JPS582706Y2 - 子供用乗物の転向用ハンドルの固定装置 - Google Patents
子供用乗物の転向用ハンドルの固定装置Info
- Publication number
- JPS582706Y2 JPS582706Y2 JP2733579U JP2733579U JPS582706Y2 JP S582706 Y2 JPS582706 Y2 JP S582706Y2 JP 2733579 U JP2733579 U JP 2733579U JP 2733579 U JP2733579 U JP 2733579U JP S582706 Y2 JPS582706 Y2 JP S582706Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- children
- handle
- pin
- vehicle
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は子供用乗物に設けられる車輪を転向操作する
ために設けられるハンドルの当該転向を禁止するための
固定装置に関するものである。
ために設けられるハンドルの当該転向を禁止するための
固定装置に関するものである。
子供用乗物として前輪および後輪をそれぞれ2個ずつ備
えるものにおいて、たとえば前輪をハンドル操作により
転向できるものがある。
えるものにおいて、たとえば前輪をハンドル操作により
転向できるものがある。
このような転向可能な前輪を備える子供用乗物は、子供
の運動神経や協応性能力を養う上で有効である。
の運動神経や協応性能力を養う上で有効である。
ところが、未だ幼い幼児にあっては、前輪が転向可能で
ある構成は安全性の上で返って好ましくない。
ある構成は安全性の上で返って好ましくない。
したがって、子供が未だ幼い時には、転向不可能な構成
とし、子供の成長を見計らって転向可能な構成にするこ
とが望まれる。
とし、子供の成長を見計らって転向可能な構成にするこ
とが望まれる。
そのために、1台の子供用乗物に対して、上述の2つの
状態を選択できることが好ましく、さらにはこの選択す
るための手間が簡単であることが望まれる。
状態を選択できることが好ましく、さらにはこの選択す
るための手間が簡単であることが望まれる。
それゆえに、この考案の主たる目的は、上述の要望を満
たし得る子供用乗物の転向用ハンドルの固定装置を提供
することである。
たし得る子供用乗物の転向用ハンドルの固定装置を提供
することである。
この考案によれば、1個のピンを用いるだけで転向用ハ
ンドルを固定することができ、したがって固定したり解
放したりする手間が非常に簡単である。
ンドルを固定することができ、したがって固定したり解
放したりする手間が非常に簡単である。
この考案のその他の目的と特徴は以下に図面を参照して
行なう詳細な説明から一層明らかとなろう。
行なう詳細な説明から一層明らかとなろう。
第1図はこの考案の一実施例が採用される子供用乗物の
外観斜視図である。
外観斜視図である。
第2図は第1図の子供用乗物の断面図である。
第3図はこの考案の一実施例を分解して示す斜視図であ
る。
る。
第4図はこの考案の一実施例の固定状態を示す断面図で
ある。
ある。
第1図および第2図を参照して、子供用乗物は、たとえ
ば硬質プラスチックから構成される乗物本体1を備える
。
ば硬質プラスチックから構成される乗物本体1を備える
。
この乗物本体1の比較的後部であって上面には座席2が
設けられる。
設けられる。
座席2は、好ましくは、開閉自在に構成され、座席2の
下方に適宜の物が収納されることができる。
下方に適宜の物が収納されることができる。
座席2に座った子供が操作できるような位置に、ハンド
ル3が設けられる。
ル3が設けられる。
ハンドル3はハンドル軸4によって乗物本体1に対して
保持されている。
保持されている。
このハンドル軸4に関連する構成は後述する。
ハンドル軸4の下端には、前車軸5が保持され、この前
車軸5の両端にはそれぞれ前輪6が回転可能に設けられ
る。
車軸5の両端にはそれぞれ前輪6が回転可能に設けられ
る。
乗物本体1の後部には後車軸7が支持され、この後車軸
7の両端にはそれぞれ後輪8が設けられる。
7の両端にはそれぞれ後輪8が設けられる。
乗物本体1の後端から上方に突出して把手9が設けられ
る。
る。
把手9は、この子供用乗物を後ろから押すときに使用さ
れるものであり、不要となったときには乗物本体1から
抜取ることができるように構成されている。
れるものであり、不要となったときには乗物本体1から
抜取ることができるように構成されている。
第2図にはハンドル軸4の取付態様が示されている。
この第2図と第3図および第4図を参照して、ハンドル
軸4は、上部管10と中間軸11と下部ブロック12と
から構成される。
軸4は、上部管10と中間軸11と下部ブロック12と
から構成される。
したがって、前述のハンドル3は上部管10に固定され
、前車軸5は下部ブロック12に保持されることになる
。
、前車軸5は下部ブロック12に保持されることになる
。
そして、中間軸11は、その上端が上部管10内に挿入
されねじ13によって上部管10に対して固定され、か
つ下部ブロック12に対しては予め固定されている。
されねじ13によって上部管10に対して固定され、か
つ下部ブロック12に対しては予め固定されている。
このハンドル軸4を回動可能に保持するために、乗物本
体1には筒状部14が設けられている。
体1には筒状部14が設けられている。
この筒状部14は、実際には、中間軸11を受は入れる
もので、筒状部14の上端面および下端面がそれぞれ上
部管10の下端面および下部ブロック12の上端面に当
接することにより抜けが防止されている。
もので、筒状部14の上端面および下端面がそれぞれ上
部管10の下端面および下部ブロック12の上端面に当
接することにより抜けが防止されている。
筒状部14には、切欠部15が設けられる。
切欠部15は後述する理由により所定の角度範囲だけ筒
状部14の側壁を切り欠いたものである。
状部14の側壁を切り欠いたものである。
中間軸11が筒状部14内に挿入されたとき、切欠部1
5内に受は入れられるような位置に、突起部16が設け
られる。
5内に受は入れられるような位置に、突起部16が設け
られる。
この突起部16は、切欠部15内での動作範囲が限定す
れていて、したがってハンドル軸4の回動範囲が予め規
定されていることになる。
れていて、したがってハンドル軸4の回動範囲が予め規
定されていることになる。
これは、安全性および操作性を配慮したものである。
以下に述べることは、この考案の特徴的なものである。
上述の突起部16には、ハンドル軸4の軸線と交差する
方向に透孔17が設けられる。
方向に透孔17が設けられる。
そして、この透孔17には、たとえばテーパピンのよう
なピン18が挿入される。
なピン18が挿入される。
テーパピンを使用すれば、これを透孔17に強く打込む
だけで固定され得る。
だけで固定され得る。
ピン18が打込まれた状態が第4図によく示されている
。
。
第4図において、ピン18は、切欠部15の両側縁にと
もに当接している。
もに当接している。
したがって、この状態では、中間軸11すなわちハンド
ル軸4は、筒状部14すなわち乗物本体1に対して回動
することは禁止される。
ル軸4は、筒状部14すなわち乗物本体1に対して回動
することは禁止される。
上述のようにしてハンドルおよび前輪6の転向は禁止さ
れた状態となる。
れた状態となる。
この状態にして、未だ幼い子供に使用させればよい。
そして、子供が成長して、ハンドル3による転向操作を
望むならば、ピン18の細い方の端部からハンマで打込
み、ピン18を透孔17から抜取ればよい。
望むならば、ピン18の細い方の端部からハンマで打込
み、ピン18を透孔17から抜取ればよい。
これに応じて、ハンドル軸4は予め規定される回動範囲
だけ回動可能となり、ハンドル3の操作により前輪6を
転向させることができる。
だけ回動可能となり、ハンドル3の操作により前輪6を
転向させることができる。
以上のように、この考案によれば、ピンを挿入するだけ
でハンドル軸の固定状態が得られる。
でハンドル軸の固定状態が得られる。
そして、この考案を実現するための部品は、極端にいえ
ば、ピンだけでよく、非常に経済的である。
ば、ピンだけでよく、非常に経済的である。
なぜなら、上述の実施例における切欠部15や突起部1
6に相当する部材は従来からの子供用乗物に既に付加さ
れている場合が多いからである。
6に相当する部材は従来からの子供用乗物に既に付加さ
れている場合が多いからである。
第1図はこの考案の一実施例が採用される子供用乗物の
外観斜視図である。 第2図は第1図の子供用乗物の断面図である。 第3図はこの考案の一実施例を分解して示す斜視図であ
る。 第4図はこの考案の一実施例の固定状態を示す断面図で
ある。 図において、1は乗物本体、3はハンドル、4はハンド
ル軸、5は前車軸、6は前輪、14は筒状部、15は切
欠部、16は突起部、17は透孔、18はピンである。
外観斜視図である。 第2図は第1図の子供用乗物の断面図である。 第3図はこの考案の一実施例を分解して示す斜視図であ
る。 第4図はこの考案の一実施例の固定状態を示す断面図で
ある。 図において、1は乗物本体、3はハンドル、4はハンド
ル軸、5は前車軸、6は前輪、14は筒状部、15は切
欠部、16は突起部、17は透孔、18はピンである。
Claims (2)
- (1)転向用ハンドルの軸を受は入れこれを回動可能に
保持する筒状部が乗物本体側に設けられ、前記筒状部の
一側壁には所定の角度範囲だけ切り欠かれた切欠部が設
けら札 前記ハンドル軸の側面から突出して前記切欠部内に受は
入れられる突起部が設けられ、それによって前記ハンド
ル軸の回動範囲が予め規定されている子供用乗物の転向
用ハンドルにおいて 前記突起部には前記ハンドル軸の軸線と交差する方向に
透孔が設けられ、 前記透孔にピンが挿入され、当該ピンが前記切欠部の両
側縁に当接することによって前記ハンドル軸の回動が前
記筒状部に対して固定されるように構成されたことを特
徴とする子供用乗物の転向用ハンドルの固定装置。 - (2)前記ピンはテーパピンである実用新案登録請求の
範囲第(1)項記載の子供用乗物の転向用ハンドルの固
定装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2733579U JPS582706Y2 (ja) | 1979-03-02 | 1979-03-02 | 子供用乗物の転向用ハンドルの固定装置 |
US06/046,831 US4261588A (en) | 1979-03-02 | 1979-06-08 | Vehicle for children |
GB7920228A GB2042910B (en) | 1979-03-02 | 1979-06-11 | Vehicle for children |
ES1980249007U ES249007Y (es) | 1979-03-02 | 1980-02-29 | Un vehiculo infantil |
SG44883A SG44883G (en) | 1979-03-02 | 1983-07-30 | Vehicle for children |
HK435/84A HK43584A (en) | 1979-03-02 | 1984-05-17 | Vehicle for children |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2733579U JPS582706Y2 (ja) | 1979-03-02 | 1979-03-02 | 子供用乗物の転向用ハンドルの固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55126889U JPS55126889U (ja) | 1980-09-08 |
JPS582706Y2 true JPS582706Y2 (ja) | 1983-01-18 |
Family
ID=28871252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2733579U Expired JPS582706Y2 (ja) | 1979-03-02 | 1979-03-02 | 子供用乗物の転向用ハンドルの固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS582706Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6392029B2 (ja) * | 2014-08-25 | 2018-09-19 | ピープル株式会社 | 三輪車 |
-
1979
- 1979-03-02 JP JP2733579U patent/JPS582706Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55126889U (ja) | 1980-09-08 |
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