JPS5826905B2 - ジフエニルアミン化合物の改良製造法 - Google Patents
ジフエニルアミン化合物の改良製造法Info
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- JPS5826905B2 JPS5826905B2 JP53074273A JP7427378A JPS5826905B2 JP S5826905 B2 JPS5826905 B2 JP S5826905B2 JP 53074273 A JP53074273 A JP 53074273A JP 7427378 A JP7427378 A JP 7427378A JP S5826905 B2 JPS5826905 B2 JP S5826905B2
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- phosphoric acid
- hydroquinone
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、次の一般式
(式中、Rは水素原子または低級アルキル基であり、X
はハロゲン原子である。
はハロゲン原子である。
)で表わされるジフェニルアミン化合物の改良製造法に
関する。
関する。
一般式(I)で表わされるジフェニルアミン化合物は、
感圧複写紙あるいは感熱紙用染料の中間物として特に有
用なものであり、一般式(I)における水酸基をアルコ
キシ化した、一般式(IV)(式中には、低級アルキル
基を表わす。
感圧複写紙あるいは感熱紙用染料の中間物として特に有
用なものであり、一般式(I)における水酸基をアルコ
キシ化した、一般式(IV)(式中には、低級アルキル
基を表わす。
またRおよびXは、一般式(I)で定義したものと同一
である。
である。
)で表わされる化合物としても使用できる。従来、ジフ
ェニルアミン化合物の製造法としては、次に述べる各種
のものが公知である。
ェニルアミン化合物の製造法としては、次に述べる各種
のものが公知である。
■ ホウペンワイル著「メトーデン・デル・オルガニツ
シエンヘミーJll/1巻、160〜170頁によれば
、フェノールを芳香族アミンと反応させて、相当するジ
フェニルアミン化合物を合成しうろことが知られている
。
シエンヘミーJll/1巻、160〜170頁によれば
、フェノールを芳香族アミンと反応させて、相当するジ
フェニルアミン化合物を合成しうろことが知られている
。
その164頁に記されているように、直接の反応は、反
応性の高い二価フェノールとアニリンの場合でも、加圧
下で行わなければ、はとんど進まない。
応性の高い二価フェノールとアニリンの場合でも、加圧
下で行わなければ、はとんど進まない。
通常は、脱水もしくは、触媒作用を有する添加物、たと
えば、反応させるべきアミンの塩酸塩、硫酸塩、リン酸
塩、塩化物、硼酸または沃素あるいはスルホン酸類の存
在下に製造される。
えば、反応させるべきアミンの塩酸塩、硫酸塩、リン酸
塩、塩化物、硼酸または沃素あるいはスルホン酸類の存
在下に製造される。
■ ヘリヒテ・デル・ドイチェン・ヘーミツシエンゲゼ
ルシャフト、16巻、2799頁 (1883年)には、ハイドロキノンとアニリンとの反
応における触媒としての塩化カルシウムは、反応温度2
50℃〜260℃、反応時間8〜10時間で、83〜9
5%の収率で、4−ヒドロキシジフェニルアミンを与え
ることが、記載されている。
ルシャフト、16巻、2799頁 (1883年)には、ハイドロキノンとアニリンとの反
応における触媒としての塩化カルシウムは、反応温度2
50℃〜260℃、反応時間8〜10時間で、83〜9
5%の収率で、4−ヒドロキシジフェニルアミンを与え
ることが、記載されている。
■ フイアット・ファイナル・レポート・1313、■
、175頁(1948)には、ハイドロキノンとアニリ
ンとの反応における触媒としてのスルファニル酸は、2
40℃、16時間の反応条件において、79%の収率で
、4−ヒドロキシジフェニルアミンを与えることが記載
されている。
、175頁(1948)には、ハイドロキノンとアニリ
ンとの反応における触媒としてのスルファニル酸は、2
40℃、16時間の反応条件において、79%の収率で
、4−ヒドロキシジフェニルアミンを与えることが記載
されている。
■ ドイツ特許第848196号明細書は、芳香族第一
級アミンとフェノールを触媒としての沃素の存在下に反
応させることにより芳香族第二級アミンを製造するには
、きわめて長い反応時間が必要であることを教えている
。
級アミンとフェノールを触媒としての沃素の存在下に反
応させることにより芳香族第二級アミンを製造するには
、きわめて長い反応時間が必要であることを教えている
。
沃素を塩化亜鉛または硫酸により置き換えると反応時間
を短縮することができるが、熱伝導性のきわめて劣る固
形の残渣が生じ、収率が低下すると記載されている。
を短縮することができるが、熱伝導性のきわめて劣る固
形の残渣が生じ、収率が低下すると記載されている。
■ 特開昭52−46031の明細書によれば、ハイド
ロキノンとアニリンとの反応における触媒として亜リン
酸トリアルキルエステルおよび亜リン酸トリアリルエス
テルを使用すると、198℃〜235℃、5時間の条件
において、91%の4−ヒドロキシジフェニルアミンが
得られると記載されている。
ロキノンとアニリンとの反応における触媒として亜リン
酸トリアルキルエステルおよび亜リン酸トリアリルエス
テルを使用すると、198℃〜235℃、5時間の条件
において、91%の4−ヒドロキシジフェニルアミンが
得られると記載されている。
しかしながら、上記の公知の各方法を、一般式()
(式中Rは、(I)式で定義した通りである。
)で表わされるハイドロキノン誘導体と一般式(m)、
(式中Xは、(I)式で定義した通りである。
(式中Xは、(I)式で定義した通りである。
)で表わされるオルソハロゲノアニリンとの反応に応用
すると、いずれの場合にも脱ハロゲン化反応が併発し、
前記一般式(I)で表わされるジフェニルアミン化合物
と共に、一般式(V) (式中Rは、一般式(I)で定義したものと同一である
。
すると、いずれの場合にも脱ハロゲン化反応が併発し、
前記一般式(I)で表わされるジフェニルアミン化合物
と共に、一般式(V) (式中Rは、一般式(I)で定義したものと同一である
。
)で表わされるジフェニルアミン化合物が多量に副生じ
、収率並びに純度の著しい低下をきたす。
、収率並びに純度の著しい低下をきたす。
この事実を説明するために、上記公知の各方法を、ハイ
ドロキノン(VI)とオルソクロロアニリン(■)との
反応による4−ヒドロキシ−2−クロロジフェニルアミ
ン(■)の製造に応用した。
ドロキノン(VI)とオルソクロロアニリン(■)との
反応による4−ヒドロキシ−2−クロロジフェニルアミ
ン(■)の製造に応用した。
それら
の反応条件および結果を表■に示す。
表■の結果から明らかな如く、無溶剤反応においては、
先に述べた脱クロル反応が併発し、目的物(■)中に多
量の4−ヒドロキシジフェニルアミン(IX)が、混入
し、収率および純度において満足☆☆すべきものは見当
らない。
先に述べた脱クロル反応が併発し、目的物(■)中に多
量の4−ヒドロキシジフェニルアミン(IX)が、混入
し、収率および純度において満足☆☆すべきものは見当
らない。
そこで反応溶剤として、オルソジクロロベンゼンを使用
し、この反応を更に検討した。
し、この反応を更に検討した。
その結果を表■に示す。表■から明らかなように、
ゼンを使用することにより、
抑制できることを見出した。
並びに収率の両面において、
オルソジクロロベン
脱クロル反応を若干
しかしながら、純度
満足すべきものは見
当らなかった。
本発明者らは、これら従来公知の製造法の欠点を改良す
べく鋭意研究した結果本発明に到達した。
べく鋭意研究した結果本発明に到達した。
すなわち本発明は、一般式(n)で表わされるハイドロ
キノン誘導体と一般式(I[[)で表わされるオルソハ
ロゲノアニリンとを、亜リン酸、リン酸あるいはポIJ
IJン酸等の無機リン酸系化合物の存在下で、沸点1
00℃〜250℃の有機不活性反応溶剤中で、反応温度
100℃〜200℃で反応させることを特徴とする、一
般式(I)で表わされるジフェニルアミン化合物の改良
製造法である。
キノン誘導体と一般式(I[[)で表わされるオルソハ
ロゲノアニリンとを、亜リン酸、リン酸あるいはポIJ
IJン酸等の無機リン酸系化合物の存在下で、沸点1
00℃〜250℃の有機不活性反応溶剤中で、反応温度
100℃〜200℃で反応させることを特徴とする、一
般式(I)で表わされるジフェニルアミン化合物の改良
製造法である。
本発明方法を実施する際には、一般式(II)で表わさ
れるハイドロキノン誘導体1.0モルと一般式(III
)で表わされるオルソハロゲン置換アニリン0.9〜2
.0モル、好ましくは1,0〜1.1モルとを、前記の
無機リン酸系化合物0.01〜i、oモルの存在下、沸
点が100℃〜250℃の有機不活性反応剤300ml
〜1000ra1.中で、100℃〜200℃の反応温
度、好ましくは140℃〜180℃に加熱することによ
り、有利に反応させることができる。
れるハイドロキノン誘導体1.0モルと一般式(III
)で表わされるオルソハロゲン置換アニリン0.9〜2
.0モル、好ましくは1,0〜1.1モルとを、前記の
無機リン酸系化合物0.01〜i、oモルの存在下、沸
点が100℃〜250℃の有機不活性反応剤300ml
〜1000ra1.中で、100℃〜200℃の反応温
度、好ましくは140℃〜180℃に加熱することによ
り、有利に反応させることができる。
なお、ここで言う沸点が100℃〜250℃の有機不活
性反応溶剤には、たとえばオルソクロロベンゼン、プソ
イドクメン等の芳香族系溶剤に限らず、ジアルキルエー
テル、ケトン ハロゲン化アルキル類等のものが含まれ
る。
性反応溶剤には、たとえばオルソクロロベンゼン、プソ
イドクメン等の芳香族系溶剤に限らず、ジアルキルエー
テル、ケトン ハロゲン化アルキル類等のものが含まれ
る。
本発明方法によれば、一般式(I)で表わされるジフェ
ニルアミン化合物が、80%以上の高収率で、しかも9
8%以上の高純度で得られる。
ニルアミン化合物が、80%以上の高収率で、しかも9
8%以上の高純度で得られる。
☆☆ 次に本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例 1
4−1:1ドロキシ−2’−クロロジフェニルアミン(
■)の製造 33.01のハイドロキノン(VI)、39.8fのオ
ルソクロロアニリン(■)、11.8Pのリン酸、15
0dのオルソジクロロベンゼンを、170℃にて8時間
加熱した後、水蒸気蒸留にて、オルソジクロロベンゼン
と過剰のオルソクロロアニリンを留去した後、析出した
粗結晶を、175℃〜176℃/lmmHgの留出温度
において蒸留すると、63.1fの4−ヒドロキシ−2
−クロロジフェニルアミン(■)を得た。
■)の製造 33.01のハイドロキノン(VI)、39.8fのオ
ルソクロロアニリン(■)、11.8Pのリン酸、15
0dのオルソジクロロベンゼンを、170℃にて8時間
加熱した後、水蒸気蒸留にて、オルソジクロロベンゼン
と過剰のオルソクロロアニリンを留去した後、析出した
粗結晶を、175℃〜176℃/lmmHgの留出温度
において蒸留すると、63.1fの4−ヒドロキシ−2
−クロロジフェニルアミン(■)を得た。
(■)は、m、p、71℃〜72℃の白色結晶であり、
ガスクロマトグラフィーにおいて、99.1%の純度で
あった。
ガスクロマトグラフィーにおいて、99.1%の純度で
あった。
実施例 2
4−ヒドロオキシ−グークロロジフェニルアミン(■)
の製造 実施例1と同様に、33.0Pのハイドロキノン(VI
)、39.8Pのオルソクロロアニリン(■)、所定量
の反応溶剤、所定量のリン酸を、所定温度で所定時間反
応させた後、実施例1と同様に処理し、減圧蒸留するこ
とにより、表■に示したように、98%以上の純度の4
−ヒドロキシ−/−クロロジフェニルアミン(■)が、
59′?以上得られた。
の製造 実施例1と同様に、33.0Pのハイドロキノン(VI
)、39.8Pのオルソクロロアニリン(■)、所定量
の反応溶剤、所定量のリン酸を、所定温度で所定時間反
応させた後、実施例1と同様に処理し、減圧蒸留するこ
とにより、表■に示したように、98%以上の純度の4
−ヒドロキシ−/−クロロジフェニルアミン(■)が、
59′?以上得られた。
実施例 3
4−ヒドロキシ−2−クロロジフェニルアミン(■)の
製造 実施例1と同様に、33.0Pのハイドロキノン(Vl
)、39.8fのオルソクロロアニリン(■)、所★★
定量の亜リン酸、所定量の反応溶剤を、所定温度で所定
時間加熱し、実施例1と同様に処理することにより、9
8%以上の純度の4−ヒドロキシ2’−クロロジフェニ
ルアミン(■)カ、581.上得られた。
製造 実施例1と同様に、33.0Pのハイドロキノン(Vl
)、39.8fのオルソクロロアニリン(■)、所★★
定量の亜リン酸、所定量の反応溶剤を、所定温度で所定
時間加熱し、実施例1と同様に処理することにより、9
8%以上の純度の4−ヒドロキシ2’−クロロジフェニ
ルアミン(■)カ、581.上得られた。
実施例 4
4−ヒドロキシ−2’lロロジフエニルアミン(■)の
製造 実施例1と同様に、33.0Pのハイドロキノン(VI
)、39.1’のオルソクロロアニリン(■)、ポリリ
ン酸6.0り、プソイドクメン100m1を仕込み、1
70℃にて15時間加熱した後、実施例1と同様に処理
することにより、98.5%の純度の4−ヒドロキシ−
27−クロロジフェニルアミンUII)、53.1 ?
ヲ得り。
製造 実施例1と同様に、33.0Pのハイドロキノン(VI
)、39.1’のオルソクロロアニリン(■)、ポリリ
ン酸6.0り、プソイドクメン100m1を仕込み、1
70℃にて15時間加熱した後、実施例1と同様に処理
することにより、98.5%の純度の4−ヒドロキシ−
27−クロロジフェニルアミンUII)、53.1 ?
ヲ得り。
実施例 5
4−ヒドロキシ−3−メチル−2−クロロジフェニルア
ミン(X)の製造 24.81のメチルハイドロキノン(XI)、26.5
1のオルソクロロアニリン(■)、7.81のリン酸と
オルソジクロロベンゼン100m1とを、170℃にて
、6時間加熱後、水蒸気蒸留にて、オルソジクロロベン
ゼンを留去した後、析出したハルツ状物質を水冷下にて
攪拌することにより(X)の結晶を44.4f得た。
ミン(X)の製造 24.81のメチルハイドロキノン(XI)、26.5
1のオルソクロロアニリン(■)、7.81のリン酸と
オルソジクロロベンゼン100m1とを、170℃にて
、6時間加熱後、水蒸気蒸留にて、オルソジクロロベン
ゼンを留去した後、析出したハルツ状物質を水冷下にて
攪拌することにより(X)の結晶を44.4f得た。
(X)は、m、p、75〜6℃の淡褐色結晶であり、ガ
スクロマトグラフィーによる純度において、98.8%
であった。
スクロマトグラフィーによる純度において、98.8%
であった。
なお、(X)のメチル基の位置は、13cmmにて決定
した。
した。
実施例 6
4−ヒドロキシ−2’−フロロジフェニルアミン(■)
の製造 22、(lのハイドロキノン(VI)、23.1S’の
オルソクロロアニリン(Xll)、7,8Zのリン酸と
100rrLlのオルソジクロロベンゼンを、170℃
にて、7時間加熱後、オルソジクロロベンゼンを水蒸気
蒸留にて留去し、析出したノ・ルツ状物質を、水冷下に
攪拌することにより、(■)の結晶38.51を得た。
の製造 22、(lのハイドロキノン(VI)、23.1S’の
オルソクロロアニリン(Xll)、7,8Zのリン酸と
100rrLlのオルソジクロロベンゼンを、170℃
にて、7時間加熱後、オルソジクロロベンゼンを水蒸気
蒸留にて留去し、析出したノ・ルツ状物質を、水冷下に
攪拌することにより、(■)の結晶38.51を得た。
この結晶(■)は、m、p、71〜72℃の淡桃色結晶
であり、ガスクロマトグラフィ純度において、99.7
%であった。
であり、ガスクロマトグラフィ純度において、99.7
%であった。
実施例 7
4−メトキシ−2’−クロロジフェニルアミン(XIV
Iの製造 実施例1と同様に、33.0Pのハイドロキノン(VI
)、39.8fのオルソクロロアニリン(■)、11.
8Sl’のリン酸、150rILlのオルソジクロロベ
ンゼンを、170℃にて、8時間加熱した後、150m
、lのオルソジクロロベンゼンと150rrLlの水を
加え、室温にて攪拌し、分液後、有機相に10%の苛性
ソーダ水溶液を加え、4−ヒドロキシ−2’−クロロジ
フェニルアミン(■)ヲ、アルカリ水相に抽出する。
Iの製造 実施例1と同様に、33.0Pのハイドロキノン(VI
)、39.8fのオルソクロロアニリン(■)、11.
8Sl’のリン酸、150rILlのオルソジクロロベ
ンゼンを、170℃にて、8時間加熱した後、150m
、lのオルソジクロロベンゼンと150rrLlの水を
加え、室温にて攪拌し、分液後、有機相に10%の苛性
ソーダ水溶液を加え、4−ヒドロキシ−2’−クロロジ
フェニルアミン(■)ヲ、アルカリ水相に抽出する。
このアルカリ水相に、37.81のジメチル硫酸を、5
0〜60℃にて滴下し、析出物を口別し、乾燥した後、
150rrLlのメタノールで再結晶することにより、
99.4%の純度の4−メトキシ−2′−クロロジフェ
ニルアミン(MIN)、57.11を得た。
0〜60℃にて滴下し、析出物を口別し、乾燥した後、
150rrLlのメタノールで再結晶することにより、
99.4%の純度の4−メトキシ−2′−クロロジフェ
ニルアミン(MIN)、57.11を得た。
α〜は、m、p、66〜67℃の白色結晶であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中Rは、水素原子または低級アルキル基である。 )で表わされるハイドロキノン誘導体と、一般式 (式中Xは、ハロゲン原子である。 )で表わされるオルソハロゲノアニリンとを、亜リン酸
、リン酸あるいはポリリン酸等の無機リン酸系化合物の
存在下で、沸点100℃〜250℃の有機不活性反応溶
剤中で、反応温度100℃〜200℃で反応させること
を特徴とする、一般式 (式中RおよびXは、上で定義したものと同一である。 )で表わされるジフェニルアミン化合物の改良製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53074273A JPS5826905B2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | ジフエニルアミン化合物の改良製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53074273A JPS5826905B2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | ジフエニルアミン化合物の改良製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS552618A JPS552618A (en) | 1980-01-10 |
JPS5826905B2 true JPS5826905B2 (ja) | 1983-06-06 |
Family
ID=13542336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53074273A Expired JPS5826905B2 (ja) | 1978-06-21 | 1978-06-21 | ジフエニルアミン化合物の改良製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5826905B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58103342A (ja) * | 1981-12-15 | 1983-06-20 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | 2,4−ジクロル−4′−ヒドロキシジフエニルアミンの製造法 |
JPS58118545A (ja) * | 1981-12-29 | 1983-07-14 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | 4−ヒドロキシジフエニルアミンの製造法 |
-
1978
- 1978-06-21 JP JP53074273A patent/JPS5826905B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS552618A (en) | 1980-01-10 |
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