以上に加熱するか、
あるいはフリーラジカルの作用によって三次元網状化物
を生成することはすでに公知である。
あるいはフリーラジカルの作用によって三次元網状化物
を生成することはすでに公知である。
しかも効果的な橋掛反応を行うには、触媒量程度のフリ
ーラジカル発生剤の存在が望ましいことが知られている
(たとえば、 J 、Amer、chem。
ーラジカル発生剤の存在が望ましいことが知られている
(たとえば、 J 、Amer、chem。
Soc、、81,1187(1959))。
フリーラジカル発生剤は、その性質からして分解の活性
化エネルギーは小さく、室温においてさえも不安定で分
解しやすいものが多く、保存や取り扱いに特別な注意が
必要である。
化エネルギーは小さく、室温においてさえも不安定で分
解しやすいものが多く、保存や取り扱いに特別な注意が
必要である。
本発明者らは、ビスマレイミドと反応し重合活性種を生
成するような物質を添加配合して橋掛反応させることに
より、公知のラジカル発生剤を添加配合して橋かけ反応
した場合と同等乃至はそれ以上の効果を有する物質につ
いて種々探索検討を行すった結果、(1−アルケニル)
−フェノール単量体および/またはその誘導体が一ヒ述
の目的に合致する著るしい効果を有することを見い出し
、さらに検討を重ねた結果、ラジカル発生剤を添加する
ことなくビスマレイミド類を速やかに硬化させる方法を
確立し、本発明を完成した。
成するような物質を添加配合して橋掛反応させることに
より、公知のラジカル発生剤を添加配合して橋かけ反応
した場合と同等乃至はそれ以上の効果を有する物質につ
いて種々探索検討を行すった結果、(1−アルケニル)
−フェノール単量体および/またはその誘導体が一ヒ述
の目的に合致する著るしい効果を有することを見い出し
、さらに検討を重ねた結果、ラジカル発生剤を添加する
ことなくビスマレイミド類を速やかに硬化させる方法を
確立し、本発明を完成した。
本発明に用いるビスマレイミドは、一般式(I)で表わ
され、より具体的には、たとえば、N 、 Iv−エチ
レン−ビス−マレイミド、N、N−へキサメチレン−ビ
ス−マレイミド、N、M−m−フェニレン−ビス−マレ
イミド、N、N’−p−フェニレン−ビス−マレイミド
、N、N−4,4’−ジフェニルメタン−ビス−マレイ
ミド、N、R−4,4’−ジフェニルエーテル−ビス−
マレイミド N 。
され、より具体的には、たとえば、N 、 Iv−エチ
レン−ビス−マレイミド、N、N−へキサメチレン−ビ
ス−マレイミド、N、M−m−フェニレン−ビス−マレ
イミド、N、N’−p−フェニレン−ビス−マレイミド
、N、N−4,4’−ジフェニルメタン−ビス−マレイ
ミド、N、R−4,4’−ジフェニルエーテル−ビス−
マレイミド N 。
R−4、4’−ジフェニルスルフィド−ビス−マレイミ
ドがあげられる。
ドがあげられる。
さらには、一般式(V)(式中Rは脂肪族、脂環族、芳
香族の2価の有機基を表わし、nは0ないし2oである
)で示される末端マレイミド化フェノキシ化合物、具体
的には、たとえば、式(■中のRがメチレン、ジメチレ
ン、トリメチレン、ヘキサメチレン、メタフェニレン、
パラフェニレンである末端マレイミド化フェノキシ化合
物があげられ、これらのビスマレイミドは単独物であっ
ても混合物であっても良い。
香族の2価の有機基を表わし、nは0ないし2oである
)で示される末端マレイミド化フェノキシ化合物、具体
的には、たとえば、式(■中のRがメチレン、ジメチレ
ン、トリメチレン、ヘキサメチレン、メタフェニレン、
パラフェニレンである末端マレイミド化フェノキシ化合
物があげられ、これらのビスマレイミドは単独物であっ
ても混合物であっても良い。
本発明に用いられる(1−アルケニル)−フェノールは
、一般式(n)で表わされる単量体であり、具体的には
たとえばビニルフェノール(オルト−メタ−パラ一体)
、インプロペニルフェノール(オルl−−、メタ−、パ
ラ一体)、ビニル鰍びイソプロペニルクレゾール、ビニ
ルおよびイソプロペニルカテコール、α−エチルビニル
フェノール、 3 、5−シクロルー4−ヒドロキシ
−α−メチルスチレン、ビニルフェニル酢酸エステル、
イソプロペニルフェニル酢酸エステル、ビニルフェニル
安息香酸エステル、インプロペニルフェニル安息香酸エ
ステル、ビニルフェニル桂皮酸エステル、インプロペニ
ルフェニル桂皮酸エステル、ビニルフェニルクリシジル
エーテル、インプロペニルフェニルアリルエーテル、ビ
ニルフェニルプロパギルエーテル、イソプロペニルフェ
ニルプロパギルエーテルなどである。
、一般式(n)で表わされる単量体であり、具体的には
たとえばビニルフェノール(オルト−メタ−パラ一体)
、インプロペニルフェノール(オルl−−、メタ−、パ
ラ一体)、ビニル鰍びイソプロペニルクレゾール、ビニ
ルおよびイソプロペニルカテコール、α−エチルビニル
フェノール、 3 、5−シクロルー4−ヒドロキシ
−α−メチルスチレン、ビニルフェニル酢酸エステル、
イソプロペニルフェニル酢酸エステル、ビニルフェニル
安息香酸エステル、インプロペニルフェニル安息香酸エ
ステル、ビニルフェニル桂皮酸エステル、インプロペニ
ルフェニル桂皮酸エステル、ビニルフェニルクリシジル
エーテル、インプロペニルフェニルアリルエーテル、ビ
ニルフェニルプロパギルエーテル、イソプロペニルフェ
ニルプロパギルエーテルなどである。
また、一般式(IID及び(TV)で表わされるイソプ
ロペニルフェノールの線状2量体を例示すれば、4−メ
チル−2,4−ビス(2−13−又は4−ヒドロキシフ
ェニル)−ペンタ−1,−又は2−エン、4−メチル−
2,4−ビス(ジヒドロキシフェニル)−ペンタ−1−
又は2−エン 4−メチル2.4−ビス(3,5−ジク
ロル−4−ヒドロキシフェニル)−ペンタ−1−又は2
−エン、4メチル−2,4−ビス(クレジル)−ペンタ
−1−又は2−エン及びこれら化合物の酢酸エステル安
息香酸エステル、桂皮酸エステル、グリシジルエーテル
、アリルエーテル、プロパギルエーテルなどである。
ロペニルフェノールの線状2量体を例示すれば、4−メ
チル−2,4−ビス(2−13−又は4−ヒドロキシフ
ェニル)−ペンタ−1,−又は2−エン、4−メチル−
2,4−ビス(ジヒドロキシフェニル)−ペンタ−1−
又は2−エン 4−メチル2.4−ビス(3,5−ジク
ロル−4−ヒドロキシフェニル)−ペンタ−1−又は2
−エン、4メチル−2,4−ビス(クレジル)−ペンタ
−1−又は2−エン及びこれら化合物の酢酸エステル安
息香酸エステル、桂皮酸エステル、グリシジルエーテル
、アリルエーテル、プロパギルエーテルなどである。
本発明組成物の成分比は、使用目的によって広く変化さ
せることができるが、(1−アルケニル)−フェノール
1モルに対してビスマレイミドは0.5モル以上である
ことが望ましく、好ましくは4ないし40の範囲である
。
せることができるが、(1−アルケニル)−フェノール
1モルに対してビスマレイミドは0.5モル以上である
ことが望ましく、好ましくは4ないし40の範囲である
。
なおビスマレイミド及ヒアルケニルフェノールは、有t
4JJfM、マレイミド、マレイン酸、無水マレイン酸
、フェノール系化合物などを含んでいても良い。
4JJfM、マレイミド、マレイン酸、無水マレイン酸
、フェノール系化合物などを含んでいても良い。
上記組成物は、加熱溶解させることにより、三次元網状
化できる。
化できる。
硬化温度は特に限定するものではないが、50〜300
℃の範囲が望ましい。
℃の範囲が望ましい。
本発明の組成物に、さらにビニル系単量体を添加配合す
ることによって得られる硬化性樹脂組成物は、通常使用
されるラジカル発生剤が存在しなくても加熱のみで容易
に硬化させることができる。
ることによって得られる硬化性樹脂組成物は、通常使用
されるラジカル発生剤が存在しなくても加熱のみで容易
に硬化させることができる。
しかし乍ら、ビニル系単量体含量が多すぎると線状重合
体が生成しゲル化しなくなる傾向にあるので、特に限定
するものではないがビニル系単量体とビスマレイミドと
の割合は、ビスマレイミド1モルに対してビニル系単量
体は0.05ないし20モルが望ましく、好ましくは0
.1ないし10モルの範囲である。
体が生成しゲル化しなくなる傾向にあるので、特に限定
するものではないがビニル系単量体とビスマレイミドと
の割合は、ビスマレイミド1モルに対してビニル系単量
体は0.05ないし20モルが望ましく、好ましくは0
.1ないし10モルの範囲である。
本発明に用いられるビニル系単量体としては、例えばス
チレン及び核置換スチレン、アクリロニトリル、アクリ
ル酸及びそのエステル誘導体、メタアクリル酸及びその
エステル誘導体、アクリルアミド、グリシジルアクリレ
ート、グリシジルメタアクリレ−1−があげられる。
チレン及び核置換スチレン、アクリロニトリル、アクリ
ル酸及びそのエステル誘導体、メタアクリル酸及びその
エステル誘導体、アクリルアミド、グリシジルアクリレ
ート、グリシジルメタアクリレ−1−があげられる。
これらのビニル系早計体は単独物であっても混合物であ
っても良く、さらにはジビニルベンゼンのような2官能
性単量体を含んでいてもよい。
っても良く、さらにはジビニルベンゼンのような2官能
性単量体を含んでいてもよい。
さらにまた通常のラジカル発生剤と併用しても良い。
硬化反応は、50〜300’Cの範囲で行なうのが望ま
しい。
しい。
本発明のビスマレイミドと(1−アルケニル)−フェノ
ールよりなる組成物を、ラジカル重合性不飽和高分子又
は不飽和オリゴマーに添加配合してなる樹脂組成物は、
通常、ラジカル重合性不飽和高分子又は不飽和オリゴマ
ーを硬化するのに使用しているラジカル発生剤が存在し
なくても加熱するだけですみやかに硬化させることがで
きる。
ールよりなる組成物を、ラジカル重合性不飽和高分子又
は不飽和オリゴマーに添加配合してなる樹脂組成物は、
通常、ラジカル重合性不飽和高分子又は不飽和オリゴマ
ーを硬化するのに使用しているラジカル発生剤が存在し
なくても加熱するだけですみやかに硬化させることがで
きる。
なお、ラジカル重合性不飽和高分子又は不飽和オリゴマ
ーとしては、スチレン、メタアクリル酸メチル、メタア
クリル酸エチル、メタアクリル酸、アクリロニトリル、
グリシジルメタアクリレートなどのビニル系単量体を含
んでいても良く、さらには有機溶媒(たとえば、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、アセトン、メチルエチルケト
ン、酢酸メチル、酢酸エチルなど)を含んでいても良い
。
ーとしては、スチレン、メタアクリル酸メチル、メタア
クリル酸エチル、メタアクリル酸、アクリロニトリル、
グリシジルメタアクリレートなどのビニル系単量体を含
んでいても良く、さらには有機溶媒(たとえば、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、アセトン、メチルエチルケト
ン、酢酸メチル、酢酸エチルなど)を含んでいても良い
。
而して、ここに言うラジカル重合性不飽和高分子又は不
飽和オリゴマーとは、たとえば不飽和ポリエステル、1
,2−結合を含有する液状ポリブタジェンなどである。
飽和オリゴマーとは、たとえば不飽和ポリエステル、1
,2−結合を含有する液状ポリブタジェンなどである。
ラジカル重合性不飽和樹脂組成物に対して用いるビスマ
レイミドと(1−アルケニル)−フェノールより成る組
成物の量は、ラジカル重合性不飽和樹脂組成物100部
に対し1部以上5000部以下、好ましくは10部以上
1000部以下である。
レイミドと(1−アルケニル)−フェノールより成る組
成物の量は、ラジカル重合性不飽和樹脂組成物100部
に対し1部以上5000部以下、好ましくは10部以上
1000部以下である。
本発明の樹脂組成物は、50°Cないし300℃に加熱
することによって硬化させることができる。
することによって硬化させることができる。
なお本発明樹脂組成物は、通常のラジカル発生剤(たと
えば、アゾビスイソブチロニトリル、ジンシイルバーオ
キサイドなど)がなくても硬化するが、併用しても良い
。
えば、アゾビスイソブチロニトリル、ジンシイルバーオ
キサイドなど)がなくても硬化するが、併用しても良い
。
本発明の樹脂組成物は、含浸処理用、注形用、積層用な
どに適する無牌剤型硬化性樹脂組成物あるいは溶剤型硬
化性樹脂組成物となり得るものである。
どに適する無牌剤型硬化性樹脂組成物あるいは溶剤型硬
化性樹脂組成物となり得るものである。
つぎに実施例をあげて本発明をより詳細に説明する。
実施例 I
N、N’−4,4’−ジフェニルメクンービスーマレイ
ミドに、p−イソプロペニルフェノール線状2量体を主
成分として70重量%含有し、他にp−イソプロペニル
フェノール単量体2%、p −イソプロペニルフェノー
ル線状3 量体4.3%、p−イソプロペニルフェノー
ル線状4量体以上のオリコマ−4,5%、フェノール1
.1%、フロビルフェノール0.9%、ビスフェノール
A3.5%、その他137各重量%を含有する製品(商
品名:パーマノール20〇三井東圧化学KK)室温でよ
く混ぜ合わせ、その1gを取り、あらかじめ表−1に示
した所定温度に加熱保温された鉄板上で融解し、スパー
チルでよくかさ混ぜながら、ゲル化するまでの時間を求
めた。
ミドに、p−イソプロペニルフェノール線状2量体を主
成分として70重量%含有し、他にp−イソプロペニル
フェノール単量体2%、p −イソプロペニルフェノー
ル線状3 量体4.3%、p−イソプロペニルフェノー
ル線状4量体以上のオリコマ−4,5%、フェノール1
.1%、フロビルフェノール0.9%、ビスフェノール
A3.5%、その他137各重量%を含有する製品(商
品名:パーマノール20〇三井東圧化学KK)室温でよ
く混ぜ合わせ、その1gを取り、あらかじめ表−1に示
した所定温度に加熱保温された鉄板上で融解し、スパー
チルでよくかさ混ぜながら、ゲル化するまでの時間を求
めた。
その結果を表1に示す。実施例 2
N 、 N’−4、4’−ジフェニルメクンービスーマ
レイミド0.1モルにp−インプロペニルフェノールの
酢酸エステルを0.2モル添加配合し、その1gを取り
、あらかじめ1.60 ’Cに加熱保温した鉄板上で融
解し、ゲル化時間を測定したところ60秒であった。
レイミド0.1モルにp−インプロペニルフェノールの
酢酸エステルを0.2モル添加配合し、その1gを取り
、あらかじめ1.60 ’Cに加熱保温した鉄板上で融
解し、ゲル化時間を測定したところ60秒であった。
ビスマレイドのみでは60分間反応してもゲル化は起ら
なかった。
なかった。
実施例 3
実施例2と同様にして、p−イソプロペニルフェノール
の安息香酸エステルを用い、ゲル化時間を求めたところ
70秒であった。
の安息香酸エステルを用い、ゲル化時間を求めたところ
70秒であった。
実施例 4
実施例2と同様にして、p−インプロペニルフェノール
の桂皮酸エステルを用いゲル化時間を求めたところ10
0秒であった。
の桂皮酸エステルを用いゲル化時間を求めたところ10
0秒であった。
実施例 5 **
スチレン10g、N 、 N’−4、4’−ジフェニル
メタン−ビス−マレイミド7g、p−インプロペニルフ
ェノール1.5gをよく混合し、1.20℃に加熱した
ところ35分で硬化した。
スチレン10g、N 、 N’−4、4’−ジフェニル
メタン−ビス−マレイミド7g、p−インプロペニルフ
ェノール1.5gをよく混合し、1.20℃に加熱した
ところ35分で硬化した。
なおスチレンだけでは、この温度で3時間反応しても重
合物はほとんど認められなかった。
合物はほとんど認められなかった。
またスチレンと上記ビスマレイミドの混合物でも同様で
あった。
あった。
実施例 6
不飽和ポリエステル約55%、スチレン約45%、ハイ
ドロキノン0.02%含有する樹脂組成物(商品名:エ
スターXE7472三井東圧化学KK製)を用いて硬化
を行なった。
ドロキノン0.02%含有する樹脂組成物(商品名:エ
スターXE7472三井東圧化学KK製)を用いて硬化
を行なった。
硬化促進剤としてN、N’−4,4’−ジフェニルメタ
ン−ビス−マレイミドとパーマノール200あるいはp
−インプロペニルフェノールの混合物を使用した。
ン−ビス−マレイミドとパーマノール200あるいはp
−インプロペニルフェノールの混合物を使用した。
結果を表2に示す。
実施例
実施例2と同様にして、
p−イソプロペニルフ
エノールのアリルエーテルを用いゲル化時間を求めたと
ころ80秒であった。
ころ80秒であった。
実施例 8
実施例2と同様にして、p−インプロペニルフェノール
のグリシジルエーテルを用いゲル化時間を求めたところ
70秒であった。
のグリシジルエーテルを用いゲル化時間を求めたところ
70秒であった。
実施例 9
液状ポリブタジェン(商品名Nl5SO−PBG−10
00日本曹達KK製)10g、スチレン10g、マレイ
ン酸−N 、 N’−4,、4’−ジフェニルメタン−
ビスイミド7g、p−インプロペニルフェノールの酢酸
エステル20gをよく混合シ、120℃に加熱したとこ
ろ28分で硬化した。
00日本曹達KK製)10g、スチレン10g、マレイ
ン酸−N 、 N’−4,、4’−ジフェニルメタン−
ビスイミド7g、p−インプロペニルフェノールの酢酸
エステル20gをよく混合シ、120℃に加熱したとこ
ろ28分で硬化した。
実施例 10
液状ポリブタジェン(商品名 ニューポリオイルNX−
5日本ゼオンKK製)10g、スチレン10g、マレイ
ン酸−N、N’−4,4’−ジフェニルメタン−ビスイ
ミド7g、p−イソプロペニルフェノールの酢酸エステ
ル21gをよく混合し、1.200Cに加熱したところ
34分で硬化した。
5日本ゼオンKK製)10g、スチレン10g、マレイ
ン酸−N、N’−4,4’−ジフェニルメタン−ビスイ
ミド7g、p−イソプロペニルフェノールの酢酸エステ
ル21gをよく混合し、1.200Cに加熱したところ
34分で硬化した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (式中R1,R3は同一でも異っていても良く、水素又
はアルキル基である。 R2は炭素数が2以上である2価の基である。 )で表わされるビスマレイミドに硬化促進剤として一般
式(II) (式中R4,R5は同一でも異なっていても良く、水素
又はアルキル基である。 Xは水素、ハロゲンカルボキシル基、アシル基、アルコ
キシ基又はニトリル基である。 さらにYは水素、アルキル基、アシル基、グリシジル基
、アリル基、置換アリル基、プロパギル基又は置換プロ
パギル基である。 X、yは0又は正の整数、2は正の整数であり、x +
y + z≦5である。 )で表わされる(1−アルケニル)−フェノール単量体
および/またはその線状2量体を添加配合してなること
を特徴とする硬化性樹脂組成物。 2、特許請求の範囲第1項記載の硬化性樹脂組成物に、
さらに該(1−アルケニル)−フノールまたはその線状
2量体以外のビニル系単量体を添加配合してなる硬化性
樹脂組成物。 3 ラジカル重合性を有する不飽和高分子および/また
は不飽和オリゴマーに、特許請求の範囲第1項又は第2
項記載の硬化性組成物を添加配合してなる硬化性樹脂組
成物。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53008882A JPS5827806B2 (ja) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | 硬化性樹脂組成物 |
BE0/196520A BE877970A (fr) | 1978-01-31 | 1979-07-30 | Composition de resine thermodurcissable |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53008882A JPS5827806B2 (ja) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | 硬化性樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54102389A JPS54102389A (en) | 1979-08-11 |
JPS5827806B2 true JPS5827806B2 (ja) | 1983-06-11 |
Family
ID=11705038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53008882A Expired JPS5827806B2 (ja) | 1978-01-31 | 1978-01-31 | 硬化性樹脂組成物 |
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JP (1) | JPS5827806B2 (ja) |
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Families Citing this family (4)
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DE3701900A1 (de) * | 1987-01-23 | 1988-08-04 | Basf Ag | Hitzehaertbare formmassen |
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1979
- 1979-07-30 BE BE0/196520A patent/BE877970A/fr not_active IP Right Cessation
Patent Citations (1)
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Also Published As
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