JPS5827220Y2 - セキユネンシヨウキグ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は三重筒よりなる燃焼筒を備えた石油燃焼器具に
関するものである。

以下添付図面により本考案の一実施例について説明する
。

図に釦いて１は油タンク、２は灯心３を上下させるため
の上下機構、４Ｖ′ｉ多数の、Ｊ−ＪＬを有する内、外
炎筒５，６釦よび外筒７よりなる三重機構の燃焼筒、８
，９は灯心３の内外を案内している内筒３よび外筒、１
０．１１は内筒８釦よび外筒９の上端に形成した火皿で
、心外筒９側の火皿は池に比して高く形成し、その壁部
に、ＭＬを形成している。

１２は上下機構２と反対側の位置に設けた支持台で、そ
の上部に設けた受部１３は外筒７の下端と対向している
ものである。

なお１４ｔｌ−１油タンク１と燃焼筒４との間を仕切っ
た遮熱板。

１５Ｖ′ｉ燃焼筒４の操作つ捷み、１６ｒｉ灯心３の内
面に装着した筒である。

上記の石油燃焼器具において、たとえばマツチ点火時等
に釦いて燃焼筒４を操作つ１み１５をもって持ち上げる
と、操作つ１み１５と反対側は外筒７の下端が支持台１
２の受部１３に当り、ここを支点として燃焼筒４を元に
戻せば支持台１２の受部１３を支点としているため、正
確に元の状態に戻り、正常燃焼をするものである。

い渣、受部１３がない場合を第３図、第４図をもとに説
明すると、燃焼筒４の傾斜時には、外炎筒６と火皿１１
との接触部を支点として回動し、外炎筒６が第４図に示
すように火皿１１内に入り込むといった場合が生ずるも
のであり、燃焼筒４が元の位置に戻り難いものであった
。

これは実施例のように火皿１１を高くしてこのｌＪ呼り
により灯心先端への空気供給を制御し点火時の安定をは
かつている構成のものにあっては、一層生じやすいもの
である。

以上のように本考案は点火時に操作つ１みを持って燃焼
筒の一側を持ち上げる時に支持台に設けた凹状の受部を
支点として燃焼筒を傾斜させるものであるので、点火時
における燃焼筒の傾斜動作時やこの点火後の燃焼筒の傾
斜状態刀・らの復帰時に燃焼筒が受部をのりこえてこれ
からずれることはなく、したがってこの燃焼筒は火ｌｌ
１１に対して常に正確に、かつスムーズに設置されるこ
ととなる。

このため、この復帰後に燃焼筒の位置を微調整する手間
が省けるとともに、燃焼初期からその燃焼状態がきわめ
て良好なものとなり、すすや−酸化炭素が排出されるこ
とはなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案石油燃焼器具の一実施例を示す側面図、
第２図は第１図Ａ部の拡大断面図、第３図、第４図はそ
れぞれ使用状態３示す要部の断面図である。 ４・・・燃焼筒、５・・・内炎筒、６・・・外炎筒、筒
、１０，１１・・・火皿、１２・・・支持台。 ７・・・外

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 内・外炎筒３よび外筒よりなる燃焼筒と、前記内・外炎
   筒をうけて燃焼筒を支持した火皿部と、燃焼筒の一側を
   持ち上げる操作つ１みと、この操作つオみにより燃焼筒
   の一側を持ち上げて同燃焼筒を傾斜させた時に前記外筒
   の下端をうけて燃焼筒の傾斜時の支点となる凹状の受部
   を有する支持台とを備えたことを特徴とする石油燃焼器
   具。