JPH0513232Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0513232Y2 JPH0513232Y2 JP1988075703U JP7570388U JPH0513232Y2 JP H0513232 Y2 JPH0513232 Y2 JP H0513232Y2 JP 1988075703 U JP1988075703 U JP 1988075703U JP 7570388 U JP7570388 U JP 7570388U JP H0513232 Y2 JPH0513232 Y2 JP H0513232Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- cover member
- upper bracket
- cover
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案はシートのリクライニング装置に関す
る。
る。
（従来技術）
一般に、自動車用シートのリクライニング装置
は、シートボトムに固着したロアブラケツトとシ
ートバツクに固着したアツパーブラケツトとをヒ
ンジ軸で連結し、シートボトムに対してシートバ
ツクを前後に傾動可能に支持するもので、ヒンジ
軸部分に大径ギアや係止爪等のリクライニング機
構を組み込んでおり、この部分の保護を目的とす
るカバー体をロアブラケツトに設けている。
は、シートボトムに固着したロアブラケツトとシ
ートバツクに固着したアツパーブラケツトとをヒ
ンジ軸で連結し、シートボトムに対してシートバ
ツクを前後に傾動可能に支持するもので、ヒンジ
軸部分に大径ギアや係止爪等のリクライニング機
構を組み込んでおり、この部分の保護を目的とす
るカバー体をロアブラケツトに設けている。
（考案が解決しようとする課題）
しかしながら、カバー体には前記のようにアツ
パーブラケツトの前後傾動を許容するための切り
欠き部があるため、大径ギアーが見えて美観が損
なわれる上、大径ギアに塗布されたグリースで着
座者の衣服を汚したり、小銭や小物が落ちて取り
にくくなつたり大径ギア等を損傷することがあつ
た。
パーブラケツトの前後傾動を許容するための切り
欠き部があるため、大径ギアーが見えて美観が損
なわれる上、大径ギアに塗布されたグリースで着
座者の衣服を汚したり、小銭や小物が落ちて取り
にくくなつたり大径ギア等を損傷することがあつ
た。
（課題を解決するための手段）
本考案は、前記従来の問題点を鑑みてなされた
もので、シートボトムに固着したロアブラケツト
とシートバツクに固着したアツパーブラケツトと
をヒンジ軸で連結し、その連結部をアツパーブラ
ケツトの前後傾動を許容する範囲に切り欠き部を
設けたカバー体でカバーして、シートボトムに対
してシートバツクを前後に傾動可能に指示したシ
ートのリクライニング装置において、 前記カバー体の内側に覆い部材を回動自在に設
けるとともに、該覆い部材を前記アツパーブラケ
ツトに当接するように付勢し、該アツパーブラケ
ツトの回動に応じて前記覆い部材が回動して前記
切り欠き部を被覆するようにしたものである。
もので、シートボトムに固着したロアブラケツト
とシートバツクに固着したアツパーブラケツトと
をヒンジ軸で連結し、その連結部をアツパーブラ
ケツトの前後傾動を許容する範囲に切り欠き部を
設けたカバー体でカバーして、シートボトムに対
してシートバツクを前後に傾動可能に指示したシ
ートのリクライニング装置において、 前記カバー体の内側に覆い部材を回動自在に設
けるとともに、該覆い部材を前記アツパーブラケ
ツトに当接するように付勢し、該アツパーブラケ
ツトの回動に応じて前記覆い部材が回動して前記
切り欠き部を被覆するようにしたものである。
（実施例）
以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
に説明する。
第１図は、シートのリクライニング装置の斜視
図で、ここに示すように、シートボトム４の両側
に固着されたロアブラケツト１と、シートバツク
５の両側に固着されたアツパーブラケツト２とが
ヒンジ軸３で連結され、ロアブラケツト１は、合
成樹脂製のカバー体６で被覆されている。
図で、ここに示すように、シートボトム４の両側
に固着されたロアブラケツト１と、シートバツク
５の両側に固着されたアツパーブラケツト２とが
ヒンジ軸３で連結され、ロアブラケツト１は、合
成樹脂製のカバー体６で被覆されている。
このカバー体６は、側面板６ａと、その側面板
６ａの上縁、下縁をそれぞれ内側に延設した覆い
板６ｂと６ｃからなり、前記カバー体６のシート
バツク５付近は、そのシートバツク５の傾動時に
アツパーブラケツト２の傾動を許容するための切
り欠き部７が設けてあり、その切り欠き部７の内
側には、シートバツク５の後傾時にできる〓間を
被覆するための覆い部材８が設けられている。
６ａの上縁、下縁をそれぞれ内側に延設した覆い
板６ｂと６ｃからなり、前記カバー体６のシート
バツク５付近は、そのシートバツク５の傾動時に
アツパーブラケツト２の傾動を許容するための切
り欠き部７が設けてあり、その切り欠き部７の内
側には、シートバツク５の後傾時にできる〓間を
被覆するための覆い部材８が設けられている。
この覆い部材８は、第３図に示すように、その
一端がスピードナツト等の連結具９でカバー体６
の覆い板６ｂに回転可能な状態で取り付けられて
いる。前記連結具９にはコイルスプリング１０が
外装されている。コイルスプリング１０の一端は
前記覆い部材８に設けた貫通孔８ａに係止され、
他端はカバー体６の覆い板６ｂ下面から突設した
係止受部１１に圧接されている。これにより、覆
い部材８は連結具９を中心として第１図中矢印ａ
方向に付勢され、この覆い部材８の縁部がその回
動面と直交する面内を回動するアツパーブラケツ
ト２の縁部に当接して位置決めされている。
一端がスピードナツト等の連結具９でカバー体６
の覆い板６ｂに回転可能な状態で取り付けられて
いる。前記連結具９にはコイルスプリング１０が
外装されている。コイルスプリング１０の一端は
前記覆い部材８に設けた貫通孔８ａに係止され、
他端はカバー体６の覆い板６ｂ下面から突設した
係止受部１１に圧接されている。これにより、覆
い部材８は連結具９を中心として第１図中矢印ａ
方向に付勢され、この覆い部材８の縁部がその回
動面と直交する面内を回動するアツパーブラケツ
ト２の縁部に当接して位置決めされている。
以上の構成を有するリクライニング装置におい
ては、シートバツク５を前傾させると、アツパー
ブラケツト２が切り欠き部７に進入し、覆い部材
８はその縁部８ａがアツパーブラケツト２と摺動
しつつ矢印ａと反対方向に回転し、カバー体内部
の外部より見えない所へ退避させられる。
ては、シートバツク５を前傾させると、アツパー
ブラケツト２が切り欠き部７に進入し、覆い部材
８はその縁部８ａがアツパーブラケツト２と摺動
しつつ矢印ａと反対方向に回転し、カバー体内部
の外部より見えない所へ退避させられる。
また、シートバツク５を後傾させると、アツパ
ーブラケツト２は前記切り欠き部７より退避し、
スプリング１０で矢印ａ方向に付勢された覆い部
材８は、縁部８ａがアツパーブラケツト２と摺動
しつつ切り欠き部に進出し、切り欠き部７を被覆
する。
ーブラケツト２は前記切り欠き部７より退避し、
スプリング１０で矢印ａ方向に付勢された覆い部
材８は、縁部８ａがアツパーブラケツト２と摺動
しつつ切り欠き部に進出し、切り欠き部７を被覆
する。
（考案の効果）
以上のように、本考案によれば、カバー体の切
り欠き部は、シートバツクの前後傾動にかかわら
ず、常に、カバー体に取り付けられた覆い部材に
よつて被覆され、美観が向上するばかりか衣服が
ギアのグリースで汚損することもなく、かつ物が
落ちてギアが損傷するという不具合もない。
り欠き部は、シートバツクの前後傾動にかかわら
ず、常に、カバー体に取り付けられた覆い部材に
よつて被覆され、美観が向上するばかりか衣服が
ギアのグリースで汚損することもなく、かつ物が
落ちてギアが損傷するという不具合もない。
第１図は本考案に係るリクライニング装置の斜
視図、第２図は第１図の−断面図、第３図は
覆い部材の取り付け状態を示す分解斜視図であ
る。 １……ロアブラケツト、２……アツパーブラケ
ツト、３……ヒンジ軸、４……シートボトム、５
……シートバツク、６……カバー体、７……切り
欠き部、８……覆い部材、９……連結具。
視図、第２図は第１図の−断面図、第３図は
覆い部材の取り付け状態を示す分解斜視図であ
る。 １……ロアブラケツト、２……アツパーブラケ
ツト、３……ヒンジ軸、４……シートボトム、５
……シートバツク、６……カバー体、７……切り
欠き部、８……覆い部材、９……連結具。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 シートボトムに固着したロアブラケツトとシー
トバツクに固着したアツパーブラケツトとをヒン
ジ軸で連結し、その連結部をアツパーブラケツト
の前後傾動を許容する範囲に切り欠き部を設けた
カバー体でカバーして、シートボトムに対してシ
ートバツクを前後に傾動可能に指示したシートの
リクライニング装置において、 前記カバー体の内側に覆い部材を回動自在に設
けるとともに、該覆い部材を前記アツパーブラケ
ツトに当接するように付勢し、該アツパーブラケ
ツトの回動に応じて前記覆い部材が回動して前記
切り欠き部を被覆するようにしたことを特徴とす
るシートのリクライニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988075703U JPH0513232Y2 (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988075703U JPH0513232Y2 (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01179542U JPH01179542U (ja) | 1989-12-22 |
| JPH0513232Y2 true JPH0513232Y2 (ja) | 1993-04-07 |
Family
ID=31300761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988075703U Expired - Lifetime JPH0513232Y2 (ja) | 1988-06-07 | 1988-06-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0513232Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-07 JP JP1988075703U patent/JPH0513232Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01179542U (ja) | 1989-12-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| USD422953S (en) | Motor vehicle grill guard | |
| JPH0513232Y2 (ja) | ||
| JPS6313047U (ja) | ||
| USD355616S (en) | Combined radar detector and printer for measuring vehicle speed | |
| USD361743S (en) | Baby chair | |
| USD424805S (en) | Under seat storage container for vehicle | |
| USD310502S (en) | Shade for an automobile steering wheel and seat | |
| USD317834S (en) | Automobile seat cover | |
| JPH0120192Y2 (ja) | ||
| USD367035S (en) | Articles support console for automobiles | |
| FR2677590A1 (fr) | Dispositif d'accrochage d'un tapis sur le revetement de sol textile d'un vehicule et tapis equipe d'un tel dispositif. | |
| JPH0329227Y2 (ja) | ||
| JPH0741395Y2 (ja) | アームレスト付きベンチシート | |
| JPH0347244U (ja) | ||
| JPH0622604Y2 (ja) | 車両用シート | |
| JP2515413Y2 (ja) | 車両用シートのバックパネル構造 | |
| JPH0523103Y2 (ja) | ||
| USD336456S (en) | Headrest for a vehicle | |
| JPH0221304Y2 (ja) | ||
| JP3031428U (ja) | 自動車内用小物入れ具 | |
| JPH0368712B2 (ja) | ||
| JPH0523945U (ja) | リクライニング装置のシールドカバー構造 | |
| JPH0139630Y2 (ja) | ||
| JPH0733476Y2 (ja) | アームレストの電話取付け用トレイ | |
| JPH0323380B2 (ja) |