JPS5827527Y2 - 同軸サ−キユレ−タ型アイソレ−タ - Google Patents

同軸サ−キユレ−タ型アイソレ−タ

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Publication number
JPS5827527Y2
JPS5827527Y2 JP1978125612U JP12561278U JPS5827527Y2 JP S5827527 Y2 JPS5827527 Y2 JP S5827527Y2 JP 1978125612 U JP1978125612 U JP 1978125612U JP 12561278 U JP12561278 U JP 12561278U JP S5827527 Y2 JPS5827527 Y2 JP S5827527Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
inner conductor
input
type isolator
dummy load
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978125612U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5542469U (ja
Inventor
春雄 横内
泰幸 近藤
彰 泉
嘉文 野口
Original Assignee
富士通株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士通株式会社 filed Critical 富士通株式会社
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Publication of JPS5542469U publication Critical patent/JPS5542469U/ja
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Publication of JPS5827527Y2 publication Critical patent/JPS5827527Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電波等の高い周波数の波の方向を磁界により非
可逆的に切換える同軸サーキュレータ型アイソレータに
係り、特に使用周波数帯域外の周波数特性を改善したも
のに関する。
通常この種のアイソレータは3つの端子のうちの第1の
端子に電波を人力し、その電波が回転する方向の第2の
端子から出力し、更にそれらの第1及び第2の端子の間
の第3の端子にダミーロードを接続して使用される。
ところで、入力端子側の回路として、周波数変換器或い
はトランジスタ増幅器等が接続されていると、アイソレ
ータにはその使用周波数帯域外の第2又は第3高調波が
一緒に入力することがある。
二方ダミーロードは吸収体であり、アイソレータに入力
した信号が出力側の回路より反射して入力側に戻らない
様にしているが、入力端より見た反射減衰量が小さい使
用周波数帯域外の前述の様な高調波は、サーキュレータ
内部において殆んど反射してしまい、ダミーロードに吸
収されるのは、ごく一部である。
このために第4図の破線の様に使用周波数帯域から外れ
た2f、3fの帯域では定在波の増大に伴って入力イン
ピーダンスの位相変化が大きくなり、入力側に接続され
た回路に影響を及ぼして伝送特性が悪化する。
本考案は、この様な欠点を解消するためになされたもの
で、入力される信号の使用周波数帯域の緒特性は殆んど
劣化することなく、その帯域外の高調波をサーキュレー
タ内部にて吸収し、入力端の高調波帯域の反射減衰量を
大きくすると共に該帯域の入力インピーダンスの位相変
化が小さくなる様に改良した同軸サーキュレータ型アイ
ソレータを提供するものである。
以下に図面を用いて本考案の一実施例を具体的に説明す
る。
第1図ないし第3図において、符号1は外導体を兼ねた
筐体であり、この筺体1の内部の中心に内導体2が水平
に設置されている。
内導体2はY型を成して円形の分岐部2aの周囲に12
0度の角度間隔で3つの端子2bないし2dが設けられ
ており、この内導体2の分岐部2aの上方にフェライト
3を介してマグネット4が設けられ、その下方にも同様
にフェライト3′を介してマグネット4′が対向して配
置されている。
こうして内導体2に電波が入力されると、マグネット4
,4′によりその電波と直角に磁界がかげられているた
め電波はフェライト3,3′の内部で所定の方向に回転
するのであるが、その電波の回転方向が例えば第3図の
矢印のようになっている場合は、回転方向前方の端子2
bが入力端子にされてそこのコネクタ5により入力回路
側に接続される。
また回転方向に沿った手前の端子2cが出力端子にされ
てそこのコネクタ6により出力側の回路が接続され、後
ろの端子2dにダミーロード1が接続される。
そこで本考案によると、このように構成されたアイツレ
−Jにおいて、内導体2とその上下のフェライト3,3
′の間で内導体分岐部2aのダミーロード1と接続する
端子2dの側の一部に、薄い抵抗体板8,8′を挿入し
て設置するものである。
かくして端子2bから内導体2に電波が入力されると、
使用周波数帯域のものはサーキュレータ作用により第3
図の矢印の如く回転し、この回転領域には抵抗体板8,
8′はないのでほとんど吸収されることなく端子2cか
ら出力する。
これに対して使用周波数帯域外のものは、完全なサーキ
ュレータ作用を受ける条件即ち各端子の整合及びサーキ
ュレータに印加される直流磁界等の条件が十分に満され
ないために殆んどサーキュレータ作用を受けず、筐体を
含めたサーキュレータの内部が種々の周波数で共振する
多重共振器の様な状態になり、共振して入力端に反射し
、入力インピーダンスの位相変化が大きい原因となって
いるのであるが、本器の特徴である抵抗体板8゜8′が
、特にエネルギー的に集中している2個のフェライトの
内部に位置しているために、これに依り吸収されて入力
端へ反射して行くものは減少する。
こうして高調波帯域の定在波は減少し、さらに入力イン
ピーダンスの位相変化は小さくなる。
尚、抵抗体板8,8′に代り、抵抗体の膜を内導体2ま
たはフェライト3,3′の側にコーティングして形成し
ても良い。
以上説明したように本考案によると、入力される電波中
の使用周波数帯域外のもののみが抵抗体板8,8′等に
より吸収されてその反射はほとんどなくなるので、第4
図の実線のように定在波は低減して入力インピーダンス
の位置変化が小さくなる。
また抵抗体板8,8′等はダミーロードγの側に設けら
れて使用周波数帯域のものをも吸収するという不具合を
生じないので、従来と同様のアイソレータ動作を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による同軸サーキュレータ型アイソレー
メの一実施例を示す斜視図、第2図は同垂直断面図、第
3図は同水平断面図、第4図は電圧定在波比と周波数と
の関係を示す線図である。 1・・・・・・筐体、2・・・・・・内導体、2a・・
・・・・中心部、2bないし2d・・・端子、3,3(
・・・・・フェライト、4.4/・・・・・マグネット
、5,6・・・・・・コネクタ 7・・・・・・ダミー
ロード、8,8(・・・・・抵抗体板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円形の内導体分岐部の上下にそれぞれフェライトを介し
    てマグネットを対向配置し、該内導体分岐部に接続する
    第1の端子に電波を入力すると共にその電波が回転する
    方向の第2の端子から電波を出力させ、更にそれら第1
    及び第2の端子の間の第3の端子にダミーロードを接続
    した同軸サーキュレータ型アイソレータにおいて、前記
    内導体分岐部の前記ダミーロードに接続される第3の端
    子側と前記フェライトとの間に、薄膜の抵抗体を設けた
    ことを特徴とする同軸サーキュレータ型アイソレータ。
JP1978125612U 1978-09-13 1978-09-13 同軸サ−キユレ−タ型アイソレ−タ Expired JPS5827527Y2 (ja)

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JP1978125612U JPS5827527Y2 (ja) 1978-09-13 1978-09-13 同軸サ−キユレ−タ型アイソレ−タ

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JP1978125612U JPS5827527Y2 (ja) 1978-09-13 1978-09-13 同軸サ−キユレ−タ型アイソレ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS5542469U JPS5542469U (ja) 1980-03-19
JPS5827527Y2 true JPS5827527Y2 (ja) 1983-06-15

Family

ID=29086677

Family Applications (1)

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JP1978125612U Expired JPS5827527Y2 (ja) 1978-09-13 1978-09-13 同軸サ−キユレ−タ型アイソレ−タ

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57146389U (ja) * 1981-03-09 1982-09-14
JPS57195889U (ja) * 1981-06-05 1982-12-11
JPS5834790U (ja) * 1981-08-29 1983-03-07 株式会社ユ−シン プリント基板の多段固定構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3617951A (en) * 1968-11-21 1971-11-02 Western Microwave Lab Inc Broadband circulator or isolator of the strip line or microstrip type
JPS5068758A (ja) * 1973-10-23 1975-06-09

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3617951A (en) * 1968-11-21 1971-11-02 Western Microwave Lab Inc Broadband circulator or isolator of the strip line or microstrip type
JPS5068758A (ja) * 1973-10-23 1975-06-09

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JPS5542469U (ja) 1980-03-19

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