JPS6016084Y2 - アイソレ−タ - Google Patents

アイソレ−タ

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Publication number
JPS6016084Y2
JPS6016084Y2 JP12992779U JP12992779U JPS6016084Y2 JP S6016084 Y2 JPS6016084 Y2 JP S6016084Y2 JP 12992779 U JP12992779 U JP 12992779U JP 12992779 U JP12992779 U JP 12992779U JP S6016084 Y2 JPS6016084 Y2 JP S6016084Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
isolator
ferrimagnetic material
center conductor
conductor
ferrimagnetic
Prior art date
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Expired
Application number
JP12992779U
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English (en)
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JPS5648105U (ja
Inventor
孝夫 岡田
Original Assignee
株式会社東芝
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
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Publication of JPS5648105U publication Critical patent/JPS5648105U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はストリップ線路アイソレータに関する。
従来のストリップ線路アイソレータには3端子サーキユ
レータの一端子を終端したサーキュレータ形の他に、特
公昭47−17212に見られるような矩形フェライト
の周辺を接地導体で囲んだ共鳴吸収形や実願昭50−1
79145におけるエツジガイドモード形、さらに特願
昭47−65596に見られる分岐線路形や特開昭52
−142952のモード抑圧形などがあるが、最近TM
工工具共振モード利用しフェリ磁性体を半円形状にした
アイソレータ(特開昭52−142951)が考案され
ている。
このアイソレータの中心導体の形状を第1図に示す。
同図において符号1は入力線路、2は出力線路、3は半
円状中心導体、4は接地短絡板または抵抗体である。
接地短絡板または抵抗体4は半円形の直線部の全体また
は一部で中心導体3と地導体(第1図では省略されてい
る)に接続されている。
なおまた中心導体を挾む2枚の半円状フェリ磁性体も第
1図では省略している。
このアイソレータは共振モード抑圧形、の電界パターン
が接地短絡板4の部分で短絡または開放になるため、フ
ェリ磁性体を半円形あるいは三角形や放物形・指数形の
半分の形状にしたもので、アイソレータとして動作する
ことを実験的に示している。
このアイソレータの特長はフェリ磁性体が従来の接合形
の半分で済み、より小形軽量であること、逆方向損失が
大きいことなどであるが一方、最小挿入損失が1dBと
大きいこと、入出力線路のなす角度がほぼ90度に限定
されていること、フェリ磁性体を半円状にする必要があ
り加工工程が増えることなどの不都合がある。
このアイソレータでは逆方向損失が接地短絡した中心導
体周辺のフェリ磁性体部分の共鳴吸収によって起こるこ
とから、半円形の場合順方向領域すなわち接地短絡部と
反対側の損失が増加するために挿入損失が大きい。
また接地短絡板4の長さがフェリ磁性体の直径以上にな
っていないため逆方向損失の大きさに限界がある。
本考案は第1図のようなアイソレータの改良を目的とす
る。
すなわち挿入損失の低減を図るためフェライトの形状を
円形にし、大きい逆方向損失を得るために入出力線路に
よって分けられた中心導体外周のいずれか一方の一部を
フェライト外周に沿って接地短絡する構造であ。
またこれによって入出力線路のなす角度は90度に限ら
ず180度まで動作するものである。
以下図面によって本考案の実施例を詳細に説明する。
第2図aおよびbにおいて、図中の符号5は入力線路、
6は出力線路、7は円形中心導体、8は接地短絡導体で
ある。
フェリ磁性体は円形中心導体7の上下に複数個位置し、
磁石で磁化される。
同図すはその中心断面を示したもので9は地導体、10
および11はフェリ磁性体である。
フェライトの直径は動作中心周波数にてTM1□モード
に共振する寸法になっている。
円形中心導体7の中心から接地短絡導体8を見た角度θ
は逆方向損失および入出力VSWR・挿入損失に影響し
、θが大きい程逆方向損失は増加しその帯域も広くなる
が入出力VSWRと挿入損失は悪化する。
θが零(接地短絡部が無い場合)でもアイソレータとな
り得るがその周波数帯域は狭くなる。
θの上限は入出力線路5および6のなす角度φにも依存
する。
外部磁界の大きさはフェライト全体に均一に印加するよ
り接地短絡部に強く不均一に加えた方が大きい逆方向損
失が得られる。
これは接地短絡部が逆方向損失領域(共鳴吸収領域)、
その反対の開放部が順方向領域(低磁界動作領域)とな
っているからである。
次に実際に得られたアイソレータの例を示す。
第3図は直径40m、厚さ6wt+、飽和磁化350ガ
ウス、誘電率16のYIGフェリ磁性体を使用し、入出
力線路のなす角度φが180度、接地短絡部のなす角度
θが90度の時のアイソレータ特性を示したものである
逆方向損失は1100〜1400M Hzにて30dB
以上、挿入損失は1200〜1400MHzにて0.5
dB以下(最小損失Q、3dB)、入出力VSWRは1
200〜1300M Hzにて1.測子が得られている
入出力インピーダンス整合は誘電体四分の一波長変戊器
1段を用いたがテーパ整合などを用いればさらに広帯域
化が可能である。
第4図は上記アイソレータにおいてθを変えた場合の逆
方向損失の変化を示したものである。
θが増加すれば逆方向損失は増加するが、入出力VSW
Rは逆に悪化するのでθには許容される逆方向損失およ
び入出力VSWRにより適当な範囲が存在する。
角度φは180度に限らず120度でもアイソレータと
して動作させることができる。
また上の実験例では接地短絡導体をフェリ磁性体外周に
沿って接地しているが、第5図aおよびbに示すように
中心導体の一部をフェリ磁性体外周より動作中心周波数
の約1/2m長離れた位置まで延長して接地してもよく
、これはフェリ磁性体外周部は電気的に短絡されるので
同様に動作する。
さらに変形例として第6図aおよびbに示すように入出
力線路5,6を接地短絡導体8の反対側に並行して取り
出しても、以上の実施例と同様のアイソレータとして動
作させることができる。
以上のように円形のフェリ磁性体を用い、入出力線路で
分けられた中心導体周辺部の一方の一部を接地短絡する
ことにより、挿入損失は半円状の場合の172以下にす
ることができ、さらに接地短絡部の周囲長を適当に選ぶ
ことによって大きい逆方向損失を得ることができる。
また同直径の半円形の場合より共鳴吸収領域が増加する
ので多くの逆方向電力を吸収できアイソレータとしての
耐電力量を増すことができる。
なお、以上の構造はストリップ線路アイソレータに限ら
ずマイクロストリップ線路アイソレータにも同様に適用
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の半円形フェリ磁性体を用いたアイソレー
タの中心導体の構造図、第2図aおよびbは本考案の一
実施例を示す要部平面図および断面図、第3図および第
4図は本考案によって得られたアイソレータの特性図、
第5図a、 b、および第6図a、 bは各々本考案の
他の実施例を示す図である。 7・・・・・・円形中心導体、訃・・・・・接地短絡導
体、10.11・・・・・・円形フェリ磁性体、5,6
・・・・・・入出力線路。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)動作周波数にてTM11モードで共振する直径を
    有する複数枚の円板形フェリ磁性体と、前記フェリ磁性
    体に挾まれた円形の中心導体と、前記中心導体から分岐
    した入出力線路と、前記フェリ磁性体を挾む地導体およ
    び前記フェリ磁性体を磁化するための磁石とを有して成
    るストリップ線路アイソレータにおいて、前記中心導体
    外周の一部を前記フェリ磁性体周辺部に沿って短絡接地
    したことを特徴とするストリップ線路アイソレータ。
  2. (2)中心導体の短絡接地位置がフェリ磁性体外周部か
    ら動作中心周波数の約1!皺長離れた位置である実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のストリップ線路アイソレ
    ータ。
JP12992779U 1979-09-21 1979-09-21 アイソレ−タ Expired JPS6016084Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12992779U JPS6016084Y2 (ja) 1979-09-21 1979-09-21 アイソレ−タ

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JP12992779U JPS6016084Y2 (ja) 1979-09-21 1979-09-21 アイソレ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5648105U JPS5648105U (ja) 1981-04-28
JPS6016084Y2 true JPS6016084Y2 (ja) 1985-05-20

Family

ID=29361654

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JP12992779U Expired JPS6016084Y2 (ja) 1979-09-21 1979-09-21 アイソレ−タ

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